JP3009845U - 自転車用サドル - Google Patents

自転車用サドル

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Publication number
JP3009845U
JP3009845U JP1994013364U JP1336494U JP3009845U JP 3009845 U JP3009845 U JP 3009845U JP 1994013364 U JP1994013364 U JP 1994013364U JP 1336494 U JP1336494 U JP 1336494U JP 3009845 U JP3009845 U JP 3009845U
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saddle
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bicycle saddle
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JP1994013364U
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Inventor
呈宣 田原
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呈宣 田原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗車時に股間が圧迫されることを防止し、又
タイトスカートのように体にぴったり合った衣服の着用
時であっても自由にペダルをこぐことができる、女性用
自転車に好適な自転車用サドルを提供する。 【構成】 シートポスト1の上部に取付自在に形成した
自転車用サドルにおいて、前後方向の幅D1 を左右方向
の幅D2 より短く選定し、平面視で楕円形に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、自転車用サドルに関し、更に詳しくは女性用自転車のサドルとして好 適なよう形成した自転車用サドルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のサドルは、通常、図14に示される如く、前後(自転車の進行) 方向の幅D1 が左右方向の幅D2 より長く選定されると共に、平面視で中央部a がくびれて前部bが先細り状のほぼ西洋梨の形に形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って従来品では、中央部のくびれに両足の付け根をあてがい、両足で締め付 けて乗車できる反面、股間が前方に先細り状に突き出た前部にあたって圧迫され 易かった。 その結果従来品の場合、例えば生理中の女性には乗車しにくいものであり、又 体形にぴったり合った例えばタイトスカートなどを着用して乗車すると、前部が 突き出ている分、足の動きが制約され乗りにくいものであった。
【0004】 本案は、このような従来品の問題点を解消しようとするものである。 従って本案の技術的課題は、乗車時に股間が圧迫されることを防止でき、タイ トスカートのように体にぴったり合った衣服の着用時であっても、足の動きが制 約されることなく自由にペダルをこぐことができるよう形成した、女性用自転車 に好適な自転車用サドルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本案は、上記の課題を解決するために次のような技術的手段を採る。 即ち本案のサドルは、シートポスト1の上部に取付自在に形成された自転車用 サドルにおいて、前後方向の幅D1 が左右方向の幅D2 より短く選定され、平面 視で楕円形に形成されたものである。
【0006】 この場合本案は、平面視で楕円形に形成されるのに代え、平面視で角部10が 縁取られた方形に形成されるのでも良い。この場合は、臀部9の支承面積が広が るから、その分、長い時間、長い距離の乗車が可能になる。
【0007】 又本案サドルは、平面視で楕円形又は方形に形成されると共に、前側の中央部 11が後方側に凹んで凹湾曲状に形成されるのでも良い。
【0008】 更に本案のサドルは、形態やデザインの多種多様化を可能にし、購買意欲を喚 起できるよう、硬質材で形成された基板6と、この基板6の上面に配置されるク ッション材7と、このクッション材7と上記基板6とを覆うカバー8とで形成さ れるのが好ましい。
【0009】
【作用】
幅D1 を、車体の前後方向に合わせ、シートポスト1の上部に取り付けて使用 する。本案のサドルは、幅D1 が幅D2 より短く、平面視で楕円形に形成されて いるから、股間が圧迫されることなく、又タイトスカートのように体にぴったり 合った衣服を身に着けていても、足の動きが制約を受けずに乗車できる。
【0010】
【実施例】
以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従って説明する。 1は、フレーム2に下端が挿し込まれ、固定ピン3で締め付けられて固定され たシートポストである。4は、ボルト挿通孔4a(図3等参照)が形成された取 付部である。この取付部4は、下面の中央部に平行一対状に形成された突片でな る。5は、ボルトとナットからなる止め具である。
【0011】 D1 は前後方向の幅であり、D2 は左右方向の幅である。本案サドルは、幅D 1 が幅D2 より短く選定され、平面視で楕円形に形成されている。
【0012】 又この実施例の本案サドルは、図3〜図5等に示される如く、硬質材で形成さ れた基板6と、この基板6の上面に配置されるクッション材7と、このクッショ ン材7と上記基板6とを覆うカバー8とで形成されている。
【0013】 上記の基板6は、木やプラスチックなどの硬質材で平板状に形成されている。 又上記のクッション材7は、例えばウレタン系の樹脂材やフェルト等でなる。こ のクッション材7は、この実施例では単層であるが、種類の異なる材質で層状に 形成されるのでも良い。又この実施例の場合、クッション材7は座り心地が良く なるよう、前後、左右各方向の断面が凸湾曲状の山形に形成されている。
【0014】 上記のカバー8は、皮革や防水製の樹脂シートで形成されている。又このカバ ー8は、袋状の折返し部8aにゴム紐8bが挿通され、開口部8cが収縮自在に 形成されている。
【0015】 而してこの実施例の本案サドルを使用する場合は、取付部4のボルト挿通孔4 aに止め具5のボルトを通し、シートポスト1の上部に本案サドルを固定する。 この場合、サドルが前下がりや前上がりの状態にならないよう水平に角度を調節 し、又センターを車体に合わせてきちんと出ていることを確認し取り付ける。
【0016】 以上の処において、本案は、幅D1 が幅D2 より短く形成され、平面視で楕円 形に形成されるのであれば良く、幅D1 と幅D2 との比率は任意である。
【0017】 又本案のサドルは、平面視で楕円形に形成されるのに代え、例えば図6〜図9 に示される如く、臀部9の支承面積が広がるよう、平面視で角部10が縁取られ た方形に形成されるのでも良い。
【0018】 更に本案は、図10、図11に示される如く、前側の中央部11が後方側に凹 んで凹湾曲状に形成されるのでも良い。この場合はサドルとして臀部9の支承機 能を備えながら、股間の圧迫を完全に回避できる。
【0019】 又上例では、基板6をベースにして、ウレタン系のクッション材7を間に挟ん でカバー8で覆われてなるが、本案はこれに限られず、その他例えば鋼線フレー ムに厚い一枚革をはって形成したり、或はスプリングを備えて形成するのでも良 い。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本案のサドルは、前後方向の幅が左右方向の幅より短く選 定され、平面視で楕円形に形成されたものである。 従って本案では、乗車時における股間の圧迫を防止でき、又例えばタイトスカ ートのように体にぴったり合った衣服を着用していても、足の付け根の動きに制 約を受けないから、これによれば乗り心地が良く使い勝手が良い、女性用自転車 に好適なサドルを提供できる。
【0021】 又請求項2記載の如く、平面視で角部が縁取られた方形に形成される場合は、 股間の圧迫を防止できるだけではなく、臀部を支承する面積が大きくなるから、 その分、長い時間、長い距離の乗車が可能になる。
【0022】 又請求項3記載の場合は、前側の中央部が後方側に凹んで凹湾曲状に形成され ているから、これによれば股間が完全に自由な状態で乗車できる。
【0023】 更に請求項4記載の場合は、硬質材で形成された基板と、この基板の上面に配 置されるクッション材と、このクッション材と上記基板とを覆うカバーとで形成 されているから、これによれば基板やクッション材、カバーの選定により、多種 多様な形態やデザインのサドルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案サドルの好適な一例を示し、Aは使用状態
時の要部側面図、Bはサドルの平面図である。
【図2】同上サドルの正面図である。
【図3】図1Bの IIIーIII 線における拡大断面図であ
る。
【図4】図2のIVーIV線における断面図である。
【図5】同上サドルの分解斜視図である。
【図6】同上サドルの他の実施例を示す正面図である。
【図7】図6の実施例の平面図である。
【図8】図6の VIIIー VIII 線における断面図であ
る。
【図9】図7の IX ー IX 線における断面図である。
【図10】同上サドルの更に他の実施例を示す平面図で
ある。
【図11】同上サドルの更に他の実施例を示す平面図で
ある。
【図12】図10の XIIー XII線における断面図であ
る。
【図13】図10の XIII ー XIII 線における断面図で
ある。
【図14】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 シートポスト 6 基板 7 クッション材 8 カバー 9 臀部 10 角部 11 前側の中央部 D1 前後方向の幅 D2 左右方向の幅

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートポストの上部に取付自在に形成さ
    れた自転車用サドルにおいて、前後方向の幅が左右方向
    の幅より短く選定され、平面視で楕円形に形成された自
    転車用サドル。
  2. 【請求項2】 平面視で楕円形に形成されるのに代え、
    平面視で角部が縁取られた方形に形成された請求項1記
    載の自転車用サドル。
  3. 【請求項3】 前側の中央部が後方側に凹んで凹湾曲状
    に形成された請求項1又は2記載の自転車用サドル。
  4. 【請求項4】 硬質材で形成された基板と、この基板の
    上面に配置されるクッション材と、このクッション材と
    上記基板とを覆うカバーとで形成された請求項1、2又
    は3記載の自転車用サドル。
JP1994013364U 1994-10-04 1994-10-04 自転車用サドル Expired - Lifetime JP3009845U (ja)

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ID=43145624

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078785A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 株式会社マルイ 痩身型自転車用サドル

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