JP3010027U - 自転車のリヤーサスペンション組付構造 - Google Patents
自転車のリヤーサスペンション組付構造Info
- Publication number
- JP3010027U JP3010027U JP1994013592U JP1359294U JP3010027U JP 3010027 U JP3010027 U JP 3010027U JP 1994013592 U JP1994013592 U JP 1994013592U JP 1359294 U JP1359294 U JP 1359294U JP 3010027 U JP3010027 U JP 3010027U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pivotally attached
- seat
- suspension unit
- stay
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ハンガー部1の下パイプ2にサスペンション
ユニット5の下端部を枢着すると共に、チェーンスティ
6の一端をシートパイプ3に枢着し、チェーンスティ6
の他端にはシートスティ7の基端部を枢着し、シートス
ティ7の先端部をサスペンションユニット5の上端部に
枢着し、更にシートパイプ3にトランスパワーリンク9
の基端部を枢着し、トランスパワーリンク9の先端部を
シートスティ7に枢着した自転車のリヤーサスペンジョ
ン組付構造。 【効果】如何なるサスペンションユニットを用いても自
転車のリヤーサスペンションにおいて理想的とされるサ
スペンションユニットのストローク量に対するサスペン
ションユニットへの荷重の2次曲線的な変化が機械的な
手段で容易に得ることができる。
ユニット5の下端部を枢着すると共に、チェーンスティ
6の一端をシートパイプ3に枢着し、チェーンスティ6
の他端にはシートスティ7の基端部を枢着し、シートス
ティ7の先端部をサスペンションユニット5の上端部に
枢着し、更にシートパイプ3にトランスパワーリンク9
の基端部を枢着し、トランスパワーリンク9の先端部を
シートスティ7に枢着した自転車のリヤーサスペンジョ
ン組付構造。 【効果】如何なるサスペンションユニットを用いても自
転車のリヤーサスペンションにおいて理想的とされるサ
スペンションユニットのストローク量に対するサスペン
ションユニットへの荷重の2次曲線的な変化が機械的な
手段で容易に得ることができる。
Description
【0001】
この考案は、サスペンションユニットのストローク量に対してサスペンション ユニットに理想的な荷重が掛かるようにした自転車のリヤーサスペンション組付 構造に関するものである。
【0002】
モーターサイクルのように駆動輪に対して均一なトルクが掛かる場合はペタリ ング時にサスペンションユニットの動きがない方が力のロスが少なく理想的であ るが、自転車のように駆動時のトルク変動が大きい場合には、ペタリング時踏み 込む都度にこれに比例してサスペンションが沈み込むと、パワーのロスが大きく 、またペタリング時にサスペンションの沈み込みを抑制する機構にした場合には 大きな足への負担となり、ライダーに対する疲労を大きくする。
【0003】 そこで、自転車のリヤーサスペンションにおいてサスペンションユニットのス トローク量に対してサスペンションユニットへの理想的な荷重は、図5に示すよ うにサスペンションユニットのストローク量に対してサスペンションユニットへ の荷重の2次曲線的に変化することである。
【0004】 これに対して、図2〜図4は従来の自転車リヤーサスペンション機構を示すも のであり、これらは何れもチェーンスティ6の一端をシートパイプ3に枢着し、 チェーンスティ6の他端をシートスティ7の基端部に枢着し、シートスティ7の 先端をリンクaに枢着し、リンクaをサスペンションユニット5に枢着させたも のである。
【0005】
以上の機構は、後輪がストロークした時にリアエンド10がの方向へ押し上げ られ、これによりシートスティ7がの方向へ押され、押し上げられたシートス ティ7がリンクaを押すことで、リンクaに接続されたサスペンションユニット 5が方向に押し込まれてリアサスペンションとして機能する。
【0006】 しかし、以上の機構においてリンクaはテコとして機能しており、したがって サスペンションへの荷重に対してこれに比例したストローク量になり、即ち直線 的な変化であり、図5に示すような2次曲線的な変化が得られない。
【0007】
この考案は、上記実情に鑑み、ハンガー部の下パイプにサスペンションユニッ トの下端部を枢着すると共に、チェーンスティの一端をシートパイプに枢着し、 該チェーンスティの他端にはシートスティの基端部を枢着し、該シートスティの 先端部を上記スペンションユニットの上端部に枢着し、更に上記シートパイプに トランスパワーリンクの基端部を枢着し、該トランスパワーリンクの先端部を上 記シートスティに枢着した自転車のリヤーサスペンジョン組付構造を提案するも のである。
【0008】
以上の構成においては、後輪がストロークした時にリアエンドがの方向に押 し上げられ、シートスティがの方向へ押され、これによってトランスパワーリ ンクはピヴォットを中心に円弧状に弧を描きながら回動すると、シートスティの 先端部はこれに応じて最初は小さく、次第に大きなストロークで円弧を描いてサ スペンションユニットを押し込む。このため、如何なるサスペンションユニット を用いても図5に示すような理想的なサスペンションユニットのストローク量に 対してサスペンションユニットへの荷重の2次曲線的な変化が機械的な手段で容 易に得られる。
【0009】
以下、この考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明すると、図1はこの考案 に係る自転車のリヤーサスペンション組付構造を示すもので、1はハンガー部、 2は下パイプ、3はシートパイプである。
【0010】 下パイプ2には上向きにピヴォット4が設けられ、ピヴォット4にはサスペン ションユニット5の下端部を枢着する。
【0011】 一方、6はチェーンスティ、7はシートスティで、チェーンスティ6はその一 端をピヴォット11にてシートパイプ3に枢着し、他端をシートスティ7の基端部 にピヴォット12に枢着し、またシートスティ7の先端部をピヴォット13にてサス ペンションユニット5の上端部に枢着する。
【0012】 また、シートパイプ3にはピヴォット8を設け、ピヴォット8にはトランスパ ワーリンク9の下端部を枢着し、トランスパワーリンク9の上端部はピヴォット 14にてシートスティ7に枢着する。
【0013】 尚、これらピヴォット4、8、11、12、13、14 は無給油軸受けからなり、荷重が 加わったとき該部を支点として各部材は動作するものである。
【0014】 以上の構成において、後輪がストロークした時にシートスティ7のリアエンド 10がの方向に押し上げられ、シートスティ7がの方向へ押される。
【0015】 シートスティ7がの方向へ押されると、トランスパワーリンク9はピヴォッ ト8を中心に円弧状に弧を描き、これに連動してシートスティ7の先端部が弧を 描きながらサスペンションユニット5を押し込む。
【0016】 このため、図5に示すようにサスペンションユニット5のストローク量に対し てサスペンションユニット5への荷重が2次曲線的に変化する。
【0016】
以上要するに、この考案によれば如何なるサスペンションユニットを用いても 自転車のリヤーサスペンションにおいて理想的とされるサスペンションユニット のストローク量に対するサスペンションユニットへの荷重の2次曲線的な変化が 機械的な手段で容易に得ることができる。
【図1】 この考案の一実施例を示す自転車のリヤーサ
スペンション組付構造の斜面図
スペンション組付構造の斜面図
【図2】 従来の自転車のリヤーサスペンション組付構
造の概略図
造の概略図
【図3】 従来の他の自転車のリヤーサスペンション組
付構造の概略図
付構造の概略図
【図4】 従来の他の自転車のリヤーサスペンション組
付構造の概略図
付構造の概略図
【図5】 自転車のリヤーサスペンションにおける理想
的なサスペンションへの荷重とストローク量との関係を
示す図
的なサスペンションへの荷重とストローク量との関係を
示す図
【図6】 この考案の一実施例を示す自転車のリヤーサ
スペンション組付構造の動作状態を示す正面図
スペンション組付構造の動作状態を示す正面図
aはリンク 1はハンガー部 2は下パイプ 3はシートパイプ 4、8、11、12、13、14 はピヴォット 5はサスペンションユニット 6はチェーンスティ 7はシートスティ 9はトランスパワーリンク 10はリアエンド
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンガー部の下パイプにサスペンション
ユニットの下端部を枢着すると共に、チェーンスティの
一端をシートパイプに枢着し、該チェーンスティの他端
にはシートスティの基端部を枢着し、該シートスティの
先端部を上記スペンションユニットの上端部に枢着し、
更に上記シートパイプにトランスパワーリンクの基端部
を枢着し、該トランスパワーリンクの先端部を上記シー
トスティに枢着したことを特徴とする自転車のリヤーサ
スペンジョン組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013592U JP3010027U (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 自転車のリヤーサスペンション組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013592U JP3010027U (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 自転車のリヤーサスペンション組付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010027U true JP3010027U (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=43145800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994013592U Expired - Lifetime JP3010027U (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 自転車のリヤーサスペンション組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010027U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280032A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Juda Mach Ind Co Ltd | 共通枢支衝撃吸収装置を有する自転車 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP1994013592U patent/JP3010027U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280032A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Juda Mach Ind Co Ltd | 共通枢支衝撃吸収装置を有する自転車 |
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