JP3012335U - 身体当接用パット - Google Patents

身体当接用パット

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JP3012335U
JP3012335U JP1994015353U JP1535394U JP3012335U JP 3012335 U JP3012335 U JP 3012335U JP 1994015353 U JP1994015353 U JP 1994015353U JP 1535394 U JP1535394 U JP 1535394U JP 3012335 U JP3012335 U JP 3012335U
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JP
Japan
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surface forming
forming cloth
contact
cloth
pad
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JP1994015353U
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Inventor
誠 五関
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Morito Co Ltd
Original Assignee
Morito Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持バンドを使用することなく、パット本体
が所定部位からズレないように安定的に且つ簡単に装着
できるとともに、違和感の生じる部位を少なくすること
ができる身体当接用パットを安価に提供することを目的
としている。 【構成】 当接面形成生地1と押圧面形成生地2と保温
層11とを同形状に裁断し、当接面形成生地1の表面
に、面ファスナー雌片3の一対を、使用部位に対応する
きゅう点間隔4(つぼ間隔)を設けて縫着固定する一
方、押圧面形成生地2の表面に、滑止片5の数本を縫着
固定した後、保温層11を真ん中として周縁を縫着する
ことによりパット本体6を製作し、別に製作した、裏面
を前記面ファスナー雌片3に脱着自在に固定される面フ
ァスナー雄片7と磁石露出孔12を穿設した保持片9の
間に磁石8を露出させて接着保持した磁石保持体10の
一対を、前記面ファスナー雌片3に脱着自在に取付けた
構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、整形外科等において、肩、背中、腰の血行を良好にして、肩凝り、 背中痛、腰痛を軽減又は解消する目的で使用される身体当接用パットに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の身体当接用パットは、身体当接面のきゅう点位置に磁石を固定したパッ ト本体に保持バンドを逢着して、身体の所定位置にパット本体が当接維持される ようにした構成であって、保持バンドを身体に巻つけて結ぶように、あるいは面 ファスナーで面着するように使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来の身体当接用パットは、パット本体に保持バンドを具備させて いるために、身体への装着作業が大げさとなるとともに、保持バンドを形成する ために多くの生地材料を使用することからコストアップとなり、また結び目が形 成される場合には該結び目部分が嵩高くなり、面ファスナーの面着の場合には重 ね部分が分厚くなって、パット当接部分以外の部分に違和感を与えるだけでなく 、衣服の着装ラインを崩す点に解決すべき課題があった。
【0004】 本考案は、保持バンドを使用することなく、パット本体が所定部位からズレな いように安定的に且つ簡単に装着できるとともに、違和感の生じる部位を少なく することができる身体当接用パットを安価に提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る身体当接用パットは、肩、背中、腰のいずれかに当接する所望輪 郭形状の当接面形成生地に、着衣で押圧する押圧面形成生地を、保温層を介して 又は介在せずに重着するとともに、前記当接面形成生地の表面に磁力線又は遠赤 外線発散手段を具備させ、また前記押圧面形成生地の表面に滑止手段を具備させ た構成である。
【0006】
【作用】
上記のように構成した身体当接用パットは、パット本体の押圧面形成生地の表 面に滑止手段を施すことにより、磁力線又は遠赤外線発散手段を設けた当接面側 が肌に密着するように身体の所要部位と肌着の間へ挿入すれば、肌着の肌への密 着力による滑止作用が得られ、従来のように保持バンドを具備させることなく、 パット本体を身体の所定部位に安定的に保持し、身体当接用パットの装着の違和 感を軽減し、ズレを防止するようになる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の実施例に係る身体当接用パットの分解断面図、図2は完成品の 正面図、図3は完成品の背面図であって、背中又は腰のいずれかに当接する吸湿 性、感触性に優れた生地、例えば、タオル地からなる小判形の当接面形成生地1 と着衣で押圧する押圧面形成生地2とを、綿、不織布、スポンジ等のいずれかか らなる保温層11を介して重ねて周縁を縫着するとともに、前記当接面形成生地 1の表面に、後記磁石保持体10よりも広い面積とした肌触りの良い面ファスナ ー雌片3の一対を、使用部位に対応するきゅう点間隔4(つぼ間隔)を設けて縫 着固定し、また前記押圧面形成生地2の表面に、滑止抵抗の大きい、例えば、雄 側面ファスナーの無数のフックのような、或は基布に硬質の起毛糸を植えて起毛 しないテープ体の表面のような粗面とした滑止片5の数本を縫着固定したパット 本体6と、裏面を前記面ファスナー雌片3に脱着自在に固定される面ファスナー 雄片7の表面に磁石8を露出させて保持する保持片9を重着した、前記面ファス ナー雌片3に対応する数の磁石保持体10とからなる構成である。
【0008】 なお、上記実施例では、身体刺激体として磁石8を用いたが、遠赤外線セラミ ックスを使用する場合もあり、また、当接面形成生地1として、遠赤外線を発散 するセラミックス練り込み繊維を織成した生地を使用したり、当接面形成生地1 の表面に、遠赤外線を発散するセラミックス粉末を塗着した樹脂層を形成して、 磁石8からの磁力線とセラミックスからの遠赤外線とが、同時に患部に作用する 構成としてもよい。
【0009】 また、綿、不織布、スポンジ等からなる保温層11は必ずしも必要としないも のであり、さらに、面ファスナー雌片3を省略して、当接面形成生地1自体を雌 側面ファスナー形成生地で構成したり、滑止片5を省略して、押圧面形成生地2 自体を前記粗面生地とすることもできる。
【0010】 上記のように構成した身体当接用パットは、当接面形成生地1と押圧面形成生 地2と保温層11とを同形状に裁断し、当接面形成生地1の表面に、面ファスナ ー雌片3の一対を、使用部位に対応するきゅう点間隔4(つぼ間隔)を設けて縫 着固定する一方、押圧面形成生地2の表面に、滑止片5の数本を縫着固定した後 、保温層11を真ん中として周縁を縫着しすることによりパット本体6を製作し 、別に製作した、裏面を前記面ファスナー雌片3に脱着自在に固定される面ファ スナー雄片7と磁石露出孔12を穿設した保持片9の間に磁石8を露出させて接 着保持した磁石保持体10の一対を、前記面ファスナー雌片3に脱着自在に取付 けることにより製作する。
【0011】 このように製作された身体当接用パットは、磁石8を設けた当接面側が肌に密 着するように身体の所要部位と肌着の間へ挿入して、肌着の肌への密着力によっ て装着保持して使用される。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の身体当接用パットによれば、パット本体の押圧面 形成生地の表面に設けた滑止部材が、肌着の肌への密着力によって押圧されるこ とから、保持バンドを具備させることなく、肌着の内側面に滑止部材が密着して 、パット本体を身体の所定部位に安定的に保持させることができ、従来のように 保持バンド使用によって、装着がおおげさとなったり、嵩高い結び目や重ね部分 が違和感を与えたり、衣服の着装ラインを崩すといった不都合を生じることなく 簡単に装着できる。
【0013】 また、保持バンドの縫製加工とパット本体への縫着加工及び材料費が節約でき ることから、安価に製作し提供することができる。
【0014】 そして、請求項2、請求項3に記載したように、当接面形成生地を、遠赤外線 を放射するセラミックス練り込み繊維からなる生地で形成したり、当接面形成生 地の表面に、樹脂に遠赤外線を放射するセラミックス粉末を練り込んだ樹脂層を 形成した場合には、磁石からの磁力線とセラミックスからの遠赤外線とを同時に 患部に作用させ、磁石だけの場合より以上に当接部分の痛みの軽減又は解消する ことができる。
【0015】 なお、請求項2に記載のように、磁力線又は遠赤外線発散手段が、当接面形成 生地に身体のきゅう点間隔に対応させて固定した任意の数の一方の面ファスナー 片に、裏面を前記一方の面ファスナー片と密着する他方の面ファスナー片とした 、磁力線或は遠赤外線を出す部材を保持する身体刺激体を、脱着自在に密着させ た構成とすれば、身体刺激体の使用の数、体格に対応したきゅう点間隔等を変更 することができ、効果的な使用が達成される。
【0016】 また請求項3、4に記載したように、当接面形成生地を、遠赤外線を放射する セラミックス練り込み繊維からなる生地で形成したり、当接面形成生地の表面に 、樹脂に遠赤外線を放射するセラミックス粉末を練り込んだ樹脂層を形成すれば 、身体刺激体からの磁力線又は遠赤外線と、当接面形成生地表面からの遠赤外線 とが同時に患部に作用して、きゅう点部分周囲を加温するから、該きゅう点部分 だけに磁力線又は遠赤外線を当てる場合よりも、きゅう点部分への磁力線又は遠 赤外線の集中的発散作用を効果的とする。
【0017】 さらに請求項5に記載のように、当接面形成生地自体を面ファスナー形成生地 とすれば、面ファスナー片の縫着固定を省略することができ、安価に製作できる とともに、身体刺激体の重着位置を任意に変更設定することができる。
【0018】 さらにまた、請求項6に記載のように、押圧面形成生地自体を粗面生地にすれ ば、滑止体の縫製手数が省けて安価に製作でき、しかも滑止抵抗を大きくなるか ら、パット本体の所定部位への安定的当接を良好とすることができる。
【0019】 また、請求項7に記載のように当接面形成生地と押圧面形成生地の間に、綿、 不織布等の保温層を介在させることにより、きゅう点部位の周囲を広く保温する ことができるとともに、遠赤外線の発散を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る身体当接用パットの分解
断面図である。
【図2】本考案の実施例に係る身体当接用パットの完成
品の正面図である。
【図3】本考案の実施例に係る身体当接用パットの完成
品の背面図である。
【符号の説明】
1 当接面形成生地 2 押圧面形成生地 3 面ファスナー雌片 4 きゅう点間隔(つぼ間隔) 5 滑止片 6 パット本体 7 面ファスナー雄片 8 磁石 9 保持片 10 磁石保持体 11 保温層

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肩、背中、腰のいずれかに当接する所望
    輪郭形状の当接面形成生地に、着衣で押圧する押圧面形
    成生地を、保温層を介して又は介在せずに重着するとと
    もに、前記当接面形成生地の表面に磁力線又は遠赤外線
    発散手段を具備させ、また前記押圧面形成生地の表面に
    滑止手段を具備させたことを特徴とする身体当接用パッ
    ト。
  2. 【請求項2】 磁力線又は遠赤外線発散手段が、当接面
    形成生地に身体のきゅう点間隔に対応させて固定した任
    意の数の一方の面ファスナー片に、裏面を前記一方の面
    ファスナー片と密着する他方の面ファスナー片とした、
    磁力線或は遠赤外線を出す部材を保持する身体刺激体
    を、脱着自在に密着させた構成である請求項1記載の身
    体当接用パット。
  3. 【請求項3】 当接面形成生地を、遠赤外線を放射する
    セラミックス練り込み繊維からなる生地で形成した請求
    項1又は2記載の身体当接用パット。
  4. 【請求項4】 当接面形成生地の表面に、遠赤外線を放
    射するセラミックス粉末を樹脂に練り込んだ樹脂層が形
    成されている請求項1、2又は3記載の身体当接用パッ
    ト。
  5. 【請求項5】 当接面形成生地自体を一方の面ファスナ
    ー形成生地で構成した請求項2記載の身体当接用パッ
    ト。
  6. 【請求項6】 押圧面形成生地自体を粗面生地とした請
    求項1、2、3、4又は5記載の身体当接用パット。
  7. 【請求項7】 当接面形成生地と押圧面形成生地との間
    に保温層を介在させる場合の保温層が、綿、不織布、ス
    ポンジ等の保温部材である請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の身体当接用パット。
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