JP3009626U - 自動シャクリ機 - Google Patents
自動シャクリ機Info
- Publication number
- JP3009626U JP3009626U JP1994013780U JP1378094U JP3009626U JP 3009626 U JP3009626 U JP 3009626U JP 1994013780 U JP1994013780 U JP 1994013780U JP 1378094 U JP1378094 U JP 1378094U JP 3009626 U JP3009626 U JP 3009626U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- motor
- holding portion
- scraping machine
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】あらゆるグリップ径の竿を使用できる機能を備
え、竿の脱着が片手で容易に行なえる自動シャクリ機を
提供する。 【構成】船舶への固定を目的とする取付板2と、取付ハ
ンドル3を下面に設けた基板4に、モーター5を備え、
モーター軸に連結されたリンク6を介して竿保持部7を
上下運動させることによってシャクリ動作を自動的に行
なうシャクリ機において、竿保持部7の後端に設けられ
たフック10に支持されて起き上がり自在に取り付けら
れた竿挿入部11に竿を挿入し、竿保持部7の先端に設
けられた竿受部12に狭持することで、片手で容易に竿
の脱着が可能である。
え、竿の脱着が片手で容易に行なえる自動シャクリ機を
提供する。 【構成】船舶への固定を目的とする取付板2と、取付ハ
ンドル3を下面に設けた基板4に、モーター5を備え、
モーター軸に連結されたリンク6を介して竿保持部7を
上下運動させることによってシャクリ動作を自動的に行
なうシャクリ機において、竿保持部7の後端に設けられ
たフック10に支持されて起き上がり自在に取り付けら
れた竿挿入部11に竿を挿入し、竿保持部7の先端に設
けられた竿受部12に狭持することで、片手で容易に竿
の脱着が可能である。
Description
【0001】
本考案は、自動シャクリ機に関し、竿の脱着が片手で容易に行なえるようにし ようとするものである。
【0002】
従来の技術として、シャクリを自動的に行なうものは、実開昭61−1863 71号に記載されたような構造があげられるが、この場合モーター軸からクラン クを介して回転するローラーの力と、竿の重みで自然に戻る力を利用して揺動パ イプが上下運動するようになっている。しかし、この構造では、竿が軽いと支点 より前に負荷がかからないのでローラーの回転と揺動パイプの動きが追従できず シャクリ動作がうまく行なえない(竿を挿入していないと作動しない)。 また、揺動パイプの竿挿入口の大きさが決っているので竿のグリップ径が1種 類のものしか使えない。 以上のような欠点があげられる。
【0003】
そこで本考案は、上記欠点を解決しシャクリ動作を確実に行ないあらゆるグリ ップ径の竿を使用できる機能を備え、竿の脱着が片手で容易に行なえる自動シャ クリ機を提供しようとするものである。
【0004】
本考案は、自動シャクリ機であって、モーター5と、該モーター5のモーター 軸9に連結されたリンク6および竿保持部7が常時連動され、支点8を中心に上 下運動させることによってシャクリ動作を確実に自動で行なう。竿保持部7の後 端に設けられたフック10に支持されて起き上がり自在に取り付けられた竿挿入 部11に竿Aを挿入し、竿保持部7の先端に設けられた竿受部12に狭持するこ とによって片手Cで容易に竿Aの脱着が可能である。 また、竿保持部7の先端 に竿Aの保持幅を自在に変えることができるように調整ネジ13を設ける。 これらの手段に至る。
【0005】
上記手段に基づき、これを使用する際には、竿挿入部11を起こした状態で任 意のグリップ径の竿Aを上から竿挿入部11に挿入し、挿入した状態で前部の竿 受部12に向かって倒し、調整ネジ13でグリップの径に沿って狭持の幅を調整 し狭持する。竿Aの使いはじめに一度調整するだけで、その後の竿Aの脱着は片 手Cで容易に行なえる。 竿Aをシャクリ機にセットした後、スイッチを入れ、モーター5を駆動させる と、モーター軸9からの回転力がリンク6を介して伝わり支点8を中心に竿保持 部7を上下運動させ、セットされた竿Aのシャクリ動作を伴う。
【0006】
以下、図面において本考案の説明を行なう。
【0007】 本実施例の自動シャクリ機は、合成樹脂もしくはステンレスで成形した基板4 の下面に脱着自在に取り付けられた取付板2および2aがあって取付板2aの中 心に取付ハンドル3が設けられ船の船縁B(ブルワーク)を取付板2と2a間に 挟み込み取付ハンドル3で締着する。 基板4の上面には、該基板4の前部と後部の2箇所に植設されたモーター5を 基板4に固定するための支柱14及び14aによってモーター5(減速機を設け た自動車用のワイパーモーターを使用する)を取り付け、該モーター5によって 回転するモーター軸9に連結されたリンク6が可動することで、該リンク6に連 結された合成樹脂製もしくはステンレス製の竿保持部7が基板4上のほぼ中央部 に植設された支柱15上部の支点8を中心に上下運動を行ないシャクリ動作を伴 う。 竿挿入部11は、竿保持部7の後端に設けられたフック10に支持されて起き 上がり自在に取り付けられており、竿受部12は、竿保持部7の先端に一体成形 され、竿保持部7のほぼ先端に取り付けられた調整ネジ13で竿保持幅の自在調 整が可能である。 また、モーター5には合成樹脂製のモーターカバー16、リンク6には同じく 合成樹脂製のリンクカバー16aを設ける。
【0008】 本実施例のものは、小型軽量なのでどこにでも持ち運べ、特に船上で釣を楽し む際には、船縁Bに簡単に取り付けて使用できる。竿Aはあらゆるグリップ径の ものに対応できるようになっているので竿Aの選択に困らず、好みの竿Aを竿挿 入部11に軽く差し込んで、竿受け部12に上から軽く押し付けるようにして挟 み込み、調整ネジ13で竿保持幅を調整してセットし、取り外す時は、この動作 と逆に行なう。この時、調整ネジ13による竿保持幅の調整は、竿Aのグリップ 径が異なるものをセットする際に一度だけ行なえばよい。竿Aのセットおよび取 り外しにはほとんど力を必要としないので片手Cで簡単に行なうことができ、竿 Aをセットした後、スイッチを入れると竿保持部7が上下動作(約24度)して 、自動的にシャクリ動作を行なう。
【0009】
本考案は、竿の脱着が片手で容易に行なえ、あらゆるグリップ径の竿が使用で き、しかもコンパクトで非常に軽いため持ち運びが楽である。このように簡単な 操作で自動的にシャクリが行なえ、非常に使いやすい上、合成樹脂もしくはステ ンレスの材料を使用しているので錆びる心配もない。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す側面図である。
【図3】本考案の実施例を示す平面図である。
【図4】本考案の作動状態を示す正面図である。
【図5】本考案の使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1・・・シャクリ機 2・・・取付板 2a・・取付板 3・・・取付ハンドル 4・・・基板 5・・・モーター 6・・・リンク 7・・・竿保持部 8・・・支点 9・・・モーター軸 10・・・フック 11・・・竿挿入部 12・・・竿受け部 13・・・調整ネジ 14・・・支柱 14a・・支柱 15・・・支柱 16・・・モーターカバー 16a・・リンクカバー A・・・竿 B・・・船縁 C・・・片手
Claims (2)
- 【請求項1】下面に船舶への固定を目的とする取付板2
および取付ハンドル3を具備した取付板2aを設けた基
板4に、モーター5を備え、該モーター5のモーター軸
9に連結されたリンク6を介して竿保持部7を支点8を
中心に上下運動させることによってシャクリ動作を自動
的に行なうシャクリ機1であって、竿保持部7の後端に
設けられたフック10に支持されて起き上がり自在に取
り付けられた竿挿入部11に竿Aを挿入し、竿保持部7
の先端に設けられた竿受部12に片手Cで着脱自在に狭
持することを特徴とした自動シャクリ機。 - 【請求項2】上記シャクリ機1において、竿保持部7に
設けられた調整ネジ13によって保持幅を自在に変更で
き、あらゆるグリップ径の竿Aに対応できることを特徴
とする請求項第1項記載の自動シャクリ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013780U JP3009626U (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動シャクリ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013780U JP3009626U (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動シャクリ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009626U true JP3009626U (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=43145416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994013780U Expired - Lifetime JP3009626U (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動シャクリ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009626U (ja) |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP1994013780U patent/JP3009626U/ja not_active Expired - Lifetime
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