JP3011907U - ノンストップ道路料金徴収システム - Google Patents

ノンストップ道路料金徴収システム

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JP3011907U
JP3011907U JP1994015137U JP1513794U JP3011907U JP 3011907 U JP3011907 U JP 3011907U JP 1994015137 U JP1994015137 U JP 1994015137U JP 1513794 U JP1513794 U JP 1513794U JP 3011907 U JP3011907 U JP 3011907U
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wireless communication
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JP1994015137U
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Inventor
橋 久 博 松
貫 成 美 綿
崎 忠 濱
Original Assignee
株式会社船井電機研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 料金所の各車線を通過する車と路側無線通信
装置との無線通信の混信が避けられるノンストップ道路
料金徴収システムを提供しようとする。 【構成】 複数の車線を備えた有料自動車道路の料金所
を車両が通過する際に、車両に設けられた車両側無線通
信装置34と、料金所の通行車線毎に設置された路側無
線通信装置37との間で無線通信することにより、料金
徴収処理を行う料金徴収システムにおいて、隣の車線の
上記路側無線通信装置37との間に隣の車線よりの電波
を遮断するシールド部材33が設置されたことを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数の車線を備えた有料自動車道路の料金所を車両が通過する際に、 車両に設けられた車両側無線通信装置(以下、車通信装置と称する)と、料金所 の通行車線毎に設置された路側無線通信装置(以下、路通信装置と称する)との 間で無線通信することにより、料金徴収処理を行うノンストップ道路料金徴収シ ステムに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、色々なノンストップ道路料金徴収システムがよく提案されている。
【0003】 特開平5−210774号公報には、以下のようなシステムが提案された。そ の原理図である図3によると、車が料金所111を通過する時に、自動車の車通 信装置が路通信装置のアンテナ117を介して、料金所111の路通信装置と通 信する。この通信によって、料金徴収処理を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の技術は以下のような欠点があった。
【0005】 複数台の車が同時にそれぞれ料金所各車線を通過する時に、特定の車線のアン テナ117にとっては、他の車線を走行する車の車通信装置よりの無線電波も受 信される可能性がよくあるため、混信する恐れがあった。
【0006】 本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、料金所の各車線を通過する車と路通信装置との通信が混信することなく通信 を出来るようにしたノンストップ道路料金徴収システムを提供しようとするもの である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案に係るノンストップ道路料金徴収システ ムは、複数の車線を備えた有料自動車道路の料金所を車両が通過する際に、車両 に設けられた車両側無線通信装置と、料金所の通行車線毎に設置された路側無線 通信装置との間で無線通信することにより、料金徴収処理を行う料金徴収システ ムにおいて、隣りの車線の上記路側無線通信装置との間に隣りの車線よりの電波 を遮断するシールド部材が設置されたことを特徴とするものである。
【0008】 また、車線両側には、十分な長さを有するボックス体が対称的に設置され、路 通信装置がそのボックス体中に設けられ、且つこのボックス体間のスペースに通 行可能領域が形成されるように、路通信装置のアンテナが対称的にそのボックス 体の外側面に設けられたことを特徴とする。 また、シールド部材は金属板であることを特徴とする。 また、シールド部材は金網であることを特徴とする。 また、シールド部材は車線の上部を囲むように構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
車線の間にシールド部材が設置されたため、ある特定の車線上の電波は、シー ルド部材のために隣の車線にもれることがない。このため、異なる車線を走行す る車両同士と料金所の路通信装置との無線通信が混信しないようになっている。
【0010】
【実施例】
図面を参照して、本考案の実施例を説明する。 図1,2は本考案の実施例を示すものである。それによると、本考案に係るノ ンストップ道路料金徴収システムは、有料自動車道路等の料金所を車両5が通過 する際に、車両に設けられた車通信装置34と、料金所の通行車線A,B,C, D毎に設置された路通信装置37との間で無線通信することにより、料金徴収処 理を行う料金徴収システムにおいて、車線上の路通信装置37と、隣の車線上の 路通信装置37との間に電波を遮断するシールド網33,33,33が設置され たことを特徴とするものである。
【0011】 更に詳細に説明すれば、車線A,B,C,D毎に、車線両側には、十分な長さ を有するボックス体31,31が対称的に設置され、路通信装置37,37がボ ックス体31,31の中に設けられ、且つ、路通信装置37のアンテナ32,3 2がボックス体31,31の外側面に対称的に設けられたため、ボックス体31 ,31の間のスペースである通行可能領域Aに通信可能領域16が形成されてい る。路通信装置37はアンテナ32、変復調回路、計算機などで構成され、路通 信装置37の計算機はライン36を介して、中央処理装置10と結んでいる。
【0012】 ボックス体31は足8で架設され、ボックス体31の長さは車線に沿って、通 信可能領域を十分確保出来るようにその長さが20〜60mとしてなっている。 例えば、通信時間の最大値1秒とし、車の速度が100km/h(27.8m/ s)とすると、ボックス体31の長さは27.8m以上が必要である。
【0013】 入口の料金所では、路通信装置37の計算機はアンテナ32を介して車通信装 置34よりの利用者番号などの情報を受信し、ライン36を介して、中央処理装 置10のデータベースをサーチして、車両を登録するか否かを確認する。確認し たら、入口情報を車通信装置34へ発信する。車通信装置34がそれを受信して 記憶する。
【0014】 出口の料金所では、車通信装置34が利用者番号、金融機関口座、入口情報な どを発信する。路通信装置37はアンテナ32を介して、それを受信すると、計 算機が料金を計算し、また、中央処理装置10へ利用者番号、金融口座、料金額 などの情報を送信する。中央処理装置10はこの情報を受けて、利用者の金融口 座から料金を引き落として、また、路通信装置37へ引落完了のメッセージと残 高情報を返信する。路通信装置37はアンテナ32を介して、この返信される情 報を車通信装置34に送信する。
【0015】 車線A,B,C,Dの路通信装置37の間には、シールド網33,33,33 が設置されたため、車線Bの通信可能領域16においては、車線A,C,Dより の電波はすべてシールド網33,33,33に遮断される。したがって、車線A ,C,D上の車通信装置34と路通信装置37との通信は車線B上の車通信装置 34と路通信装置37との通信に対して、混信させることができない。
【0016】 この実施例では、車線の間に板状のシールド部材を設けるように構成したが、 その他、断面コの字状に車線の上部を囲むようにシールド部材を形成してもよい し、また各車線間をシールド出来るようなものであればどのようなものでもよい 。 また、シールド部材は、鋼板で形成してもよいし、金網で構成してもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案は下記の効果を奏する。 即ち、複数の車線を備えた有料自動車道路の料金所を車両が通過する際に、車 両に設けられた車両側無線通信装置と、料金所の通行車線毎に設置された路側無 線通信装置との間で無線通信することにより、料金徴収処理を行う料金徴収シス テムにおいて、隣りの車線の上記路側無線通信装置との間に隣りの車線よりの電 波を遮断するシールド部材が 隣の車線よりの電波を遮断するシールド部材が設 置されているので、料金所の各車線を通過する車と路装置との通信が混信するこ とが避けられた。 このため、簡単な構成で安価に料金徴収処理が確実に行われる。
【提出日】平成6年11月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 更に詳細に説明すれば、車線A,B,C,D毎に、車線両側には、十分な長さ を有するボックス体31、31が対称的に設置され、路通信装置37、37がボ ックス体31、31の中に設けられ、且つ、路通信装置37のアンテナ32、3 2がボックス体31、31の外側面に対称的に設けられたため、ボックス体31 、31の間のスペースである通行可能領域Pに通信可能領域16が形成されてい る。路通信装置37はアンテナ32、変復調回路、計算機などで構成され、路通 信装置37の計算機はライン36を介して、中央処理装置10と結んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】図1のE方向の平面図である。
【図3】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
5 車両 8 足 10 中央処理装置 16 通信可能領域 31 ボックス体 32 アンテナ 33 シールド網 34 車両側無線通信装置 36 ライン 37 路側無線通信装置 A,B,C,D 車線
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車線を備えた有料自動車道路の料
    金所を車両が通過する際に、車両に設けられた車両側無
    線通信装置と、料金所の通行車線毎に設置された路側無
    線通信装置との間で無線通信することにより、料金徴収
    処理を行う料金徴収システムにおいて、隣りの車線の上
    記路側無線通信装置との間に隣りの車線よりの電波を遮
    断するシールド部材が設置されたことを特徴とするノン
    ストップ道路料金徴収システム。
  2. 【請求項2】 車線両側には、十分な長さを有するボッ
    クス体が対称的に設置され、路通信装置がそのボックス
    体中に設けられ、且つこのボックス体間のスペースに通
    行可能領域が形成されるように、路通信装置のアンテナ
    が対称的にそのボックス体の外側面に設けられたことを
    特徴とする請求項1記載のノンストップ道路料金徴収シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 シールド部材は金属板であることを特徴
    とする請求項1記載のノンストップ道路料金徴収システ
    ム。
  4. 【請求項4】 シールド部材は金網であることを特徴と
    する請求項1記載のノンストップ道路料金徴収システ
    ム。
  5. 【請求項5】 シールド部材は車線の上部を囲むように
    構成したことを特徴とする請求項1,2,3または4記
    載のノンストップ道路料金徴収システム。
JP1994015137U 1994-11-14 1994-11-14 ノンストップ道路料金徴収システム Expired - Lifetime JP3011907U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001345631A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Mitsubishi Electric Corp 電波環境対策方法、反射構造体、及び路上通信システム
JP2003289220A (ja) * 2001-11-27 2003-10-10 Tdk Corp 透光性電波吸収仕切壁
JP3466129B2 (ja) 1999-08-23 2003-11-10 松下電器産業株式会社 自動料金収受システム
WO2008069175A1 (ja) * 2006-12-04 2008-06-12 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Icタグ読取装置

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