JP3011653U - レターセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】切手を要する通常の郵便物に比べ割安にて直ち
に郵送できるレターセットを提供する。 【構成】便箋と封筒と郵便書簡との組合せを具備するこ
とを特徴とし、前記封筒を前記郵便書簡に折り畳むこと
なく封入し得る大きさとすることができるレターセッ
ト。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、便箋や封筒等が組み合わされて販売されるレターセットに関する。

【０００２】

【従来の技術】

現在、一般に市販されているレターセットは、便箋と封筒との組合わせを備え るものであり、便箋を封入した封筒を郵送するに際し、全体の重さが２５ｇ以下 の場合、８０円分の切手を必要とする。よって、全重量２５ｇ以下の郵便物を料 金６０円にて郵送可能な官製の郵便書簡を利用するのに比べ２０円割高となる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、以上の点に着目してなされたものであり、その目的は、切手を要す る通常の郵便物に比べ割安にて直ちに郵送できるレターセットを提供することに ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案に係るレターセットは、便箋と封筒と郵便書簡との組合せを具備するこ とを特徴とする。

【０００５】 ここで、便箋と封筒と郵便書簡とを各一ずつ組合せた全体の重さを２５ｇ以下 とする必要があるものの、上記組合せが２５ｇを上回るようなことは実質有り得 ない。

【０００６】 また、本考案は、前記封筒が前記郵便書簡に折り畳むことなく封入し得る大き さであってもよい。

【０００７】

【作用】

本考案に係るレターセットでは、便箋を入れた封筒を郵便書簡に封入して郵送 することができる。

【０００８】

【実施例】

以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。

【０００９】 図１は本考案に係るレターセットの説明図であり、（ａ）にて便箋１０を、（ ｂ）にて封筒２０を、（ｃ）にて郵便書簡３０をそれぞれ概略的に表している。

【００１０】 封筒２０は、展開シート状の郵便書簡３０を糊付け片３３に糊付けする等して 組み立てた際、折り畳むことなくそのまま書簡３０に封入し得る大きさに形成さ れる。また、表側中央に設けられた宛名等を記入できる宛名欄２１の周りや図示 されない裏側に、所望のデザインやイラスト等による装飾が施されており、この 装飾を該図においては互い違いの白黒格子にて便宜的に表している。このような 封筒に施した装飾は、郵便書簡の乏しいファッション性を補うものとなる。

【００１１】 なお、郵便書簡３０は、宛名記入面３１に６０円相当の料額印３２が事前に印 刷されている。

【００１２】 以上のレターセットを利用する者は、便箋１０に手紙を書き、これを封筒２０ に入れ、これらを郵便書簡３０に封入して、別途切手を購入したりすることなく 直ちに郵送することができる。

【００１３】

【考案の効果】

以上に述べたように、本考案に係るレターセットでは、便箋及び封筒の他に郵 便書簡を組み入れることにより、便箋が入った封筒を郵送するにあたり、これを 郵便書簡に封入して直ちに郵送することができるため、郵送に掛かる料金を切手 を要する通常の郵便物に比べ割安とすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るレターセットを構成する便箋
（ａ）、封筒（ｂ）及び郵便書簡（ｃ）を示す説明図で
ある。

【符号の説明】

１０ 便箋 ２０ 封筒 ３０ 郵便書簡

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 便箋と封筒と郵便書簡との組合せを具備
   することを特徴とするレターセット。
2. 【請求項２】 前記封筒が前記郵便書簡に折り畳むこと
   なく封入し得る大きさである請求項１に記載のレターセ
   ット。