JP3009450U - 洗顔用ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用場所や水濡れ防止などの取扱い上の制約
なしに安全に使用できる洗顔用ヘッドを提供する。 【構成】 洗顔用ヘッドａは、座盤１の下面には２個の
吸盤１１を垂下し、上面には両端をＴ接手２に接続した
リング状の多孔質管３を嵌着し、中央部には鏡４を埋設
し、Ｔ接手２の垂直部５にはＬ接手６を接合し、該Ｌ接
手６には短尺の接続ホース７を介して平面鉤形の接手９
の一方を接合し、他方に長尺の空気ホース１０を接合
し、空気調節レバー８を配設して空気噴出量を調節自在
にして成る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は主として水中における空気マッサージにより顔面を洗浄するための洗 顔用ヘッドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来から提供されている超音波美顔器などは、洗顔カップ内の気泡盤と空気圧 送駆動部とが一体のものであるため、該駆動部を不用意に濡らしたり、浴室内で 使用すると、故障や感電の危険性を内在していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記に鑑み、水に濡らしても浴室内で使用しても故障や感電の危険の ない洗顔用ヘッドを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

第１考案の洗顔用ヘッドは、座盤の下面に吸盤を垂下し、上面には空気噴出手 段を係着し、該空気噴出手段に接手を接合し、該接手に空気ホースを接合して成 る。

【０００５】 第２考案の洗顔用ヘッドは、座盤の下面に吸盤を垂下し、上面には空気噴出手 段を係着し、該空気噴出手段に接手を接合し、該接手に空気ホースを接合し、座 盤の周面に昇降自在な吸気座を接合するとともに、下方に該吸気座に連通する吸 気ホースを接合して成る。

【０００６】 第３考案の洗顔用ヘッドは、第１考案又は第２考案において、空気噴出手段が リング状の多孔質菅から成る。

【０００７】 第４考案の洗顔用ヘッドは、第１考案又は第２考案において、空気噴出手段が 多孔質盤体から成る。

【０００８】 第５考案の洗顔用ヘッドは、第１考案、第２考案、第３考案又は第４考案にお いて、接手に空気調節レバーを配設して成る。

【０００９】

【作用】

吸盤は座盤を洗面器や洗顔カップに固定し、空気ホースは空気噴出手段と空気 圧送駆動部とを接続する。また、吸気座は口に当接されて空気吸引に供され、空 気調節レバーは圧送空気の量を手元で加減するものである。

【００１０】

【実施例】

本考案を実施例により説明すると、図１に示すように、円盤状の座盤１の上面 には円形の凹部を形成し、該凹部に両端をＴ接手２に接続した空気噴出手段とし てのリング状の多孔質管３を嵌着し、中央部には鏡４を埋没し、Ｔ接手２の垂直 部５は図２に示すように、座盤１を貫通して下面のＬ接手６に接合し、該Ｌ接手 ６に短尺の接続ホース７を介して平面鉤形の空気調節レバー８を配設した接手９ の一方を接合し、他方に長尺の空気ホース１０を接合し、手前側下面には図３に 示すように、２個の吸盤１１を水平軸１２に対して揺動自在に嵌着し、該吸盤１ １にはそれぞれ仮想線で示す離脱用の適宜な引手１３を係着して成る。

【００１１】 このようにして成る洗顔用ヘッドａは、図６に示すように、長尺な空気ホースの １０の他端を空気圧送駆動部１４の空気吐出口に接続し、吸盤１１を洗面器１５ の内面に吸着して使用に供される。 したがって、洗顔用ヘッドａは電気系統と別個に使用されるものであるから、 空気圧送駆動部１４が安全な場所に確保される限り、浴室内であろうが、浴槽内 であろうが使用場所を問わず、常に安全に使用できるものである。

【００１２】 また、図４に示した洗顔用ヘッドｂは、座盤１の周面に沿わせて吸盤取付け座 １６に立設した案内胴１７にスプリング１８を介して吸気座１９を昇降自在に案 内し、該吸気座１９の吸気口２０に仮想線で示す吸気ホース２１を接合して使用 に供される。

【００１３】 したがぅて、使用しない状態での吸気座１９はその上昇端にあって、水面上に あるが、洗顔時には吸気座１９が口に当接されて水中に没し、水槽外の吸気ホー ス２１より空気が吸い込まれるから２０〜３０秒間の洗顔時間を楽に確保できる ものである。

【００１４】 図５に示したものは空気噴出手段が多孔質盤体２２から成るもので、接手の垂 直部２３が図２に示したＬ接手６に接合されるものである。

【００１５】 なお、本考案の洗顔用ヘッドａ，ｂは美顔のほか手などの美容や頭皮の刺激、 或は浴槽内に取着されて身体の洗浄などにも活用できるものである。

【００１６】

【考案の効果】

以上のように本考案の洗顔用ヘッドによれば、使用場所や水濡れ防止などの取 扱い上の制約なしに安全に使用できる上、美顔のほか手の美容や頭皮の刺激、或 は身体の洗浄などにも活用できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる洗顔用ヘッドａの長尺な空気ホ
ースを一部省略した状態の平面図である。

【図２】図１のＢ−Ｂ矢視縦断面図である。

【図３】図１のＡ−Ａ矢視縦断面図である。

【図４】本考案に係わる洗顔用ヘッドｂの要部の縦断面
図である

【図５】多孔質盤体の斜視図である。

【図６】洗顔用ヘッドａの使用状態を示す説明図であ
る。

【符号の説明】 １ 座盤 ２ Ｔ接手 ３ 多孔質管 ４ 鏡 ５ 垂直部 ６ Ｌ接手 ７ 接続ホース ８ 空気調節レバー ９ 接手 １０ 空気ホース １１ 吸盤 １２ 水平軸 １３ 引手 １４ 空気圧送駆動部 １５ 洗面器 １６ 吸盤取付け座 １７ 案内胴 １８ スプリング １９ 吸気座 ２０ 吸気口 ２１ 吸気ホース ２２ 多孔質盤体 ２３ 垂直部 ａ 洗顔用ヘッド ｂ 洗顔用ヘッド

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 座盤の下面に吸盤を垂下し、上面には空
   気噴出手段を係着し、該空気噴出手段に接手を接合し、
   該接手に空気ホースを接合して成る洗顔用ヘッド。
2. 【請求項２】 座盤の下面に吸盤を垂下し、上面には空
   気噴出手段を係着し、該空気噴出手段に接手を接合し、
   該接手に空気ホースを接合し、座盤の周面に昇降自在な
   吸気座を接合するとともに、下方に該吸気座に連通する
   吸気ホースを接合して成る洗顔用ヘッド。
3. 【請求項３】 空気噴出手段がリング状の多孔質管から
   成る請求項１又は２記載の洗顔用ヘッド。
4. 【請求項４】 空気噴出手段が多孔質盤体から成る請求
   項１又は２記載の洗顔用ヘッド。
5. 【請求項５】 接手に空気調節レバーを配設して成る請
   求項１、２、３又は４記載の洗顔用ヘッド。