JP3009160U - 丸ノコ盤 - Google Patents
丸ノコ盤Info
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- JP3009160U JP3009160U JP1994011016U JP1101694U JP3009160U JP 3009160 U JP3009160 U JP 3009160U JP 1994011016 U JP1994011016 U JP 1994011016U JP 1101694 U JP1101694 U JP 1101694U JP 3009160 U JP3009160 U JP 3009160U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 工作物をしっかりと挟みつけて切断品質およ
び安全性を高め、種々の材料に適応すべく広く回転速度
を調節できる丸ノコ盤を提供する。 【構成】 挟みつけ回転座2の中央に送り用のねじ31
が設けられ、このねじの両側にガイド用の固定軸32と
33とが平行に設置され、クリップヘッド41と42と
がそれぞれ前記ねじ31と固定軸32,33とに貫通さ
れ対向する位置に設置される。これらのクリップヘッド
41,42の内側面の下端には、斜め溝411,421
が形成される。そして挟みつけ具51,52がそれぞれ
ねじ53でクリップヘッド41,42の上端面と緊密に
連接固定される。クリップピース61,62は、その嵌
め部65,66をクリップヘッド41,42の斜め溝4
11,421に嵌め入れることができると共に、前記挟
みつけ具51,52に挟みつけられて固定され、もって
切断される工作物をしっかりと挟みつける。またさら
に、変速ギアセットを設けてノコ板の回転速度を調節可
能とした。
び安全性を高め、種々の材料に適応すべく広く回転速度
を調節できる丸ノコ盤を提供する。 【構成】 挟みつけ回転座2の中央に送り用のねじ31
が設けられ、このねじの両側にガイド用の固定軸32と
33とが平行に設置され、クリップヘッド41と42と
がそれぞれ前記ねじ31と固定軸32,33とに貫通さ
れ対向する位置に設置される。これらのクリップヘッド
41,42の内側面の下端には、斜め溝411,421
が形成される。そして挟みつけ具51,52がそれぞれ
ねじ53でクリップヘッド41,42の上端面と緊密に
連接固定される。クリップピース61,62は、その嵌
め部65,66をクリップヘッド41,42の斜め溝4
11,421に嵌め入れることができると共に、前記挟
みつけ具51,52に挟みつけられて固定され、もって
切断される工作物をしっかりと挟みつける。またさら
に、変速ギアセットを設けてノコ板の回転速度を調節可
能とした。
Description
【0001】
本考案は丸ノコ盤の改良に関し、特に、クリップピースが挟みつけ具とクリッ プヘッドとにより同時に挟みつけられて緊密に定位され、かつ回転ギアセットに より高い倍数の回転速度比率を達成する機構に改良したものに関する。
【0002】
一般の丸ノコ盤におけるノコ板を回すモータは、十分な回転力を生じて、切削 時の負荷に応じて生じた摩擦力に対応するために、モータの回転速度は一般のモ ータよりも大きくしており、その速度は、常時20,000rpmの高速に達し ている。そして、砥石ホイールにてノコ板を構成した場合には、この比較的高い 切削速度は、材料の切断速度を高めることができる。但し、砥石ホイールは一つ の消耗性の工具であるために、鈍化した砥石ホイールの粒子は切断の際に剥がれ 、それで、砥石ホイールでは切れる切削面が現れる。そのために、砥石ホイール のノコ板にした丸ノコ盤では、速度の影響はそんなに十分に明瞭ではない。但し 、高速鋼のノコ板に換えた際には、すぐに問題が生じるのである。これは、高速 鋼のノコ板の円周のノコ歯の外形には一つの切削角度θがあるために、その切削 速度については、必ず加工材料の硬度によって調整を行なう必要があるからであ る。さもないと、丸ノコ盤は最も経済的な加工効率に達することができないのみ でなく、同時に、ノコ板は、切削速度が速すぎるために衝撃力が大きすぎ、また 温度も高すぎてそれでノコ歯を損傷さすのである。このように、回転速度は、高 速鋼のノコ板を取り付けした丸ノコ盤に対しては、その影響の程度の大きいこと は、想像ができるのである。
【0003】 一般に見られる丸ノコ盤は、モータ主軸で直接ノコ板を伝動しているので、回 転速度は固定しており変化させることができない。それで、比較的硬い材質の加 工物を切断する際には、常時高速鋼のノコ板のノコ歯は、切削速度が速すぎるた めに傷害を受ける。そのためにノコ板の使用寿命が短縮されるのである。
【0004】 本考案者がかつて考案した図1に示す「丸ノコ盤」は、本考案者が長期にわた り使用し観察した結果、依然として下記の欠点が存在すると見られる。
【0005】 1. ベース10の上に配置された回転定位ニッパは、二つのクリップピース1 1がねじ12の送り作用を利用して取っ手13により移動制御され、二つのクリ ップピース11が相対する内面に当接させて数個のクリップヘッド14が設けら れ、クリップピース11とクリップヘッド14とは六角ねじ15により横向きに 貫通して固定されている。ここで、工作物がノコ板に切断される力が相当に大き いのに対し、工作物を挟みつけるのに供じられるクリップピース14はコーナー の所で一つのねじによりねじ締結により固定されているだけなので、クリップピ ースが本来あるべき挟みつけの力を発揮できず、工作物が常に揺れ動き、そのた めに切断効果に影響するのみならず安全性を損なう虞れがある。
【0006】 2. ギアボックスの中に数組のギアセットが設けられているが、切断される材 料の種類が日と共に増加し、異なる材料は異なる速度で切断すべきだが、当該ギ アセットの回転速度調節の範囲が限られているので、切断される材料も非常に大 きな制限を受けている。
【0007】 一般の丸ノコ盤の上記の欠点に鑑み、本考案者は長期的に研究、改良し何度も テストしたあげく、遂に本考案の丸ノコ盤を完成した。
【0008】
したがって、本考案の目的は、丸ノコ盤の一種の改良を提供することにあり、 切断される工作物に当接されるクリップピースをしっかりと固定することにより 、もって工作物をしっかりと挟みつけて定位させ、良好な切断品質および安全性 の確保を図ることを目的とする。
【0009】 また、本考案の別の一つの目的は、より広い回転速度調節範囲を設定すること により、種々の材料の工作物に対応可能な丸ノコ盤を提供することにある。
【0010】
上記目的を達成するための本発明は、ベースの上に挟みつけ回転座を設け、挟 みつけ回転座の中央に水平向きにねじを設け、このねじの一端にその回転を制御 する回転車を設け、前記ねじの両側に固定軸を平行に設置し、二つのクリップが それぞれ前記ねじと前記固定軸とに貫通されて相対した位置に設置され、前記ね じを回転させて前記クリップを前記固定軸に沿って近接移動させることによって 工作物を前記クリップで挟み、ノコ板により切断を行う丸ノコ盤において、前記 クリップは、前記ねじと前記固定軸とに貫通されて相対した位置に設置され、互 いに対向する内側面の下端に内側に凹陥没した斜め溝が形成されたクリップヘッ ドと、当該クリップヘッドの上端にねじにより緊密に連接固定されると共に、互 いに対向する前端にフランジが形成される挟みつけ具と、前記挟みつけ具および クリップヘッドに当接してそれぞれ固設され、底端に下向きに突出した嵌め部が 形成されたクリップピースとを有し、前記クリップピースを、その嵌め部が前記 クリップヘッドの斜め溝に嵌入せられると共に、前記挟みつけ具により挟みつけ て緊密に定位させたことを特徴とする丸ノコ盤である。なお、前記斜め溝および 嵌め部は、断面三角形状に形成するとよい。
【0011】 また、前記ノコ板を回転駆動させる駆動手段の回転を前記ノコ板に伝達する変 速ギアセットを設け、この変速ギアセットは、順序よく動力入力軸の外側に環状 に並び、前記動力入力軸から始まって順序よく噛み合う第1ギアセット、第2ギ アセット、第3ギアセット、第4ギアセットおよび出力ギアセットを有し、前記 第4ギアセットには、その中央のギア軸上に互いに連接しかつ段階的に分割して 形成された第1ギア、第2ギアおよび第3ギアが設けられ、これら三つのギアの 直径の大きさは第2ギア、第1ギア、第3ギアの順序に設定され前記ノコ板の回 転速度を調節可能とした。
【0012】
【作用】 このように構成した本考案の丸ノコ盤にあっては、クリップヘッドの上に挟み つけ具が設けられ、この挟みつけ具はクリップヘッドに対し縦向きにねじ入れら れ締結される。そしてクリップピースは、その嵌め部をクリップヘッドの斜め溝 に嵌め入れることができると共に、前記挟みつけ具に挟みつけられて固定され、 したがって切断される工作物をしっかりと挟みつけることができる。
【0013】 また、本考案の丸ノコ盤にあっては、変速ギアボックスの中に調節可能なギア セットが設けられているので、丸ノコ盤の回転速度を変える場合には調節可能な ギアセットのギア軸を軸方向に所定距離移動させる。この調節可能のギアセット により例えば18倍もの高回転速度比率が達成され、より多くの回転速度調節範 囲を提供できる。
【0014】
以下、添付した図面を参照し、本考案の好ましい実施例を説明する。 図1に示すものは一般的な従来の丸ノコ盤であり、その構成の概要および欠点 は上記の如きである。
【0015】 図2に示す如く、本考案の一実施例に係る丸ノコ盤は、ベースの上に挟みつけ 回転座2が設けられ、この挟みつけ回転座2の中央に水平向き(図中横向き)に ねじ31が設けられている。このねじ31は、送り動作により後述する二つのク リップを相互に近接離反させるために用いられ、その一端に回転車を設けてその 回転を制御する。ねじ31の両側にガイド用の固定軸32,33が平行に設置さ れ、クリップヘッド41,42がそれぞれ前記ねじ31と固定軸32,33とに 貫通され相対した位置に設置される(但し、クリップヘッド42は図示省略)。 これらのクリップヘッド41,42が互いに対向する内側面の下端には、内側に 凹陥した斜め溝411,421が形成され(図3参照、但し、斜め溝421は図 示省略)、これらの斜め溝411,421は三角形をなすのが比較的に理想であ る。そしてクリップヘッド41,42の上端に、挟みつけ具51,52がそれぞ れ設けられ、これらの挟みつけ具51,52はねじ53でクリップヘッド41, 42と緊密に連接固定される。挟みつけ具51と52とが互いに対向する前端に フランジ54と55とが形成される。また、クリップピース61,62がそれぞ れ上記挟みつけ具51,52およびクリップヘッド41,42に当接して固設さ れる。クリップピース61,62の内側面には長い凹溝63,64が形成され、 その底部が下向きに突出した三角形の嵌め部65,66を成している。そしてク リップピース61,62は、その嵌め部65,66をクリップヘッド41,42 の斜め溝411,421に嵌め入れることができると共に、挟みつけ具51,5 2に挟みつけられているので、クリップヘッド41,42と挟みつけ具51,5 2との間に緊密に定位できる。
【0016】 また、図4は本実施例に係るギアボックスの平面図であり、図に示す如く数組 のギアセットが順序よく動力入力軸70の外に環状に並び、第1ギアセット71 と入力軸70が互いに噛み合い、次いで第2ギアセット72、第3ギアセット7 3、第4ギアセット74および出力ギアセット75が順序よく互いに噛み合って いる。その中で第4ギアセット74は調節可能のギアセットであり、その中央は ギア軸741である。このギア軸741上には、互いに連接しかつ段階的に分割 して形成された第1ギア742、第2ギア743および第3ギア744が設けら れる。この三つのギアの直径の大きさは第2ギア743、第1ギア742、第3 ギア744の順序であり、第1速の場合には、第2ギア743が第3ギアセット 73に噛み合うと共に、第1ギア742を経由して出力ギアセット75に伝達さ れ(図5参照)、第2速の場合には、第2ギア743がそれぞれ第3ギアセット 73および出力ギアセット75に噛み合い(図6参照)、第3速の場合には、第 3ギア744が第3ギアセット73に噛み合うと共に、第2ギア743を経由し て出力ギアセット75に伝達される(図7参照)。
【0017】 次に、本実施例の作用を説明する。 本実施例の丸ノコ盤にあっては、クリップヘッド41,42の上に挟みつけ具 51,52が設けられており、この挟みつけ具51,52はそれぞれ一つのねじ 53で縦向きにクリップヘッド41,42にねじ入れられる。これにより、クリ ップピース61,62は、その嵌め部65,66がクリップヘッド41,42の 斜め溝411,421に嵌め入れられると共に、挟みつけ具51,52に挟みつ けられることになる。したがって、クリップピース61,62は、クリップヘッ ド41,42と挟みつけ具51,52との間に緊密に定位される。
【0018】 次いで、回転車を回してねじ31を送り動作させ、連帯的に固定されたクリッ プピース61,62により、切断される工作物をしっかりと挟みつける。そして 工作物を挟みつけた時に工作物も有効的に定位され、スムースに工作物の切削を 完成できると共に良好な品質および安全性が確保される。
【0019】 また、本実施例の丸ノコ盤にあっては、変速ギアボックスの中に調節可能なギ アセット74が設けられているので、ノコ板の回転速度を変える場合には図示し ない変速調整棒を操作してギア軸741を軸方向に所定距離移動させる。この調 節可能のギアセット74により高回転速度比率が達成され、より多くの回転速度 調節範囲を提供できる。
【0020】 即ち、異なる工作材料の必要とする適当な切削速度は異なるものであるが、本 実施例に係る多段式の速度調整は多種の適用範囲を提供できる。例えばステンレ ススチール材料に最適の回転速度は50rpm、鉄材料に最適の回転速度は15 0rpm、銅、アルミあるいはプラスチック材料に最適の回転速度は900rp mであるが、本実施例によればこれらに対応でき、確かに丸ノコ盤の付加価値を 増大させることができる。
【0021】 特に取り上げるべき点は、本実施例に係るギア伝達変速構造の設計は高回転速 度比率の効能を達成できることであり、その第4ギアセット74を調整可能のギ アセットとする設計は、さらに一本の図示しない前記変速調整棒の操作により回 転速度の比率を18倍にも達せさせる効能を有する。しかも、本実施例の丸ノコ 盤にあっては、前述したように工作物がしっかり挟みつけられているので、広範 囲な回転速度に対しても十分対応可能である。
【0022】
以上述べたように本発明によれば、確かに工作物をよりしっかりと挟みつける ことができると共に、切断される異なった材料の工作物に則した回転速度を設定 できる多段式速度調節構造を備えるなどの効能を有し、これらの効能は確かに従 来の丸ノコ盤の欠点を改善できる。
【図1】 従来の丸ノコ盤の立体図である。
【図2】 本考案の一実施例に係る丸ノコ盤の部分立体
図である。
図である。
【図3】 図2の部分断面図である。
【図4】 本実施例のギアセットの平面図である。
【図5】 本実施例のギアセットの第1速時における説
明図である。
明図である。
【図6】 本実施例のギアセットの第2速時における説
明図である。
明図である。
【図7】 本実施例のギアセットの第3速時における説
明図である。
明図である。
2…挟みつけ回転座、 31,53…ねじ、 32,33…固定軸、 41,42…クリップヘッド、 411,421…斜め溝、 51,52…挟みつけ具、 61,62…クリップピース、 63,64…凹溝、 65,66…嵌め部。
Claims (3)
- 【請求項1】 ベースの上に挟みつけ回転座(2) を設
け、挟みつけ回転座(2) の中央に水平向きにねじ(31)を
設け、このねじ(31)の一端にその回転を制御する回転車
を設け、前記ねじ(31)の両側に固定軸(32,33) を平行に
設置し、二つのクリップがそれぞれ前記ねじ(31)と前記
固定軸(32,33) とに貫通されて相対した位置に設置さ
れ、前記ねじ(31)を回転させて前記クリップを前記固定
軸(32,33)に沿って近接移動させることによって工作物
を前記クリップで挟み、ノコ板により切断を行う丸ノコ
盤において、 前記クリップは、前記ねじ(31)と前記固定軸(32,33) と
に貫通されて相対した位置に設置され、互いに対向する
内側面の下端に内側に凹陥没した斜め溝(411,421) が形
成されたクリップヘッド(41,42) と、 当該クリップヘッド(41,42) の上端にねじ(53)により緊
密に連接固定されると共に、互いに対向する前端にフラ
ンジ(54,55) が形成される挟みつけ具(51,52)と、 前記挟みつけ具(51,52) およびクリップヘッド(41,42)
に当接してそれぞれ固設され、底端に下向きに突出した
嵌め部(65,66) が形成されたクリップピース(61,62) と
を有し、 前記クリップピース(61,62) を、その嵌め部(65,66) が
前記クリップヘッド(41,42) の斜め溝(411,421) に嵌入
せられると共に、前記挟みつけ具(51,52) により挟みつ
けて緊密に定位させたことを特徴とする丸ノコ盤。 - 【請求項2】 ベースの上に挟みつけ回転座(2) を設
け、挟みつけ回転座(2) の中央に水平向きにねじ(31)を
設け、このねじ(31)の一端にその回転を制御する回転車
を設け、前記ねじ(31)の両側に固定軸(32,33) を平行に
設置し、二つのクリップがそれぞれ前記ねじ(31)と前記
固定軸(32,33) とに貫通されて相対した位置に設置さ
れ、前記ねじ(31)を回転させて前記クリップを前記固定
軸(32,33)に沿って近接移動させることによって工作物
を前記クリップで挟み、ノコ板により切断を行う丸ノコ
盤において、 前記クリップは、前記ねじ(31)と前記固定軸(32,33) と
に貫通されて相対した位置に設置され、互いに対向する
内側面の下端に内側に凹陥没した断面三角形状の斜め溝
(411,421) が形成されたクリップヘッド(41,42) と、 当該クリップヘッド(41,42) の上端にねじ(53)により緊
密に連接固定されると共に、互いに対向する前端にフラ
ンジ(54,55) が形成される挟みつけ具(51,52)と、 前記挟みつけ具(51,52) およびクリップヘッド(41,42)
に当接してそれぞれ固設され、底端に下向きに突出した
断面三角形状の嵌め部(65,66) が形成されたクリップピ
ース(61,62) とを有し、 前記クリップピース(61,62) を、その嵌め部(65,66) が
前記クリップヘッド(41,42) の斜め溝(411,421) に嵌入
せられると共に、前記挟みつけ具(51,52) により挟みつ
けて緊密に定位させたことを特徴とする丸ノコ盤。 - 【請求項3】 ベースの上に挟みつけ回転座(2) を設
け、挟みつけ回転座(2) の中央に水平向きにねじ(31)を
設け、このねじ(31)の一端にその回転を制御する回転車
を設け、前記ねじ(31)の両側に固定軸(32,33) を平行に
設置し、二つのクリップがそれぞれ前記ねじ(31)と前記
固定軸(32,33) とに貫通されて相対した位置に設置さ
れ、前記ねじ(31)を回転させて前記クリップを前記固定
軸(32,33)に沿って近接移動させることによって工作物
を前記クリップで挟み、ノコ板により切断を行う丸ノコ
盤において、 前記クリップは、前記ねじ(31)と前記固定軸(32,33) と
に貫通されて相対した位置に設置され、互いに対向する
内側面の下端に内側に凹陥没した断面三角形状の斜め溝
(411,421) が形成されたクリップヘッド(41,42) と、 当該クリップヘッド(41,42) の上端にねじ(53)により緊
密に連接固定されると共に、互いに対向する前端にフラ
ンジ(54,55) が形成される挟みつけ具(51,52)と、 前記挟みつけ具(51,52) およびクリップヘッド(41,42)
に当接してそれぞれ固設され、底端に下向きに突出した
断面三角形状の嵌め部(65,66) が形成されたクリップピ
ース(61,62) とを有し、 前記クリップピース(61,62) を、その嵌め部(65,66) が
前記クリップヘッド(41,42) の斜め溝(411,421) に嵌入
せられると共に、前記挟みつけ具(51,52) により挟みつ
けて緊密に定位させ、 前記ノコ板を回転駆動させる駆動手段の回転を前記ノコ
板に伝達する変速ギアセットを設け、 この変速ギアセットは、順序よく動力入力軸(70)の外側
に環状に並び、前記動力入力軸(70)から始まって順序よ
く噛み合う第1ギアセット(71)、第2ギアセット(72)、
第3ギアセット(73)、第4ギアセット(74)および出力ギ
アセット(75)を有し、前記第4ギアセット(74)には、そ
の中央のギア軸(741) 上に互いに連接しかつ段階的に分
割して形成された第1ギア(742) 、第2ギア(743) およ
び第3ギア(744) が設けられ、これら三つのギアの直径
の大きさは第2ギア(743) 、第1ギア(742) 、第3ギア
(744) の順序に設定され前記ノコ板の回転速度を調節可
能としたことを特徴とする丸ノコ盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011016U JP3009160U (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 丸ノコ盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011016U JP3009160U (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 丸ノコ盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009160U true JP3009160U (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=43144964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994011016U Expired - Lifetime JP3009160U (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 丸ノコ盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009160U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009151064A1 (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-17 | 株式会社マキタ | 丸鋸 |
JP2014144508A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Hitachi Koki Co Ltd | 卓上切断機 |
JP2016153160A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-25 | フィベス オート ソチエタ ペル アツィオニ | 二重切断モード式の切断機械 |
CN108527529A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-09-14 | 张家港市友胜机械制造有限公司 | 用于斜切割的新型圆锯机 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP1994011016U patent/JP3009160U/ja not_active Expired - Lifetime
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