JP3011821U - 対局タイマー - Google Patents

対局タイマー

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JP3011821U
JP3011821U JP1994010403U JP1040394U JP3011821U JP 3011821 U JP3011821 U JP 3011821U JP 1994010403 U JP1994010403 U JP 1994010403U JP 1040394 U JP1040394 U JP 1040394U JP 3011821 U JP3011821 U JP 3011821U
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JP
Japan
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unit
time
control unit
game timer
detection signal
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JP1994010403U
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English (en)
Inventor
栄二 橋場
Original Assignee
タンポポワールド株式会社
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 対局者がスイッチを操作しなくても考慮時間
が計測できるようにした対局タイマーを提供することを
目的としている。 【構成】 囲碁、将棋、チェス等の盤面に沿って設置す
る着手を検出する為のセンサ部1と、センサ部1による
検出信号を受け、検出信号と次に連続する検出信号の間
の時間(考慮時間)の計測を行う機能を備えた演算制御
部2を有している。演算制御部2は持ち時間設定部4、
猶予時間設定部5、残り時間表示部8並びに警告部11
を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、囲碁、将棋、チェス等で使用する対局タイマーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の対局タイマーは、一手着手(盤面に碁石を置くこと、盤面上の将棋また はチェスの駒を移動することを言う)ごとに、対局者が手でスイッチを操作し、 この操作時から、相手方が次にスイッチを操作するまでの時間を計り、これを考 慮時間としていた。
【0003】 対局に際しては、例えば持ち時間として30分、猶予時間として30秒のよう に予め規定され、前記考慮時間が猶予時間の30秒を超過すると、超過した時間 を持ち時間から減じ、持ち時間が0になった対局者は猶予時間内で、全ての着手 を行なわなければ対局は終了(負)となるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の対局タイマーは、一手着手ごとに、対局者自身がスイッチを操作しなけ ればならない煩わしさがあり、対局に集中できない問題点があった。
【0005】 この考案は、対局者がスイッチを操作しなくても考慮時間が計測できるように した対局タイマーを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成したこの考案の対局タイマーは、対局者の盤上への着手動作 または囲碁における碁け内の碁石を取り出す動作をセンサで検出し、検出信号間 の時間を計測するようにしたものである。
【0007】 即ちこの考案は、囲碁、将棋、チェス等の盤面に沿って設置する着手を検出す る為のセンサ部と、該センサ部による検出信号を受け、検出信号と次に連続する 検出信号の間の時間の計測を行う機能を備えた演算制御部を有していることを特 徴とする対局タイマーである。
【0008】 またこの考案は、囲碁、将棋、チェス等の盤面に沿って設置する着手を検出す る為のセンサ部と、該センサ部による検出信号を受け、検出信号と次に連続する 検出信号の間の時間の計測を行う機能を備えた演算制御部を有しており、演算制 御部が、持ち時間設定部、猶予時間設定部、残り時間表示部並びに警告部を更に 備えていることを特徴とする対局タイマーである。
【0009】 更にこの考案は、囲碁の碁けの口縁部に、碁け内部に向けて設置する焦電型赤 外線センサと、該焦電型赤外線センサによる検出信号を受け、検出信号と次に連 続する検出信号の間の時間の計測を行う機能を備えた演算制御部を有しているこ とを特徴とする対局タイマーである。
【0010】 またこの考案は、囲碁の碁けの口縁部に、碁け内部に向けて設置する焦電型赤 外線センサと、該焦電型赤外線センサによる検出信号を受け、検出信号と次に連 続する検出信号の間の時間の計測を行う機能を備えた演算制御部を有しており、 演算制御部が、持ち時間設定部、猶予時間設定部、残り時間表示部並びに警告部 を更に備えていることを特徴とする対局タイマーである。
【0011】
【作用】
この考案の対局タイマーによれば、対局者が盤面に一手着手する毎に、着手検 出の為のセンサ部がこれを検出し、考慮時間の計測ができる。また囲碁の対局者 が碁けの中に手を入れて碁石を取り出す毎に、焦電型赤外線センサがこの動作を 検出し、考慮時間の計測ができる。
【0012】 演算制御部は、持ち時間設定部および猶予時間設定部の設定情報に基づいて考 慮時間を管理し、残り時間の表示や、制御時間の接近、超過等を警告することが できる。
【0013】
【実施例】
以下この考案の実施例を図を参照して説明する。
【0014】 図1は実施例の対局タイマーの構成図であって、センサ部1と演算制御部2で 構成されている。センサ部1は図3又は図4に示したように、碁盤等の盤にセッ トしたり碁石を収容した碁けにセットする部分である(詳細は後で説明する)。 演算制御部2はセンサ部1からの信号を受けて動作する電子回路装置であって、 マイクロコンピュータで構成される計測部3、持ち時間設定部4、猶予時間設定 部5、表示制御部6と表示装置7でなる残り時間表示部8および音声制御部9と 音声発生装置10でなる警告部11で構成されている。
【0015】 図2は前記演算制御部2の外観であって、直方体状のケース12の頂板中央に 、前記計測部3に付随するスタート・ストップボタン13が設けられ、その両側 に、残り時間表示部8の表示装置(例えば7セグメントLED)7が配置してあ ると共に、手番を知らせるランプ7aが配置してある。またケース12の前側壁 には持ち時間設定部4の設定摘み14と、猶予時間設定部5の設定摘み15が配 置してあると共に、中央部には小孔16、16が設けられ、その内側に警告部1 1の音声発生装置10が設置されている。図中17は、センサ部1と演算制御部 2間を接続するリード線である。
【0016】 前記センサ部1は、碁盤、将棋盤またはチェス盤の盤面に沿って設置されたり 、碁石を収容した碁けの口縁部に設置されるものである。
【0017】 図3は碁盤18の盤面に沿ってセンサ部1を設置した状態を示したもので、例 えば盤面の対角線方向で発光器19と受光器20を設置する。この発光器19と 受光器20は赤外線の発信部と受信部とすることもできる。対局者が碁石を盤面 に置く動作時に、光または赤外線が遮断または反射され、これによって着手を検 出するようにしたものである。
【0018】 前記発光器19(発信部)と受光器20(受信部)の設置位置、方向等は図示 のものに限定されるものではなく、着手動作の検出が確実にでき、かつ着手動作 の邪魔にならない態様であれば、例えば、碁盤18の対向する二側縁に沿って対 向して設置するなどの態様とすることもできる。
【0019】 図4は碁石21を収容した碁け22にセンサ部1を設置した状態を示したもの で、碁け22の口縁にクリップ23を介して焦電型赤外線センサ24を碁け22 の内部に向けて取り付けてある。対局者が着手に際し、碁石21を碁け22内よ り取り出そうと、手を入れると、焦電型赤外線センサ24が人体から発する赤外 線を検出し、この検出を以って着手の検出とするものである。
【0020】 上記実施例の対局タイマーを用いて対局を開始すると、図5のフローチャート に従い、次のように動作する。
【0021】 対局に先立ち、持ち時間(例えば10分)および一手ごとの猶予時間(例えば 30秒)を設定摘み14、15で設定する。
【0022】 次にスタート・ストップボタン13を押して対局を開始する。ランプ7aが黒 番側に点灯していない場合には、スタート・ストップボタン13をもう一度押し て、点灯を切り替える。
【0023】 スタート・ストップボタン13を押すと、考慮時間の計測が始まり、センサ部 1による着手の検出までの時間を計測するようになる。設定した猶予時間に近づ くと、警告部11が動作して、「5、4、3、2、1」の音声警告が音声発生装 置10から発せられる。
【0024】 猶予時間内に着手の検出があると、ランプ7aの点灯が切り替わると共に、計 測部3における時間の計測がリセットされ、改めて考慮時間の計測が行なわれ、 前記のような猶予時間の管理が行なわれる。
【0025】 猶予時間の管理において、設定した猶予時間を超過すると、持ち時間の管理に 移行する。持ち時間の管理は、設定された時間から、猶予時間を超過した考慮時 間を秒単位で減じるようにするもので、残り時間表示部8は、分単位で持ち時間 を表示装置7に表示する。
【0026】 持ち時間を使い切って、なお考慮時間が経過する場合には、警告部11でブザ ー音を発し、この時点をもって対局は終了とする。
【0027】 以上、囲碁の実施例について説明したが、将棋、チェスでも同様の実施が可能 である。
【0028】
【考案の効果】
以上に説明したように、この考案によれば、対局者が対局中にスイッチを操作 しなくても、考慮時間が自動的に計測、管理できる対局タイマーを提供できる効 果がある。従って、対局者は手合い(ゲーム)に集中することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の構成図である。
【図2】この考案の実施例のセンサ部を設けた碁盤の斜
視図である。
【図3】この考案の実施例のセンサ部を設けた碁けの断
面図である。
【図4】この考案の実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 センサ部 2 演算制御部 3 計測部 4 持ち時間設定部 5 猶予時間設定部 6 表示制御部 7 表示装置 7a ランプ 8 残り時間表示部 9 音声制御部 10 音声発生装置 11 警告部 12 ケース 13 スタート・ストップボタン 14 設定摘み 15 設定摘み 16 小孔 17 リード線 18 碁盤 19 発光器 20 受光器 21 碁石 22 碁け 23 クリップ 24 焦電型赤外線センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の構成図である。
【図2】この考案の実施例の演算制御部の斜視図であ
る。
【図3】この考案の実施例のセンサ部を設けた碁盤の斜
視図である。
【図4】この考案の実施例のセンサ部を設けた碁けの断
面図である。
【図5】この考案の実施例のフローチャートである。
【符号の説明】 1 センサ部 2 演算制御部 3 計測部 4 持ち時間設定部 5 猶予時間設定部 6 表示制御部 7 表示装置 7a ランプ 8 残り時間制御部 9 音声制御部 10 音声発生装置 11 警告部 12 ケース 13 スタート・ストップボタン 14 設定摘み 15 設定摘み 16 小孔 17 リード線 18 碁盤 19 発光器 20 受光器 21 碁石 22 碁け 23 クリップ 24 焦電型赤外線センサ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 囲碁、将棋、チェス等の盤面に沿って設
    置する、着手を検出する為のセンサ部と、該センサ部に
    よる検出信号を受け、検出信号と次に連続する検出信号
    の間の時間の計測を行う機能を備えた演算制御部を有し
    ていることを特徴とする対局タイマー。
  2. 【請求項2】 囲碁、将棋、チェス等の盤面に沿って設
    置する、着手を検出する為のセンサ部と、該センサ部に
    よる検出信号を受け、検出信号と次に連続する検出信号
    の間の時間の計測を行う機能を備えた演算制御部を有し
    ており、演算制御部が、持ち時間設定部、猶予時間設定
    部、残り時間表示部並びに警告部を更に備えていること
    を特徴とする対局タイマー。
  3. 【請求項3】 囲碁の碁けの口縁部に、碁け内部に向け
    て設置する焦電型赤外線センサと、該焦電型赤外線セン
    サによる検出信号を受け、検出信号と次に連続する検出
    信号の間の時間の計測を行う機能を備えた演算制御部を
    有していることを特徴とする対局タイマー。
  4. 【請求項4】 囲碁の碁けの口縁部に、碁け内部に向け
    て設置する焦電型赤外線センサと、該焦電型赤外線セン
    サによる検出信号を受け、検出信号と次に連続する検出
    信号の間の時間の計測を行う機能を備えた演算制御部を
    有しており、演算制御部が、持ち時間設定部、猶予時間
    設定部、残り時間表示部並びに警告部を更に備えている
    ことを特徴とする対局タイマー。
JP1994010403U 1994-07-20 1994-07-20 対局タイマー Expired - Lifetime JP3011821U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009110516A1 (ja) * 2008-03-07 2009-09-11 株式会社コナミデジタルエンタテインメント ゲーム装置、ゲーム制御方法、情報記録媒体、及び、プログラム

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