JP3010605U - 非気密性小型容器の液体充填処理装置 - Google Patents
非気密性小型容器の液体充填処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】多数の非気密性小型容器内に液体を一括して充
填するための液体充填処理装置に関し、該小型容器の蓋
部を取り外すことなく、かつ一度に多数の小型容器に液
体を充填することができる液体充填装置を実現すること
を目的とする。 【構成】多数の非気密性小型容器(1)が投入され、か
つ該多数の非気密性小型容器(1)に充填するための液
体(2)が注入されるための開閉蓋(3)を有する密閉
容器(4)と、少なくとも該密閉容器(4)内を真空排
気するための排気手段(5)と、真空排気された密封容
器(4)内を常圧に戻すための給気バルブ(6)と、該
密封容器(4)内に注入される液体(2)中に、非気密
性小型容器(1)を、浮力に抗して強制的に沈めて支持
するための液中支持手段(7)とが設けられていること
を特徴とする非気密性小型容器の液体充填処理装置であ
る。
填するための液体充填処理装置に関し、該小型容器の蓋
部を取り外すことなく、かつ一度に多数の小型容器に液
体を充填することができる液体充填装置を実現すること
を目的とする。 【構成】多数の非気密性小型容器(1)が投入され、か
つ該多数の非気密性小型容器(1)に充填するための液
体(2)が注入されるための開閉蓋(3)を有する密閉
容器(4)と、少なくとも該密閉容器(4)内を真空排
気するための排気手段(5)と、真空排気された密封容
器(4)内を常圧に戻すための給気バルブ(6)と、該
密封容器(4)内に注入される液体(2)中に、非気密
性小型容器(1)を、浮力に抗して強制的に沈めて支持
するための液中支持手段(7)とが設けられていること
を特徴とする非気密性小型容器の液体充填処理装置であ
る。
Description
【0001】
本考案は、非気密性小型容器内に液体を充填するための処理装置に関し、特に 多数の非気密性小型容器内に液体を一括充填するのに適した液体充填処理装置に 関する。
【0002】
近年、小型容器は、ガラス製に代えて、プラスチックなどの樹脂製容器が普及 され、安価に製造できるようになったため、各種の産業で様々な用途に使用され ている。産地で切り取られた生花を長距離輸送する場合にも、樹脂製の小型容器 が用いられている。この小型容器は、生花を切り花の状態で花の鮮度を保ちなが ら、萎れさせることなく輸送するために、生花の茎部が挿入される小孔が設けら れた容器内に水が充填されているもので、輸送中の水補給用の小型容器である。
【0003】従来より、これらの小型容器に液体を充填する場合には、注射器な どの注入器具を用いて注入したり、充填する液体の中に空の容器を沈めて充填す るなどの方法が用いられている。
【0004】前記の生花の輸送用に用いられる水補給用容器への水充填の場合に は、以下のように行なわれている。図5は従来の生花の輸送用水補給容器の水充 填方法を示すフローチャートである。以下にその手順を示す。 (1)輸送中の生花20に水21を補給するための水補給容器23を用意する。 (2)水補給容器23のゴム製キャップ24を取り外す。 (3)充填するための水が入れられた水容器25内に、キャップ24の外された 空の容器本体26を沈めて水21を充填する。 (3)水21が満たされた容器本体26に、ゴム製キャップ24を再び取り付け る。 (4)ゴム製キャップ24に設けられた小孔27に、所定の長さに切断された生 花20の切断部28を挿入する。
【0005】このように、水中に沈めて充填することにより、一度に多数の容器 に水を充填することができる。また、ゴム製キャップの小孔より、注入器具を用 いて水を注入すると、ゴム製キャップの取り外ずしの必要がなくなる。
【0006】
しかしながら、上記のように、液体中に空の容器を沈めて充填する場合には、 キャップに小さな開口部があったとしても、キャップが付いたままでは十分に充 填することはできないため、キャップを取り外して行なう必要があり、このキャ ップの取り外しの作業に時間がかかった。また、注入器具を用いた場合には、1 個ずつに注入しなければならないため、キャップを取り外す必要はないが、多数 の容器に注入する場合には、不向きであった。
【0007】本考案の技術的課題は、蓋部に小さな開口を有するような非密封性 の小型容器に液体を充填する場合において、該小型容器の蓋部を取り外すことな く、かつ一度に多数の小型容器に液体を充填することができる液体充填装置を実 現することにある。
【0008】
請求項1は、図1に例示するように、多数の非気密性小型容器1が投入され、 かつ該多数の非気密性小型容器1に充填するための液体2が注入されるための開 閉蓋3を有する密閉容器4と、少なくとも該密閉容器4内を真空排気するための 排気手段5と、真空排気された密封容器4内を常圧に戻すための給気バルブ6と 、該密封容器4内に注入される液体2中に、非気密性小型容器1を、浮力に抗し て強制的に沈めて支持するための液中支持手段7とが設けられている非気密性小 型容器の液体充填処理装置である。
【0009】該非気密性小型容器1とは、使用目的のために、意識的に完全密封 しないように、キャップなどに開口部や小孔が設けられた小型容器または、液体 注入口の小さな小型容器のことである。例えば、内部の水がこぼれないように、 キャップに小孔が設けられた生花輸送用の水補給容器1や携帯用シャンプー容器 などである。該密封容器4は、内部を真空にしても、変形や破損などの生じずに 、密封が維持できる容器ならばいずれでも良く、例えば、補強が施された強化樹 脂性円筒容器でも良い。
【0010】該液中支持手段7は、前記密封容器4内の液体中に非密封性小型容 器1を沈めることができる構造のものならばいずれでも良い。例えば、図1に示 すような、おもり7aが設けられた多孔状の板体7bや、図3(1)に示すよう に、蓋体3に設けられた押え板7cなどで、非気密性小型容器1を上部より液体 中に押し付けるようにしたものでも良く、おもりを設けたネットなどで非気密性 小型容器が浮上するのを抑えたものでも良い。また、図4に示すようにおもり7 dが設けられた多孔性のケース7eに該非気密性小型容器1を収納したものでも 良い。
【0011】該排気手段5は、密封容器4内を真空排気することができるものな らばいずれでも良く、例えば、真空ポンプ5を密封容器4に配管により接続し、 真空排気するようにしたものでも良く、真空排気タンクを設け、このタンク内を 真空にした後に、該真空排気タンクと密封容器とをバルブなどを介して接続する ようにして真空排気するようにしたものでも良い。
【0012】請求項2は、図1に例示するように、排気手段5により真空排気さ れる密封容器4内の真空度を確認するための真空度計測手段8が設けられている 非気密性小型容器の液体充填処理装置である。真空度計測手段8は、真空排気さ れる密封容器内の真空度が確認できるものならばいずれでも良く、例えば、真空 計8を設けても良い。また、一定の真空度に達すると、閉塞するようなバルブを 排気手段5に設けても良い。
【0013】請求項3は、図4に例示するように、多数の非気密性小型容器1が 投入され、かつ該多数の非気密性小型容器1に充填するための液体2が注入され るための開閉蓋3を有する密閉容器4と、該密閉容器4内を真空排気するための 排気手段5と、真空排気された密封容器4内を常圧に戻すための給気バルブ6と 、該密封容器4内に、液体を注入するための開閉弁9aを有する液体注入手段9 と、注入される液体の注入量を確認するための液量確認手段10とが設けられて いる非気密性小型容器の液体充填処理装置である。
【0014】該液体注入手段9は、液体を該密封容器4内に注入することができ るものならばいずれでも良く、例えば、液体が水の場合には、水道配管と該密封 容器4とを接続し、管路中に開閉バルブ9aを設けたものでも良い。また、移送 ポンプを設け、液体貯留タンクから密封容器4内に注入されるようにしたもので も良い。
【0015】該液量確認手段10は、密封容器4内に注入される液体の量を確認 できるものならばいずれでも良く、例えば、覗き窓10を設けたり、真空計8を 設けて注入量を確認するようにしたものでも良い。
【0016】
請求項1のように、開閉蓋3を有する密閉容器4と、該密閉容器4内を真空排 気するための排気手段5と、給気バルブ6と、該密封容器4内に注入される液体 2中に、非気密性小型容器1を沈めて支持するための液中支持手段7とが設けら れていると、排気手段5により、該密封容器内上部4aの空気がしだいに排気さ れ、上部4aの気圧が低下する。該密封容器4内の気圧の低下とともに、液体2 には上方へ吸い上げようとする力が働く。ところが密封容器のため、液体2は上 方へは移動しないが、非気密性小型容器1内の空気に負の圧力を与えることにな り、結果として、非気密性小型容器1内の空気が膨張して、該容器の容量よりも 膨れた部分が気泡となって液面に浮上する。さらに排気が行なわれて、真空に近 くなると、非気密性容器1内の空気も真空に近い気圧となり、膨張してほとんど が気泡となって排出される。この状態で排気手段5を停止し、給気バルブ6を開 き、密封容器上部4aの気圧を常圧に戻すと、非気密性容器1内の気圧も元に戻 る。非気密性容器1内の膨張し、超希薄となった空気は、収縮して元に戻るが、 ほとんどの空気は、すでに気泡となって排出されているため、代りに周囲の液体 2が非気密性容器1内に吸入される。結果として、非気密性容器1内には、空気 はほとんど残らず、代りに液体2が充填されることになる。
【0017】このように非気密性容器1内に、負圧を利用して液体2を充填する ことにより、多数の非気密性小型容器1に、一括して液体充填処理を行なうこと ができる。また、非気密性小型容器1のキャップを取り外さなくても、確実に充 填処理することができる。
【0018】また、液中支持手段7が設けられていることにより、液体2中に非 気密性小型容器1を確実に沈めることができるので、未充填や充填量のバラツキ が発生することはない。
【0019】請求項2のように、密封容器4内に真空度計測手段8が設けられて いると、排気手段5により、真空排気される密封容器4内の真空度を正確に確認 することができ、排気手段5を無駄なく操作することができ、かつ確実に非気密 性小型容器1内に液体2を充填することができる。また、任意の真空度とするこ とが可能となるので、液体2の充填量を任意に変化させることができる。勿論す べての非気密性小型容器1への充填量を均一に変化させることができる。
【0020】請求項3のように、開閉蓋3を有する密閉容器4と、排気手段5と 、給気バル6ブと、開閉弁9aを有する液体注入手段9と、液量確認手段10と が設けられていると、開閉弁9aを操作することにより、簡単に液体2を注入す ることができ、注入液量を容易に確認することができる。
【0021】また、非気密性小型容器1のキャップをした状態で液体を注入する ことができ、排気手段5により密封容器4内を真空排気した後に、該液体注入手 段9により液体2を注入することができる。密封容器4内が真空になっているた め、非気密性小型容器内1も同様に真空となり、液体2が注入されると、非気密 性小型容器1内に確実に充填される。このため、密封容器4内に、非気密性小型 容器4を液中支持するための特別な器具または装置などを設ける必要がない。液 体の注入量は、覗き窓10や真空計8などの液量確認手段10で確認することが できる。
【0022】
次に本考案による非気密性小型容器の液体充填処理装置が実際上どのように具 体化されるかを実施例で説明する。図1は本考案による非気密性小型容器の液体 充填処理装置の実施例を示す図である。
【0023】この実施例は、生花の輸送用に用いられる水補給容器1に水を充填 するのに適した液体充填処理装置である。蓋体3を有する容器本体4と、該蓋体 3に接続される真空ポンプ5および真空計8と、液中支持手段7である支持板体 7bおよびおもり7aにより構成されている。真空ポンプ5と蓋体3との間の配 管には真空排気バルブ5aと給気バルブ6が設けられている。蓋体3と容器本体 4の上部フランジ面との間には、シールリング3aが設けられており気密構造と なっている。支持板体7bは、水補給容器1を水2中に押し付けることができる 板体ならばいずれでも良く、図2に示すように金網製の(1)メッシュ板や(2 )多孔板などを用いても良い。真空ポンプ5は、冷蔵庫などに用いられているコ ンプレッサーなどを用いても良い。
【0024】次にこの液体充填処理装置の処理手順について図1を基に説明する 。 (1)蓋体3を取り外し、容器本体4内に多数の水補給容器1を投入する。 (2)支持板体7bを水補給容器1の上部に置き、該支持板体7bの上におもり 7aを載せる。 (3)容器本体4内に、水位が支持板体7bの上部に位置するまで水2を注入す る。 (4)蓋体3を取り付け、給気バルブ6と真空排気バルブ5aを閉じる。 (5)真空ポンプ5を作動させ、真空排気バルブ5aを開く。 (6)容器本体4上部4aの空気が排気されていく。 (7)真空計8で真空排気完了を確認し、真空排気バルブ5aを閉じ、真空ポン プ5を止める。 (8)給気バルブ6を開き、容器本体4内の気圧を常圧に戻す。 (9)蓋体3を取り外し、水補給容器1を取り出す。
【0025】このように処理することにより、すべての水補給容器1の中に水2 が充填される。支持板体7bとおもり7aにより、すべての水補給容器1が水2 中に沈められているため、未充填のものが発生することはない。
【0026】また、水2の充填量を調整する場合には、真空計8にて真空度を確 認し、任意の真空度に調整することにより、任意の充填量とすることができ、す べての水補給容器1に均一に充填できる。
【0027】この水補給容器1は、生花の出荷用に用いられているが、数千本の 生花を一度に出荷される場合が多く、その際には、前記の水補給容器1を生花に 1本1本に取り付けなければならず、特にゴム製キャップを取り外して該容器1 内に水を充填する作業が最も時間を要する。例えば、千本の生花に該水補給容器 1を取り付けるために、5人で作業しても約1日を要する。生花は、生き物であ り、花が咲いている期間は限られているため、鮮度が最も重視される。切り取ら れた生花は、一刻も速く出荷されることが必要であり、本考案の液体充填処理装 置を用いることにより、簡単でかつ、短時間で水充填処理がを行なうことができ ようになる。
【0028】図3および図4は、本考案による非気密性小型容器の液体充填処理 装置の液中支持手段の他の実施例を示す。図3(1)は、支持板体7cを蓋体3 と支持ロッド7fを介して一体に設けたものであり、蓋体3を容器本体4に留め 具3bを用いて固定することにより、投入される非気密性小型容器1を液中に沈 めることができ、おもり7aなどを設ける必要がなくなる。また、図3(2)の ように、容器本体4の内壁面に支持板体7bの固定金具7gを取り付け、該固定 金具7gに支持板体7bを固定することにより、非気密性小型容器1を液面に浮 上することを押さえるようにしても良い。
【0029】図4は、液中支持手段として、下部におもり7dを取り付けた多孔 状の収納容器7eを用いたものである。該多孔状の収納容器7e内に非気密性小 型容器1を入れ、容器本体4内の底部に載置したものであり、非気密性小型容器 1の取り出しを容易にできるようにしたものである。
【0030】また、図4の液体充填処理装置では、容器本体4内に水道水を注入 するための注入管9が接続されており、蓋体3には、覗き窓10が設けられてい る。この液体充填処理装置を用いて水補給容器1内に水を充填する場合には、水 補給容器1を多孔状収納容器7eに入れて容器本体4内の底部に載置し、最初に 真空ポンプ5により、容器本体4内を真空排気し、真空計8で真空度を確認後、 給水バルブ6を開き本体容器4内に水を注入する。容器本体4内は、真空状態の ため、すべて水補給容器1内に水が充填されていく。水の注入量は、蓋体3に設 けられた覗き窓10により確認する。このようにして水を充填する場合には、多 孔状収納容器7eにおもり7dを取り付ける必要はなくなる。
【0031】図5は、本考案による液体充填処理装置を用いて生花輸送用の水補 給容器1に水を充填する場合において、水補給容器1の取り扱いがより容易に行 なえるようにしたものである。前記図3(1)の液体充填処理装置などに図5の ような多段構成された格子状収納ケース11に水補給容器1を収納して容器本体 4内に載置する。この格子状収納ケース11を用いると、取り扱いが容易となり 、水補給容器1に水を充填処理した後、生花を水補給容器1のキャップに挿入す る場合に、整然と配列されているため、作業がしやすくなる。また、この収納ケ ース11をそのまま使用して生花を差し、外周を段ボールなどで巻き、輸送用の ケースと使用することもできる。また、大きさの異なる水補給容器を一度に処理 する場合においても、各々格子状収納ケース11に入れ、重ねてセットすること ができるので、取り出し後の作業性が非常に良い。
【0032】
請求項1のように、開閉蓋3を有する密閉容器4と、該密閉容器4内を真空排 気するための排気手段5と、給気バルブ6と、該密封容器4内に注入される液体 2中に、非気密性小型容器1を沈めて支持するための液中支持手段7とが設けら れていることにより、多数の非気密性小型容器1内に確実に、かつ一括して液体 2を充填することができ、充填処理作業の時間を大幅に短縮することができる安 価な処理装置が実現できる。
【0033】請求項2のように、密封容器4内に真空度計測手段8が設けられて いることにより、真空排気を確実に行なうことができるため、液体充填処理の信 頼性を高めることができる。また、真空度を調整することが可能となるため、液 体充填量を任意に調整することができる。
【0034】請求項3のように、開閉蓋3を有する密閉容器4と、排気手段5と 、給気バルブ6と、開閉弁3を有する液体注入手段9と、液量確認手段10とが 設けられていることにより、一度に多数の非気密性小型容器1の液体充填処理が でき、処理作業時間を大幅に短縮することができ、かつ確実で信頼性の高い液体 充填処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による非気密性小型容器の液体充填処理
装置の実施例を示す図である。
装置の実施例を示す図である。
【図2】本考案による液中支持手段に用いられる支持板
材の実施例を示す図である。
材の実施例を示す図である。
【図3】本考案による液体充填処理装置の液中支持手段
の他の実施例を示す図である。
の他の実施例を示す図である。
【図4】本考案による非気密性小型容器の液体充填処理
装置の他の実施例を示す図である。
装置の他の実施例を示す図である。
【図5】本考案による水補給容器のための液中支持手段
の実施例を示す図である。
の実施例を示す図である。
【図6】従来の生花輸送用に用いられる水補給容器の水
充填方法を示す図である。
充填方法を示す図である。
1 非気密性小型容器(水補給容器) 2 流体(水) 3 蓋体 4 容器本体 5 排気手段(真空ポンプ) 6 給気バルブ 7 液中支持手段 8 真空度計測手段(真空計) 9 液体注入手段 10 液量確認手段(覗き窓) 20 生花 21 水 23 水補給容器 24 キャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の非気密性小型容器(1)が投入さ
れ、かつ該多数の非気密性小型容器(1)に充填するた
めの液体(2)が注入されるための開閉蓋(3)を有す
る密閉容器(4)と、少なくとも該密閉容器(4)内を
真空排気するための排気手段(5)と、真空排気された
密封容器(4)内を常圧に戻すための給気バルブ(6)
と、該密封容器(4)内に注入される液体(2)中に、
非気密性小型容器(1)を、浮力に抗して強制的に沈め
て支持するための液中支持手段(7)とが設けられてい
ることを特徴とする非気密性小型容器の液体充填処理装
置。 - 【請求項2】 前記の該密封容器(4)内の真空度を確
認するための真空度計測手段(8)が設けられているこ
とを特徴とする請求項1に記載の非気密性小型容器の液
体充填処理装置。 - 【請求項3】 多数の非気密性小型容器(1)が投入さ
れ、かつ該多数の非気密性小型容器(1)に充填するた
めの液体(2)が注入されるための開閉蓋(3)を有す
る密閉容器(4)と、該密閉容器(4)内を真空排気す
るための排気手段(5)と、真空排気された密封容器
(4)内を常圧に戻すための給気バルブ(6)と、該密
封容器(4)内に、液体(2)を注入するための開閉弁
(9a)を有する液体注入手段(9)と、注入される液
体の注入量を確認するための液量確認手段(10)とが
設けられていることを特徴とする非気密性小型容器の液
体充填処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014408U JP3010605U (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 非気密性小型容器の液体充填処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014408U JP3010605U (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 非気密性小型容器の液体充填処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010605U true JP3010605U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=43146364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014408U Expired - Lifetime JP3010605U (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 非気密性小型容器の液体充填処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010605U (ja) |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP1994014408U patent/JP3010605U/ja not_active Expired - Lifetime
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