JP3009855U - どんぶり鉢運搬具

Info

(57)【要約】【目的】この考案は、熱いどんぶり鉢を衛生的に
又、安全に運搬するためのどんぶり鉢運搬具に関するも
のである。【構成】手で握る部分（１、２）、どんぶり鉢を支
える部分（３、４）、（１、２）と（３、４）の接点に
当たるところは、角度を付ける部分（５、６）である。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ラーメン店、日本そば店で使用するどんぶり鉢を運搬するための運搬具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

指（手）にて直に運搬していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術の通り、指がどんぶり鉢の中に入りやすいため不衛生である。又、どんぶり鉢が熱いため、運搬が安全でないという問題を有していた。本考案は、衛生的に又、安全にどんぶり鉢を客に提供しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

手で握る部分（１、２）、どんぶり鉢を支える部分（３、４）を形成する。手で握る部分（１、２）、どんぶり鉢を支える部分（３、４）の接点に当たるところに角度を付ける部分（５、６）を設ける。

【０００５】

【作用】

手で握る部分（１、２）を握り、どんぶり鉢を支える部分（３、４）をどんぶり鉢容器の側面下から上に入れる。と同時にどんぶり鉢を持ち上げ、客側に移動する。テーブル上に置いたならば、どんぶり鉢運搬具はどんぶり鉢の下面に下げ、と同時に手前に引く。

【０００６】

【実施例】

どんぶり鉢運搬具はステンレス、プラステック、竹、鉄、あるいは藤を用いる。厚み５〜８ｍｍ程度の肉厚を有し、円型棒状に形成されている。

【０００７】

【考案の効果】

直に、どんぶり鉢を持つことがないので衛生的である。又、どんぶり鉢の熱さから開放される。手で握る部分（１、２）とどんぶり鉢を支える部分（３、４）の接点に角度を付けることによって、どんぶり鉢の持ち上げ下げが容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図

【図２】どんぶり鉢に使用中の側面図

【図３】側面図

【図４】どんぶり鉢に使用中の正面図

【符号の説明】

１、２手で握る部分３、４どんぶり鉢を支える部分５、６角度を付ける部分

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】手で握る部分（１、２）、どんぶり鉢
を支える部分（３、４）を設けた、どんぶり鉢運搬具。
【請求項２】手で握る部分（１、２）、どんぶり鉢
を支える部分（３、４）の接点に当たるところに、角度
を付ける部分（５、６）を設けた請求項１のどんぶり鉢
運搬具。