JP3009954U - 自動車乗降防雨装置 - Google Patents

自動車乗降防雨装置

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JP3009954U JP1994010716U JP1071694U JP3009954U JP 3009954 U JP3009954 U JP 3009954U JP 1994010716 U JP1994010716 U JP 1994010716U JP 1071694 U JP1071694 U JP 1071694U JP 3009954 U JP3009954 U JP 3009954U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既製の自動車にも簡単に装着でき、雨天、自
動車の乗降時に雨濡れを防ぐ、防雨体を展開しうると共
に、通常は天井部分に格納して、目立たぬ外観をうる。 【構成】 略矩形の薄板であって、幅方向に平行な断面
形状が略L字状に湾曲されてなる一対の防雨板1、2
を、蝶番状に連結した防雨体Aは、被支持部5、6を有
する。略くの字状に形成された支持体Bは、自動車のサ
ンバイザー支持具Dに固定するための固定部7と末端の
被係止部8を有する。保持具Cは、係止部9と自動車の
センターピラーEに固定するための固定板10を有す
る。防雨体Aの被支持部5、6に支持体Bを圧入し、支
持体Bの固定部7をサンバイザー支持具Dに固定すると
共に被係止部8を保持具Cの係止部9に係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨天の際屋外で、乗員が、自動車の乗降を行う場合、傘を窄めた後 、或いは傘を広げるまで、雨に濡れることを防ぐ装置に係わるものであり、詳し くは自動車乗降防雨装置に関するものである。
【0002】 〔従来の技術〕 従来、このような場合、乗車時には、傘を半開き状にした後窄めつつ、身体を 車内に入れ、降車時には、傘を持った腕のみを車外に差し出し、傘を展開した後 、身体を車外に出す例が多かった。
【0003】 〔考案が解決しようとする課題〕 従来の技術で述べたように、特に運転席においては、ステアリング装置が障害 となって、不自然な姿勢を余儀なくされながらも、若干の雨濡れは防ぎ得ないと いう問題点を有していた。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、既製の自動車にも簡単に装着することができ、雨天 時の自動車の乗降に際し、雨濡れを防止しうる、自動車乗降防雨装置を提供しよ うとするものである。
【0005】 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本考案における自動車乗降防雨装置は、やや剛性 を有する略矩形の薄板であって、幅方向に平行する断面形状が略L字状に湾曲す るよう形成された一対の防雨板を、対向する各長辺部において蝶番状に連結し、 一方の防雨板の非連結長辺部の少なくとも一部に略?字状の被支持部を設けた防 雨体、及び、略くの字状に形成され、防雨体の被支持部の内径よりやや大きい径 を有する棒状であって、先端部に自動車のサンバイザー支持具に固定するための 固定部を設け、末端部が保持具の係止部に係止される被係止部となる支持体と、 略U字状の係止部及び自動車のセンターピラーの内側上部に固定するための固定 板とからなる保持具とから構成され、防雨体の被支持部に支持体を圧入し、支持 体の固定部をサンバイザー支持具に固定し、該支持体の被係止部に保持具の係止 部を係止してなるものである。
【0006】 そして、上記自動車乗降防雨装置は、防雨体を展開した場合、一対の防雨板に 勾配を設ける目的で、蝶番状に連結された長辺部を軸に一対の防雨板の形成する 角度が鈍角となるよう、少なくとも一方の防雨板の長辺部に複数の角度ストッパ ーを設けることが好ましい。
【0007】 また、防雨体の防雨板に付着した雨滴を車内に拡散させぬため、一対の防雨板 の上面部の少なくとも一部分に、吸水層を形成してもよい。
【0008】 〔作用〕 防雨体の被支持部に支持体が圧入されると、防雨体は支持体を軸に摩擦を有し ながら回転する。保持具は、その固定板を接着することによって自動車のセンタ ーピラー内側上部に固定される。支持体は、先端部の固定部によって自動車のサ ンバイザー支持具に固定され、末端部が被係止部となって保持具の係止部によっ て係止される。
【0009】 通常、防雨体は、一対の防雨板が蝶番状の連結部を軸に二重に折畳まれ、支持 体と防雨体の被支持部との摩擦、及び一対の防雨板の剛性によって、自動車の天 井部分に近接した部位に、サンバイザーが防雨体の下方に位置する状態で格納さ れている。
【0010】 雨天、乗降時、自動車のドアを開けた後、防雨体を支持体を軸に180°以上 回転させつつ、一対の防雨板を蝶番状の連結部を軸に展開する。なお、ドアを閉 じる場合は、逆の手順で防雨体を車内に格納する。
【0011】 〔実施例〕 実施例について図面を参照して説明する。 図1〜図4において、防雨体Aは、例えばアクリル樹脂のようなプラスチック スを用い、厚み2〜3mm程度の略矩形の板状であって、幅方向に平行する断面 形状が略L字状に湾曲するよう形成された一対の防雨板1、2を、対向する各長 辺部3、4において蝶番状に連結させている。さらに詳しくは、一方の防雨板1 の非連結長辺部の少なくとも一部に略?字状の被支持部5、6が設けられている 。なお、非連結長辺部の被支持部5、6は、後述する支持体Bに支持された場合 に、支持体Bが支持する個所である。
【0012】 支持体Bは、金属またはプラスチックスを用いた棒状であって、略くの字状に 形成され、先端部に、自動車のサンバイザー支持具Dに固定するための、略U字 状の固定部7が設けられている。さらに詳しくは、防雨体Aを支持体Bで支持し た場合一定の摩擦を有するように、支持体Bの径は、防雨体Aの被支持部5、6 の内径よりやや太めに形成されている。また、支持体Bの末端部は、被係止部8 となっており、該被係止部8は、後述する保持具Cの係止部9によって係止され る個所である。
【0013】 保持具Cは、支持体Bの末端部の被係止部8を係止するための、略U字状の係 止部9と、自動車のセンターピラーEの内側上部に固定するための固定板10と からなっており、センターピラーEへの装着を簡単確実にするため、固定板10 の裏面全体に粘着層14を形成している。通常は、粘着層14の上面に剥離紙を 貼付しておき、保持具CをセンターピラーEに装着する際に剥離紙を除去して用 いる。
【0014】 また、一対の防雨板1、2が、蝶番状に連結された長辺部3、4を軸に展開さ れた場合、防雨板1、2の形成する角度が鈍角となることを目的として、防雨板 1の長辺部3に複数個の角度ストッパー11が設けられている。
【0015】 さらに、防雨体Aの一対の防雨板1、2に付着した雨滴の、車内への拡散を防 ぐ目的で、一対の防雨板1、2の上面部に、例えば、ナプキン状の高吸水性ポリ マーによる、吸水層12、13を形成している。なお、該吸水層12、13の片 面の少なくとも一部分にも、剥離紙を貼付した粘着層を形成しておき、吸水層1 2、13を防雨板1、2に装着する際に剥離紙を除去して用いてもよい。
【0016】 図5において、自動車乗降防雨装置の、防雨体Aの一対の防雨板1、2は、蝶 番状の連結部を軸に二重に折畳まれ、自動車の天井部分に近接した部位に、通常 は、サンバイザーが、防雨体Aの下方に位置する状態で格納されている。
【0017】 図6において、自動車乗降防雨装置は、乗降時、ドアを開けた後、防雨体Aの 被支持部を、支持体を軸に180°以上回転させつつ、一対の防雨板1、2を蝶 番状の連結部を軸に展開する。防雨板1、2は、角度ストッパーによって鈍角に 形成され、ガルウイング状に展開する。
【0018】 〔考案の効果〕 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0019】 請求項1の自動車乗降防雨装置においては、既製の自動車にも簡単に装着でき 、雨天、乗員の乗降時に、単純な動作で雨濡れを防止することができ、通常は、 目立たぬ外観を得る。
【0020】 請求項2の自動車乗降防雨装置においては、防雨板の長辺部に角度ストッパー を設けてあるため、防雨体を展開した場合に、一対の防雨板の形成する角度が鈍 角であって、ガルウイング状となるため、乗降がより容易となる。
【0021】 請求項3の自動車乗降防雨装置においては、一対の防雨板の上面部の少なくと も一部分に、吸水層が形成されているので、防雨板に付着した雨滴の、車内への 拡散を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車乗降防雨装置の要部斜視図である。
【図2】支持体をサンバイザー支持具に固定してなる状
態を示す要部斜視図である。
【図3】支持体の被係止部を保持具に係止してなる状態
を示す要部斜視図である。
【図4】防雨体の要部斜視図である。
【図5】自動車乗降防雨装置を車内に格納してなる状態
を示す要部斜視図である。
【図6】自動車乗降防雨装置を車外に展開してなる状態
を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
A 防雨体 B 支持体 C 保持具 D サンバイザー支持具 E センターピラー 1、2 防雨板 3、4 長辺部 5、6 被支持部 7 固定部 8 被係止部 9 係止部 10 固定板 11 角度ストッパー 12、13 吸水層 14 粘着層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 やや剛性を有する略矩形の薄板であっ
    て、幅方向に平行する断面形状が略L字状に湾曲するよ
    う形成された一対の防雨板(1、2)を、対向する各長
    辺部(3、4)において蝶番状に連結し、一方の防雨板
    (1)の非連結長辺部の少なくとも一部に略?字状の被
    支持部(5、6)を設けた防雨体(A)、及び、略くの
    字状に形成され、防雨体(A)の被支持部(5、6)の
    内径よりやや大きい径を有する棒状であって、先端部に
    自動車のサンバイザー支持具(D)に固定するための固
    定部(7)を設け、末端部が保持具(C)の係止部
    (9)に係止される被係止部(8)となる支持体(B)
    と、略U字状の係止部(9)及び自動車のセンターピラ
    ー(E)の内側上部に固定するための固定板(10)と
    からなる保持具(C)とから構成され、防雨体(A)の
    被支持部(5、6)に支持体(B)を圧入し、支持体
    (B)の固定部(7)をサンバイザー支持具(D)に固
    定し、該支持体(B)の被係止部(8)に保持具(C)
    の係止部(9)を係止してなる自動車乗降防雨装置。
  2. 【請求項2】 一対の防雨板(1、2)が、蝶番状に連
    結された長辺部(3、4)を軸に展開された状態で形成
    する角度が、鈍角となるよう、少なくとも一方の防雨板
    (1)の長辺部(3)に複数の角度ストッパー(11)
    を設けてなる請求項1記載の自動車乗降防雨装置。
  3. 【請求項3】 一対の防雨板(1、2)の上面部の少な
    くとも一部分に、吸水層(12、13)を形成してなる
    請求項1又は2記載の自動車乗降防雨装置。
JP1994010716U 1994-07-25 1994-07-25 自動車乗降防雨装置 Expired - Lifetime JP3009954U (ja)

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