JP3009444U - 扇状筒型の部品供給装置

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(57)【要約】【目的】この考案は扇状筒型の中心部に、回転軸を設
けた部品供給装置で、簡単で早く確実に、部品供給を行
なう。【構成】側板１、底板３及び周板４で、囲まれた容器
に、回転軸２を設ける、それに、かき出し装置６と、振
動装置７を設ける。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、扇状筒型の中心部に、回転軸を設けた部品供給装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、バイブレーターの付いたホッパーに、円筒型や直進型のパ−ツフィーダーを、数段組み合わせていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）大きなスペースを必要とし、コスト高であった。（ロ）供給時間が長かった。（ハ）粘性や、絡みやすい部品の供給は、むつかしかった。（ニ）複雑な構造のため洗浄が、むつかしかった。本考案は、これらの欠点を除くために、なされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

いま解決手段を、図３に追いながら説明すれば、（イ）開口部５より部品を充てんする。（ロ）回転軸２を、矢印方向え必要な角度だけ回転すれば、開口部５より、回転角に応じた量の部品が、供給される。（ハ）粘性のある部品や、絡みやすい部品でも、かき出し装置６や、振動装置７で、より確実に供給できる。

【０００５】

【実施例】

なお本考案の実施に当たって、次の様なことができる。（イ）側板１を、半円形や円形等に形を変えて、横もれをふせぐ。（ロ）本考案を、同軸上に連ねて、異なる部品の同時供給ができる。

【０００６】

【考案の効果】

必要な量を、簡単で低コストな装置で、早く確実に供給できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１側板２回転軸３底板４周板５開口部（部品の充てん、供給口）６かき出し装置７振動装置

【実用新案登録請求の範囲】