JP3010135B2 - オフィス用デスクシステム - Google Patents
オフィス用デスクシステムInfo
- Publication number
- JP3010135B2 JP3010135B2 JP7344341A JP34434195A JP3010135B2 JP 3010135 B2 JP3010135 B2 JP 3010135B2 JP 7344341 A JP7344341 A JP 7344341A JP 34434195 A JP34434195 A JP 34434195A JP 3010135 B2 JP3010135 B2 JP 3010135B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinets
- cabinet
- desks
- desk
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
- Drawers Of Furniture (AREA)
Description
オフィス空間を有効に使用できるようにしたオフィス用
デスクシステムに関するものである。
を行う要員の人数分の事務机を設置するのが通例であ
る。しかし、業務内容や業務形態によっては常時全員が
机を使用しない場合もかなりあり、そのような場合には
使用されない机が結果的には無駄にオフィス空間を占有
していることとなる。
のうち、半分の要員は外部に出て終日業務を行い、残り
の半分の要員がいわゆるデスクワ−クを行うといった業
務形態を、適宜の日時間隔を以て交代し乍ら行うように
したオフィスでは、全員の机をそのオフィス空間内に設
置すると、常時設置した机の半分の数は人が居ない状
態、つまり、不使用状態におかれることとなるのであ
る。
内に居る要員分の机があれば足りるが、机の袖キャビネ
ットはその机の使用者専用の業務用品や私物が収納され
るため、袖キャビネット付の一つの机を二人で共用する
には支障があり、実用的とはいえない。
点に鑑み、人数から見れば全員が同時に机に付けるよう
に人数分の机を設置できない限られた広さのオフィス空
間であっても、多くの人数の要員が合理的に専用の机を
使用できるようにしたオフィス用デスクシステムを提供
することを課題とするものである。
を目的としてなされた本発明デスクシステムの構成は、
天板の下に袖キャビネットを挿脱できる複数の机と、該
複数の机の数よりも多い個数の袖キャビネットと、前記
各机を適宜の態様で配置できる広さの室内の床と、前記
袖キャビネットのうち、少なくとも机の数より多い分の
キャビネットを格納できる前記室内に連続したキャビネ
ット収納部とから成り、前記袖キャビネットのすベてと
各キャビネットを専用する対応関係を付けた複数の要員
が、前記机の数と同数の要員内で自己のキャビネットを
机の天板の下に配置して当該机を専用的に使用する一
方、残りのキャビネットはその収納部に格納しておくよ
うにしたことを特徴とするものである。本発明において
は、キャビネット収納部を、格納するキャビネットを積
層状態で出入自在に格納できるようにしたスタッカクレ
−ンと棚状部とを具備した自動倉庫とすることがある。
また、各キャビネットは、それらを同一平面内に密集さ
せた状態で格納してもよい。このためには、キャビネッ
トには水平移動のためのキャスタが取付けられているも
のが望ましい。
テムの実施形態について説明する。図1は任意のオフィ
ス空間に本発明システムによる机を配置した一例の平断
面図、図2は図1の机天板下に配置されるキャスタ付袖
キャビネットの側面図、図3は図1におけるキャビネッ
ト収納部の正面図である。
面、2a〜2fは前記床面1に一例として配置した6本の平
机で、天板2tの下の両袖又は片方袖の下に図2の袖キャ
ビネット3(3a〜3l)が配置できる。4は前記オフィス
空間における隅部に形成したキャビネット収納部で、複
数の前記キャビネット3を積層状態で収納するための格
納棚41と、各キャビネット3a〜3lを格納棚41から抽出,
運搬するためにフォ−ク部材42aを昇降、かつ、進退自
在に形成したスタッカクレ−ン42とを具備して形成され
ている。
ト3a〜3lのうち6個のキャビネットを3個ずつ二段に積
層できるように略示されているが、キャビネット収納部
4は、実際には図3に例示する形態をとる。一方、スタ
ッカクレ−ン42は、図3に略示したように、収納部4の
格納棚41に平行に敷設した軌条42bを図1,図3の左右
方向に自走し、クレ−ン本体42cのポ−ル42dに設けたフ
ォ−ク部材42aが、格納棚41の各収納位置に対して昇降
すると共に、クレ−ン本体42cのポ−ル42dから収納位置
に対して進退自在に形成されている。なお、格納棚41に
おけるキャビネット収納数は、この実施例の場合、少な
くとも7〜8個以上であることが望ましい。これは、本
発明システムにおいては常に同数のキャビネットが同時
に入替えられる場合だけではないからである。この意味
で図3の収納部4は、15個以上のキャビネット3の収納
ができるように形成されている。
個の袖キャビネット3a〜3lが組合されており、12個のキ
ャビネット3a〜3lのうち、各机2a〜2fの天板2tの下には
その中から6個のキャビネット3a〜3fが配置され、残っ
た6個のキャビネット3g〜3lはその収納部4に収納され
ている。従って、図1に示した6本の机2a〜2fは12名の
要員が交代で共用するものである。
れを専用する12名の各要員と対応関係を持たせて特定す
るため、IDコ−ドやバ−コ−ド等による標識(図示せ
ず)を定位置に設け、一方、収納部4における格納棚41
の各収納部に前記各キャビネットの標識内容と対応した
アドレスを付け、操作部43において標識内容つまりID
コ−ドを指定することと、キャビネットの格納又は抽出
を指定することにより、指定したキャビネットを所定の
位置に格納したり、格納位置から指定したキャビネット
を自動的に抽出して搬出できるように形成されている。
にキャビネット3a〜3fを天板2tの右下の配置して使用で
きる状態にしているものとすると、残りの6人の要員用
のキャビネット3g〜3lは、その収納部4における所定の
格納位置に格納されている。例えば、今日は自分のキャ
ビネット3aを配置して机2aを使用して内勤をしていた者
1名が、明日は終日外勤になる一方、今日終日外勤して
いた者が明日は内勤になるとすると、本日内勤の済んだ
者は自分のキャビネット3aを、スタッカクレ−ン42によ
ってその収納部4の格納棚41の所定位置に格納させる。
この場合の格納は、空いている部分の格納棚41を使用す
るようにしてもよい。
来た者は、自分のキャビネット、ここでは一例としてキ
ャビネット3gとすると、これをスタッカクレ−ン42によ
って収納部4の指定格納棚41から抽出して搬出入口43ま
で搬出させ、机2aの袖として配置して使用する。このよ
うにすれば、1本の机2a〜2fを、それぞれに、個々のキ
ャビネット3a〜3lを専用する2名の要員が全く互に干渉
することなく共用できるので、この例では机6本分の設
置スペ−スのオフィス空間を、机12本を必要とする12名
の要員が、6本の机を、夫々の机について2名が交代で
共用できるので、きわめて合理的なオフィス形態が実現
できる。
代で専用的に使用できる例について述べたものである
が、本発明デスクシステムは、1本の机を3名又はそれ
以上の要員が交代で使用するような業務形態についても
適用できること勿論である。この場合には必要な袖キャ
ビネットの数が多くなるので、キャビネット収容部4
は、使用するキャビネットの数に応じた数の格納棚41を
有するように形成することとなる。
を積層格納タイプとしたものについて述べたが、各キャ
ビネットは同一平面内の一箇所に密集的に格納するタイ
プの収納部であってもよい。
は、マニュアル操作、或は、自動操作いずれのタイプで
あってもよいが、自動操作タイプのものが望ましい。そ
の場合、次のような動作態様をとる。まず、袖キャビネ
ットの格納の場合、格納したいキャビネット3を収納部
4の搬出入口44にセットして、操作パネル43の入庫釦を
押す。搬出入口44にシャッタがあればそのシャッタが開
き、スタッカクレ−ン42のリ−ダ部(図示せず)がセッ
トしたキャビネットのIDコ−ドを読み、これを予めス
タッカクレ−ン42に内蔵した制御部にメモリされたID
コ−ドと対応させて格納場所を選択し、そのキャビネッ
トをフォ−ク部材42aにより持上げて所定の格納棚41の
前までクレ−ン本体42cがレ−ル42b上を走行して位置決
めされる。位置決めされると、フォ−ク部材42aをポ−
ル42d上で昇降させて上下方向での位置を決め、フォ−
ク部材42aを棚側に進出させてそのキャビネットを左右
の支持ブラケット41aの上に位置付けてフォ−ク部材42a
を少し下げ、当該キャビネットを所定の格納位置に収め
る。フォ−ク部材42aは後退して原位置に復帰し、スタ
ッカクレ−ン42は次の入庫又は出庫位置に戻って待機す
る。出入口43にシャッタがあれば、この時点でシャッタ
が閉まる。
押すと共に、出庫させたいキャビネットのIDコ−ドを
押す。釦の押し順序をどちらを先にするかは、プログラ
ムの設定上任意にできる。前記釦操作によってスタッカ
クレ−ン42は指定されたIDコ−ドのキャビネットの格
納棚の位置までレ−ル42b上を走行し、フォ−ク部材42a
をポ−ル42d上で作動させて出庫したいキャビネットを
持上げて搬出入口44まで戻り、フォ−ク部材42aを下し
てそのキャビネットを床と同面上に下す。そこで、この
キャビネットを使用したい者は、キャビネットを押引操
作して自分の机の袖部にセットする。
に袖キャビネットを挿脱できる複数の机と、該複数の机
の数よりも多い個数の袖キャビネットと、前記各机を適
宜の態様で配置できる広さの室内の床と、前記袖キャビ
ネットのうち、少なくとも机の数より多い分のキャビネ
ットを格納できる前記室内に連続したキャビネット収納
部とから成り、夫々のキャビネットと各人の対応関係を
付けた前記キャビネットの数と同数の要員が、前記机の
数と同数の要員内で自己のキャビネットを机の天板の下
に配置して当該机を専用的に使用する一方、残りのキャ
ビネットはその収納部に格納しておくようにしたから、
限られた広さのオフィス空間を、いわば2倍以上のオフ
ィス空間と同様に利用できることとなり、必要な机の
数、或は、必要な面積を省くことができるので、設備
的,空間的にきわめて有用である。
よる机を配置した一例の平断面図。
ビネットの側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 天板の下に袖キャビネットを挿脱できる
複数の机と、該複数の机の数よりも多い個数の袖キャビ
ネットと、前記各机を適宜の態様で配置できる広さの室
内の床と、前記袖キャビネットのうち、少なくとも机の
数より多い分のキャビネットを格納できる前記室内に連
続したキャビネット収納部とから成り、前記袖キャビネ
ットのすベてと各キャビネットを専用する対応関係を付
けた複数の要員が、前記机の数と同数の要員内で自己の
キャビネットを机の天板の下に配置して当該机を専用的
に使用する一方、残りのキャビネットはその収納部に格
納しておくようにしたことを特徴とするオフィス用デス
クシステム。 - 【請求項2】 キャビネット収納部は、格納するキャビ
ネットを積層状態で出入自在に格納できるようにしたス
タッカクレ−ンと棚状部とを具備した自動倉庫である請
求項1のオフィス用デスクシステム。 - 【請求項3】 袖キャビネットは、走行用のキャスタを
具備した請求項1又は2のオフィス用デスクシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7344341A JP3010135B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | オフィス用デスクシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7344341A JP3010135B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | オフィス用デスクシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09154639A JPH09154639A (ja) | 1997-06-17 |
JP3010135B2 true JP3010135B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=18368493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7344341A Expired - Fee Related JP3010135B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | オフィス用デスクシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010135B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP7344341A patent/JP3010135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09154639A (ja) | 1997-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6931795B1 (en) | Utility distribution system | |
WO2008061253A2 (en) | Storage, inventory control and security system and method | |
JP3010135B2 (ja) | オフィス用デスクシステム | |
JP2006327738A (ja) | 図書保管管理装置 | |
JPH09299167A (ja) | オフィス構成設備 | |
KR20220061553A (ko) | 영업점 창구 오피스 시스템 | |
Jones | Library space and print | |
CN210842148U (zh) | 一种房屋管理用资料存放柜 | |
Roebuck et al. | Building or Extending a Hospital Department: Radiology a Path through the Planning Minefield (5) | |
JP2019084007A (ja) | 電動式移動棚装置 | |
US20210206001A1 (en) | Fully automated columbarium niche storage system | |
JP2022043771A (ja) | 荷物保管装置及び受付システム | |
Horres et al. | Renovation and expansion of an academic health sciences library. | |
JP2003079453A (ja) | ワークステーション | |
JPH0441235B2 (ja) | ||
Grossman | Housing Books | |
JPH11206487A (ja) | オフィスシステム | |
CA3227646A1 (en) | Changing area for spas, indoor swimming pools, outdoor swimming pools, fitness centers and the like | |
Pashchenko | Directions and Technical Specifications for the Design of Libraries in Specialized Schools of Higher and of Secondary Education in the USSR | |
Davis | Reutilizing existing library space | |
Hitt et al. | New library buildings: the Houston Academy of Medicine--Texas Medical Center Library. | |
Pierson | Appropriate settings for reference service | |
JPS6127506Y2 (ja) | ||
JPH0233008A (ja) | 建物内の店舗におけるキープボトルの集中管理方法、並びにキープボトルの集中管理装置 | |
Knight | Buying time: The leveraged use of a library storage facility |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |