JP3011206B1 - 電気接続装置 - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
【要約】
【課題】 ケーシングに組み付けられる回路基板に装着
されたソケット本体から配線コードを介して外部へと電
気的に引き廻し形成する電気接続装置において、前記ケ
ーシングや回路基板と前記ソケット本体との機械的な取
付強度を高めることにより、電気的な接続を良好に保つ
ことのできる電気接続装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 合成樹脂製の絶縁材料からなる有底筒状
のソケット本体と、このソケット本体内部に設けた一対
の導電端子と、前記ソケット本体の外部に露出して前記
導電端子に設けた接触片と、前記導電端子に接続された
配線コードと、前記ソケット本体を取り付けるための取
付孔が設けられ所定の導電回路パターンを形成した回路
基板と、この回路基板を取り付け固定するケーシングと
を有し、前記ケーシング側には、前記回路基板の取付孔
位置に合わせて、前記ソケット本体の筒状部を受け入れ
て支持するために設けられた突き出し軸部を備えてなる
ことを特徴とする電気接続装置である。
されたソケット本体から配線コードを介して外部へと電
気的に引き廻し形成する電気接続装置において、前記ケ
ーシングや回路基板と前記ソケット本体との機械的な取
付強度を高めることにより、電気的な接続を良好に保つ
ことのできる電気接続装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 合成樹脂製の絶縁材料からなる有底筒状
のソケット本体と、このソケット本体内部に設けた一対
の導電端子と、前記ソケット本体の外部に露出して前記
導電端子に設けた接触片と、前記導電端子に接続された
配線コードと、前記ソケット本体を取り付けるための取
付孔が設けられ所定の導電回路パターンを形成した回路
基板と、この回路基板を取り付け固定するケーシングと
を有し、前記ケーシング側には、前記回路基板の取付孔
位置に合わせて、前記ソケット本体の筒状部を受け入れ
て支持するために設けられた突き出し軸部を備えてなる
ことを特徴とする電気接続装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の導電パター
ンを形成する回路基板に設けた取付孔にソケット本体を
装着することにより、このソケット本体の内部に設けた
導電端子に接続する配線コードと回路基板の導電パター
ンとを電気的に接続するようにした電気接続装置に関す
る。
ンを形成する回路基板に設けた取付孔にソケット本体を
装着することにより、このソケット本体の内部に設けた
導電端子に接続する配線コードと回路基板の導電パター
ンとを電気的に接続するようにした電気接続装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続装置として、例
えば実公昭62-37336号公報などで開示されているよう
に、筒状のソケット本体の内部に設けた一対の導電端子
に配線コードを接続するとともに、この各導電端子の先
端にソケット本体外部に露出する接触片が折り曲げ形成
され、そのソケット本体の外周面には側方に突出するフ
ランジ部が設けられ、このフランジ部の前方に位置して
一対の係止突部が設けられている。
えば実公昭62-37336号公報などで開示されているよう
に、筒状のソケット本体の内部に設けた一対の導電端子
に配線コードを接続するとともに、この各導電端子の先
端にソケット本体外部に露出する接触片が折り曲げ形成
され、そのソケット本体の外周面には側方に突出するフ
ランジ部が設けられ、このフランジ部の前方に位置して
一対の係止突部が設けられている。
【0003】一方、所定の導電パターンを形成する回路
基板にはソケット本体を取り付ける取付孔が設けられ、
この取付孔周囲には前記導電パターンから各々略半円状
に形成された一対の導電部が引き廻し形成されるととも
に、この導電部の間に前記各係止突部を挿通する一対の
切り欠き部が同一形状に設けられている。
基板にはソケット本体を取り付ける取付孔が設けられ、
この取付孔周囲には前記導電パターンから各々略半円状
に形成された一対の導電部が引き廻し形成されるととも
に、この導電部の間に前記各係止突部を挿通する一対の
切り欠き部が同一形状に設けられている。
【0004】そして、前記ソケット本体の各係止突部と
切り欠き部とを合致させてソケット本体を取付孔に挿入
し、このソケット本体を所定方向に回転させることによ
り、ソケット本体に設けたフランジ部と係止突部とで回
路基板を挟着し、ソケット本体を回路基板に取り付け固
定するとともに、接触片を回路基板の導電部に圧接させ
ることにより、配線コードと回路基板とを電気的に接続
するように構成したものが提案されている。
切り欠き部とを合致させてソケット本体を取付孔に挿入
し、このソケット本体を所定方向に回転させることによ
り、ソケット本体に設けたフランジ部と係止突部とで回
路基板を挟着し、ソケット本体を回路基板に取り付け固
定するとともに、接触片を回路基板の導電部に圧接させ
ることにより、配線コードと回路基板とを電気的に接続
するように構成したものが提案されている。
【0005】また、照明用などのランプを装着するため
の専用のソケット本体を用いて回路基板と配線コードと
を電気的に接続する構造のものとして、例えば実公平2-
20780号公報、実公平2-20781号公報あるいは実公平2-20
782号公報などで開示されているように、照明用ランプ
を取付けるためのソケット本体内部に設けた各導電端子
に挟持片を設け、この挟持片にウェッジベース型の照明
用ランプを挟着保持するとともに、挟着片と照明用ラン
プのリード線とを接続し、かつ前記各導電端子に配線コ
ードを接続している。
の専用のソケット本体を用いて回路基板と配線コードと
を電気的に接続する構造のものとして、例えば実公平2-
20780号公報、実公平2-20781号公報あるいは実公平2-20
782号公報などで開示されているように、照明用ランプ
を取付けるためのソケット本体内部に設けた各導電端子
に挟持片を設け、この挟持片にウェッジベース型の照明
用ランプを挟着保持するとともに、挟着片と照明用ラン
プのリード線とを接続し、かつ前記各導電端子に配線コ
ードを接続している。
【0006】そして、照明用ランプのソケット本体をF
PC基板(フレキシブルプリント配線基板)あるいは硬
質のプリント基板などからなる回路基板を介してケーシ
ングの底壁に設けた取付孔に装着して、導電端子に設け
た接触片と回路基板の導電部とを接続することによって
回路基板と配線コードとを電気的に接続するように構成
したものが知られている。
PC基板(フレキシブルプリント配線基板)あるいは硬
質のプリント基板などからなる回路基板を介してケーシ
ングの底壁に設けた取付孔に装着して、導電端子に設け
た接触片と回路基板の導電部とを接続することによって
回路基板と配線コードとを電気的に接続するように構成
したものが知られている。
【0007】ところで、前述した配線コードを接続した
ソケット本体を自動車・オートバイなどにおける計器装
置に適用する場合を例にして説明する。自動車の各種走
行情報を表示する計器装置の一般的な構成としては、図
7、図8に示すように、計器装置の計器ケーシング1内
には、速度計やエンジン回転計ならびに燃料計や温度計
などの車輌の運転状況を指示する指示計器2が収納さ
れ、この指示計器2の前面側に表示板3を取り付け固定
し、指示計器2に形成された指針4の指示を前記表示板
3の表面に設けた目盛や数値と対比して読み取るように
している。
ソケット本体を自動車・オートバイなどにおける計器装
置に適用する場合を例にして説明する。自動車の各種走
行情報を表示する計器装置の一般的な構成としては、図
7、図8に示すように、計器装置の計器ケーシング1内
には、速度計やエンジン回転計ならびに燃料計や温度計
などの車輌の運転状況を指示する指示計器2が収納さ
れ、この指示計器2の前面側に表示板3を取り付け固定
し、指示計器2に形成された指針4の指示を前記表示板
3の表面に設けた目盛や数値と対比して読み取るように
している。
【0008】また前記計器装置の前面側には、前記指示
計器2の表示板3部分の箇所を開口した見返し板5が計
器ケーシング1の表面側に被着されており、さらに見返
し板5の表面側には、計器ケーシング1の前面を覆う合
成樹脂製の透視板6が取り付けられており、前記計器ケ
ーシング1の外部から侵入する塵埃などを防ぐようにし
ている。
計器2の表示板3部分の箇所を開口した見返し板5が計
器ケーシング1の表面側に被着されており、さらに見返
し板5の表面側には、計器ケーシング1の前面を覆う合
成樹脂製の透視板6が取り付けられており、前記計器ケ
ーシング1の外部から侵入する塵埃などを防ぐようにし
ている。
【0009】また計器ケーシング1の内部には、図示し
ないが、油圧の状態,ヘッドライトの上向き点灯状態,
ドアの開閉状態,ハンドブレーキの操作状態あるいはギ
ヤポジション表示などの各種車輌状態をランプあるいは
LEDなどの表示灯を点灯させて知らせる表示装置など
が設けられている。
ないが、油圧の状態,ヘッドライトの上向き点灯状態,
ドアの開閉状態,ハンドブレーキの操作状態あるいはギ
ヤポジション表示などの各種車輌状態をランプあるいは
LEDなどの表示灯を点灯させて知らせる表示装置など
が設けられている。
【0010】この場合、計器ケーシング1の裏面には所
定の導電回路パターン7を形成した回路基板8が配設さ
れ、この回路基板8の導電回路パターン7部分と各指示
計器2の接続端子や前記表示装置などの表示用ランプ,
表示用LEDあるいは計器照明用ランプ,照明用LED
などを装着したソケット本体9を計器ケーシング1の外
面側から電気的に接続するようにしている。また、前記
回路基板8は、図示しないが車輌のバッテリ側から電気
コードなどを中継して電気コネクタを介して前記導電回
路パターン7側へと電力が供給されるように構成されて
いる。
定の導電回路パターン7を形成した回路基板8が配設さ
れ、この回路基板8の導電回路パターン7部分と各指示
計器2の接続端子や前記表示装置などの表示用ランプ,
表示用LEDあるいは計器照明用ランプ,照明用LED
などを装着したソケット本体9を計器ケーシング1の外
面側から電気的に接続するようにしている。また、前記
回路基板8は、図示しないが車輌のバッテリ側から電気
コードなどを中継して電気コネクタを介して前記導電回
路パターン7側へと電力が供給されるように構成されて
いる。
【0011】ところで、計器ケーシング1内に収納され
るスペースの問題などで、計器類の電気的な駆動回路や
回路同士の接続あるいは表示用,照明用などのランプや
LEDなどの電気的な接続などのための実装密度が高く
なり、また計器ケーシング1の内部側に配設される計器
類の実装密度も高くなってきている。
るスペースの問題などで、計器類の電気的な駆動回路や
回路同士の接続あるいは表示用,照明用などのランプや
LEDなどの電気的な接続などのための実装密度が高く
なり、また計器ケーシング1の内部側に配設される計器
類の実装密度も高くなってきている。
【0012】そこで、電気回路の実装密度を抑えたり、
計器ケーシング1の内部および外部の電気的な引き廻し
を簡便とするため、たとえば前記計器ケーシング1の裏
面側に配設する回路基板8とは別個にして計器ケーシン
グ1の上方側面に位置した表示板3の前面上方に導電回
路パターン10を施した照明用回路基板11を設置し、この
照明用回路基板11にランプ12を装着したソケット本体13
が差し込まれて固定されており、上記計器ケーシング1
の裏側に配設された回路基板8とランプ12を取り付ける
ための前記照明用回路基板11とを配線コード14によって
電気的に接続するようにしている。
計器ケーシング1の内部および外部の電気的な引き廻し
を簡便とするため、たとえば前記計器ケーシング1の裏
面側に配設する回路基板8とは別個にして計器ケーシン
グ1の上方側面に位置した表示板3の前面上方に導電回
路パターン10を施した照明用回路基板11を設置し、この
照明用回路基板11にランプ12を装着したソケット本体13
が差し込まれて固定されており、上記計器ケーシング1
の裏側に配設された回路基板8とランプ12を取り付ける
ための前記照明用回路基板11とを配線コード14によって
電気的に接続するようにしている。
【0013】この場合、図7および図9に示すように、
所定の導電回路パターン10が施された照明用回路基板11
には、複数のランプ12を装着したソケット本体13を取り
付ける取付孔11Aが設けられ、この取付孔11A周囲には前
記導電回路パターン10からそれぞれ略半円状に形成され
た一対の導電部10Aが引き廻し形成されるとともに、こ
の各導電部10Aの間に前記取付孔11Aの内径寸法より径大
に切り欠いた切り欠き部11Bが設けられている。
所定の導電回路パターン10が施された照明用回路基板11
には、複数のランプ12を装着したソケット本体13を取り
付ける取付孔11Aが設けられ、この取付孔11A周囲には前
記導電回路パターン10からそれぞれ略半円状に形成され
た一対の導電部10Aが引き廻し形成されるとともに、こ
の各導電部10Aの間に前記取付孔11Aの内径寸法より径大
に切り欠いた切り欠き部11Bが設けられている。
【0014】また、複数のランプ12を装着した前記ソケ
ット本体13には、そのソケット本体13の外周面に側方に
突出するフランジ部13Aが設けられるとともに、このフ
ランジ部13Aの前方に位置して一対の係止突部13Bが設け
られており、また筒状のソケット本体13の内部には、一
対の導電端子15がそれぞれ配設されるとともに、この各
一対の導電端子15の先端にソケット本体13の外部に露出
するように接触片15Aが折り曲げられて設けられてお
り、前記ソケット本体13の取り付け時において、ソケッ
ト本体13の係止突部13Bが前記照明用回路基板11の取付
孔11Aに設けた切り欠き部11Bに挿通された後、所定方向
に回転することによって照明用回路基板11に係合して固
定保持されると同時に、前記ソケット本体13に配設され
た導電端子15の接触片15Aと前記導電回路パターン10の
導電部10Aとが電気的に接続されるように構成されてい
る。
ット本体13には、そのソケット本体13の外周面に側方に
突出するフランジ部13Aが設けられるとともに、このフ
ランジ部13Aの前方に位置して一対の係止突部13Bが設け
られており、また筒状のソケット本体13の内部には、一
対の導電端子15がそれぞれ配設されるとともに、この各
一対の導電端子15の先端にソケット本体13の外部に露出
するように接触片15Aが折り曲げられて設けられてお
り、前記ソケット本体13の取り付け時において、ソケッ
ト本体13の係止突部13Bが前記照明用回路基板11の取付
孔11Aに設けた切り欠き部11Bに挿通された後、所定方向
に回転することによって照明用回路基板11に係合して固
定保持されると同時に、前記ソケット本体13に配設され
た導電端子15の接触片15Aと前記導電回路パターン10の
導電部10Aとが電気的に接続されるように構成されてい
る。
【0015】また、その一つのソケット本体13には前記
配線コード14の一端側がソケット本体13の内部に設けた
上記一対の導電端子15にそれぞれ接続されるとともに、
この各一対の導電端子15の先端にソケット本体13の外部
に露出するように折り曲げられて設けられた前記接触片
15Aと前記導電回路パターン10の導電部10Aとが電気的に
接続され、配線コード14を介して外部側へと電気的に引
き廻しが可能となるように構成されている。
配線コード14の一端側がソケット本体13の内部に設けた
上記一対の導電端子15にそれぞれ接続されるとともに、
この各一対の導電端子15の先端にソケット本体13の外部
に露出するように折り曲げられて設けられた前記接触片
15Aと前記導電回路パターン10の導電部10Aとが電気的に
接続され、配線コード14を介して外部側へと電気的に引
き廻しが可能となるように構成されている。
【0016】また配線コード14の他端側、すなわち前記
計器ケーシング1の裏面側に取り付けられた導電回路パ
ターン7を引き廻し形成した回路基板8側は、図10と図
11に示すように、ソケット本体9を取り付ける取付孔8A
が設けられ、この取付孔8Aの周囲には導電回路パターン
7からそれぞれ略半円状に形成された一対の導電部7Aが
引き廻し形成されるとともに、この各導電部7Aの間に位
置して取付孔8Aの内径寸法より径大に切り欠いた切り欠
き部8Bが設けられている。
計器ケーシング1の裏面側に取り付けられた導電回路パ
ターン7を引き廻し形成した回路基板8側は、図10と図
11に示すように、ソケット本体9を取り付ける取付孔8A
が設けられ、この取付孔8Aの周囲には導電回路パターン
7からそれぞれ略半円状に形成された一対の導電部7Aが
引き廻し形成されるとともに、この各導電部7Aの間に位
置して取付孔8Aの内径寸法より径大に切り欠いた切り欠
き部8Bが設けられている。
【0017】また前記配線コード14の他端側がソケット
本体9の内部に設けた一対の導電端子Tにそれぞれ接続
されるとともに、この一対の導電端子Tの先端にソケッ
ト本体9の外部に露出するように折り曲げられて設けら
れた接触片T1と前記導電回路パターン7の導電部7Aと
が電気的に接続されるように構成されているものであ
り、これにより前記回路基板8と前記照明用回路基板11
とが電気的な接続が計られるように構成されている。
本体9の内部に設けた一対の導電端子Tにそれぞれ接続
されるとともに、この一対の導電端子Tの先端にソケッ
ト本体9の外部に露出するように折り曲げられて設けら
れた接触片T1と前記導電回路パターン7の導電部7Aと
が電気的に接続されるように構成されているものであ
り、これにより前記回路基板8と前記照明用回路基板11
とが電気的な接続が計られるように構成されている。
【0018】なお、前記ソケット本体9には、そのソケ
ット本体9の外周面に側方に突出するフランジ部9Aが設
けられるとともに、このフランジ部9Aの前方に位置して
一対の係止突部9Bが設けられており、ソケット本体9の
取り付け時において、この係止突部9Bが前記回路基板8
の取付孔8Aに設けた切り欠き部8Bに挿通された後、所定
方向に回転することによって回路基板8に係合して固定
保持される。
ット本体9の外周面に側方に突出するフランジ部9Aが設
けられるとともに、このフランジ部9Aの前方に位置して
一対の係止突部9Bが設けられており、ソケット本体9の
取り付け時において、この係止突部9Bが前記回路基板8
の取付孔8Aに設けた切り欠き部8Bに挿通された後、所定
方向に回転することによって回路基板8に係合して固定
保持される。
【0019】この際、前記配線コード14に接続されたソ
ケット本体9の機能としては、前記回路基板8上の導電
回路パターン7から配線コード14を介して照明用回路基
板11へと分岐伝達するためのコネクタの役目を果たすた
めに設けられている。従って、図示しない自動車のライ
トスイッチがON状態となると回路基板8側から配線コ
ード14を経て照明用回路基板11側へと通電され、ソケッ
ト本体13に装着されたランプ12が点灯し、前記指示計器
2に取り付けられている表示板3がランプ12によって前
面側から明るく照らし出されて照明される。
ケット本体9の機能としては、前記回路基板8上の導電
回路パターン7から配線コード14を介して照明用回路基
板11へと分岐伝達するためのコネクタの役目を果たすた
めに設けられている。従って、図示しない自動車のライ
トスイッチがON状態となると回路基板8側から配線コ
ード14を経て照明用回路基板11側へと通電され、ソケッ
ト本体13に装着されたランプ12が点灯し、前記指示計器
2に取り付けられている表示板3がランプ12によって前
面側から明るく照らし出されて照明される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配線コード
14の両端に接続されたソケット本体9,13は、簡単に回
路基板8や照明用回路基板11へと電気的な接続ができる
という利点があるものの、前記回路基板8上の導電回路
パターン7から配線コード14を介して照明用回路基板11
へと分岐伝達するためのコネクタの役目を果たすために
設けられているソケット本体9は、合成樹脂製の絶縁材
料によって筒状に形成されており、この筒状のソケット
本体9の内部に一対の導電端子Tを装着して構成してい
るため、外部から負荷、すなわち配線コード14に強い力
で引っ張りが加わってしまったり、ソケット本体9にそ
の横方向に強い外圧が加わってしまったりすると、ソケ
ット本体9の筒状部分が撓んでしまうことがあり、この
結果、回路基板8の取付孔8Aからソケット本体9が抜け
出てしまう虞があるという問題を有していた。
14の両端に接続されたソケット本体9,13は、簡単に回
路基板8や照明用回路基板11へと電気的な接続ができる
という利点があるものの、前記回路基板8上の導電回路
パターン7から配線コード14を介して照明用回路基板11
へと分岐伝達するためのコネクタの役目を果たすために
設けられているソケット本体9は、合成樹脂製の絶縁材
料によって筒状に形成されており、この筒状のソケット
本体9の内部に一対の導電端子Tを装着して構成してい
るため、外部から負荷、すなわち配線コード14に強い力
で引っ張りが加わってしまったり、ソケット本体9にそ
の横方向に強い外圧が加わってしまったりすると、ソケ
ット本体9の筒状部分が撓んでしまうことがあり、この
結果、回路基板8の取付孔8Aからソケット本体9が抜け
出てしまう虞があるという問題を有していた。
【0021】そこで本発明は、前記従来例の問題を解決
するものであって、ケーシングに組み付けられる回路基
板に装着されたソケット本体から配線コードを介して外
部へと電気的に引き廻し形成する電気接続装置におい
て、前記ケーシングや回路基板と前記ソケット本体との
機械的な取付強度を高めることにより、電気的な接続を
良好に保つことのできる電気接続装置を提供することを
目的とする。
するものであって、ケーシングに組み付けられる回路基
板に装着されたソケット本体から配線コードを介して外
部へと電気的に引き廻し形成する電気接続装置におい
て、前記ケーシングや回路基板と前記ソケット本体との
機械的な取付強度を高めることにより、電気的な接続を
良好に保つことのできる電気接続装置を提供することを
目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、合成
樹脂製の絶縁材料からなる有底筒状のソケット本体と、
このソケット本体内部に設けた一対の導電端子と、前記
ソケット本体の外部に露出して前記導電端子に設けた接
触片と、前記導電端子に接続された配線コードと、前記
ソケット本体を取り付けるための取付孔が設けられ所定
の導電回路パターンを形成した回路基板と、この回路基
板を取り付け固定するケーシングとを有し、前記ケーシ
ング側には、前記回路基板の取付孔位置に合わせて、前
記ソケット本体の筒状部を受け入れて支持するために設
けられた突き出し軸部を備えてなることを特徴とする電
気接続装置である。また請求項2の発明は、前記請求項
1において、前記ケーシングと一体に前記突き出し軸部
を形成してなることを特徴とする電気接続装置である。
また請求項3の発明は、前記請求項1において、前記ケ
ーシングに対し前記突き出し軸部を着脱自在に設けてな
ることを特徴とする電気接続装置である。また請求項4
の発明は、前記請求項1から請求項3において、前記ソ
ケット本体をウェッジベース型のランプのソケットと兼
用してなることを特徴とする電気接続装置である。また
請求項5の発明は、前記請求項1から請求項4におい
て、前記配線コードの両端に前記ソケット本体を取り付
けてなることを特徴とする電気接続装置である。
樹脂製の絶縁材料からなる有底筒状のソケット本体と、
このソケット本体内部に設けた一対の導電端子と、前記
ソケット本体の外部に露出して前記導電端子に設けた接
触片と、前記導電端子に接続された配線コードと、前記
ソケット本体を取り付けるための取付孔が設けられ所定
の導電回路パターンを形成した回路基板と、この回路基
板を取り付け固定するケーシングとを有し、前記ケーシ
ング側には、前記回路基板の取付孔位置に合わせて、前
記ソケット本体の筒状部を受け入れて支持するために設
けられた突き出し軸部を備えてなることを特徴とする電
気接続装置である。また請求項2の発明は、前記請求項
1において、前記ケーシングと一体に前記突き出し軸部
を形成してなることを特徴とする電気接続装置である。
また請求項3の発明は、前記請求項1において、前記ケ
ーシングに対し前記突き出し軸部を着脱自在に設けてな
ることを特徴とする電気接続装置である。また請求項4
の発明は、前記請求項1から請求項3において、前記ソ
ケット本体をウェッジベース型のランプのソケットと兼
用してなることを特徴とする電気接続装置である。また
請求項5の発明は、前記請求項1から請求項4におい
て、前記配線コードの両端に前記ソケット本体を取り付
けてなることを特徴とする電気接続装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】前記請求項1の構成によって、ケ
ーシングに取り付け固定された回路基板に、ソケット本
体を装着して組み付けると同時に、ソケット本体の筒状
部の内部側に突き出し軸部が挿入され、これによりソケ
ット本体の筒状部分の変形を抑制することができ、前記
ケーシングあるいは前記回路基板との機械的な取り付け
固定と同時に、回路基板との電気的な接続を良好に行う
ことができる。また前記請求項2の構成によって、組み
付け部品点数を増やすことなく突き出し軸部をケーシン
グと一体に形成でき、部品コストを抑えることができ
る。また前記請求項3の構成によって、ソケット本体の
形態に合わせて、形状や大きさあるいは長さなどの異な
る突き出し軸部を選択して交換することができ、また不
用な場合においては取り外しができるという効果があ
る。また前記請求項4の構成によって、仕様に応じてソ
ケット本体にランプを取り付けたり、取り外したりする
ことが可能となり、照明装置としての機能、コネクタと
しての機能を選択することが可能となる。また前記請求
項5の構成によって、組み付け作業が容易となり、その
作業能率を高めることができるという効果がある。
ーシングに取り付け固定された回路基板に、ソケット本
体を装着して組み付けると同時に、ソケット本体の筒状
部の内部側に突き出し軸部が挿入され、これによりソケ
ット本体の筒状部分の変形を抑制することができ、前記
ケーシングあるいは前記回路基板との機械的な取り付け
固定と同時に、回路基板との電気的な接続を良好に行う
ことができる。また前記請求項2の構成によって、組み
付け部品点数を増やすことなく突き出し軸部をケーシン
グと一体に形成でき、部品コストを抑えることができ
る。また前記請求項3の構成によって、ソケット本体の
形態に合わせて、形状や大きさあるいは長さなどの異な
る突き出し軸部を選択して交換することができ、また不
用な場合においては取り外しができるという効果があ
る。また前記請求項4の構成によって、仕様に応じてソ
ケット本体にランプを取り付けたり、取り外したりする
ことが可能となり、照明装置としての機能、コネクタと
しての機能を選択することが可能となる。また前記請求
項5の構成によって、組み付け作業が容易となり、その
作業能率を高めることができるという効果がある。
【0024】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。図1から図3は本発明の第1実施例を示すもの
であり、前述した従来例の構成と同一もしくは均等箇所
には同一符号を用いて説明する。自動車などの計器装置
において、合成樹脂製の計器ケーシング1の内部には、
従来例で記載したように、たとえば速度計,エンジン回
転計,燃料計,水温計などの車輌運転状況を指示する指
示計器2が収納されており、その前面側には見返し板
5,透視板6が組み付けられている。
明する。図1から図3は本発明の第1実施例を示すもの
であり、前述した従来例の構成と同一もしくは均等箇所
には同一符号を用いて説明する。自動車などの計器装置
において、合成樹脂製の計器ケーシング1の内部には、
従来例で記載したように、たとえば速度計,エンジン回
転計,燃料計,水温計などの車輌運転状況を指示する指
示計器2が収納されており、その前面側には見返し板
5,透視板6が組み付けられている。
【0025】また計器ケーシング1の裏面側には所定の
導電回路パターン7を形成したフレキシブルプリント配
線板からなる回路基板8が引き廻し配設されており、こ
の回路基板8の導電回路パターン7部分と各指示計器2
の接続端子や電極部分、あるいは図示しないが表示装置
などの表示用ランプ,表示用LEDあるいは計器照明用
ランプ,照明用LEDなどを装着したソケット本体9を
計器ケーシング1の外面側から回路基板8の導電回路パ
ターン7部分と電気的に接続するように組み付けてい
る。
導電回路パターン7を形成したフレキシブルプリント配
線板からなる回路基板8が引き廻し配設されており、こ
の回路基板8の導電回路パターン7部分と各指示計器2
の接続端子や電極部分、あるいは図示しないが表示装置
などの表示用ランプ,表示用LEDあるいは計器照明用
ランプ,照明用LEDなどを装着したソケット本体9を
計器ケーシング1の外面側から回路基板8の導電回路パ
ターン7部分と電気的に接続するように組み付けてい
る。
【0026】また、前記導電回路パターン7を引き廻し
形成したフレキシブルプリント配線板からなる回路基板
8には、前記ソケット本体9を取り付ける取付孔8Aが設
けられ、この取付孔8Aの周囲には導電回路パターン7か
らそれぞれ略半円状に形成された一対の導電部7Aが引き
廻し形成されるとともに、この各導電部7Aの間に位置し
て取付孔8Aと連続して、その取付孔8Aの内径寸法より径
大に切り欠いた一対の切り欠き部8Bが設けられており、
この取付孔8Aと切り欠き部8Bとの形状に合わせて前記計
器ケーシング1に取付用孔部1Aが設けられている。
形成したフレキシブルプリント配線板からなる回路基板
8には、前記ソケット本体9を取り付ける取付孔8Aが設
けられ、この取付孔8Aの周囲には導電回路パターン7か
らそれぞれ略半円状に形成された一対の導電部7Aが引き
廻し形成されるとともに、この各導電部7Aの間に位置し
て取付孔8Aと連続して、その取付孔8Aの内径寸法より径
大に切り欠いた一対の切り欠き部8Bが設けられており、
この取付孔8Aと切り欠き部8Bとの形状に合わせて前記計
器ケーシング1に取付用孔部1Aが設けられている。
【0027】また、従来例と同様に前記ソケット本体9
の一つには、外部側へ引き廻し形成するための配線コー
ド14が接続されており、この場合、配線コード14の一方
側がソケット本体9の内部に設けた一対の導電端子Tに
それぞれ接続されるとともに、この一対の導電端子Tの
先端にソケット本体9の外部に露出するように折り曲げ
られて設けられた接触片T1と前記導電回路パターン7
の導電部7Aとが電気的に接続されるように構成されてい
る。
の一つには、外部側へ引き廻し形成するための配線コー
ド14が接続されており、この場合、配線コード14の一方
側がソケット本体9の内部に設けた一対の導電端子Tに
それぞれ接続されるとともに、この一対の導電端子Tの
先端にソケット本体9の外部に露出するように折り曲げ
られて設けられた接触片T1と前記導電回路パターン7
の導電部7Aとが電気的に接続されるように構成されてい
る。
【0028】なお、前記ソケット本体9には、そのソケ
ット本体9の外周面に側方に突出するフランジ部9Aが設
けられるとともに、このフランジ部9Aの前方に位置して
一対の係止突部9Bが設けられており、ソケット本体9の
取り付け時において、この係止突部9Bが前記フレキシブ
ルプリント配線板からなる回路基板8の取付孔8Aに設け
た切り欠き部8Bおよび計器ケーシング1に設けられた取
付用孔1Aに挿通した後、所定方向に回転することによっ
て前記回路基板8および計器ケーシング1に係合して固
定保持されるように構成されている。
ット本体9の外周面に側方に突出するフランジ部9Aが設
けられるとともに、このフランジ部9Aの前方に位置して
一対の係止突部9Bが設けられており、ソケット本体9の
取り付け時において、この係止突部9Bが前記フレキシブ
ルプリント配線板からなる回路基板8の取付孔8Aに設け
た切り欠き部8Bおよび計器ケーシング1に設けられた取
付用孔1Aに挿通した後、所定方向に回転することによっ
て前記回路基板8および計器ケーシング1に係合して固
定保持されるように構成されている。
【0029】また、前記配線コード14の他方側は、従来
例と同様にして計器ケーシング1の上方側面に位置した
表示板3の前面上方側から照明するためのウェッジベー
ス型のランプ12を装着したソケット本体13の一つに接続
されている。その照明手段としては、従来と同様に、計
器ケーシング1の上方側面に位置した表示板3の前面上
方に導電回路パターン10を施した照明用回路基板11を設
置し、この照明用回路基板11にウェッジベース型のラン
プ12をそれぞれ装着した複数個のソケット本体13が差し
込まれて固定されており、上記計器ケーシング1の裏側
に配設された回路基板8と前記照明用回路基板11とを配
線コード14の両端に接続したそれぞれのソケット本体
9,13によって電気的に接続するようにしている。
例と同様にして計器ケーシング1の上方側面に位置した
表示板3の前面上方側から照明するためのウェッジベー
ス型のランプ12を装着したソケット本体13の一つに接続
されている。その照明手段としては、従来と同様に、計
器ケーシング1の上方側面に位置した表示板3の前面上
方に導電回路パターン10を施した照明用回路基板11を設
置し、この照明用回路基板11にウェッジベース型のラン
プ12をそれぞれ装着した複数個のソケット本体13が差し
込まれて固定されており、上記計器ケーシング1の裏側
に配設された回路基板8と前記照明用回路基板11とを配
線コード14の両端に接続したそれぞれのソケット本体
9,13によって電気的に接続するようにしている。
【0030】また、所定の導電回路パターン10が施され
た前記照明用回路基板11には、ウェッジベース型のラン
プ12を装着した複数個のソケット本体13を取り付ける取
付孔11Aが設けられ、この取付孔11A周囲には前記導電回
路パターン10からそれぞれ略半円状に形成された一対の
導電部10Aが引き廻し形成されるとともに、この各導電
部10Aの間に前記取付孔11Aの内径寸法より径大に切り欠
いた切り欠き部11Bが設けられている。
た前記照明用回路基板11には、ウェッジベース型のラン
プ12を装着した複数個のソケット本体13を取り付ける取
付孔11Aが設けられ、この取付孔11A周囲には前記導電回
路パターン10からそれぞれ略半円状に形成された一対の
導電部10Aが引き廻し形成されるとともに、この各導電
部10Aの間に前記取付孔11Aの内径寸法より径大に切り欠
いた切り欠き部11Bが設けられている。
【0031】また、ウェッジベース型のランプ12を装着
した前記ソケット本体13には、そのソケット本体13の外
周面に側方に突出するフランジ部13Aが設けられるとと
もに、このフランジ部13Aの前方に位置して一対の係止
突部13Bが設けられており、また筒状のソケット本体13
の内部には、一対の導電端子15がそれぞれ配設されると
ともに、この各一対の導電端子15の先端にソケット本体
13の外部に露出するように接触片15Aが折り曲げられて
設けられており、前記ソケット本体13の取り付け時にお
いて、ソケット本体13の係止突部13Bが前記照明用回路
基板11の取付孔11Aに設けた切り欠き部11Bに挿通された
後、所定方向に回転することによって照明用回路基板11
に係合して固定保持されると同時に、前記ソケット本体
13に配設された導電端子15の接触片15Aと前記導電回路
パターン10の導電部10Aとが電気的に接続されるように
構成されている。
した前記ソケット本体13には、そのソケット本体13の外
周面に側方に突出するフランジ部13Aが設けられるとと
もに、このフランジ部13Aの前方に位置して一対の係止
突部13Bが設けられており、また筒状のソケット本体13
の内部には、一対の導電端子15がそれぞれ配設されると
ともに、この各一対の導電端子15の先端にソケット本体
13の外部に露出するように接触片15Aが折り曲げられて
設けられており、前記ソケット本体13の取り付け時にお
いて、ソケット本体13の係止突部13Bが前記照明用回路
基板11の取付孔11Aに設けた切り欠き部11Bに挿通された
後、所定方向に回転することによって照明用回路基板11
に係合して固定保持されると同時に、前記ソケット本体
13に配設された導電端子15の接触片15Aと前記導電回路
パターン10の導電部10Aとが電気的に接続されるように
構成されている。
【0032】ところで、前記配線コード14を接続したソ
ケット本体9は、配線コード14を介して外部側へと電気
的に引き廻し形成することを専用として設けたものであ
り、このためランプなどの備品をソケット本体9に装着
することなく、前記回路基板8上の導電回路パターン7
から配線コード14を介して照明用回路基板11へと分岐伝
達するための電気接続装置の役目を果たすために設けて
いる。
ケット本体9は、配線コード14を介して外部側へと電気
的に引き廻し形成することを専用として設けたものであ
り、このためランプなどの備品をソケット本体9に装着
することなく、前記回路基板8上の導電回路パターン7
から配線コード14を介して照明用回路基板11へと分岐伝
達するための電気接続装置の役目を果たすために設けて
いる。
【0033】本発明はこのような電気接続装置に適用さ
れるものであって、この実施例では、前記配線コード14
を接続したソケット本体9が取り付けられる箇所に対応
するフレキシブルプリント配線板からなる前記回路基板
8の取付孔8Aおよび切り欠き部8B位置において、この取
付孔8Aと切り欠き部8Bとの形状に合わせて前記計器ケー
シング1に取付用孔部1Aが設けられており、この取付用
孔部1Aの真上に位置し、前記ソケット本体9の筒状部分
を受け入れて支持するための突き出し軸部21を前記計器
ケーシング1から一体に設けている。
れるものであって、この実施例では、前記配線コード14
を接続したソケット本体9が取り付けられる箇所に対応
するフレキシブルプリント配線板からなる前記回路基板
8の取付孔8Aおよび切り欠き部8B位置において、この取
付孔8Aと切り欠き部8Bとの形状に合わせて前記計器ケー
シング1に取付用孔部1Aが設けられており、この取付用
孔部1Aの真上に位置し、前記ソケット本体9の筒状部分
を受け入れて支持するための突き出し軸部21を前記計器
ケーシング1から一体に設けている。
【0034】具体的には、前記計器ケーシング1の取付
用孔部1Aの回りから連続して計器ケーシング1の内側に
向かって立ち上がる壁部21Aが設けられ、この壁部21Aか
ら連続して前記取付用孔部1Aの上を塞ぐ水平方向に伸び
た水平壁21Bが設けられ、前記取付用孔部1Aと同芯上に
位置し、前記水平壁21Bから連続して計器ケーシング1
の外側に向かって伸びる突き出し軸部21が形成されてい
る。この場合、突き出し軸部21の外径寸法は、筒状のソ
ケット本体9の内径部分の寸法と同程度に形成されてい
る。
用孔部1Aの回りから連続して計器ケーシング1の内側に
向かって立ち上がる壁部21Aが設けられ、この壁部21Aか
ら連続して前記取付用孔部1Aの上を塞ぐ水平方向に伸び
た水平壁21Bが設けられ、前記取付用孔部1Aと同芯上に
位置し、前記水平壁21Bから連続して計器ケーシング1
の外側に向かって伸びる突き出し軸部21が形成されてい
る。この場合、突き出し軸部21の外径寸法は、筒状のソ
ケット本体9の内径部分の寸法と同程度に形成されてい
る。
【0035】従って、配線コード14を接続したソケット
本体9の取り付け時において、ソケット本体9の筒状部
分の外周面に設けられた係止突部9Bが前記フレキシブル
プリント配線板からなる回路基板8の取付孔8Aに設けた
切り欠き部8Bおよび計器ケーシング1に設けられた取付
用孔部1Aに挿通した後、所定方向に回転することによっ
て前記回路基板8および計器ケーシング1に係合して固
定保持されると同時に、前記ソケット本体9に配設され
た導電端子Tの接触片T1と前記導電回路パターン7の
導電部7Aとが電気的に接続される。
本体9の取り付け時において、ソケット本体9の筒状部
分の外周面に設けられた係止突部9Bが前記フレキシブル
プリント配線板からなる回路基板8の取付孔8Aに設けた
切り欠き部8Bおよび計器ケーシング1に設けられた取付
用孔部1Aに挿通した後、所定方向に回転することによっ
て前記回路基板8および計器ケーシング1に係合して固
定保持されると同時に、前記ソケット本体9に配設され
た導電端子Tの接触片T1と前記導電回路パターン7の
導電部7Aとが電気的に接続される。
【0036】また、前記配線コード14を接続したソケッ
ト本体9の機械的な固定および電気的な接続を行った
際、前記計器ケーシング1側に設けられた突き出し軸部
21にソケット本体9の筒状部分が嵌め込まれて支持され
るため、比較的に肉薄に形成されているソケット本体9
の筒状部分がケーシング1の突き出し軸部21によって補
強され、よって外圧に対して変形が抑えられることとな
り、ソケット本体9の筒状部分の外周面に設けられた係
止突部9Bによる計器ケーシング1側との係合状態を良好
に保つことができる。
ト本体9の機械的な固定および電気的な接続を行った
際、前記計器ケーシング1側に設けられた突き出し軸部
21にソケット本体9の筒状部分が嵌め込まれて支持され
るため、比較的に肉薄に形成されているソケット本体9
の筒状部分がケーシング1の突き出し軸部21によって補
強され、よって外圧に対して変形が抑えられることとな
り、ソケット本体9の筒状部分の外周面に設けられた係
止突部9Bによる計器ケーシング1側との係合状態を良好
に保つことができる。
【0037】また、この第1実施例では、合成樹脂製の
計器ケーシング1から一体に突き出し軸部21を形成する
ことにより、部品点数を増やすことなく構成でき、よっ
て部品コストの増加を軽減できるという効果もある。
計器ケーシング1から一体に突き出し軸部21を形成する
ことにより、部品点数を増やすことなく構成でき、よっ
て部品コストの増加を軽減できるという効果もある。
【0038】また前記配線コード14の両端にソケット本
体9を接続する構成とすることで、回路基板8,11側へ
の取り付け作業を容易に行うことができるという効果が
ある。
体9を接続する構成とすることで、回路基板8,11側へ
の取り付け作業を容易に行うことができるという効果が
ある。
【0039】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
り、この場合、計器ケーシング1に設けられた取付用孔
部1Aの周縁から連続して切り欠き係止枠部30が形成さ
れ、この切り欠き係止枠部30と係合する係止爪40Aを設
けた略コ字状の着脱枠体40が設けられ、この着脱枠体40
にはソケット本体9の筒状部を受け入れて支持するため
に設けられた突き出し軸部21が設けられている。
り、この場合、計器ケーシング1に設けられた取付用孔
部1Aの周縁から連続して切り欠き係止枠部30が形成さ
れ、この切り欠き係止枠部30と係合する係止爪40Aを設
けた略コ字状の着脱枠体40が設けられ、この着脱枠体40
にはソケット本体9の筒状部を受け入れて支持するため
に設けられた突き出し軸部21が設けられている。
【0040】また、前記計器ケーシング1の裏面側に
は、硬質材料からなる回路基板8が配設され、この回路
基板8には前記第1実施例と同様に電気的に引き廻し形
成するための導電回路パターン7が施されている。
は、硬質材料からなる回路基板8が配設され、この回路
基板8には前記第1実施例と同様に電気的に引き廻し形
成するための導電回路パターン7が施されている。
【0041】この実施例では、たとえばソケット本体9
の形状やその大きさあるいは長さなどの仕様が異なった
場合、前記突き出し軸部21の外径や長さあるいは形状を
異ならせて設けた着脱枠体40をそれぞれ用意し、前記ソ
ケット本体9に合わせて着脱枠体40を選択して計器ケー
シング1に取り付けることができるように構成してい
る。
の形状やその大きさあるいは長さなどの仕様が異なった
場合、前記突き出し軸部21の外径や長さあるいは形状を
異ならせて設けた着脱枠体40をそれぞれ用意し、前記ソ
ケット本体9に合わせて着脱枠体40を選択して計器ケー
シング1に取り付けることができるように構成してい
る。
【0042】従って、着脱枠体40を取り付けあるいは取
り外しなどを行う際には、その着脱枠体40に設けた係止
爪40Aを撓ませつつ計器ケーシング1の切り欠き係止枠
部30から取り外したり、あるいは取り付けたりすること
により、簡単に交換を行うことができる。なお、場合に
よっては、ソケット本体9にランプ12を組み付けて使用
する時においては、前記着脱枠体40を取り除くことによ
って、計器ケーシング1を二つのタイプに兼用すること
も可能となる。
り外しなどを行う際には、その着脱枠体40に設けた係止
爪40Aを撓ませつつ計器ケーシング1の切り欠き係止枠
部30から取り外したり、あるいは取り付けたりすること
により、簡単に交換を行うことができる。なお、場合に
よっては、ソケット本体9にランプ12を組み付けて使用
する時においては、前記着脱枠体40を取り除くことによ
って、計器ケーシング1を二つのタイプに兼用すること
も可能となる。
【0043】図5および図6は本発明の第3実施例を示
すものであり、この場合、計器ケーシング1の裏面側に
は、所定の導電回路パターン7を形成した硬質材料から
なる回路基板8が取り付けられており、この実施例では
配線コード14の一方側にソケット本体9が接続され、他
方側には端子50が取り付け固定されており、この実施例
ではソケット本体9から引き廻し配設される配線コード
14の他端側に設けられた端子50は、同一の回路基板8上
に設けられた導電部に電気的に引き廻し形成されるよう
に構成している。いる。
すものであり、この場合、計器ケーシング1の裏面側に
は、所定の導電回路パターン7を形成した硬質材料から
なる回路基板8が取り付けられており、この実施例では
配線コード14の一方側にソケット本体9が接続され、他
方側には端子50が取り付け固定されており、この実施例
ではソケット本体9から引き廻し配設される配線コード
14の他端側に設けられた端子50は、同一の回路基板8上
に設けられた導電部に電気的に引き廻し形成されるよう
に構成している。いる。
【0044】また、前記硬質材料からなる回路基板8に
は、前記ソケット本体9を取り付ける取付孔8Aが設けら
れ、この取付孔8Aの周囲には導電回路パターン7からそ
れぞれ略半円状に形成された一対の導電部7Aが引き廻し
形成されるとともに、この各導電部7Aの間に位置して取
付孔8Aと連続して、その取付孔8Aの内径寸法より径大に
切り欠いた一対の切り欠き部8Bが設けられており、この
取付孔8Aと切り欠き部8Bとの寸法より径大な大きさから
なる丸孔状の取付用孔部1Aが前記計器ケーシング1に設
けられている。
は、前記ソケット本体9を取り付ける取付孔8Aが設けら
れ、この取付孔8Aの周囲には導電回路パターン7からそ
れぞれ略半円状に形成された一対の導電部7Aが引き廻し
形成されるとともに、この各導電部7Aの間に位置して取
付孔8Aと連続して、その取付孔8Aの内径寸法より径大に
切り欠いた一対の切り欠き部8Bが設けられており、この
取付孔8Aと切り欠き部8Bとの寸法より径大な大きさから
なる丸孔状の取付用孔部1Aが前記計器ケーシング1に設
けられている。
【0045】また、前記計器ケーシング1の取付用孔部
1Aの回りから連続して計器ケーシング1の内側に向かっ
て立ち上がる壁部21Aが設けられ、この壁部21Aから連続
して前記取付用孔部1Aの上を塞ぐ水平方向に伸びた水平
壁21Bが設けられ、前記取付用孔部1Aと同芯上に位置
し、前記水平壁21Bから連続して計器ケーシング1の外
側に向かって伸びる断面形状が多角形の突き出し軸部21
が形成されている。この場合、突き出し軸部21の外径寸
法は、筒状のソケット本体9の内径部分の寸法とほぼ同
程度に形成されている。
1Aの回りから連続して計器ケーシング1の内側に向かっ
て立ち上がる壁部21Aが設けられ、この壁部21Aから連続
して前記取付用孔部1Aの上を塞ぐ水平方向に伸びた水平
壁21Bが設けられ、前記取付用孔部1Aと同芯上に位置
し、前記水平壁21Bから連続して計器ケーシング1の外
側に向かって伸びる断面形状が多角形の突き出し軸部21
が形成されている。この場合、突き出し軸部21の外径寸
法は、筒状のソケット本体9の内径部分の寸法とほぼ同
程度に形成されている。
【0046】従って、前述した実施例と同様の前記ソケ
ット本体9を前記回路基板8上に組み付ける場合、ソケ
ット本体9の係止突部9Bが硬質材料からなる前記回路基
板8の取付孔8Aに設けた切り欠き部8Bに挿通された後、
所定方向に回転することによってソケット本体9のフラ
ンジ部9Aと係止突部9Bの間で前記回路基板8が係合して
ソケット本体9が固定保持されると同時に、前記断面形
状が多角形の突き出し軸部21にソケット本体9の筒状部
分が嵌め込まれて支持されるため、比較的に肉薄に形成
されているソケット本体9の筒状部分がケーシング1の
突き出し軸部21によって補強され、よって外圧に対して
変形が抑えられることとなり、ソケット本体9の筒状部
分の外周面に設けられた係止突部9Bによる計器ケーシン
グ1側との係合状態を良好に保つことができる。
ット本体9を前記回路基板8上に組み付ける場合、ソケ
ット本体9の係止突部9Bが硬質材料からなる前記回路基
板8の取付孔8Aに設けた切り欠き部8Bに挿通された後、
所定方向に回転することによってソケット本体9のフラ
ンジ部9Aと係止突部9Bの間で前記回路基板8が係合して
ソケット本体9が固定保持されると同時に、前記断面形
状が多角形の突き出し軸部21にソケット本体9の筒状部
分が嵌め込まれて支持されるため、比較的に肉薄に形成
されているソケット本体9の筒状部分がケーシング1の
突き出し軸部21によって補強され、よって外圧に対して
変形が抑えられることとなり、ソケット本体9の筒状部
分の外周面に設けられた係止突部9Bによる計器ケーシン
グ1側との係合状態を良好に保つことができる。
【0047】なお、上述した実施例では、配線コードの
両端にソケット本体を接続するタイプあるいは配線コー
ドの一方側にソケット本体を接続し、他方側に端子を接
続するタイプを例にして説明したが、配線コードを途中
にて分岐して引き廻し配線するようにしても良いもので
あり、またケーシングとしては、指示計器のケーシング
を例にして説明したが、LEDやランプ用いた表示装置
あるいは警報表示装置などのケーシングに組み付けられ
る構造のものであっても良く、ソケット本体としてラン
プのソケット本体を例にして述べたが、LEDのソケッ
トに適用しても良いことは勿論である。また、突き出し
軸部の断面形状を実施例では丸形あるいは多角形に形成
していたが、断面形状が十文字状などの形状を選択する
ことにより、ソケット本体9の筒状部に差し込む際に接
触面積を少なくすることで、その挿入作業を良好に行う
こともできる。
両端にソケット本体を接続するタイプあるいは配線コー
ドの一方側にソケット本体を接続し、他方側に端子を接
続するタイプを例にして説明したが、配線コードを途中
にて分岐して引き廻し配線するようにしても良いもので
あり、またケーシングとしては、指示計器のケーシング
を例にして説明したが、LEDやランプ用いた表示装置
あるいは警報表示装置などのケーシングに組み付けられ
る構造のものであっても良く、ソケット本体としてラン
プのソケット本体を例にして述べたが、LEDのソケッ
トに適用しても良いことは勿論である。また、突き出し
軸部の断面形状を実施例では丸形あるいは多角形に形成
していたが、断面形状が十文字状などの形状を選択する
ことにより、ソケット本体9の筒状部に差し込む際に接
触面積を少なくすることで、その挿入作業を良好に行う
こともできる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明
は、合成樹脂製の絶縁材料からなる有底筒状のソケット
本体と、このソケット本体内部に設けた一対の導電端子
と、前記ソケット本体の外部に露出して前記導電端子に
設けた接触片と、前記導電端子に接続された配線コード
と、前記ソケット本体を取り付けるための取付孔が設け
られ所定の導電回路パターンを形成した回路基板と、こ
の回路基板を取り付け固定するケーシングとを有し、前
記ケーシング側には、前記回路基板の取付孔位置に合わ
せて、前記ソケット本体の筒状部を受け入れて支持する
ために設けられた突き出し軸部を備えてなる電気接続装
置であるため、ケーシングに取り付け固定された回路基
板に、ソケット本体を装着して組み付けると同時に、ソ
ケット本体の筒状部の内部側に突き出し軸部が挿入さ
れ、これによりソケット本体の筒状部分の変形を抑制す
ることができ、前記ケーシングあるいは前記回路基板と
の機械的な取り付け固定と同時に、回路基板との電気的
な接続を良好に行うことができるという効果がある。ま
た請求項2の発明は、前記請求項1において、前記ケー
シングと一体に前記突き出し軸部を形成してなることに
より、組み付け部品点数を増やすことなく突き出し軸部
をケーシングと一体に形成でき、部品コストを抑えるこ
とができる。また請求項3の発明は、前記請求項1にお
いて、前記ケーシングに対し前記突き出し軸部を着脱自
在に設けてなることにより、ソケット本体の形態に合わ
せて、形状や大きさあるいは長さなどの異なる突き出し
軸部を選択して交換することができ、また不用な場合に
おいては取り外しができるという効果もある。また請求
項4の発明は、前記請求項1から請求項3において、前
記ソケット本体をウェッジベース型のランプのソケット
と兼用してなることにより、仕様に応じてソケット本体
にランプを取り付けたり、取り外したりすることが可能
となり、照明装置としての機能、コネクタとしての機能
を選択することが可能となる。また請求項5の発明は、
前記請求項1から請求項4において、前記配線コードの
両端に前記ソケット本体を取り付けてなることにより、
組み付け作業が容易となり、その作業能率を高めること
ができるという効果がある。
は、合成樹脂製の絶縁材料からなる有底筒状のソケット
本体と、このソケット本体内部に設けた一対の導電端子
と、前記ソケット本体の外部に露出して前記導電端子に
設けた接触片と、前記導電端子に接続された配線コード
と、前記ソケット本体を取り付けるための取付孔が設け
られ所定の導電回路パターンを形成した回路基板と、こ
の回路基板を取り付け固定するケーシングとを有し、前
記ケーシング側には、前記回路基板の取付孔位置に合わ
せて、前記ソケット本体の筒状部を受け入れて支持する
ために設けられた突き出し軸部を備えてなる電気接続装
置であるため、ケーシングに取り付け固定された回路基
板に、ソケット本体を装着して組み付けると同時に、ソ
ケット本体の筒状部の内部側に突き出し軸部が挿入さ
れ、これによりソケット本体の筒状部分の変形を抑制す
ることができ、前記ケーシングあるいは前記回路基板と
の機械的な取り付け固定と同時に、回路基板との電気的
な接続を良好に行うことができるという効果がある。ま
た請求項2の発明は、前記請求項1において、前記ケー
シングと一体に前記突き出し軸部を形成してなることに
より、組み付け部品点数を増やすことなく突き出し軸部
をケーシングと一体に形成でき、部品コストを抑えるこ
とができる。また請求項3の発明は、前記請求項1にお
いて、前記ケーシングに対し前記突き出し軸部を着脱自
在に設けてなることにより、ソケット本体の形態に合わ
せて、形状や大きさあるいは長さなどの異なる突き出し
軸部を選択して交換することができ、また不用な場合に
おいては取り外しができるという効果もある。また請求
項4の発明は、前記請求項1から請求項3において、前
記ソケット本体をウェッジベース型のランプのソケット
と兼用してなることにより、仕様に応じてソケット本体
にランプを取り付けたり、取り外したりすることが可能
となり、照明装置としての機能、コネクタとしての機能
を選択することが可能となる。また請求項5の発明は、
前記請求項1から請求項4において、前記配線コードの
両端に前記ソケット本体を取り付けてなることにより、
組み付け作業が容易となり、その作業能率を高めること
ができるという効果がある。
【図1】本発明の第1実施例である計器装置に適用した
電気接続装置の断面図である。
電気接続装置の断面図である。
【図2】図2は図1の要部を示す分解斜視図である。
【図3】図3は図1の要部を示す断面図である。
【図4】図4は本発明の第2実施例を示す要部の分解斜
視図である。
視図である。
【図5】図5は本発明の第3実施例を示す要部の分解斜
視図である。
視図である。
【図6】図6は本発明の第3実施例を示す指示計器装置
の背面図である。
の背面図である。
【図7】図7は従来および本発明に適用される計器装置
の主要部を示す計器の斜視図である。
の主要部を示す計器の斜視図である。
【図8】図8は従来の計器装置に適用した電気接続装置
の断面図である。
の断面図である。
【図9】図9は図8の要部を示す分解斜視図である。
【図10】図10は図8の要部を示す分解斜視図である。
【図11】図11は図10の組み付け状態を示す要部の断面
図である。
図である。
1 計器ケーシング(ケーシング) 1A 取付用孔部 7 導電回路パターン 7A 導電部 8 回路基板 8A 取付孔 8B 切り欠き部 9 ソケット本体 9A フランジ部 9B 係止突部 10 導電回路パターン 10A 導電部 11 照明用回路基板 11A 取付孔 11B 切り欠き部 12 ランプ 13 ソケット本体 13A フランジ部 13B 係止突部 14 配線コード T 導電端子 T1 接触片 21 突き出し軸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/00 - 33/90 H01R 13/73
Claims (5)
- 【請求項1】 合成樹脂製の絶縁材料からなる有底筒状
のソケット本体と、このソケット本体内部に設けた一対
の導電端子と、前記ソケット本体の外部に露出して前記
導電端子に設けた接触片と、前記導電端子に接続された
配線コードと、前記ソケット本体を取り付けるための取
付孔が設けられ所定の導電回路パターンを形成した回路
基板と、この回路基板を取り付け固定するケーシングと
を有し、前記ケーシング側には、前記回路基板の取付孔
位置に合わせて、前記ソケット本体の筒状部を受け入れ
て支持するために設けられた突き出し軸部を備えてなる
ことを特徴とする電気接続装置。 - 【請求項2】 前記ケーシングと一体に前記突き出し軸
部を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の電
気接続装置。 - 【請求項3】 前記ケーシングに対し前記突き出し軸部
を着脱自在に設けてなることを特徴とする請求項1に記
載の電気接続装置。 - 【請求項4】 前記ソケット本体をウェッジベース型の
ランプのソケットと兼用してなることを特徴とする請求
項1から請求項3に記載の電気接続装置。 - 【請求項5】 前記配線コードの両端に前記ソケット本
体を取り付けてなることを特徴とする請求項1から請求
項4に記載の電気接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311500A JP3011206B1 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 電気接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311500A JP3011206B1 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 電気接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011206B1 true JP3011206B1 (ja) | 2000-02-21 |
JP2000138085A JP2000138085A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18017990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10311500A Expired - Fee Related JP3011206B1 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 電気接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011206B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100791499B1 (ko) | 2006-05-25 | 2008-01-03 | 주식회사 하이온콥 | 커넥터의 단자 연결장치 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10311500A patent/JP3011206B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000138085A (ja) | 2000-05-16 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |