JP3011630U - 吸排気口 - Google Patents
吸排気口Info
- Publication number
- JP3011630U JP3011630U JP1994015782U JP1578294U JP3011630U JP 3011630 U JP3011630 U JP 3011630U JP 1994015782 U JP1994015782 U JP 1994015782U JP 1578294 U JP1578294 U JP 1578294U JP 3011630 U JP3011630 U JP 3011630U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- blades
- inner frame
- synthetic resin
- shaped plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金型を用いないで形成する吸排気口を提供す
る。 【構成】 向きの変更可能な翼板16及び内枠14と、
この内枠を嵌め込む外枠とを、型材を寸断して形成す
る。
る。 【構成】 向きの変更可能な翼板16及び内枠14と、
この内枠を嵌め込む外枠とを、型材を寸断して形成す
る。
Description
【0001】
この考案は、各種施設の吸気或は排気用ダクト(換気ダクト)に取付ける吸排 気口に関する。
【0002】
従来の吸排気口は、図7に示すように、ダクトに嵌め込んで接続すると共に、 開放前縁にフランジ1を有する方形状の外側筒状体2と、開放前縁に上記フラン ジ1の前面に重なり合ってビス止めなどにより取付ける取付けフランジ3を有し 、かつ上記外側筒状体2の内側に嵌装する方形状の内側筒状体4とから成り、上 記の二部品は、金型を用いた合成樹脂製の成形品である。
【0003】 また、内側筒状体4内には、入口側と出口側とで直通に交差する多数枚の並列 可変翼5の両端が内側筒状体4の辺壁にビス6を介し回動自在に取付けてある。
【0004】 さらに、外側筒状体2内には、可変翼5間に外部から挿入するドライバにより 駆動部を回動させながら連動機構を介し開閉するシャッタ片(駆動部、連動機構 及びシャッタ片は、図示省略)を設けることもある。
【0005】
上記のような構成によると、金型を用いた成形製品のため、例えば寸法の異な るものを複数種類用意すると、寸法別の高価な金型が必要になる。 このため、著しくコストがアップする問題があった。
【0006】 また、横幅の大きなダクトにあっては、複数個の吸排気口を横方向に並べて使 用することもある。 この場合、見苦しくなる問題もあった。
【0007】 そこで、この考案の課題は、金型を用いないので吸排気口を形成するようにし たものである。
【0008】
上記の課題を解決するために、この考案は、帯状板と、この帯状板の長手方向 片側縁から連なって上記帯状板の片面方向に突出するフランジ片とから成る合成 樹脂製押し出し型材を用い、所定の長さに寸断した四枚一組の上記型材の対向端 縁を接着や熱溶着して方形状の内枠を形成し、また、この内枠内に合成樹脂製の 押し出し型板を寸断して設けた並列多数枚の翼板を並べると共に、上記型材から 翼板の端面にビスをねじ込んで上記翼板を回動自在に取付け、さらに、帯状板と 、この帯状板の長手方向側縁から連なって上記帯状板の片面方向に突出するフラ ンジ片とから成る合成樹脂製押し出し型材を用い、所定の長さに寸断した四枚一 組の上記型材の対向端縁を接着や熱溶着して上記内側外側に嵌装する外枠を形成 して成る吸排気口を設けた構成を採用する。
【0009】
上記のように構成した吸排気口によると、ダクトの端に外枠の周囲を嵌装して 取付ける。
【0010】 また、外枠の内側に内枠を嵌め込みながら、外枠のフランジ片に内枠のフラン ジ片を重ね合わすと共に、内枠のフランジ片から外枠のフランジ片にビスをねじ 込んで、外枠に対し内枠を固定する。
【0011】 さらに、並列多数枚の翼板により送風(温風や冷風)の向きを設定すると共に 、翼板の回動操作により送風の向きを所定の方向に変更する。
【0012】
以下、この考案に係る実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0013】 図1に示すように、帯状板11と、この帯状板11の長手方向片側縁から連な って帯状板11の片面方向に突出するフランジ片12とから合成樹脂製押し出し 型材13を用いる。
【0014】 上記の型材13を所定の寸法に寸断(長さ方向に対し直角に)して、四枚(四 辺)一組とし、この四枚一組の辺壁型材13′の対向端縁を接着材を介し、或は 熱溶着して図2に示すような方形状の内枠14を形成する。 なお、図示のように、フランジ片12は、45度に切り落とされ、突き合わせ たとき90度になると共に、辺壁型材13′の帯状板11の端面を45度に切り 落として突き合わせ、仕上がり良好になるようにしてある。
【0015】 また、内枠14内には、図3に示す合成樹脂製の押し出し型板15を対向する 辺壁型材13′間の寸法に合わせて寸断し、寸断により形成された翼板16が図 4に示すように多数枚並列状に並べられてあり、辺壁型材13の帯状板11に挿 通したビス17を翼板16の端面から軸芯の貫通孔18にねじ込んで各翼板16 を回動自在に取付けてある。 なお、翼板16は、内枠14の入口側と出口側とに直角に交差させて二列配置 し、周知のように、操作板の先端二叉部を翼板16に嵌め込み係合して翼板16 を回動させ、送風の向きを自由に変更することができるようになっている。
【0016】 さらに、図5に示すように、帯状板21と、この帯状板21の長手方向片側縁 から連なって帯状板21の片面方向に突出するフランジ片22とから成る合成樹 脂製押し出し型材23を用いる。
【0017】 上記の型材23を所定の寸法に寸断して、四枚(四辺)一組とし、この四枚一 組の辺壁型材23′の対向縁を内枠14と同様の方法によって固着しながら図6 に示すように外枠24を形成する。 なお、外枠24は、嵌め込む内枠14にがたつきがない寸法に仕上げられ、フ ランジ片22にフランジ片12が重なり合うと共に、フランジ片12の透孔19 に挿通したビスをフランジ片22にねじ込んで、外枠24に対し内枠14を取付 ける。
【0018】 また、外枠24内には、周知のように多数枚1組のシャッタ板31が開閉自在 に取付けられている。
【0019】 上記のシャッタ板31は、合成樹脂製の型材を寸断して形成し、従来品と同様 の方式により辺壁型材23にビス32を介し開閉自在に取付けられ、外部から挿 入するドライバを駆動部33に係合して回動するとピン34と切欠き35と係合 により一枚のシャッタ31が回動して、連動機構36を介し全てのシャッタ板3 1が回動する。
【0020】 図中37はフランジ片12から連なる屈曲片で、この屈曲片32はフランジ片 22に被さる。
【0021】
この考案に係る吸排気口は、以上のように構成してあるので、要求される寸法 のものを自由に製造することができる。
【0022】 このため、著しいコストアップにつながる金型、すなわち、寸法別の複数種類 の金型が不要になり、コストの低減をはかることができる。 また、部材の管理も容易になる。
【図1】内枠用型材の斜視図。
【図2】型材を用いて形成した内枠の斜視図。
【図3】翼板用型材の斜視図。
【図4】内枠の縦断側面図。
【図5】外枠用型材の斜視図。
【図6】外枠の一部切欠平面図。
【図7】従来品の一部切欠平面図。
11 帯状板 12 フランジ片 13 型材 13′ 辺壁型材 14 内枠 15 型板 16 翼板 17 ビス 21 帯状体 22 フランジ片 23 型材 23′ 辺壁型材 24 外枠
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状板と、この帯状板の長手方向片側縁
から連なって上記帯状板の片面方向に突出するフランジ
片とから成る合成樹脂製押し出し型材を用い、所定の長
さに寸断した四枚一組の上記型材の対向端縁を接着や熱
溶着して方形状の内枠を形成し、また、この内枠内に合
成樹脂製の押し出し型板を寸断して設けた並列多数枚の
翼板を並べると共に、上記型材から翼板の端面にビスを
ねじ込んで上記翼板を回動自在に取付け、さらに、帯状
板と、この帯状板の長手方向片側側縁から連なって上記
帯状板の片面方向に突出するフランジ片とから成る合成
樹脂製押し出し型材を用い、所定の長さに寸断した四枚
一組の上記型材の対向端縁を接着や熱溶着して上記内側
外側に嵌装する外枠を形成して成る吸排気口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994015782U JP3011630U (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 吸排気口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994015782U JP3011630U (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 吸排気口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011630U true JP3011630U (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=43147358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994015782U Expired - Lifetime JP3011630U (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 吸排気口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011630U (ja) |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP1994015782U patent/JP3011630U/ja not_active Expired - Lifetime
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