JP3013006B2 - 遠隔監視制御方式 - Google Patents
遠隔監視制御方式Info
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- JP3013006B2 JP3013006B2 JP3251902A JP25190291A JP3013006B2 JP 3013006 B2 JP3013006 B2 JP 3013006B2 JP 3251902 A JP3251902 A JP 3251902A JP 25190291 A JP25190291 A JP 25190291A JP 3013006 B2 JP3013006 B2 JP 3013006B2
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- control
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の被監視制御装置
を集中的に監視制御する複数の主監視制御装置を有する
遠隔監視制御方式に利用する。本発明はテレメータリン
グ、警備、その他の遠隔監視に利用する。
を集中的に監視制御する複数の主監視制御装置を有する
遠隔監視制御方式に利用する。本発明はテレメータリン
グ、警備、その他の遠隔監視に利用する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔監視制御方式は、被監視制御
装置の拡張や縮小、または被監視制御装置が持つ監視項
目および制御項目などの増減に対しては、主監視制御装
置が持つソフトウェアプログラムの変更で対処してき
た。
装置の拡張や縮小、または被監視制御装置が持つ監視項
目および制御項目などの増減に対しては、主監視制御装
置が持つソフトウェアプログラムの変更で対処してき
た。
【0003】しかし、通信需要の増大および多様化に伴
い、遠隔監視制御方式が持つ監視制御機能は随時に変更
され、これをソフトプフログラムの変更だけで対処しき
れない場合が生じてきた。
い、遠隔監視制御方式が持つ監視制御機能は随時に変更
され、これをソフトプフログラムの変更だけで対処しき
れない場合が生じてきた。
【0004】これに対処するために、主監視制御装置に
遠隔監視制御方式の最大構成を見越したソフトウェアプ
ログラムの設計を行うか、または被監視制御装置の規模
の変更ならびにその監視項目および制御項目の変更に柔
軟に対処するためにパラメータ設定方式を採用してい
た。
遠隔監視制御方式の最大構成を見越したソフトウェアプ
ログラムの設計を行うか、または被監視制御装置の規模
の変更ならびにその監視項目および制御項目の変更に柔
軟に対処するためにパラメータ設定方式を採用してい
た。
【0005】このパラメータ設定方式は、被監視制御装
置の有無ならびに監視項目および制御項目の有無などを
パラメータとして、このパラメータを主監視制御装置の
記憶装置に保持させ、ソフトウェアプログラムにより監
視制御のソフト処理を行う際に参照して対処していた。
置の有無ならびに監視項目および制御項目の有無などを
パラメータとして、このパラメータを主監視制御装置の
記憶装置に保持させ、ソフトウェアプログラムにより監
視制御のソフト処理を行う際に参照して対処していた。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、このような
従来の遠隔監視制御方式では、パラメータ設定方式の場
合に、単一の主監視制御装置のときにはパラメータを自
装置だけが持てばよいが、複数あるときには各主監視制
御装置が持ちかつそれが同一のものでなけれはならな
い。
従来の遠隔監視制御方式では、パラメータ設定方式の場
合に、単一の主監視制御装置のときにはパラメータを自
装置だけが持てばよいが、複数あるときには各主監視制
御装置が持ちかつそれが同一のものでなけれはならな
い。
【0007】従来、各主監視制御装置が持つパラメータ
は、パーソナルコンピュータ内に実装されたフロッピデ
ィスク装置を使ってフロッピディスクに格納し、それを
他の主監視制御装置のフロッピディスク装置を使って負
荷していた。
は、パーソナルコンピュータ内に実装されたフロッピデ
ィスク装置を使ってフロッピディスクに格納し、それを
他の主監視制御装置のフロッピディスク装置を使って負
荷していた。
【0008】しかし、運用管理形態の多様化および省力
化のために多地点からの遠隔監視制御が行われる場合に
は、パラメータをフロッピディスク渡しで対応すると次
のような問題点があった。 パラメータ用フロッピディスクを各主監視制御装置
に運送しなければならない。 パラメータの新旧更新時が特定できない。 パラメータの同一性を保証することが難しい。 拡張または縮小に対応する処理を迅速に行うことが
難しい。
化のために多地点からの遠隔監視制御が行われる場合に
は、パラメータをフロッピディスク渡しで対応すると次
のような問題点があった。 パラメータ用フロッピディスクを各主監視制御装置
に運送しなければならない。 パラメータの新旧更新時が特定できない。 パラメータの同一性を保証することが難しい。 拡張または縮小に対応する処理を迅速に行うことが
難しい。
【0009】本発明は上記の問題点を解決するもので、
多地点に分散した主監視制御装置で被監視制御装置の監
視制御を行うとともに被監視制御装置の構成形態に変更
が生じても柔軟にかつ迅速に対応でき信頼性を向上し運
用費の逓減ができる遠方監視制御方式を提供することを
目的とする。
多地点に分散した主監視制御装置で被監視制御装置の監
視制御を行うとともに被監視制御装置の構成形態に変更
が生じても柔軟にかつ迅速に対応でき信頼性を向上し運
用費の逓減ができる遠方監視制御方式を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の被監視
制御装置と、この複数の被監視制御装置の運用状態およ
び障害を監視し運用状態の制御を行う複数の主監視制御
装置と、この複数の主監視制御装置と上記複数の被監視
制御装置との間に設置された副監視制御装置とを備えた
遠隔監視制御方式において、各主監視制御装置は、各被
監視制御装置の構成数、監視項目および制御項目に対す
るパラメータを保持しこのパラメータに基づきその変更
に伴う処理を行う手段と、このパラメータを上記副監視
制御装置を介して他の主監視制御装置に転送する手段を
含み、上記副監視制御装置は、一つの主監視制御装置か
らの上記パラメータを他の主監視制御装置に転送する手
段と、上記パラメータを保持し上記複数の被監視制御装
置の監視制御を行う手段とを含み、上記各主監視制御装
置および上記副監視制御装置はそれぞれ、入力する検証
情報に基づきその保持するパラメータを検証する手段
と、入力する時刻情報に基づき旧パラメータと新規パラ
メータとの切替を行う手段とを含むことを特徴とする。
制御装置と、この複数の被監視制御装置の運用状態およ
び障害を監視し運用状態の制御を行う複数の主監視制御
装置と、この複数の主監視制御装置と上記複数の被監視
制御装置との間に設置された副監視制御装置とを備えた
遠隔監視制御方式において、各主監視制御装置は、各被
監視制御装置の構成数、監視項目および制御項目に対す
るパラメータを保持しこのパラメータに基づきその変更
に伴う処理を行う手段と、このパラメータを上記副監視
制御装置を介して他の主監視制御装置に転送する手段を
含み、上記副監視制御装置は、一つの主監視制御装置か
らの上記パラメータを他の主監視制御装置に転送する手
段と、上記パラメータを保持し上記複数の被監視制御装
置の監視制御を行う手段とを含み、上記各主監視制御装
置および上記副監視制御装置はそれぞれ、入力する検証
情報に基づきその保持するパラメータを検証する手段
と、入力する時刻情報に基づき旧パラメータと新規パラ
メータとの切替を行う手段とを含むことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上記複数の主監視制御装
置は、一つのマスタの主監視制御装置とその他のスレー
ブの主監視制御装置とから構成され、上記マスタの主監
視制御装置は上記パラメータ、上記検証情報および上記
時刻情報を上記副監視制御装置に通知する手段を含み、
上記副監視制御装置は上記マスタの主監視制御装置から
の上記パラメータ、上記検証情報および上記時刻情報を
上記スレーブの主監視制御装置に転送する手段を含むこ
とが望ましい。
置は、一つのマスタの主監視制御装置とその他のスレー
ブの主監視制御装置とから構成され、上記マスタの主監
視制御装置は上記パラメータ、上記検証情報および上記
時刻情報を上記副監視制御装置に通知する手段を含み、
上記副監視制御装置は上記マスタの主監視制御装置から
の上記パラメータ、上記検証情報および上記時刻情報を
上記スレーブの主監視制御装置に転送する手段を含むこ
とが望ましい。
【0012】
【作用】各主監視制御装置は、各被監視制御装置の構成
数、監視項目および制御項目に対するパラメータを保持
しこのパラメータに基づきその変更に伴う処理を行い、
このパラメータを副監視制御装置を介して他の主監視制
御装置に転送する。副監視制御装置は、一つの主監視制
御装置からのパラメータを他の主監視制御装置に転送
し、パラメータを保持し複数の被監視制御装置の監視制
御を効率的に行う。各主監視制御装置および副監視制御
装置はそれぞれ、入力する検証情報に基づきその保持す
るパラメータを検証し、入力する時刻情報に基づき旧パ
ラメータと新規パラメータとの切替を行う。また、複数
の内の一つのホストの主監視制御装置は、パラメータ、
検証情報および時刻情報を副監視制御装置に通知し、副
監視制御装置を介して他のスレーブの主監視制御装置に
通知する。
数、監視項目および制御項目に対するパラメータを保持
しこのパラメータに基づきその変更に伴う処理を行い、
このパラメータを副監視制御装置を介して他の主監視制
御装置に転送する。副監視制御装置は、一つの主監視制
御装置からのパラメータを他の主監視制御装置に転送
し、パラメータを保持し複数の被監視制御装置の監視制
御を効率的に行う。各主監視制御装置および副監視制御
装置はそれぞれ、入力する検証情報に基づきその保持す
るパラメータを検証し、入力する時刻情報に基づき旧パ
ラメータと新規パラメータとの切替を行う。また、複数
の内の一つのホストの主監視制御装置は、パラメータ、
検証情報および時刻情報を副監視制御装置に通知し、副
監視制御装置を介して他のスレーブの主監視制御装置に
通知する。
【0013】以上により多地点に分散した主監視制御装
置で被監視制御装置の監視制御を行うとともに被監視制
御装置の構成形態に変更が生じても柔軟にかつ迅速に対
応でき信頼性を向上し運用費の逓減ができる。
置で被監視制御装置の監視制御を行うとともに被監視制
御装置の構成形態に変更が生じても柔軟にかつ迅速に対
応でき信頼性を向上し運用費の逓減ができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明一実施例遠隔監視制御方式のブロッ
ク構成図である。図2は本発明の遠隔監視制御方式の主
監視制御装置のブロック構成図である。図3は本発明の
遠隔監視制御方式の副監視制御装置のブロック構成図で
ある。
する。図1は本発明一実施例遠隔監視制御方式のブロッ
ク構成図である。図2は本発明の遠隔監視制御方式の主
監視制御装置のブロック構成図である。図3は本発明の
遠隔監視制御方式の副監視制御装置のブロック構成図で
ある。
【0015】図1〜図3において、遠隔監視制御方式
は、複数の被監視制御装置6011〜6013、6021〜6
023、6031〜6033と、被監視制御装置60の運用状
態および障害を監視し運用状態の制御を行う複数の主監
視制御装置101 〜103 と、主監視制御装置10と被
監視制御装置60との間に設置された副監視制御装置5
0と、主監視制御装置101 と副監視制御装置50とを
接続するモデム201 、衛星通信回線301 およびモデ
ム401 と、主監視制御装置102 と副監視制御装置5
0とを接続するモデム202 、公衆電話網302 および
モデム402 と、主監視制御装置103 と副監視制御装
置50とを接続するモデム203 、専用回線303 およ
びモデム403 とを備える。
は、複数の被監視制御装置6011〜6013、6021〜6
023、6031〜6033と、被監視制御装置60の運用状
態および障害を監視し運用状態の制御を行う複数の主監
視制御装置101 〜103 と、主監視制御装置10と被
監視制御装置60との間に設置された副監視制御装置5
0と、主監視制御装置101 と副監視制御装置50とを
接続するモデム201 、衛星通信回線301 およびモデ
ム401 と、主監視制御装置102 と副監視制御装置5
0とを接続するモデム202 、公衆電話網302 および
モデム402 と、主監視制御装置103 と副監視制御装
置50とを接続するモデム203 、専用回線303 およ
びモデム403 とを備える。
【0016】ここで本発明の特徴とするところは、各主
監視制御装置10は、各被監視制御装置60の構成数、
監視項目および制御項目に対するパラメータを保持しこ
のパラメータに基づきその変更に伴う処理を行う手段
と、このパラメータを副監視制御装置50を介して他の
主監視制御装置10に転送する手段を含み、副監視制御
装置50は、一つの主監視制御装置10からのパラメー
タを他の主監視制御装置10に転送する手段と、パラメ
ータを保持し被監視制御装置60の監視制御を効率的に
行う手段とを含み、各主監視制御装置10および副監視
制御装置50はそれぞれ、入力する検証情報に基づきそ
の保持するパラメータを検証する手段と、入力する時刻
情報に基づき旧パラメータと新規パラメータとの切替を
行う手段とを含むことを特徴とする。
監視制御装置10は、各被監視制御装置60の構成数、
監視項目および制御項目に対するパラメータを保持しこ
のパラメータに基づきその変更に伴う処理を行う手段
と、このパラメータを副監視制御装置50を介して他の
主監視制御装置10に転送する手段を含み、副監視制御
装置50は、一つの主監視制御装置10からのパラメー
タを他の主監視制御装置10に転送する手段と、パラメ
ータを保持し被監視制御装置60の監視制御を効率的に
行う手段とを含み、各主監視制御装置10および副監視
制御装置50はそれぞれ、入力する検証情報に基づきそ
の保持するパラメータを検証する手段と、入力する時刻
情報に基づき旧パラメータと新規パラメータとの切替を
行う手段とを含むことを特徴とする。
【0017】また、複数の主監視制御装置10は、一つ
のマスタの主監視制御装置10とその他のスレーブの主
監視制御装置10とから構成され、マスタの主監視制御
装置10はパラメータ、検証情報および時刻情報を副主
監視制御装置50に通知する手段を含み、副監視制御装
置50はマスタの主監視制御装置からのパラメータ、検
証情報および時刻情報をスレーブの主監視制御装置に転
送する手段を含む。
のマスタの主監視制御装置10とその他のスレーブの主
監視制御装置10とから構成され、マスタの主監視制御
装置10はパラメータ、検証情報および時刻情報を副主
監視制御装置50に通知する手段を含み、副監視制御装
置50はマスタの主監視制御装置からのパラメータ、検
証情報および時刻情報をスレーブの主監視制御装置に転
送する手段を含む。
【0018】このような構成の遠隔監視制御方式の動作
について説明する。図4は本発明の遠隔監視制御方式の
主監視制御装置および副監視制御装置のパラメータ、検
証情報および時刻情報の転送動作を示すシーケンス図で
ある。図5は本発明の遠隔監視制御方式の主監視制御装
置および副監視制御装置の時刻合わせの転送動作を示す
シーケンス図である。
について説明する。図4は本発明の遠隔監視制御方式の
主監視制御装置および副監視制御装置のパラメータ、検
証情報および時刻情報の転送動作を示すシーケンス図で
ある。図5は本発明の遠隔監視制御方式の主監視制御装
置および副監視制御装置の時刻合わせの転送動作を示す
シーケンス図である。
【0019】図1において、主監視制御装置101 は、
衛星通信回線301 を介して副監視制御装置50に接続
される。また、主監視制御装置102 は地上系のPST
N(Public SwitchingTelepho
ne Network、公衆電話網302 )を介して、
また主監視制御装置103 は地上系の専用回線303 を
介して副監視制御装置に接続され、それらは多地点に分
散されて配置されることを示している。さらに、主監視
制御装置103 は、副監視制御装置50や被監視制御装
置60が設置されている場所に置かれる場合もある。
衛星通信回線301 を介して副監視制御装置50に接続
される。また、主監視制御装置102 は地上系のPST
N(Public SwitchingTelepho
ne Network、公衆電話網302 )を介して、
また主監視制御装置103 は地上系の専用回線303 を
介して副監視制御装置に接続され、それらは多地点に分
散されて配置されることを示している。さらに、主監視
制御装置103 は、副監視制御装置50や被監視制御装
置60が設置されている場所に置かれる場合もある。
【0020】次に、各通信回線上に配置されるモデム2
0、40は、それぞれの通信回線の電気的仕様および物
理的仕様を満足するものである。たとえば、公衆電話網
302 に接続されるモデム202 、402 は自動ダイヤ
リング機能を持つものである。
0、40は、それぞれの通信回線の電気的仕様および物
理的仕様を満足するものである。たとえば、公衆電話網
302 に接続されるモデム202 、402 は自動ダイヤ
リング機能を持つものである。
【0021】図2において、主監視制御装置10は、基
本的にパーソナルコンピュータをベースとするものであ
り、外部に表示装置12とプリンタ13、キーボード1
4、ハードディスク装置15およびフロッピディスク装
置16が設けられる。ハードディスク装置15およびフ
ロッピイディスク装置16は内部に実装されることもあ
る。
本的にパーソナルコンピュータをベースとするものであ
り、外部に表示装置12とプリンタ13、キーボード1
4、ハードディスク装置15およびフロッピディスク装
置16が設けられる。ハードディスク装置15およびフ
ロッピイディスク装置16は内部に実装されることもあ
る。
【0022】図3において、各主監視制御装置10およ
び各被監視制御装置60は通信処理を効果的に行うため
に直接接続せず間に副監視制御装置50を置いている。
基本的には複数の通信インタフェース回路52、53と
中央処理装置51とがCPUバス55で接続されてい
る。したがって、各主監視制御装置10とは通信インタ
フェース回路52を介して接続され、また各副監視制御
装置60とは通信インタフェース回路53を介して接続
される。
び各被監視制御装置60は通信処理を効果的に行うため
に直接接続せず間に副監視制御装置50を置いている。
基本的には複数の通信インタフェース回路52、53と
中央処理装置51とがCPUバス55で接続されてい
る。したがって、各主監視制御装置10とは通信インタ
フェース回路52を介して接続され、また各副監視制御
装置60とは通信インタフェース回路53を介して接続
される。
【0023】次に、図3における一つの通信インタフェ
ース回路53を介して複数の被監視制御装置60とHD
LC(High Data Link Contro
l)プロトコル通信が行われる。この一つの被監視制御
装置の集合をグループと呼ぶが、副監視制御装置50は
通信インタフェース回路53が実装できる範囲の複数グ
ループの通信管理を行う。また、各グループ内におい
て、各被監視制御装置60は、それぞれ同一の機能を持
つものや異なる機能をもつものが混在する場合がある。
ース回路53を介して複数の被監視制御装置60とHD
LC(High Data Link Contro
l)プロトコル通信が行われる。この一つの被監視制御
装置の集合をグループと呼ぶが、副監視制御装置50は
通信インタフェース回路53が実装できる範囲の複数グ
ループの通信管理を行う。また、各グループ内におい
て、各被監視制御装置60は、それぞれ同一の機能を持
つものや異なる機能をもつものが混在する場合がある。
【0024】次に、本実施例の各手段について説明す
る。上述に説明した遠隔監視制御方式において、各グル
ープ内の被監視制御装置60の数、または種類の変更に
伴い主監視制御装置10でも、各被監視制御装置60に
対応した監視により運用状態の表示や動作機能の制御を
行う必要がある。これには、これを可能とするソフトウ
エアプログラムの変更があるが、上述したように多くの
問題点がある。そこで、あらかじめ変更される要素をパ
ラメータとしておき、必要に応じてそのパラメータを変
更して対処することがコスト的にも、方式の運用上、ま
たは信頼性を確保する面からも重要視される。
る。上述に説明した遠隔監視制御方式において、各グル
ープ内の被監視制御装置60の数、または種類の変更に
伴い主監視制御装置10でも、各被監視制御装置60に
対応した監視により運用状態の表示や動作機能の制御を
行う必要がある。これには、これを可能とするソフトウ
エアプログラムの変更があるが、上述したように多くの
問題点がある。そこで、あらかじめ変更される要素をパ
ラメータとしておき、必要に応じてそのパラメータを変
更して対処することがコスト的にも、方式の運用上、ま
たは信頼性を確保する面からも重要視される。
【0025】本実施例では、各主監視制御装置10は、
図2に示すキーボード14および表示装置12のマンマ
シンインタフェースを使用してパラメータを自由に設定
できる。そのパラメータはハードディスク装置15に格
納され、必要に応じて他の主監視制御装置10に分配さ
れる。また、通常の方式運用時にこのパラメータはハー
ドディスク装置15からパーソナルコンピュータ11内
のRAMにも格納されソフト処理に使用される。パラメ
ータの内容は次のものがある。 各グループ内に接続される被監視制御装置60の数
量およびその有無。 各グループ内に接続される被監視制御装置60とH
DLCプロトコル通信する際のデータパケット表。 主監視制御装置10内において各監視項目のソフト
処理を行う際の定義。たとえば、障害状態をメジャーア
ラームとするかマイナアラームとするかをパラメータで
定義し、識別により表示を行えるようにする。 副監視制御装置50は各被監視制御装置60の運用
状態の監視のために行うポーリング間隔をパラメータで
定義する。
図2に示すキーボード14および表示装置12のマンマ
シンインタフェースを使用してパラメータを自由に設定
できる。そのパラメータはハードディスク装置15に格
納され、必要に応じて他の主監視制御装置10に分配さ
れる。また、通常の方式運用時にこのパラメータはハー
ドディスク装置15からパーソナルコンピュータ11内
のRAMにも格納されソフト処理に使用される。パラメ
ータの内容は次のものがある。 各グループ内に接続される被監視制御装置60の数
量およびその有無。 各グループ内に接続される被監視制御装置60とH
DLCプロトコル通信する際のデータパケット表。 主監視制御装置10内において各監視項目のソフト
処理を行う際の定義。たとえば、障害状態をメジャーア
ラームとするかマイナアラームとするかをパラメータで
定義し、識別により表示を行えるようにする。 副監視制御装置50は各被監視制御装置60の運用
状態の監視のために行うポーリング間隔をパラメータで
定義する。
【0026】次に、パラメータを副監視制御装置50を
介して各主監視制御装置10に分配する手段について説
明する。
介して各主監視制御装置10に分配する手段について説
明する。
【0027】図4において、主監視制御装置101 は、
マスタであり、他の主監視制御装置102 、103 はス
レーブの状態である。すなわち、主監視制御装置10の
中にマスタとスレーブとのいわゆる主従の関係を持つ形
態を取入れ、監視制御に対する制御機能の制限およびパ
ラメータを変更して他の主監視制御装置10に分配する
機能の制御を図っている。マスタはどの主監視制御装置
10でもなれるが、図4では主監視制御装置101 をマ
スタとして説明する。
マスタであり、他の主監視制御装置102 、103 はス
レーブの状態である。すなわち、主監視制御装置10の
中にマスタとスレーブとのいわゆる主従の関係を持つ形
態を取入れ、監視制御に対する制御機能の制限およびパ
ラメータを変更して他の主監視制御装置10に分配する
機能の制御を図っている。マスタはどの主監視制御装置
10でもなれるが、図4では主監視制御装置101 をマ
スタとして説明する。
【0028】マスタである主監視制御装置101 は、パ
ラメータの新規設定または遠隔監視制御方式の拡張およ
び変更に伴うパラメータをまず副監視制御装置50に転
送(P転送)する。副監視制御装置50は、これを正し
く受信されると自分自身でこのパラメータを使用するた
めに、書替え読出し可能な不揮発性記憶回路に格納す
る。副監視制御装置50はこのパラメータが不揮発性記
憶回路に正しく格納されると、応答(P応答─1)を返
送する。これと同時に他の主監視制御装置102 、10
3 にもそれぞれ転送(P転送)する。主監視制御装置1
02 、103 は、そのハードディスク装置15に格納さ
れると、この格納された同一のパラメータを応答(P応
答)として副監視制御装置50に返送する。
ラメータの新規設定または遠隔監視制御方式の拡張およ
び変更に伴うパラメータをまず副監視制御装置50に転
送(P転送)する。副監視制御装置50は、これを正し
く受信されると自分自身でこのパラメータを使用するた
めに、書替え読出し可能な不揮発性記憶回路に格納す
る。副監視制御装置50はこのパラメータが不揮発性記
憶回路に正しく格納されると、応答(P応答─1)を返
送する。これと同時に他の主監視制御装置102 、10
3 にもそれぞれ転送(P転送)する。主監視制御装置1
02 、103 は、そのハードディスク装置15に格納さ
れると、この格納された同一のパラメータを応答(P応
答)として副監視制御装置50に返送する。
【0029】副監視制御装置50は、返送された応答
(P応答)のパラメータと自分の持つパラメータとを比
較し、一致すればマスタの主監視制御装置101 に応答
(P応答─2)を返送する。応答(P応答─1)と応答
(応答─2)とはやはりマスタの主監視制御装置101
が転送した転送(P転送)の内容と同一のものを応答と
して返送することになる。これを図4の部分aで示す。
もし、スレーブの主監視制御装置102 が遠隔監視制御
方式の運用途中から参加しても、副監視制御装置50が
持つパラメータを転送してもらえば運用に参加できる。
これを図4の部分bに示す。
(P応答)のパラメータと自分の持つパラメータとを比
較し、一致すればマスタの主監視制御装置101 に応答
(P応答─2)を返送する。応答(P応答─1)と応答
(応答─2)とはやはりマスタの主監視制御装置101
が転送した転送(P転送)の内容と同一のものを応答と
して返送することになる。これを図4の部分aで示す。
もし、スレーブの主監視制御装置102 が遠隔監視制御
方式の運用途中から参加しても、副監視制御装置50が
持つパラメータを転送してもらえば運用に参加できる。
これを図4の部分bに示す。
【0030】さらに、パラメータの転送(P転送)や格
納の過程で誤りが発生した場合には、応答として否定応
答を返すことや、また転送側でタイマを持ち規定時間内
に応答がなければパラメータの再送を行う手段を合わせ
持っている。
納の過程で誤りが発生した場合には、応答として否定応
答を返すことや、また転送側でタイマを持ち規定時間内
に応答がなければパラメータの再送を行う手段を合わせ
持っている。
【0031】次に、副監視制御装置50やスレーブの主
監視制御装置102、103 が持つパラメータは、マス
タの主監視制御装置101 が持つそれと同一でなけれは
ならない。この同一性の保証はパラメータの検証で定期
的に実行され、P/T要求に対するP/T応答で行われ
る。これを図4の部分cで示す。定期的とは、1日/回
とか半日/回の長期ベースで行われる。マスタの主監視
制御装置101 が転送するP/T要求がパラメータの検
証を行うトリガとなる。もし、それぞれの過程で不一致
が発生すれば、それぞれ表示装置12に誤りメッセージ
を表示すると共にマスタの主監視制御装置101 に知ら
せる。誤り訂正は図4の部分aと同じ方法で修正を行
う。
監視制御装置102、103 が持つパラメータは、マス
タの主監視制御装置101 が持つそれと同一でなけれは
ならない。この同一性の保証はパラメータの検証で定期
的に実行され、P/T要求に対するP/T応答で行われ
る。これを図4の部分cで示す。定期的とは、1日/回
とか半日/回の長期ベースで行われる。マスタの主監視
制御装置101 が転送するP/T要求がパラメータの検
証を行うトリガとなる。もし、それぞれの過程で不一致
が発生すれば、それぞれ表示装置12に誤りメッセージ
を表示すると共にマスタの主監視制御装置101 に知ら
せる。誤り訂正は図4の部分aと同じ方法で修正を行
う。
【0032】次に、副監視制御装置50およびスレーブ
の主監視制御装置102 、103 が持つ旧パラメータす
なわち現在運用に使われている旧パラメータと図4の部
分aで転送された新規パラメータとの切替が必要となっ
てくる。切替時期はマスタの主監視制御装置101 のマ
ンマシンインタフェースで行う。しかし、新旧パラメー
タの主監視制御装置は遠隔監視制御方式内で同時に実行
されなければならないが、主監視制御装置10と副監視
制御装置50との間の通信回線による通信遅延時間のバ
ラッキと副監視制御装置50および主監視制御装置10
内のソフト処理時間のバラツキとから同時に切替えるこ
とができない。
の主監視制御装置102 、103 が持つ旧パラメータす
なわち現在運用に使われている旧パラメータと図4の部
分aで転送された新規パラメータとの切替が必要となっ
てくる。切替時期はマスタの主監視制御装置101 のマ
ンマシンインタフェースで行う。しかし、新旧パラメー
タの主監視制御装置は遠隔監視制御方式内で同時に実行
されなければならないが、主監視制御装置10と副監視
制御装置50との間の通信回線による通信遅延時間のバ
ラッキと副監視制御装置50および主監視制御装置10
内のソフト処理時間のバラツキとから同時に切替えるこ
とができない。
【0033】そこで、本実施例では、各主監視制御装置
10と副監視制御装置50とが持つ計時手段が発生する
時刻情報により切替を行う手段を有している。新旧切替
の時刻情報は、図4の部分cのP/T転送およびP/T
応答と同じシーケンスで送られる。また、時刻情報は、
このシーケンスが正しく行われマスタの主監視制御装置
101 にP/T応答が返送されるまでの時間と余裕とを
見て設定される。新旧切替時において、副監視制御装置
50は、時刻情報で示された時刻前後で被監視制御装置
60の運用状態を示す監視情報を所定時間主監視制御装
置10に転送しないものとしている。これは、副監視制
御装置50および主監視制御装置10の切替がほぼ同時
に行われたときに、通信回線上の監視情報やすでに主監
視制御装置10内に到着しているがまだソフト処理され
ていない監視情報による誤表示を防止している。
10と副監視制御装置50とが持つ計時手段が発生する
時刻情報により切替を行う手段を有している。新旧切替
の時刻情報は、図4の部分cのP/T転送およびP/T
応答と同じシーケンスで送られる。また、時刻情報は、
このシーケンスが正しく行われマスタの主監視制御装置
101 にP/T応答が返送されるまでの時間と余裕とを
見て設定される。新旧切替時において、副監視制御装置
50は、時刻情報で示された時刻前後で被監視制御装置
60の運用状態を示す監視情報を所定時間主監視制御装
置10に転送しないものとしている。これは、副監視制
御装置50および主監視制御装置10の切替がほぼ同時
に行われたときに、通信回線上の監視情報やすでに主監
視制御装置10内に到着しているがまだソフト処理され
ていない監視情報による誤表示を防止している。
【0034】次に、スレーブの主監視制御装置102 、
103 および副監視制御装置50が持つ計時手段の時刻
の変更について説明する。上述した新旧パラメータの更
新は遠隔監視制御方式全体が同時に実行されるのがもっ
とも効果的である。これには、上述した理由で各装置が
持つ計時手段の時刻情報で実行タイミングを決めてい
る。しかし、時刻情報は、計時手段に供給される水晶発
振器の周波数精度のバラツキや秒単位の設定のバラツキ
によって異なる場合がある。したがって、上述した切替
前後における監視情報の転送を中断するいわゆるデッド
ロスを逓減するためには、遠隔監視制御方式全体での時
刻合わせが必要となる。
103 および副監視制御装置50が持つ計時手段の時刻
の変更について説明する。上述した新旧パラメータの更
新は遠隔監視制御方式全体が同時に実行されるのがもっ
とも効果的である。これには、上述した理由で各装置が
持つ計時手段の時刻情報で実行タイミングを決めてい
る。しかし、時刻情報は、計時手段に供給される水晶発
振器の周波数精度のバラツキや秒単位の設定のバラツキ
によって異なる場合がある。したがって、上述した切替
前後における監視情報の転送を中断するいわゆるデッド
ロスを逓減するためには、遠隔監視制御方式全体での時
刻合わせが必要となる。
【0035】次に、時刻合わせのシーケンスについて説
明する。基本的には図4の部分cのシーケンスで行われ
るが、その詳細な一例を図5に示す。まず、マスタの主
監視制御装置101 とスレーブの主監視制御装置102
との間の遅延時間を測定する。マスタの主監視制御装置
101 は、自分の時計の時刻が00秒であれば時刻t1
が「00」秒という時刻をスレーブの主監視制御装置1
02 に送る。一方、スレーブの主監視制御装置10
2 は、自分の時計に時刻t1 が「00」秒を選定する。
ソフト処理の遅延時間もあり、自分の時計が「01」秒
となった後にその時刻をマスタの主監視制御装置101
に時刻t1 ′が「01」秒として返送する。マスタの主
監視制御装置101 が時刻t1 ′が「01」秒を受信し
たときの実時刻Tが「02」秒とすれば通信路上の遅延
時間およびソフト処理時間も含め「02」秒間かかった
ことになる。
明する。基本的には図4の部分cのシーケンスで行われ
るが、その詳細な一例を図5に示す。まず、マスタの主
監視制御装置101 とスレーブの主監視制御装置102
との間の遅延時間を測定する。マスタの主監視制御装置
101 は、自分の時計の時刻が00秒であれば時刻t1
が「00」秒という時刻をスレーブの主監視制御装置1
02 に送る。一方、スレーブの主監視制御装置10
2 は、自分の時計に時刻t1 が「00」秒を選定する。
ソフト処理の遅延時間もあり、自分の時計が「01」秒
となった後にその時刻をマスタの主監視制御装置101
に時刻t1 ′が「01」秒として返送する。マスタの主
監視制御装置101 が時刻t1 ′が「01」秒を受信し
たときの実時刻Tが「02」秒とすれば通信路上の遅延
時間およびソフト処理時間も含め「02」秒間かかった
ことになる。
【0036】次に、スレーブの主監視制御装置102 の
実時刻を設定する。マスタの主監視制御装置101 は、
実時刻Tが「03」秒であることと遅延時間とを考慮し
て再度時刻t2 が「04」秒として送る。スレーブの主
監視制御装置102 は、自分の時計を時刻t2 が「0
4」秒で更新する。そしてソフト処理後に時刻t2 ′が
「05」秒として返送する。マスタの主監視制御装置1
01 は、この時刻t2 ′が「05」秒を受信すると共に
自分の時刻Tが「05」秒であることと比較する。比較
した結果を保持すると共に同じ処理を適切なタイムイン
タバルを取ってさらに2回続けて比較し、その結果にバ
ラツキがないかどうかを判断し、規定範囲内(本実施例
では「1」秒以内)であれば時計調整は終了する。他の
スレーブの主監視制御装置103 および副監視制御装置
50に対しても同じ方法で行われる。
実時刻を設定する。マスタの主監視制御装置101 は、
実時刻Tが「03」秒であることと遅延時間とを考慮し
て再度時刻t2 が「04」秒として送る。スレーブの主
監視制御装置102 は、自分の時計を時刻t2 が「0
4」秒で更新する。そしてソフト処理後に時刻t2 ′が
「05」秒として返送する。マスタの主監視制御装置1
01 は、この時刻t2 ′が「05」秒を受信すると共に
自分の時刻Tが「05」秒であることと比較する。比較
した結果を保持すると共に同じ処理を適切なタイムイン
タバルを取ってさらに2回続けて比較し、その結果にバ
ラツキがないかどうかを判断し、規定範囲内(本実施例
では「1」秒以内)であれば時計調整は終了する。他の
スレーブの主監視制御装置103 および副監視制御装置
50に対しても同じ方法で行われる。
【0037】時刻の合わせ方については、さらに次の方
法がある。副監視制御装置50に高精度の時計を置き、
主監視制御装置10に時刻情報を定期的(1回/日)に
分配しそれを基にして各時計を更新する方法である。し
かし、通信路上における時刻情報の遅延時間を補正する
とすれば上述したシーケンスを逆方向で実現する必要が
ある。
法がある。副監視制御装置50に高精度の時計を置き、
主監視制御装置10に時刻情報を定期的(1回/日)に
分配しそれを基にして各時計を更新する方法である。し
かし、通信路上における時刻情報の遅延時間を補正する
とすれば上述したシーケンスを逆方向で実現する必要が
ある。
【0038】最後に、主監視制御装置10におけるマス
タとスレーブとの関係について説明する。マスタは3台
の主監視制御装置10内に一つだけ存在し、他はスレー
ブとなる。この場合にはマスタの主監視制御装置は被監
視制御装置60の動作機能の制御を行うが、スレーブの
主監視制御装置は行わない。一方、被監視制御装置60
の監視はマスタおよびスレーブの両方で行える。マスタ
とスレーブとの切替は副監視制御装置50で行うが、特
別な切替論理を持つわけでなく、スレーブからマスタ昇
格の要求がありしだいマスタ権を与える。もし、複数の
主監視制御装置からの要求があったときには先発優先と
する。
タとスレーブとの関係について説明する。マスタは3台
の主監視制御装置10内に一つだけ存在し、他はスレー
ブとなる。この場合にはマスタの主監視制御装置は被監
視制御装置60の動作機能の制御を行うが、スレーブの
主監視制御装置は行わない。一方、被監視制御装置60
の監視はマスタおよびスレーブの両方で行える。マスタ
とスレーブとの切替は副監視制御装置50で行うが、特
別な切替論理を持つわけでなく、スレーブからマスタ昇
格の要求がありしだいマスタ権を与える。もし、複数の
主監視制御装置からの要求があったときには先発優先と
する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、多地点
に分散した主監視制御装置で被監視制御装置の監視制御
を行うとともに被監視制御装置の構成形態に変更が生じ
ても柔軟にかつ迅速に対応でき信頼性を向上し運用費の
逓減ができる優れた効果がある。
に分散した主監視制御装置で被監視制御装置の監視制御
を行うとともに被監視制御装置の構成形態に変更が生じ
ても柔軟にかつ迅速に対応でき信頼性を向上し運用費の
逓減ができる優れた効果がある。
【図1】本発明一実施例遠隔監視制御方式のブロック構
成図。
成図。
【図2】本発明の遠隔監視制御方式の主監視制御装置の
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図3】本発明の遠隔監視制御方式の副監視制御装置の
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図4】本発明の遠隔監視制御方式の主監視制御装置お
よび副監視制御装置のパラメータ、検証情報および時刻
情報の転送動作を示すシーケンス図。
よび副監視制御装置のパラメータ、検証情報および時刻
情報の転送動作を示すシーケンス図。
【図5】本発明の遠隔監視制御方式の主監視制御装置お
よび副監視制御装置の時刻合わせの転送動作を示すシー
ケンス図。
よび副監視制御装置の時刻合わせの転送動作を示すシー
ケンス図。
101 〜103 主監視制御装置 11 パーソナルコンピュータ 12 表示装置 13 プリンタ 14 キーボード 15 ハードディスク装置 16 フロッピディスク装置 201 〜203 、401 〜403 モデム 301 衛星通信回線 302 公衆電話網(PSTN) 303 専用回線 50 副監視制御装置 51 中央処理装置 521 〜523 、531 〜533 通信インタフェース
回路 54 パラレルインタフェース 55 CPUバス 6011〜6013、6021〜6023、6031〜6033 被
監視制御装置
回路 54 パラレルインタフェース 55 CPUバス 6011〜6013、6021〜6023、6031〜6033 被
監視制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の被監視制御装置と、この複数の被
監視制御装置の運用状態および障害を監視し運用状態の
制御を行う複数の主監視制御装置と、この複数の主監視
制御装置と上記複数の被監視制御装置との間に設置され
た副監視制御装置とを備えた遠遠隔視制御方式におい
て、 各主監視制御装置は、各被監視制御装置の構成数、監視
項目および制御項目に対するパラメータを保持しこのパ
ラメータに基づきその変更に伴う処理を行う手段と、こ
のパラメータを上記副監視制御装置を介して他の主監視
制御装置に転送する手段を含み、 上記副監視制御装置は、一つの主監視制御装置からの上
記パラメータを他の主監視制御装置に転送する手段と、
上記パラメータを保持し上記複数の被監視制御装置の監
視制御を行う手段とを含み、 上記各主監視制御装置および上記副監視制御装置はそれ
ぞれ、入力する検証情報に基づきその保持するパラメー
タを検証する手段と、入力する時刻情報に基づき旧パラ
メータと新規パラメータとの切替を行う手段とを含むこ
とを特徴とする遠隔監視制御方式。 - 【請求項2】 上記複数の主監視制御装置は、一つのマ
スタの主監視制御装置とその他のスレーブの主監視制御
装置とから構成され、上記マスタの主監視制御装置は上
記パラメータ、上記検証情報および上記時刻情報を上記
副監視制御装置に通知する手段を含み、上記副監視制御
装置は上記マスタの主監視制御装置からの上記パラメー
タ、上記検証情報および上記時刻情報を上記スレーブの
主監視制御装置に転送する手段を含む請求項1記載の遠
隔監視制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251902A JP3013006B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 遠隔監視制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251902A JP3013006B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 遠隔監視制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591560A JPH0591560A (ja) | 1993-04-09 |
JP3013006B2 true JP3013006B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=17229659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3251902A Expired - Lifetime JP3013006B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 遠隔監視制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013006B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3251902A patent/JP3013006B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0591560A (ja) | 1993-04-09 |
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