JP3011637U - 金 型 - Google Patents

金 型

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JP3011637U
JP3011637U JP1994015791U JP1579194U JP3011637U JP 3011637 U JP3011637 U JP 3011637U JP 1994015791 U JP1994015791 U JP 1994015791U JP 1579194 U JP1579194 U JP 1579194U JP 3011637 U JP3011637 U JP 3011637U
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JP
Japan
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mold
cavity
resin
protrusion
fitted
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994015791U
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English (en)
Inventor
信嗣 諫山
茂 相原
浩 長野
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Nishi Nippon Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Nishi Nippon Electric Wire and Cable Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】樹脂流の局部的な集中によって、被モ−ルド体
に損傷を与えることがない金型の提供を目的とする。 【構成】樹脂を圧入する空洞部1から適当な距離Lを置
いて、空洞部1に圧入した樹脂が流出しないように、被
モ−ルド体2の表面を適当に押圧するための突起を設け
る。また、空洞部1から適当な距離Lを置いて、凹溝4
を設け、この凹溝4に、リング5を嵌着して、空洞部1
に圧入した樹脂が流出しないように、被モ−ルド体2の
表面を適当に押圧するための突起を設けてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンピュ−タ−にデイスプレイやプリンタ−等を接続するため に使用されるインタ−フェイスケ−ブル等のように、非常に細い多線心から成り 、ケ−ブルの断面積に対する線心の占積率が小さく、外部からの押圧力で凹み易 いケ−ブルの端末部に端子等をモ−ルド成形するときに使用する金型に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図1に示すような二分割の金型6で、前記のようなケ−ブルの 端末部に端子をモ−ルド成形するときには、二分割の金型6の一方を例示した図 6に示すように、ビニル、ポリエチレン等の樹脂を圧入し、モ−ルド端子を形成 する空洞部10に隣接して、ケ−ブル20の表面を押圧し、樹脂漏れを防止する ための突起30が設けられた構造になっていた。
【0003】 したがって、図6における点線部を拡大して示した図7から分かるように、 空洞部10に圧入した樹脂は、突起30部においては、矢印に示すように流れ、 樹脂流は、突起30とケ−ブル表面の界面に局部的に集中し、ケ−ブル表面を凹 ませ、さらにはケ−ブルシ−スを突き破るという欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、従来の技術で述べた欠点を解消するためになされたもので、樹 脂流の局部的集中による被モ−ルド体への損傷を可及的に減らし、モ−ルド成形 を歩留りよく行なうことができる金型の提供を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
樹脂を圧入する空洞部から適当に距離を置いて、前記のケ−ブル等の被モ −ルド体の表面を押圧する突起を設ける。なお、前記の空洞部から適当に距離を 置いて、凹溝を設け、この凹溝にリングを嵌着し、前記の突起を設けてもよい。
【0006】
【作用】
空洞部から適当に距離を置くことにより、樹脂流は、突起部まで進み、突起 部でUタ−ンし、樹脂流の局部的集中がなくなる。
【0007】 また、リングの嵌着により、突起を設ける場合には、サイズの異るリングを 嵌着することにより、サイズの異る被モ−ルド体に適応できるので、金型の適用 範囲が拡大する。
【0008】
【実施例】
この考案の実施の一例を示す図面について説明するに、例えば図1に示すよ うな上下二分割になっている金型6において、ビニル、ポリエチレン等の樹脂を 圧入し、端子等所定の形状に成形するための空洞部1から適当な距離Lを置いて 、前記のインタ−フェイスケ−ブル等の被モ−ルド体2の表面を、樹脂が流出し ないように適当に押圧するための突起3を設ける。
【0009】 図4及び図5に示すように、前記の空洞部1から適当な距離Lを置いて、 凹溝4を設け、この凹溝4に、被モ−ルド体2の表面を、樹脂が流出しないよう に適当に押圧するためのリング5を嵌着する。
【0010】 図3は、図2における点線部の拡大図で、空洞部1に圧入した樹脂は、矢 印で示すように、突起3部でUタ−ンし、従来のように、突起3と被モ−ルド体 2の界面に過度の樹脂流を集中させない。
【0011】 距離Lは、被モ−ルド体2のサイズによって、可変であり、一義的に決め ることはできないが、例えば、外径が10ミリ程度のケ−ブルでは、2ミリ程度 が適当である。なお、本例では、二分割の金型の場合を示したが、モ−ルドの形 状が複雑になると、それに応じて空洞部1の形状も複雑になり、金型も多分割に なることもあるが、突起3及びその設置箇所については不変である。
【0012】
【効果】
この考案は上述のように構成されているので、次のような効果を呈する。
【0013】 樹脂流が局部的に集中しないので、被モ−ルド体に損傷をあたえることがな く、モ−ルド品の歩留りは向上する。
【0014】 リングを取り替えることにより、多サイズの被モ−ルド体に対応することが できる。
【0015】 構造が簡単であるので、安価に量産することができる。 この考案は上述のような効果を有しており、その工業的利用価値は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型の一実施例を示す斜視図である。
【図2】考案の一実施例を示す平面図である。
【図3】図2における点線部の拡大図である。
【図4】考案の一実施例を示す一部切欠平面図である。
【図5】リングの一実施例を示す斜視図である。
【図6】従来の実施例を示す平面図である。
【図7】図6における点線部の拡大図である。
【符号の説明】
1 空洞部 2 被モ−ルド体 3 突起 4 凹溝 5 リング 6 金型 10 空洞部 20 ケ−ブル 30 突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空洞部(1)から距離(L)を置いて、被
    モ−ルド体(2)の表面を押圧する突起(3)を設けた
    ことを特徴とする金型
  2. 【請求項2】空洞部(1)から距離(L)を置いて、凹
    溝(4)を設け、該凹溝(4)に、被モ−ルド体(2)
    の表面を押圧するリング(5)を嵌着したことを特徴と
    する金型
JP1994015791U 1994-11-28 1994-11-28 金 型 Expired - Lifetime JP3011637U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020142444A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 トヨタ自動車株式会社 コネクタ部のモールド成形方法
WO2024101021A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 Nissha株式会社 樹脂成形品の製造方法、樹脂成形品及びインサート成形用金型

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JP7084341B2 (ja) 2019-03-06 2022-06-14 トヨタ自動車株式会社 コネクタ部のモールド成形方法
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