JP3012031B2 - 昇降機の昇降切替装置 - Google Patents
昇降機の昇降切替装置Info
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- JP3012031B2 JP3012031B2 JP3150971A JP15097191A JP3012031B2 JP 3012031 B2 JP3012031 B2 JP 3012031B2 JP 3150971 A JP3150971 A JP 3150971A JP 15097191 A JP15097191 A JP 15097191A JP 3012031 B2 JP3012031 B2 JP 3012031B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- belt
- wheel
- operating rod
- ply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】壁面に備えたタテレールに沿い昇
降可能な昇降機に於いて、それの昇降と停止を切替可能
な切替装置に関するものである。
降可能な昇降機に於いて、それの昇降と停止を切替可能
な切替装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記の切替を可能にする装置が実公平１
−１４６１６で公知である。エンジンへ出力プリと摩擦
車とを附加した第１ユニットとこれにベルト或いは摩擦
車で係合して正逆転可能なピニオンを備えた第２ユニッ
トとを対向させ、第２ユニットにブレーキシューを配し
たものである。第１ユニットは昇降機の架台へ１点で係
止され、ばねで半浮動状態に支えられる。第２ユニット
はピニオンをラック棒にかみ合わせる関係上、架台に固
定される。第１ユニットを動かして両ユニットを係合離
脱させる構造であるが、大重量のエンジンを搭載した第
１ユニットを操作杆で操作することには、切替の正確を
期する上で大きな困難があった。
−１４６１６で公知である。エンジンへ出力プリと摩擦
車とを附加した第１ユニットとこれにベルト或いは摩擦
車で係合して正逆転可能なピニオンを備えた第２ユニッ
トとを対向させ、第２ユニットにブレーキシューを配し
たものである。第１ユニットは昇降機の架台へ１点で係
止され、ばねで半浮動状態に支えられる。第２ユニット
はピニオンをラック棒にかみ合わせる関係上、架台に固
定される。第１ユニットを動かして両ユニットを係合離
脱させる構造であるが、大重量のエンジンを搭載した第
１ユニットを操作杆で操作することには、切替の正確を
期する上で大きな困難があった。
【０００３】
【課題解決の手段】エンジンを搭載した第１ユニット
と、ピニオンを備えブレーキシューで制動可能な第２ユ
ニットとを、共に架台上へ定置し、中間に設けたプリと
摩擦輪だけを、操作杆で操作して、第２ユニットの正逆
転及び停止の切替を可能にする。ブレーキシューは常時
ばねによって第２ユニットの摩擦輪方向へ押圧され、操
作杆の操作に連動して、押圧或いは解除に切替えられる
ようにする。
と、ピニオンを備えブレーキシューで制動可能な第２ユ
ニットとを、共に架台上へ定置し、中間に設けたプリと
摩擦輪だけを、操作杆で操作して、第２ユニットの正逆
転及び停止の切替を可能にする。ブレーキシューは常時
ばねによって第２ユニットの摩擦輪方向へ押圧され、操
作杆の操作に連動して、押圧或いは解除に切替えられる
ようにする。
【０００４】
【実施例】図１について説明する。エンジン１は架台上
に定置されプリａを備える。操作杆２は中間部にアーム
３が固着され、トの字形をなし、その固着点は軸４によ
り、架台の一部に枢着されている。２つのプリｂ１，ｂ
２と摩擦輪Ｂとは一体化されて、アーム３の端部に軸支
される。プリｃとブレーキ輪ＣとピニオンＰとは一体化
されて、架台の一部へ軸５で支持される。ピニオンＰは
壁面のラック棒（図示せず）とかみ合い、ブレーキ輪Ｃ
は摩擦輪Ｂと係合可能である。
に定置されプリａを備える。操作杆２は中間部にアーム
３が固着され、トの字形をなし、その固着点は軸４によ
り、架台の一部に枢着されている。２つのプリｂ１，ｂ
２と摩擦輪Ｂとは一体化されて、アーム３の端部に軸支
される。プリｃとブレーキ輪ＣとピニオンＰとは一体化
されて、架台の一部へ軸５で支持される。ピニオンＰは
壁面のラック棒（図示せず）とかみ合い、ブレーキ輪Ｃ
は摩擦輪Ｂと係合可能である。
【０００５】ブレーキ杆６は一端部が架台上に枢着さ
れ、他端部にばね７が附設されてブレーキ杆を押上げて
いる。また上面にブレーキシュー８と押圧金具９とが固
着されている。押圧金具９には三角切込があり、操作杆
２が垂直のとき、その下端が切込の底へ当接し、ブレー
キシュー８がブレーキ輪Ｃを押圧する。操作杆を左右何
れへ倒してもこの押圧は解除される。２つのプリａ，ｂ
１はベルト１０で、また２つのプリｂ２，ｃはベルト１
１で結ばれている。
れ、他端部にばね７が附設されてブレーキ杆を押上げて
いる。また上面にブレーキシュー８と押圧金具９とが固
着されている。押圧金具９には三角切込があり、操作杆
２が垂直のとき、その下端が切込の底へ当接し、ブレー
キシュー８がブレーキ輪Ｃを押圧する。操作杆を左右何
れへ倒してもこの押圧は解除される。２つのプリａ，ｂ
１はベルト１０で、また２つのプリｂ２，ｃはベルト１
１で結ばれている。
【０００６】
【作用】図１では操作杆２がニュートラル、即ち垂直の
ときを示した。このときベルト１０は緊張し、ベルト１
１は緩んでいるものとする。即ちブレーキ輪Ｃへは回転
が伝わらず、一方ブレーキ輪Ｃはブレーキシューで制動
されているので、昇降機は停止している。操作杆２を反
時計方向に倒すと、ベルト１０の緊張は変わらず、ベル
ト１１も緊張して、ブレーキ輪Ｃへ正回転を伝え、昇降
機は上昇する。このときは押圧金具９は操作杆下端で押
下げられ、ブレーキシューによる制動は解除されてい
る。操作杆２をニュートラルに戻し、さらに時計方向に
倒すと、ベルト１０の緊張は変わらず、ベルト１１は緩
んで、摩擦輪Ｂとブレーキ輪Ｃが係合する。ブレーキ輪
Ｃは逆回転し、昇降機は落下重力に抗しながら緩降下す
る。このときブレーキシューの制動が解除されているこ
とは前記の場合と同じである。
ときを示した。このときベルト１０は緊張し、ベルト１
１は緩んでいるものとする。即ちブレーキ輪Ｃへは回転
が伝わらず、一方ブレーキ輪Ｃはブレーキシューで制動
されているので、昇降機は停止している。操作杆２を反
時計方向に倒すと、ベルト１０の緊張は変わらず、ベル
ト１１も緊張して、ブレーキ輪Ｃへ正回転を伝え、昇降
機は上昇する。このときは押圧金具９は操作杆下端で押
下げられ、ブレーキシューによる制動は解除されてい
る。操作杆２をニュートラルに戻し、さらに時計方向に
倒すと、ベルト１０の緊張は変わらず、ベルト１１は緩
んで、摩擦輪Ｂとブレーキ輪Ｃが係合する。ブレーキ輪
Ｃは逆回転し、昇降機は落下重力に抗しながら緩降下す
る。このときブレーキシューの制動が解除されているこ
とは前記の場合と同じである。
【０００７】実施例では、操作杆２が軸４中心に回動す
るため、ベルト１０の緊張は若干変化するが、その量は
きわめて小さく、回転伝達には影響しない。また緊張が
変化しないように回動中心をプリａの軸心上に設けても
よい。
るため、ベルト１０の緊張は若干変化するが、その量は
きわめて小さく、回転伝達には影響しない。また緊張が
変化しないように回動中心をプリａの軸心上に設けても
よい。
【０００８】
【効果】操作杆には２つのプリと１つのブレーキ輪が装
着されているだけで、比較的軽量である。このため操作
が容易で、昇降停止の切替が確実になる。
着されているだけで、比較的軽量である。このため操作
が容易で、昇降停止の切替が確実になる。
【０００９】
【図１】本装置の構造を示す正面図である。
【００１０】
ａ，ｂ１，ｂ２，ｃ プリ Ｂ 摩擦輪 Ｃ ブレーキ輪 Ｐ ピニオン １ エンジン ２ 操作杆 ３ アーム ４，５ 軸 ６ ブレーキ杆 ７ ばね ８ ブレーキシュー ９ 押圧金具 １０，１１ ベルト
Claims (1)
- 【請求項１】 タテレールとラック棒を備えた壁面をタ
テレールに沿い昇降可能な昇降機の架台に於いて、架台
に定置されプリａを備えた駆動装置と、中間部にアーム
が固着されてト形をなしその固着点で架台の一部に枢着
された操作杆と、１対のプリｂ１，ｂ２と摩擦輪Ｂとを
一体化して上記アーム端に軸支しかつプリｂ１をプリａ
へベルトで結んだものと、プリｃとブレーキ輪Ｃと前記
ラック棒にかみ合うピニオンＰとを一体化して架台の一
部に軸支しかつプリｃを前記プリｂ２とベルト１１で結
んだものと、一端は架台に枢着され他端は附設ばねで上
向きを附勢され、中間部にブレーキ輪Ｃと係合可能なブ
レーキシューを、また他端部に操作杆下端を支持するＶ
形押圧金具を夫々備えたブレーキ杆と、から構成され、
操作杆を左右何れに倒してもブレーキ輪Ｃとブレーキシ
ューとの係合が絶たれ、かつ一方向の倒れではベルト１
１を緊張させ、他方向倒れではブレーキ輪Ｃが摩擦輪Ｂ
と係合するようにしたことを特徴とする昇降機の昇降切
替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3150971A JP3012031B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 昇降機の昇降切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3150971A JP3012031B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 昇降機の昇降切替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04350079A JPH04350079A (ja) | 1992-12-04 |
| JP3012031B2 true JP3012031B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=15508446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3150971A Expired - Lifetime JP3012031B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 昇降機の昇降切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3012031B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5556644B2 (ja) | 2010-12-17 | 2014-07-23 | 株式会社デンソー | 多重管熱交換器 |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP3150971A patent/JP3012031B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04350079A (ja) | 1992-12-04 |
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Legal Events
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