JP3010897U - 筋力増強運動用質量体 - Google Patents

筋力増強運動用質量体

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JP3010897U
JP3010897U JP1994014794U JP1479494U JP3010897U JP 3010897 U JP3010897 U JP 3010897U JP 1994014794 U JP1994014794 U JP 1994014794U JP 1479494 U JP1479494 U JP 1479494U JP 3010897 U JP3010897 U JP 3010897U
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mass body
mass
muscle strengthening
strengthening exercise
exercise
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JP1994014794U
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駿文 美坂
恒豊 田中
重雄 小林
Original Assignee
駿文 美坂
恒豊 田中
重雄 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、ゴルフその他各種スポーツにお
ける運動者の運動能力を高める筋力増強運動用握持質量
体の提供。 【構成】 金属材製の所要質量の無垢体であって、その
外形を、両端部を半球状に、中央部を前記半球状の両端
部に上り湾曲面で接続するくびれ状に外周面を形成する
と共に、前記半球状の両端部に達する所要巾と所要深の
滑止溝を外周面の回りに所要の間隔で、全体の長手方向
に凹陥形成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ゴルフその他各種スポーツにおける一般運動競技者の運動能力を 高める筋力増強運動用質量体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、棒体の両端に球体が接続する鉄製亜鈴を用いて筋力を高めることが行な われている。
【0003】 また特公昭34−3180号公報には、鉄又は他の金属よりなるマクワ瓜形中 腔重量体が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来前記亜鈴は、持手の部分が棒状になっているため、握りやすく、両端に球 体が接続して握り部より太く形成されているので、両側に当たり、握りが脱れ難 くなっている。このため、安定よく支持して運動ができるため、これで筋力を鍛 練するときに、運動が単純となる欠点がある。
【0005】 また特公昭34−3180号公報に掲載されるマクワ瓜形中腔重量体からなる 振動体位向上器は、中をくりぬいて中腔に形成しているためかさ張り、同じ質量 の金属材で形成した場合、握持できないものとなる欠点がある。
【0006】 この考案は、適度の静止質量と慣性質量とを有し、被握持機能が安定性と不安 定性とを合せてもち、運動者に集中力を強制する筋力増強運動用質量体を提供し ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
金属材製の所要質量の無垢体であって、その外形を、両端部を半球状に、中央 部を前記半球状の両端部に上り湾曲面で接続するくびれ状に外周面を形成すると 共に、前記半球状の両端部に達する所要巾と所要深の滑止溝を外周面の回りに所 要の間隔で、全体の長手方向に凹陥形成してなる筋力増強運動用質量体にある。
【0008】 上端が開口した袋体に指掛けバンドを接続し、指掛け袋を設け、該袋内に筋力 増強運動用質量体を収納してもよいものである。
【0009】
【作用】
この考案筋力増強運動用質量体は前述のように構成されるから、その質量体を 両手で支え、スポーツの特質に応じた振動運動を繰返すものである。 初めは十数回程度の振動運動で息が切れるから、序々に段階的に回数を引き上 げるとよい。
【0010】 スイングによりこの発明質量体には、無垢により十分な静止質量と慣性質量と が働き、単なるその重量だけでなく、加速運動エネルギーとその加速された運動 エネルギーを止めるための両方の筋力が動的に訓練される。そこで基礎筋力と各 種スポーツに必要とする目的筋力を鍛えることができる。
【0011】 この考案質量体は、また静止時には、適度な重量であるので、握力だけで安定 して支えることができるが、運動時には慣性により運動エネルギーが増し、支え ることが不安になるほどに増加するから、筋力の集中を強制し、これを繰り返す ことにより、筋力を一点に集中して出すことができるようになる。
【0012】 この考案質量体は、外周面の形態的特徴と適度な重量から、例えば、空中に放 り上げ、これを両手で受ける運動により、筋力の解放と集中を特に短期間の訓練 でなすことができる。
【0013】 この考案質量体を指掛け袋に収納し、指に特定して鍛練をすることもできる。
【0014】
【実施例】
以下、この考案筋力増強運動用質量体1を実施の一例である図面により説明す ると、所要の重量を得るため、例えば鉄材、実施例では鋳鉄により無垢に形成し 、図5に示すように、Y−Yの縦線に対してX−Xの横線を引き、X−Xの横線 から上方にH1の間隔をもって平行なX1−X1を引き、そのY−Yの縦線との 交点O1を中心とする球状体1aとし、反対にX−Xの横線から下方にH2の間 隔をもって平行なX2−X2を引き、そのY−Yの縦線との交点O2を中心とす る球状体1bとし、中央のX−Xの横線部分を上下の球状体1a、1bのX1− X1およびX2−X2の外径面より小径に、かつ両球状体1a、1bの外径面1 a1、1b1に上り外周面1d1で接続するくびれ円柱1dとして上下の両端部 を半球状に、中央をくびれ円柱状に形成し、かつ、図1〜図3に示すように、所 要巾と所要深の滑止溝2を、外周面の回りに所要の間隔で、所要本数の全体の長 手方向に、実施例では6本形成している。
【0015】 そして必要により図4に示すごとく、外周面に表層塗膜4を施している。
【0016】 特定筋力増強運動用指掛け袋3は、上端が開口した袋体3aの外面の縦回りに 指掛けバンド3bを接続して設けている。
【0017】 上記筋力増強運動用質量体1は、例えばその重量を大は3.2kg、小は2. 0kgとしている。もとよりその重量は運動者の筋力、訓練目的およびその他諸 条件により定められるものである。またその構成素材は鉄材に限定されるもので はない。
【0018】 筋力増強運動用質量体1は無垢に形成しているので、中腔体に比較して外形を 小さくすることができ、誰にでも握持可能なものとする。
【0019】 この考案質量体1は前述のように、両端面が半球状体で中央が括れて細い外周 面の形態的特徴と、無垢材による適度な重量より構成されるから、その質量体1 を、図7に示すように両手で支え、ゴルフ鍛練の筋力増強運動であれば、スイン グ・ウッドの場合は、質量体1をクラブを振り上げる要領でトップに持って行き 、それをゴルフスイング同様に弧を描いて振り切る。そして、振り切り位置で質 量体1を止め、反対の元のトップ位置まで質量体1を振り戻す。この左右相似運 動の繰返しをなすのである。初めは十数回程度で息が切れるものであるが、序々 に段階的に回数を引き上げるとよいものである。。
【0020】 身体を軸にした円運動が適量の重さで行なわれ、スイングにより質量体1に慣 性が働き、単なる重量だけでなく、この質量体を運動するエネルギーと運動エネ ルギーを止めるための筋力が要求される。
【0021】 また静止重量は、単なる握力だけで安定して支えることができても、運動慣性 時には運動エネルギーが増して支えることが不安定になり、その支え方にも一定 の型を必要とするものである。そしてこのことが脱力と集中力との兼合を訓練す ることができるものである。
【0022】 ゴルフでは、リストは正確でなければならないが、インパクトの瞬間に指が緩 むとクラブヘッドの規制があやしくなり、目的方向へ正しく打球ができない。こ のような目的のために、例えば、薬指と小指というように一本の指に指掛けバン ドをかけ、腕を前後に揺動させて鍛練する。
【0023】 この質量体1は、前記各種の運動に加えて、例えば、つま先で立ち中腰の体制 で上方に放り上げ、これを中腰の姿勢で受けとめる運動を成すことができ、この 運動により足腰の鍛練を効果的になすことができる。
【0024】
【考案の効果】
この考案質量体は、前述のように構成されるから、その質量体を両手で支え、 スポーツの特質に応じた揺動運動を繰返し、その運動に必要な運動能力を高める ものである。
【0025】 この考案質量体は、その形態的特徴と適度の重量とから、この質量体を利用し ての運動は、脱力と集中力との兼合を訓練することもできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案質量体の正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】この考案質量体の表面に表層塗膜を設けた実施
例を示す一部拡大部分断面図である。
【図5】この考案質量体の全体形状の作図の一例を示す
説明図である。
【図6】この考案質量体を主として特定指の筋力を高め
るために使用する指掛け袋に収納した状態を示す断面図
である。
【図7】この考案質量体を両手で支えてなす筋力増強運
動の例示説明図である。
【図8】同じく特定指を鍛練する運動の例示説明図であ
る。
【符号の説明】
1 筋力増強運動用質量体 2 滑止溝 3 特定筋力増強運動用指掛け袋 3a 袋体 3b 指掛けバンド 4 表層塗膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 恒豊 東京都文京区大塚3丁目1番1号 (72)考案者 小林 重雄 東京都北区西ケ原4丁目4番7号

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材製の所要質量の無垢体であって、
    その外形を、両端部を半球状に、中央部を前記半球状の
    両端部に上り湾曲面で接続するくびれ状に外周面を形成
    すると共に、前記半球状の両端部に達する所要巾と所要
    深の滑止溝を外周面の回りに所要の間隔で、全体の長手
    方向に凹陥形成してなる筋力増強運動用質量体。
  2. 【請求項2】 上端が開口した袋体に指掛けバンドを接
    続し、指掛け袋を設け、該袋内に筋力増強運動用質量体
    を収納してなる請求項1記載の筋力増強運動用握持質量
    体。
JP1994014794U 1994-11-07 1994-11-07 筋力増強運動用質量体 Expired - Lifetime JP3010897U (ja)

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