JP3009035B2 - スターカプラ方式通信システム - Google Patents

スターカプラ方式通信システム

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JP3009035B2 JP9048033A JP4803397A JP3009035B2 JP 3009035 B2 JP3009035 B2 JP 3009035B2 JP 9048033 A JP9048033 A JP 9048033A JP 4803397 A JP4803397 A JP 4803397A JP 3009035 B2 JP3009035 B2 JP 3009035B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局装置と複数の加
入者装置との間でスターカプラを通して通信を行うスタ
ーカプラ方式通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスターカプラ方式通信シ
ステムは、図2に示すように、1台の局装置110と、
複数の加入者装置120−1〜120−nと、局装置1
10と複数の加入者装置120−1〜120−nを接続
するスターカプラ31を含む伝送路30とを有してい
る。
【0003】ところで、局装置110と加入者装置12
0−1〜120−nそれぞれとの各伝送路距離は異な
る。このため、局装置110が加入者装置120−1〜
120−nのうちのいずれか複数の装置に対して同時に
主信号の送信を指示する主信号送信指示信号を送信して
も、これら加入者装置から送信されて局装置110に受
信される信号のタイミングは、加入者装置毎に異なる。
よって、局装置110が加入者装置120−1〜120
−nからの信号を受信するためには、局装置110との
伝送路距離に基づいて各加入者装置にてそれぞれ遅延を
挿入し、局装置110において各加入者装置からの受信
信号が重ならないようにする必要がある。
【0004】伝送路距離は、次のようにして、測定され
る。まず、局装置110は、加入者装置120−1〜1
20−nのうちの例えば加入者装置120−1に対して
所定の制御信号を送信する。この制御信号を受信する
と、加入者装置120−1は、局装置110に対して測
距用の信号を送信する。局装置110は、測距用の信号
を受信し、制御信号を送信してから測距用の信号を受信
するまでの時間に基づいて伝送距距離を算出する。伝送
路距離を測定する際に、複数の加入者装置から局装置1
10へ送信される各送信信号中の測距信号はその帯域が
伝送路距離が測定されるまでは不明であるので、局装置
では、全加入者装置の測距信号を受信できるように、所
定の帯域を確保している必要がある。例えば、図3
(b)に示すように、加入者装置から局装置110へ送
信されて局装置110にてじゅしんされる信号の全帯域
500中、通信可能な伝送路距離の範囲に対応する測距
用想定帯域502が必要である。このため、主信号帯域
は、符号501で示す帯域である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した例をも含め、
従来のスターカプラ方式通信システムには、主信号があ
る帯域に限定されるという問題点がある。これは、伝送
路測距用の所定の帯域である測距用想定帯域が測距用の
信号のために常時確保されているからである。
【0006】従来のスターカプラ方式通信システムには
また、測距用想定帯域が合理的に利用されていないとい
う問題点がある。これは、伝送路距離は一度決まれば変
わることがないのにも拘らず、測距用想定帯域は、あら
ゆる伝送路距離にも対応できるように、ある一定の長さ
だけ確保されているからである。
【0007】本発明の課題は、加入者装置から送信され
て局装置にて受信される信号のうちの伝送路測距用の帯
域を、そのためだけではなく、有効に使用できるスター
カプラ方式通信システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、局装置
と、複数の加入者装置と、局装置と複数の加入者装置を
接続するスターカプラを含む伝送路とを有し、前記局装
置は、前記複数の加入者装置に対して測距用信号を送信
するように指示すると共に、該複数の加入者装置からの
各測距用信号を受信してこれら測距用信号に基づいて局
装置と複数の加入者装置との間の各伝送路距離を測定す
るスターカプラ方式通信システムにおいて、前記局装置
は、局装置と複数の加入者装置との間の各伝送路距離の
全てに基づいて、測距用信号に実際に必要な測距用実帯
域を算出して確保する測距ウインド制御部を備えている
ことを特徴とするスターカプラ方式通信システムが得ら
れる。
【0009】本発明によればまた、前記測距ウインド制
御部は、初期起動時に確保した測距用想定帯域から測距
用実帯域を差し引いた帯域を主信号用の帯域として確保
する前記スターカプラ方式通信システムが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態によるスターカプラ方式通信システムを説明
する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態によるスター
カプラ方式通信システムを示す図である。尚、同図にお
いて、従来例と同一部または同様部には、図2と同符号
を付している。
【0012】図1を参照して、本通信システムは、図2
に示した従来例と同様に、局装置10と、複数の加入者
装置20−1〜20−nと、局装置10と加入者装置2
0−1〜20−nとを接続するスターカプラ31を含む
伝送路30とを有している。局装置10は、加入者装置
20−1〜20−nそれぞれに対して各伝送路距離を測
定するための測距用信号を送信するよう指示するための
指示信号を送信する指示信号送信部11と、加入者装置
20−1〜20−nからの各測距用信号を受信し、各測
距用信号に基づいて局装置10と加入者装置20−1〜
20−nそれぞれとの間の各伝送路距離を算出する測距
部12とを備えている。加入者装置20−1〜20−n
それぞれは、局装置10から前記指示信号を受信する指
示信号検出部21と、指示信号検出部21が指示信号を
受信した旨の信号が入力されると、測距用信号を送信す
る測距信号送信部22とを備えている。
【0013】さらに、本発明においては、局装置10
は、測距部12が算出した加入者装置20−1〜20−
nそれぞれとの間の各伝送路距離の全てに基づいて測距
用信号に実際に必要な帯域を算出し、測距用信号として
はこの帯域のみを確保する測距ウインド制御部13を備
えている。
【0014】次に、図1を参照して、本発明の実施の形
態によるスターカプラ方式通信システムの動作を説明す
る。
【0015】初期起動時には、局装置10と加入者装置
20−1〜20−nそれぞれとの間の各伝送路距離は判
明していないので、図3(a)に示すように、加入者装
置から送信されて局装置10にて受信される信号の全帯
域500中、測距用想定帯域502が測距用として従来
同様に必要である。主信号帯域は、符号501で示す帯
域である。
【0016】局装置10は、次のようにして、加入者装
置20−1の距離を測定する。局装置10内の指示信号
送信部11から加入者装置20−1に対して指示信号を
送信する。加入者装置20−1内の指示信号検出部21
は、指示信号を受信すると、測距信号送信部22に対し
て制御信号を出力して測距用信号を局装置10へ出力さ
せる。局装置10内の測距部12は、測距用信号を受信
すると、指示信号送信部11が指示信号を出力してから
測距部12が測距用信号を受信するまでの時間に基づい
て、局装置10と加入者装置20−1との伝送路距離を
算出する。
【0017】同様に、加入者装置20−1以外の加入者
装置20−2〜20−nの全てと局装置10との間の各
伝送路距離を測定する。
【0018】局装置10の測距ウインド制御部13は、
測距部12が算出した加入者装置20−1〜20−nそ
れぞれとの間の各伝送路距離の全てに基づいて、測距用
信号に実際に必要な帯域を算出し、測距用信号としては
この帯域のみを確保する。即ち、測距ウインド制御部1
3は、図3(a)に示すように、必要な測距用信号の受
信帯域を、測距用実帯域503として確保する一方、主
信号帯域501、504、および505を確保する。
【0019】
【発明の効果】本発明によるスターカプラ方式通信シス
テムは、局装置と、複数の加入者装置と、局装置と複数
の加入者装置を接続するスターカプラを含む伝送路とを
有し、局装置が、複数の加入者装置に対して測距用信号
を送信するように指示すると共に、複数の加入者装置か
らの各測距用信号を受信してこれら測距用信号に基づい
て局装置と複数の加入者装置との間の各伝送路距離を測
定するスターカプラ方式通信システムにおいて、局装置
が、局装置と複数の加入者装置との間の各伝送路距離の
全てに基づいて、測距用信号に実際に必要な測距用実帯
域を算出して確保する測距ウインド制御部を備えている
ため、加入者装置から送信されて局装置にて受信される
信号のうちの伝送路測距用の帯域を、そのためだけでは
なく、有効に使用できる。
【0020】具体的には、局装置がこれに接続されてい
る加入者装置の距離に基づいて、測距用信号受信帯域を
限定することにより、使用されない帯域が減少するた
め、帯域を有効に使用できる。また、初期起動時に測距
用信号受信用に確保していながら、実際には測距用にも
使用されない帯域を、主信号用の帯域に振り替えたた
め、主信号用に使用できる帯域が増加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるスターカプラ方式通
信システムの構成を示す図である。
【図2】従来例によるスターカプラ方式通信システムの
構成を示す図である。
【図3】加入者装置から局装置へ送信される送信信号の
内容を示す図であり、(a)は本発明を示し、(b)は
従来例を示す。
【符号の説明】
10、110 局装置 11 指示信号送信部 12 測距部 13 測距ウインド制御部 20−1〜20−n、120−1〜120−n 加入者
装置 21 指示信号検出部 22 測距信号送信部 30 伝送路 31 スターカプラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局装置と、複数の加入者装置と、局装置
    と複数の加入者装置を接続するスターカプラを含む伝送
    路とを有し、前記局装置は、前記複数の加入者装置に対
    して測距用信号を送信するように指示すると共に、該複
    数の加入者装置からの各測距用信号を受信してこれら測
    距用信号に基づいて局装置と複数の加入者装置との間の
    各伝送路距離を測定するスターカプラ方式通信システム
    において、前記局装置は、局装置と複数の加入者装置と
    の間の各伝送路距離の全てに基づいて、測距用信号に実
    際に必要な測距用実帯域を算出して確保する測距ウイン
    ド制御部を備えていることを特徴とするスターカプラ方
    式通信システム。
  2. 【請求項2】 前記測距ウインド制御部は、初期起動時
    に確保した測距用想定帯域から測距用実帯域を差し引い
    た帯域を主信号用の帯域として確保する請求項1に記載
    のスターカプラ方式通信システム。
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