JP3009616U - ショルダーベルト - Google Patents

ショルダーベルト

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Publication number
JP3009616U
JP3009616U JP1994013206U JP1320694U JP3009616U JP 3009616 U JP3009616 U JP 3009616U JP 1994013206 U JP1994013206 U JP 1994013206U JP 1320694 U JP1320694 U JP 1320694U JP 3009616 U JP3009616 U JP 3009616U
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JP
Japan
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shoulder
belt
shoulder pad
pad
longitudinal direction
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Application number
JP1994013206U
Other languages
English (en)
Inventor
一彦 油谷
Original Assignee
株式会社サカン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ショルダーベルトの肩当て片を、肩に沿うよ
うに曲がり易くして具合よくフイットし成形容易でコス
ト的にも有利なショルダーベルトを提供することを可能
とする。 【構成】 ショルダーベルトの肩当て片を、肩の曲面に
なじむように長手方向に対して折曲可能に形成された薄
板部と、その長手方向の前後両端部に開口するように形
成されたベルトの挿込部とを一体的に具有してなり、肩
当て片の両端部の挿込部にベルトを挿込み、ベルトと肩
当て片とを一体的に固着することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ショルダーバッグや、ビデオ機器、OA機器又はこれらのキャリン グバッグ等に取付けられるショルダーベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のショルダーベルトにおいて、例えば実開昭61−16026号、実開平 3−87317号公報等に開示されているように、ベルト体の肩当部となる部位 に合成樹脂製の扁平板片からなる肩当て片をベルト体に対して固定又は可動式に 係挿して取付けたものが知られていた。
【0003】 このような従来の肩当て片は、図5〜6に示すように主体50の長手方向に前 後に貫通するように口字形のトンネル孔51を設けて、そのトンネル孔51にベ ルト52を挿通するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のショルダーベルトにおいては、肩当て片がベルトの厚さより 2〜3倍の厚さを有して、而も口字形のトンネル孔を具有するため、板部が上下 に平行した2枚板に対し、側縁部50a.50bは板面を縦にした形態になって 板面の曲げに対する抵抗が大になり、従って肩当て片全体が曲がり難く、肩に沿 わない為滑り易いといった問題点を有していた。
【0005】 また、このような肩当て片は樹脂成形品でつくられるため、成形品の材質を柔 らかくすれば曲げに対応できるが、柔らかい程成形が難しくなり、而も材料が多 く使用するため、コスト高になるのを免れないという問題点を有していた。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、ショルダーベルトの肩当て片を、肩に沿うように曲 がり易くして具合いよくフイットし、成形容易でコスト的にも有利なショルダー ベルトを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるショルダーベルトは、ベルト体1 の肩当部となる部位に肩当て片2を設けたショルダーベルトにおいて、前記肩当 て片2を、肩の曲面になじむように長手方向に対して折曲可能に形成された薄板 部2aと、その長手方向の前後両端部に開口するように形成されたベルトの挿込 部3.4とを一体的に具有してなり、肩当て片2の両端部の挿込部にベルトを挿 込み、ベルトと肩当て片とを一体的に固着してなるものである。
【0008】
【実施例】
ベルト体1は、皮革又は硬質弾性合成樹脂等の材料で一定の幅を有する帯状体 からなる。
【0009】 肩当て片2は軟質硬質弾性合成樹脂又は合成ゴムからなる成形品としてつくら れる。この肩当て片2は図1〜4に示すように、ベルト体1に比べ幅のある薄板 部1と、その長手方向の前後両端部にベルトの挿込部3.4を一体的に具有して なる。挿込部3.4は薄板部2aの端部を裏面側へ膨出するような部厚く形成し て該部に端部口3a.4aが開口するよう断面口の字形のめくら孔を形成したも のとなす。肩当て片2の薄板部2aの裏面には長手方向と直交する向きに、所定 の平行間隔を保って隆条のリブ5を形成する。
【0010】 ベルト体1は、中間部よりカットしてそのカットした各端部1a.1bを前後 挿込部3.4に夫々の端部口3a.4aより嵌挿し、外面部より高周波による縫 着又は熱プレス、或いは接着剤等を塗布して抜脱しないように一体的に結合する 。
【0011】
【作用】 肩当て片2を取付けたベルト体1を肩にかけると、肩当て片2は中間の薄板部 2aが薄いので、肩の曲面に沿って容易に彎曲する。従って肩の曲面に対して部 分的に又は片側が浮いたりしないのでスリップしたりせず、安定した状態にベル トを肩に掛けることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成されているので、肩当て部の中間部分である薄板部 が自由に彎曲して肩の曲面に全面接触で具合いよくなじむものであり、従ってス リップも生じ難くなってずり落ちる心配がなく、ショルダーベルトを安定した状 態に肩に掛けることができる。而も薄板部は従来の肩当て部のように断面口の字 形でない為長手方向の曲げに対して無理がなく而も全体として材料が少なくなる 為材料費が少なく済み、また金型構造も単純で成形が容易となる為コスト的にも 安価である等の実用的効果を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ショルダーベルトの肩当て片の全体斜視
図である。
【図2】同上の肩当て片の平面図である。
【図3】同上の裏側からみた平面図である。
【図4】図2におけるAーA線の断面図である。
【図5】従来例を示すショルダーベルト肩当て片の斜視
図である。
【図6】同上の従来例におけるショルダーベルト肩当て
片部の断面図である。
【符号の説明】
1 ベルト体 2 肩当て片 2a 薄板部 3.4 挿込部 3a.4a 端部口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト体1の肩当部となる部位に肩当て
    片2を設けたショルダーベルトにおいて、前記肩当て片
    2を、肩の曲面になじむように長手方向に対して折曲可
    能に形成された薄板部2aと、その長手方向の前後両端
    部に開口するように形成されたベルトの挿込部3.4と
    を一体的に具有してなり、肩当て片2の両端部の挿込部
    にベルトを挿込み、ベルトと肩当て片とを一体的に固着
    してなることを特徴とするショルダーベルト。
JP1994013206U 1994-09-29 1994-09-29 ショルダーベルト Expired - Lifetime JP3009616U (ja)

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