JP3010255U - 滑り防止性に優れたロープ - Google Patents

滑り防止性に優れたロープ

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JP3010255U
JP3010255U JP1994013974U JP1397494U JP3010255U JP 3010255 U JP3010255 U JP 3010255U JP 1994013974 U JP1994013974 U JP 1994013974U JP 1397494 U JP1397494 U JP 1397494U JP 3010255 U JP3010255 U JP 3010255U
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JP
Japan
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rope
parts
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grooves
knot member
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JP1994013974U
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Inventor
長谷川芳雄
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株式会社▲よし▼勝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用時にロープが手から滑ることがなく、滑
り防止性及び作業性に優れた構造を有するロープを提供
する。 【構成】 ロープ1に、複数個の節部材2が一定間隔を
あけて着脱可能に取り付けられている。この際、前記節
部材2が、前記ロープ1の延びる方向に沿って分割可能
な部品3a及び3bからなり、前記部品3a及び3bの
分割面には、それぞれ嵌合部4a及び4b及び、前記ロ
ープ1を挿通するための溝5a及び5bが形成されてお
り、前記溝5a及び5bにより形成される前記節部材2
の挿通孔において、前記ロープ1の延びる方向に対して
垂直方向に設けられた釘6が、前記ロープ1に貫通して
いる構造とすることが好ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、滑り防止性に優れたロープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで、日常生活用途の他、各種産業用途においてロープが使用されてきて いるが、ロープを手で握って引っ張る作業を伴う用途においては、滑りにくいロ ープであることが要求される。例えば、低い位置にある水を高い位置に汲み上げ る際には、一定の長さのロープの一端に水汲みバケツを取り付けたものが使用さ れており、バケツを水中に浸漬させた後、ロープを引き上げて水を汲み上げて作 業してきたが、この場合には、水の入ったバケツの重みでロープが滑り易く、作 業しにくいという問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、上述の問題点を解決し、使用時にロープが手から滑ることが なく、作業性に優れた構造を有するロープを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の滑り防止性に優れたロープは、ロープ1に、複数個の節部材2が一定 間隔をあけて着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。 又、本考案は、上記のロープにおいて、前記節部材2が、前記ロープ1の延び る方向に沿って分割可能な部品3a及び3bからなり、前記部品3a及び3bの 分割面には、それぞれ嵌合部4a及び4b及び、前記ロープ1を挿通するための 溝5a及び5bが形成されており、前記溝5a及び5bにより形成される前記節 部材2の挿通孔において、前記ロープ1の延びる方向に対して垂直方向に設けら れた釘6が、前記ロープ1に貫通していることを特徴とするものでもある。
【0005】 まず、本考案のロープの好ましい一例を図面に示して本考案を説明する。図1 は、本考案のロープの一例を示す図であり、図2は、図1に示される節部材2の 拡大図であり、図3は、図2に示される節部材2を2つの部品3a及び3bに分 割した際の状態を示す図である。又、図4は、図1に示される本考案のロープを 水汲みバケツ8に取り付けた際の状態を示す図である。
【0006】 図1に示されるように、本考案のロープは、ロープ1に一定間隔をあけて複数 個の節部材(節部形成体)2が着脱可能に取り付けられた構造を有したものであ って、本考案における節部材2は、ロープ1の全長に渡って設けられても良いが 、ロープ1において部分的に設けられても良い。 尚、本考案におけるロープ1の構成は特に限定されるものではなく、種々の構 成のものが使用できるが、子なわ3本で撚られた三つ打ちロープや、四つ打ちロ ープが一般的である。又、その材質についても特に限定されるものではなく、合 成線維ロープ、例えばポリエチレン製ロープやポリプロピレン製ロープ等が種々 使用できる。
【0007】 一方、本考案における節部材2の形状は、図2に例示した円柱状のものに限定 されるものではなく、角柱状や球状等であっても良い。そして、本考案では、こ の節部材2の大きさ(直径及び長さ)についても適宜選択できるが、一般的には 1〜2cm程度が好ましく、ロープ1に取り付けられた節部材2を手で握った際 、節部材2が手から容易に滑り出ることのない大きさであれば良い。又、この節 部材2の材質も特に限定されないが、プラスチック製の成形体が好ましい。
【0008】 このような本考案における節部材2の内部構造に関しても特に限定されるもの ではないが、図3に示した構造を有するものが好ましく、この図に示される節部 材2は、ロープ1の延びる方向に沿って2つに分割可能な、実質的に半円柱状の 部品3a及び3bからなる。そして、この部品3a及び3bの分割面側には、そ れぞれ、複数個の小円柱状の突起が形成された嵌合部4aと、この突起を挿入固 定可能な突起挿入孔が形成された嵌合部4bとが形成されている。図面には全て 示されていないが、部品3bの嵌合部4bは、部品3aの嵌合部4aと対応する 位置に設けられている。しかも、この部品3a及び3bには、ロープ1を挿通す るための溝5a及び5bが形成されており、部品3aと部品3bとを分割面を合 わせて、嵌合部4aと嵌合部4bとを嵌合した際には、節部材2の中心部分にお いて、溝5aと溝5bとにより、ロープ1が挿通可能な内径を有する挿通孔が形 成される(図2)。 更に、図3に示した節部材2では、このようにして形成される節部材2の挿通 孔において、ロープ1の延びる方向に対して垂直方向に釘6が設けられており、 この釘6は、部品3bに設けられた釘孔7を通ってロープ1のほぼ軸中心を貫通 することにより、ロープ1と節部材2とを確実に固定する。
【0009】 従って、図3に示した構造を有する節部材2の場合には、節部材2の着脱が自 由に行えるために、ロープ1における所望の位置に簡単に節部材2を取り付ける ことができ、しかも、釘6を取り去り、部品3aと部品3bを分割した後、所望 の位置に付け替え、釘6を打ち込むだけで節部材2の取り付け位置を変更するこ とができ、隣接する節部材2間の間隔を作業者に応じて適宜調整できるので非常 に便利である。
【0010】 図4には、上述の構造を有する本考案のロープを、水汲みバケツ8に取り付け た際の状態が示されているが、本考案のロープの用途はこれに限定されるもので なく、本考案のロープは種々の用途に使用できるものである。 図4に例示した本考案のロープにあっては、ロープ1の一方の端部に、水汲み バケツ8を取り付けるための取り付け金具10が設けられており、水汲みバケツ 8には、このバケツが水中に沈下し易いように重り9が取り付けられている。
【0011】
【実施例】
ロープとしては、太さ約4mmの三つ打ちロープ(長さ約7m)を準備した。 一方、節部材として、図3に示される構造を有した2つの部品からなる円柱形状 の成形体(直径14mm、長さ14mm、ポリプロピレン製)を13個準備し、 上記ロープに約50cmの間隔をあけて配置し、図3のようにして釘を用いて節 部材がロープ上を移動しないように固定することにより、図1に示される本考案 のロープを作製した。 そして、このロープの一端に取り付け金具を設け、この取り付け金具を、図4 のようにして、市販のプラスチックシート製の水汲みバケツ(直径約21cm、 深さ約19cm)に取り付けた。 このようにして本考案のロープを取り付けた水汲みバケツを用いて水汲み作業 を行ったところ、各節部材の取り付け位置でロープをしっかりと握ることができ るためにロープが手から滑らず、効率良く水汲み作業が実施できた。
【0012】
【考案の効果】
本考案のロープは滑り防止性が優れており、使用時にロープが手から滑りにく いという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロープの一例を示す図である。
【図2】図1に示される節部材2の拡大図である。
【図3】図2に示される節部材2を2つの部品3a及び
3bに分割した際の状態を示す図である。
【図4】図1に示される本考案のロープを水汲みバケツ
8に取り付けた際の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ロープ 2 節部材 3a、3b 部品 4a、4b 嵌合部 5a、5b 溝 6 釘 7 釘孔 8 水汲みバケツ 9 重り 10 取り付け金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープ1に、複数個の節部材2が一定間
    隔をあけて着脱可能に取り付けられていることを特徴と
    する、滑り防止性に優れたロープ。
  2. 【請求項2】 前記節部材2が、前記ロープ1の延びる
    方向に沿って分割可能な部品3a及び3bからなり、前
    記部品3a及び3bの分割面には、それぞれ嵌合部4a
    及び4b及び、前記ロープ1を挿通するための溝5a及
    び5bが形成されており、前記溝5a及び5bにより形
    成される前記節部材2の挿通孔において、前記ロープ1
    の延びる方向に対して垂直方向に設けられた釘6が、前
    記ロープ1に貫通していることを特徴とする、請求項1
    に記載の滑り防止性に優れたロープ。
JP1994013974U 1994-10-17 1994-10-17 滑り防止性に優れたロープ Expired - Lifetime JP3010255U (ja)

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