JP3010853B2 - 座標測定システム - Google Patents

座標測定システム

Info

Publication number
JP3010853B2
JP3010853B2 JP3296000A JP29600091A JP3010853B2 JP 3010853 B2 JP3010853 B2 JP 3010853B2 JP 3296000 A JP3296000 A JP 3296000A JP 29600091 A JP29600091 A JP 29600091A JP 3010853 B2 JP3010853 B2 JP 3010853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
measurement
coordinate
stage
coordinate measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3296000A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05133719A (ja
Inventor
克己 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3296000A priority Critical patent/JP3010853B2/ja
Publication of JPH05133719A publication Critical patent/JPH05133719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3010853B2 publication Critical patent/JP3010853B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置等の製造、検
査工程などにおいて用いられる座標測定システムの構造
に関しその目的とするところは測定精度の向上安定化を
はかることにある。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に用いられているレーザー干
渉式座標測定装置はステージ、レーザーヘッド共に大気
中に設置されレーザー光は空気中を伝播しステージ上に
設置された反射ミラーより反射されてきたレーザー光と
基準ミラーからの反射レーザー光との干渉回数を計数し
座標の変動に換算してきた。
【0003】従来良く知られているようにレーザー波長
は伝播する気体の密度によって波長が変動するため、精
度を確保するために常に大気圧、湿度、温度のモニター
を行いリアルタイムに補正を行う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では大気のわずかなユラギ(対流)によってレーザー
波長の局部的な変動が生じ精度の低下を招く。
【0005】さらに温度湿度などのモニターポイント地
点と実際の測定地点との間に差異がある場合などにも波
長の差が生じ精度の低下を招く事は良く知られていると
ころである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の座標測定システ
ムは、パターン測定用のレーザー光を出射させる第1の
レーザー光システム部と、前記パターン測定用のレーザ
ー光が入射され、前記パターン測定用のレーザー光をX
Yステージ上に載置された測定試料に照射させる測定ヘ
ッドと、第1の座標測定用のレーザー光を出射させる第
2のレーザー光システム部と、前記第1の座標測定用の
レーザー光を分割させるビームスプリッターと、を有
し、前記第1の座標測定用のレーザー光が前記ビームス
プリッターで分割された後、前記XYステージに設置さ
れたステージ反射ミラーへ入射する第2の座標測定用の
レーザー光と、前記測定ヘッドに設置された基準ミラー
へ入射する第3の座標測定用のレーザー光とに分離さ
れ、前記第2の座標測定用のレーザー光と前記第3の座
標測定用のレーザー光との干渉光を検知することによ
り、前記XYステージの座標を測定する座標測定システ
ムにおいて、前記第1のレーザー光システム部と前記測
定ヘッドの一部とは大気中に設置され、かつ、前記第2
の座標測定用のレーザー光と前記第3の座標測定用のレ
ーザー光との光路全ては真空中に存在するように、前記
XYステージ、前記ステージ反射ミラー、前記基準ミラ
ー、および、前記ビームスプリッターは真空チャンバー
内に設置されていることを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1に本発明の方式による高精度XYステー
ジを使用した座標測定装置の測定部の断面構造模式図を
示す。
【0008】図中1は真空チャンバーを示し、常に真空
ポンプによりチャンバー内を排気する事により高真空を
保っている。
【0009】2は測定ヘッドを示しパターン測定用レー
ザーシステムよりレーザー光4が入射し、真空チャンバ
ー内の測定試料6に照射されている。
【0010】真空チャンバーと大気部は測定ヘッド部が
真空チャンバーに真空シール3を介して分離されてお
り、パターン測定用レーザー光のシステム部は大気中に
あり、座標測定用レーザー光のシステムは真空チャンバ
ー内に設置されている。
【0011】測定試料6を真空ロードロックを経由して
真空チャンバー内に移した後高精度XYステージ5上に
載置し試料表面のパターンを測定ヘッド部より光学的に
観察しパターン測定用レーザー光によって位置を確定
し、同時にXYステージの座標を読みとる。
【0012】その後、測定試料の測定箇所をX軸Y軸方
向に移動し、その箇所のパターンを測定ヘッドより光学
的に観察し、パターン測定用レーザー光によって位置を
確定しさらにXYステージの座標移動距離を読みとる。
【0013】何れの場合も測定試料と測定ヘッドとの間
隔はXYステージがZ方向に移動してフォーカスの合わ
せ込みを行う機構を採っている。
【0014】上記両地点の座標データから両地点の距離
等を算出する訳であるが、ここでXYステージが真空チ
ャンバー内にあることからステージ反射ミラー、基準ミ
ラー両者からの反射レーザー光の波長が従来の大気中に
設置した場合に比較して非常に安定する効果を得ること
ができた。
【0015】座標測定用レーザー光9は、X軸及びY
軸、さらにステージ上に設置された反射ミラーと基準ミ
ラーとの各々の系統にビームスプリッターを用いて分割
した後は座標測定用レーザー光路全てが真空中にあり、
大気のユラギ及び温度分布の悪影響を防ぐことができ
る。
【0016】
【発明の効果】上記実施例による座標測定装置を用いて
長寸法の測定を行った結果、従来の座標測定装置を用い
て測定を行った場合に比較して測定再現性が格段に向上
し、その効用が明らかとなった。
【0017】さらにレーザー干渉光の分解能を上げる場
合の障害となっていた波長の不安定性についても、真空
チャンバー内にレーザーシステムを設置することによっ
て安定し、分解能を上げた測定法を採用することが可能
となった。
【0018】本発明の方式による高精度XYステージを
用いた座標測定システムは寸法座標測定装置のみならず
縮小投影露光装置など高精度XYステージを用いて処理
を行うシステムに於いても大きな効果を得ることができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方式による高精度XYステージを使用
した座標測定装置の測定部の断面構造模式図。
【符号の説明】
1 真空チャンバー 2 測定ヘッド 3 真空シール部 4 パターン測定用レーザー光 5 高精度XYステージ 6 測定試料 7 ステージ反射ミラー 8 基準ミラー 9 座標測定用レーザー光

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターン測定用のレーザー光を出射させる
    第1のレーザー光システム部と、 前記パターン測定用のレーザー光が入射され、前記パタ
    ーン測定用のレーザー光をXYステージ上に載置された
    測定試料に照射させる測定ヘッドと、 第1の座標測定用のレーザー光を出射させる第2のレー
    ザー光システム部と、 前記第1の座標測定用のレーザー光を分割させるビーム
    スプリッターと、 を有し、 前記第1の座標測定用のレーザー光が前記ビームスプリ
    ッターで分割された後、前記XYステージに設置された
    ステージ反射ミラーへ入射する第2の座標測定用のレー
    ザー光と、前記測定ヘッドに設置された基準ミラーへ入
    射する第3の座標測定用のレーザー光とに分離され、 前記第2の座標測定用のレーザー光と前記第3の座標測
    定用のレーザー光との干渉光を検知することにより、前
    記XYステージの座標を測定する座標測定システムにお
    いて、 前記第1のレーザー光システム部と前記測定ヘッドの一
    部とは大気中に設置され、 かつ、 前記第2の座標測定用のレーザー光と前記第3の座標測
    定用のレーザー光との光路全ては真空中に存在するよう
    に、前記XYステージ、前記ステージ反射ミラー、前記
    基準ミラー、および、前記ビームスプリッターは真空チ
    ャンバー内に設置されていることを特徴とする座標測定
    システム。
JP3296000A 1991-11-12 1991-11-12 座標測定システム Expired - Fee Related JP3010853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3296000A JP3010853B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 座標測定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3296000A JP3010853B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 座標測定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05133719A JPH05133719A (ja) 1993-05-28
JP3010853B2 true JP3010853B2 (ja) 2000-02-21

Family

ID=17827838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3296000A Expired - Fee Related JP3010853B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 座標測定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3010853B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104535042B (zh) * 2014-12-31 2016-09-14 天津大学 基于非正交轴系激光经纬仪的测量方法
CN104880205B (zh) * 2015-06-24 2017-08-25 天津大学 非正交轴系激光经纬仪测量系统标定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05133719A (ja) 1993-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7450246B2 (en) Measuring device and method for determining relative positions of a positioning stage configured to be moveable in at least one direction
WO2003044598A1 (en) Compensating for effects of variations in gas refractivity in interferometers
CN111043973B (zh) 一种氢同位素结晶高度及表面粗糙度干涉测量装置及方法
US20070268496A1 (en) Method for enhancing the measuring accuracy when determining the coordinates of structures on a substrate
US5225690A (en) Gap measuring device and method using frustrated internal reflection
US20070103696A1 (en) Apparatus for measuring the position of an object with a laser interferometer system
JPH07117371B2 (ja) 測定装置
US20090073458A1 (en) Means and method for determining the spatial position of moving elements of a coordinate measuring machine
US7548321B2 (en) Method for enhancing the measuring accuracy when determining the coordinates of structures on a substrate
CN116255898A (zh) 一种基于非稳频光源的激光干涉仪
JP3010853B2 (ja) 座標測定システム
Fluegge et al. Status of the nanometer comparator at PTB
JPH04208515A (ja) 電子線描画装置及び方法、及びその試料面高さ測定装置
CN108036732A (zh) 一种基于超分辨光刻的间隙检测装置
JPH0449643B2 (ja)
EP0511660A2 (en) gap measuring device and manufacturing method of the same
CN112697052A (zh) 一种慢化组件气体冷凝薄膜厚度分布测量装置及方法
JPS5823740B2 (ja) 電子ビ−ム露光方法
JP2888215B2 (ja) 露光装置及び測定方法
JP2536059B2 (ja) 物体の表面状態測定装置及び表面の高さ測定装置
US20240162074A1 (en) Methods And Systems For Measurement Of Semiconductor Structures With Active Tilt Correction
JP3201922B2 (ja) 電子ビーム描画装置ならびにステージ位置測定装置
JPH04162337A (ja) 電子線装置
TW202437417A (zh) 用於藉由主動傾斜校正之半導體結構的量測之方法及系統
Becker et al. A high resolution dimensional metrology system for masks

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees