JP3009407U - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP3009407U
JP3009407U JP1994011769U JP1176994U JP3009407U JP 3009407 U JP3009407 U JP 3009407U JP 1994011769 U JP1994011769 U JP 1994011769U JP 1176994 U JP1176994 U JP 1176994U JP 3009407 U JP3009407 U JP 3009407U
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tone
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musical
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JP1994011769U
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茂彦 河合
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Roland Corp
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Roland Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、複数の鍵盤を備えた電子楽器に関
し、鍵盤を複数備えた電子オルガンタイプの電子楽器に
おいて、ピアノと同様の感覚でピアノとしての演奏を行
う。 【構成】エクスプレッションペダル14と、ピアノのダ
ンパーペダルと同型のダンパーペダル15を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の鍵盤を備えた電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、上鍵盤と下鍵盤や足鍵盤といった複数の鍵盤を備えた、オルガンタ イプの電子楽器(電子オルガン)が知られている。 従来の電子オルガンには、ピアノ演奏を行うためにニーレバー等が装備されて いるものがあるが、操作性が良くなく、ピアノと同様の感覚で演奏することがで きないという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事情に鑑み、鍵盤を複数備えた電子オルガンタイプの電子楽器 において、ピアノと同様の感覚でピアノとしての演奏を行うことのできる電子楽 器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の電子楽器は、 (1−1)複数の鍵盤 (1−2)上記鍵盤の鍵の押鍵により指定された音高の楽音を発生する音源 (1−3)上記音源により発生される楽音のレベルを調整するエクスプレッショ ンペダル (1−4)離鍵の有効、無効を定めるダンパーペダル (1−5)上記鍵盤の鍵が押鍵されたときにその鍵に対応する楽音を発生させる とともに、その鍵が離鍵されたときに、ダンパーペダルが操作されているか否か に応じて、それぞれ、離鍵を無効とした減衰度合で楽音の発生を持続させ、ある いは、離鍵に応じて楽音を減衰させるように音源を制御する制御手段 を具えたことを特徴とする。
【0005】 また、本考案の電子楽器は、 (2−1)音色の割り当てが自在な複数の鍵盤 (2−2)上記複数の鍵盤のうち第1の鍵盤の演奏操作により、該第1の鍵盤に 割り当てられた第1の音色の楽音とともに上記複数の鍵盤のうち第2の鍵盤に割 り当てられた第2の音色の楽音を発生させるモードを選択するか否かを選択する モード選択手段 (2−3)離鍵の有効、無効を定めるダンパーペダル (2−4)上記モードが選択されている状態において、第1の鍵盤の鍵が押鍵さ れたときに、第1の音色の楽音と第2の音色の楽音との双方もしくはいずれか一 方を発生させ、その鍵が離鍵されたときに、押鍵された鍵に応じて、第2の音色 の楽音は離鍵に応じて減衰させるとともに、第1の音色の楽音については、ダン パーペダルが操作されているか否かに応じて、それぞれ、離鍵を無効とした減衰 度合で第1の音色の楽音の発生を持続させ、あるいは離鍵に応じて第1の音色の 楽音を減衰させるように音源を制御する制御手段とを備えたものであってもよい 。
【0006】 上記本考案の電子楽器において、ダンパーペダルが、アコースティックピアノ に備えられたダンパーペダルの形状と同一もしくは類似した形状を有するもので あることが好ましい。
【0007】
【作用】
上記本考案の電子楽器は、エクスプレッションペダルに加えて、例えばピアノ のダンパーペダルの形状と同一もしくは類似した形状を有するダンパーペダルを 備えたため、オルガンの演奏を行うことができると同時に、ピアノと同様の感覚 でピアノの演奏を行うこともできる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1は、本考案の電子楽器の一実施例である、電子オルガンの外観斜視図であ る。 この電子オルガン10には、上鍵盤11,下鍵盤12,足鍵盤13が備えられ ており、さらに、足鍵盤13の近傍にエクスプレッションペダル14、さらにそ の近傍にダンパーペダル15が備えられている。エクスプレッションペダル14 はオルガン演奏時に使用され、音源により発生される楽音のレベルを調整する役 割りをなすものである。また、ダンパーペダル15は、ピアノのダンパーペダル と同様な形状、かつ同様な位置に配置されており、ピアノ演奏時にピアノのダン パーペダルと同じ働きをなすものである。また、この電子オルガンには、下鍵盤 12の鍵数がピアノの鍵盤の鍵数と同程度に多く、ピアノ演奏に適した構造とな っている。パネル面16には、種々のスイッチが配置されている。
【0009】 図2は、図1に外観を示す電子オルガン10の内部構成図である。 パネルスイッチ16Aは、図1に示すパネル面16に配置された各種スイッチ をいい、上鍵盤11,下鍵盤12,足鍵盤13に割り当てる音色を選択するスイ ッチの他、ソロパートの音色を選択するスイッチ、ソロの下鍵盤割当スイッチ( To Lowerスイッチ)等が配置されている。ソロとは、上鍵盤で演奏した ときの最高音をいう。また足鍵盤13についても下鍵盤割当スイッチ(To L owerスイッチ)が配置されている。下鍵盤割当スイッチの役割りについては 後述する。
【0010】 上鍵盤11,下鍵盤12,足鍵盤13のそれぞれでの押鍵が検出されると、C PU20は、その押鍵された鍵の音高の情報を、その鍵盤で指定されている音色 の情報を伴って、音源17に供給する。音源17は、その情報を受け取り、空い ている発音チャンネルを用いて発音を開始する。この音源17で生成された楽音 はアンプ18に供給されてエクスプレッションペダル14の操作量に応じたレベ ルに調整され、さらにスピーカ19に供給されて空間に放音される。
【0011】 ダンパーペダル15を踏むとダンパーオンの情報がCPU20に伝達され、ダ ンパーペダル15を離すとダンパーオフの情報がCPU20に伝達される。 鍵が離鍵されると、CPU20は、対応する離鍵情報を音源17に送り、音源 17はこの離鍵情報を受け取ると発音を停止する。ただし、下鍵盤12に関して は、ダンパーオンの情報が入力されているときは、鍵が離鍵されてもその離鍵情 報は音源17には直ちには送られず、ダンパーオフの情報が入力されるのを待っ てその離鍵情報が音源17に送られる。すなわち、ピアノ演奏は下鍵盤12を用 いて行われるため、本実施例では、ダンパーペダル15は、下鍵盤12に対して のみ有効となるように構成されている。
【0012】 図3は、パネルスイッチの一部分である、ソロパートの音色選択スイッチと下 鍵盤割当スイッチの平面図、図4は下鍵盤の平面図である。 ソロパートの音色選択スイッチ21a〜21fは、一回押す毎にオン、オフを 繰り返すトグル型のスイッチであり、それらの音色選択スイッチ21a〜21f のうちのいずれかのスイッチがオンであれば、上鍵盤11での押鍵の最高音につ いては、その最高音の音高情報と、選択されているソロ音色の情報が、音源に送 られる。
【0013】 ソロパートの下鍵盤割当スイッチ(To Lowerスイッチ)22もトグル 型のスイッチであり、この下鍵盤割当スイッチ22がオンであれば、図4に示す 下鍵盤12のソロ・スプリット・ポイントB4を含む、その鍵よりも右側(高音 側)の音域で弾いた最高音の音高情報が、もともとは図3に示す音色選択スイッ チ21a〜21fを操作することにより上鍵盤11に割り当てられた音色情報で あるソロ音の音色情報を伴って音源17に供給される。
【0014】 ソロパートの下鍵盤割当スイッチ22がオンの状態で、下鍵盤12を使って、 もともと下鍵盤12に割り当てられた音色による演奏と、ソロパートの下鍵盤割 当スイッチ22をオンすることにより下鍵盤12に割り当てられたソロ演奏との 双方の演奏を行っている途中でダンパーペダル15が踏まれた場合、このダンパ ーペダルのオン情報は、下鍵盤12にもともと割り当てられた音色についてのみ 有効であって、ソロ音色については無効である。すなわち、ソロ音を司る鍵が離 鍵されると、ダンパーペダルのオン、オフに拘らずその離鍵情報が音源17に送 られてそのソロ音の発音が停止し、ソロ音以外の、下鍵盤12にもともと割り当 てられている音色による発音を担っている鍵が離鍵されても、ダンパーペダルが オンの場合、その離鍵情報は音源17には送られず、ダンパーペダルがオフされ た時点で始めて、その離鍵情報が音源17に送られる。
【0015】 図5は、パネルスイッチの一部分である、足鍵盤の音色選択スイッチと下鍵盤 割当スイッチの平面図である。 足鍵盤13の場合も、ソロパートの場合と同様に、これらの音色選択スイッチ 23a〜23hを押すことにより足鍵盤13で弾いたときの音色が選択されるが 、下鍵盤割当スイッチ24をオンにすると、足鍵盤13の機能が下鍵盤12に移 り、下鍵盤12で弾いたコードのルート音とその音色情報が音源17に供給され る。そのときダンパーペダルがオンの場合、下鍵盤12にもともと割当てられた 音色については離鍵情報がホールドされ、足鍵盤13用の下鍵盤割当スイッチ2 4をオンにすることにより下鍵盤12に割り当てられた音色については、ダンパ ペタルのオン、オフに拘らず、離鍵情報はホールドされずに音源17に送られる 。
【0016】 すなわち、上記実施例では、ダンパーペダル15は、下鍵盤12の音色につい てのみ有効である。 尚、上記実施例では、押鍵があるとその鍵の音高情報に、各鍵盤ごとの音色情 報を伴って、ある1つの音源17に供給しているが、上鍵盤11,下鍵盤12, 足鍵盤13のそれぞれに対応してそれぞれ音源を用意し、音色情報は設定された 時点で一度送り、それ以降は、対応する音源に、押鍵、離鍵情報のみを送るよう にしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の電子楽器によれば、オルガンとしての演奏を行 うことができると同時にピアノとしての演奏も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電子楽器の一実施例である、電子オル
ガンの外観斜視図である。
【図2】図1に外観を示す電子オルガンの内部構成図で
ある。
【図3】パネルスイッチの一部分である。ソロパートの
音色選択スイッチと下鍵盤割当スイッチの平面図であ
る。
【図4】下鍵盤の平面図である。
【図5】パネルスイッチの一部分である、足鍵盤の音色
選択スイッチと下鍵盤割当スイッチの平面図である。
【符号の説明】
10 電子オルガン 11 上鍵盤 12 下鍵盤 13 足鍵盤 14 エクスプレッションペダル 15 ダンパーペダル 16 パネル面 16A パネルスイッチ 17 音源 20 CPU

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鍵盤と、 前記鍵盤の鍵の押鍵により指定された音高の楽音を発生
    する音源と、 前記音源により発生される楽音のレベルを調整するエク
    スプレッションペダルと、 離鍵の有効、無効を定めるダンパーペダルと、 前記鍵盤の鍵が押鍵されたときに該鍵に対応する楽音を
    発生させるとともに、該鍵が離鍵されたときに、前記ダ
    ンパーペダルが操作されているか否かに応じて、それぞ
    れ、離鍵を無効とした減衰度合で楽音の発生を持続さ
    せ、あるいは、離鍵に応じて楽音を減衰させるように前
    記音源を制御する制御手段とを具えたことを特徴とする
    電子楽器。
  2. 【請求項2】 音色の割り当てが自在な複数の鍵盤と、 前記複数の鍵盤のうち第1の鍵盤の演奏操作により、該
    第1の鍵盤に割り当てられた第1の音色の楽音とともに
    前記複数の鍵盤のうち第2の鍵盤に割り当てられた第2
    の音色の楽音を発生させるモードを選択するか否かを選
    択するモード選択手段と、 離鍵の有効、無効を定めるダンパーペダルと、 前記モードが選択されている状態において、前記第1の
    鍵盤の鍵が押鍵されたときに、押鍵された鍵に応じて、
    前記第1の音色の楽音と前記第2の音色の楽音との双方
    もしくはいずれか一方を発生させ、該鍵が離鍵されたと
    きに、前記第2の音色の楽音は離鍵に応じて減衰させる
    とともに、前記第1の音色の楽音については、前記ダン
    パーペダルが操作されているか否かに応じて、それぞ
    れ、離鍵を無効とした減衰度合で該第1の音色の楽音の
    発生を持続させ、あるいは離鍵に応じて該第1の音色の
    楽音を減衰させるように前記音源を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子楽器。
  3. 【請求項3】 前記ダンパーペダルが、アコースティッ
    クピアノに備えられたダンパーペダルの形状と同一もし
    くは類似した形状を有するものであることを特徴とする
    請求項1又は2記載の電子楽器。
JP1994011769U 1994-09-22 1994-09-22 電子楽器 Expired - Lifetime JP3009407U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113838442A (zh) * 2020-06-24 2021-12-24 卡西欧计算机株式会社 电子乐器、电子乐器的发音方法以及存储介质

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