JP3009661U - 飲料用大型容器収納体 - Google Patents

飲料用大型容器収納体

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JP3009661U JP1994008205U JP820594U JP3009661U JP 3009661 U JP3009661 U JP 3009661U JP 1994008205 U JP1994008205 U JP 1994008205U JP 820594 U JP820594 U JP 820594U JP 3009661 U JP3009661 U JP 3009661U
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beverages
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明保 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PETボトル等の飲料用大型容器を収納する
収納体であって、収納される飲料用大型容器内の飲料の
冷温を保持でき、しかも、冷温を保持するための温度保
持材が何ら損傷せず、従って収納体自体を長期間使用す
ることができる飲料用大型容器収納体を提供することを
目的とする。 【構成】 飲料用大型容器2 が収納可能な収納体本体1
の上面3bに、収納された飲料用大型容器2 の飲料注出口
2aが裸出しうる上面開口部5 が形成された飲料用大型容
器収納体に於いて、前記収納体本体1 は外筒体3 と内筒
体4 とから成り、該記外筒体3 と内筒体4 との間に温度
保持材15が収納可能な空洞部14が形成されてなる飲料用
大型容器収納体。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として1.0,1.5,2.0L等のポリエチレンテレフタレート(PET) 製容器、所謂PETボトル等の飲料用大型容器が収納できると共に、収納した状 態で飲料を注出することができ、しかも冷温保持の可能な飲料用大型容器収納体 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲料用大型容器を携帯する場合に用いられている飲料用大型容器収納体 30としては、図3に示すようなものが知られている。 即ち、内側に温度保持材である発泡ウレタン31を略筒形状に形成し、外側にプ ラスチックス製の筒体32が設けられ、飲料の冷温を保持している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような飲料用大型容器収納体30は、略筒形状の発泡ウレ タン31が飲料用大型容器収納部33側で裸出しており、つまりプラスチックス等で 保護されておらず、従って、収納される飲料用大型容器34の出し入れや携帯時に 生ずる飲料用大型容器収納体の振動によって発泡ウレタン31が損傷し、又破損す るため、ワンシーズンしか使用できないという問題点があった。
【0004】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、収納される飲料 用大型容器内の飲料の冷温を保持でき、しかも、温度保持材が何ら損傷すること がなく長期間使用することができる飲料用大型容器収納体を提供することを課題 とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための手段は、飲料用大型容器2 が収納可能な収納体本体1 の上面3bに、収 納された飲料用大型容器2 の飲料注出口2aが裸出しうる上面開口部5 が形成され た飲料用大型容器収納体に於いて、前記収納体本体1 は外筒体3 と内筒体4 とか ら成り、該記外筒体3 と内筒体4 との間に温度保持材15が収納可能な空洞部14が 形成されてなることにある。
【0006】 尚、前記温度保持材15として、発泡ウレタンを用いることも可能である。
【0007】
【作用】
本考案に係る飲料用大型容器収納体は、収納体本体1 が外筒体3 と内筒体4 と から成り、それらの間に温度保持材15が収納可能な空洞部14が形成されてなるの で、その空洞部14に温度保持材15を収納しても前記内筒体4 が温度保持材15を保 護護し、何ら損傷・破損等が起こらない。 また、前記空洞部14に温度保持材15を収納せずとも、空洞部14が空気層となり 、断熱効果を生ずることとなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。 図1及び図2に於いて、1 は飲料用大型容器2 が収納される収納体本体を示し 、以下に示す硬質プラスチックス製の略円筒形状外筒体3 及び内筒体4 等からな る。
【0009】 即ち、外筒体3 は上部3a側になるに従ってやや先細り、その上面3bに飲料用大 型容器2 の飲料注出口2aが裸出しうる程度の上面開口部5 が形成された略円盤形 状の肩部6 が一体的に成型され、且つ前記肩部6 の上面開口部5 の周端部には内 方に略鎌形状の係止部7 が周設されてなる。また、前記外筒体3 の上部3a外面側 には螺子部8 が周設されてなる。
【0010】 さらに、前記外筒体3 の下部3cの内面側には断面略三角形状の突状部9 が所定 間隔を有して3ケ所設けられ、且つ外面側には螺子部10が周設されてなる。
【0011】 内筒体4 は外筒体3 と同様に上部4a側になるに従ってやや先細り、上部3aで略 直角に湾曲するアール部11が形成され、且つ上面3bに上面開口部5 が形成されて いると共に、その周端部が前記外筒体3 の係止部7 に係止されてなる。
【0012】 さらに、前記内筒体4 の下面4cには飲料用大型容器2 の出入口である底面開口 部12が設けられている。 また、前記内筒体4 の下部3cは外方に折り返して断面略コ字状に形成されてな り、その外面側に形成された凹状部13が前記突状部9 に係合されて、内筒体4 が 外筒体3 に取付けられている。
【0013】 内筒体4 が外筒体3 に嵌合されることにより、その内筒体4 と外筒体3 との間 に空洞部14が形成されることとなり、この空洞部14に温度保持材15を収納するこ とができる。 尚、本実施例に於いては、図2に示すように前記空洞部14に温度保持材15とし てウレタン材を裝填している。
【0014】 16は外筒体3 の上部3a側から下部3c側に渡って一体的に形成された携帯用の把 手部を示す。
【0015】 17は前記外筒体3 の螺子部10に螺合された底蓋を示し、その底蓋17によって収 納体本体1 の底面開口部12は閉塞されてなる。 18は収納される飲料用大型容器2 を上向きに付勢する弾性体を示し、板部20と 脚部21等からなる。
【0016】 即ち、前記弾性体18は、飲料用大型容器2 の底面2bに接し且つ長方形状の切欠 部19が6ケ所放射状に設けられた円盤状の板部20と、一端21a が底蓋17の内面17 a に当接し且つ前記他端21b が前記板部20から一体的に突出された略逆へ字状の 平板からなる脚部21とから構成されてなり、前記板部20は脚部21の変形により生 ずる弾性力により上向きに、即ち収納体本体1 の下部3c側から上部3a側に前記飲 料用大型容器2 を付勢する。
【0017】 23は前記収納体本体1 の螺子部9 に螺合された略ティーカップ型の外蓋を示し 、その外蓋23内には略同形状の重合された2個の内蓋兼用のコップ24,24 が装着 されている。
【0018】 上記構成からなる飲料用大型容器収納体25に、例えば飲料用大型容器として周 知の1.5LのPETボトル2 を収納して使用する場合について説明する。 先ず、収納体本体1 の底蓋17を取り外し、飲料用大型容器としてPETボトル 2 を挿入後、前記底蓋17を収納体本体1 に嵌着する(図1に示す状態)。
【0019】 この時、飲料用大型容器収納体25は、板部20が脚部21により上方向に付勢され てので、収納されたPETボトル2 が内部でガタつくこともなく収納体本体1 内 に確実に固定されるので、携帯性がよい。
【0020】 そして、温度保持材15が具備されているので、収納されたPETボトル2 内の 飲料は、長時間冷温状態を維持できると共に、外蓋23・コップ24,24 を取り外し た後、上面開口部5 より突出したPETボトル2 の飲料注出口2aのキャップを外 すだけで、冷えた飲料を簡単に飲むことができる。
【0021】 また、収納体本体1 内に具備された温度保持材15は、外筒体3 と内筒体4 との 間の空洞部14に具備されている、つまり前記内外筒体3,4 により保護されている ので、PETボトル2 の出し入れ等により損傷を受けることがなく、又温度保持 材15が削られ、その屑が生ずることもない。
【0022】 尚、上記実施例に於いて、温度保持材15としてウレタン材を空洞部14に装填し たが、冷温保持手段である温度保持材15は必ずしもこれに限定されるものではな く、例えば空洞部14に発泡ウレタン、発泡スチレン等を装填してもよい。 また、本考案に於いては、収納体本体1 に空洞部14を形成したことにより、空 洞部14内に例えば水を注入し、これを温度保持材15として用いることも可能であ る。 このように水を用いることにより、非常に安価に製造することができるという 利点がある。
【0023】 さらに、上記実施例に於いて、内筒体4 は外筒体3 の突状部9 に係合して取付 けられてなるが、内筒体4 の外筒体3 への取付手段は必ずしもこれに限定される ものではなく、例えば螺子により両者を螺合する手段でもよく、又接着剤等で固 着する手段であってもよい。
【0024】 また、上記実施例に於いて、飲料用大型容器2 は底面開口部12から挿入する構 成であるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、上部3aに飲料用大型容器 2 を挿入する開口部を設けてもよい。
【0025】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る飲料用大型容器収納体は、収納体本体が外筒体と 内筒体とから成り、前記外筒体と内筒体との間に温度保持材の収納可能な空洞部 が形成されているので、その空洞部に温度保持材を収納すれば断熱効果が高く、 野外等に携帯しても長時間冷えた飲料を飲むことができる。 さらに、前記温度保持材は内筒体により保護されているので、飲料用大型容器 の出し入れ時に温度保持材が損傷することがなく、従って、長期間に渡って飲料 用大型容器収納体を使用することができる。
【0026】 また、前記温度保持材として水を用いることにより、製造コストの低廉化を図 れ、しかも、断熱性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に於ける飲料用大型容器収納体の断面
図。
【図2】空洞部に温度保持材が収納された飲料用大型容
器収納体の断面図。
【図3】従来の飲料用大型容器収納体の断面図。
【符号の説明】
1 …収納体本体、2 …飲料用大型容器、2a…飲料注出
口、3 …外筒体、4 …内筒体、5 …上面開口部、14…空
洞部、15…温度保持材。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料用大型容器(2) が収納可能な収納体
    本体(1) の一面に、収納された飲料用大型容器(2) の飲
    料注出口(2a)が裸出しうる上面開口部(5) が形成された
    飲料用大型容器収納体に於いて、前記収納体本体(1) が
    外筒体(3) と内筒体(4) とから成り、該記外筒体(3) と
    内筒体(4) との間に温度保持材(15)が収納可能な空洞部
    (14)が形成されてなることを特徴とする飲料用大型容器
    収納体。
  2. 【請求項2】 前記温度保持材(15)がウレタン材からな
    る請求項1記載の飲料用大型容器収納体。
  3. 【請求項3】 前記温度保持材(15)が水である請求項1
    記載の飲料用大型容器収納体。
  4. 【請求項4】 前記内筒体(4) が外筒体(3) に着脱自在
    に取付けられてなる請求項1〜3の何れかに記載の飲料
    用大型容器収納体。
JP1994008205U 1994-07-08 1994-07-08 飲料用大型容器収納体 Expired - Lifetime JP3009661U (ja)

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