JP3008843U

JP3008843U - 犬の糞取り器具

Info

Publication number: JP3008843U
Application number: JP1994008160U
Authority: JP
Inventors: 尚井澤
Original assignee: 尚井澤
Priority date: 1994-06-03
Filing date: 1994-06-03
Publication date: 1995-03-20
Anticipated expiration: 2000-06-03

Abstract

(57)【要約】【目的】犬の糞を直接袋に取り、袋ごと簡単に廃棄出
来るようにした犬の糞取り器具を提供する。【構成】柄の付いた枠の爪に袋の開口部を取り付け、
糞を採取後は簡単にとりはずし、廃棄出来るようにした
もの。【効果】本品の袋を枠に取り付けて片手で直接犬の糞
を袋に取った後は、簡単に袋ごと糞を廃棄出来るように
したことにより、糞の取り残しがなく、採取時や運搬時
の悪臭も少なく、又、器具を洗う手間が省けるため糞の
始末が極めて容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、犬の糞を直接袋に採取し、袋ごと廃棄出来るようにした犬の糞取り器具である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、犬を散歩させる時、糞を取る為、スコップとビニール袋を持ったり、鉄製の糞取り器具を持参しているが、いずれも一旦地面に排泄された糞を採取するというものであり、完全には取れず、地面に残る。又採取時や持ち帰る時悪臭があり、更に必ず器具に付着した糞を洗わなければならないという欠点があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は糞を直接取り、悪臭も殆どなく、かつ器具を洗うという手間を省いた犬の糞取り器具の提供を目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記課題を解決する為、柄１の付いた枠２の内側に袋３を通し、袋３の開口部を枠２の外側へ折り返し、枠２に付いている２箇所の突き状の爪４に袋３の折り返し部５をひっかけ袋３を枠２に固定して糞を採取し、採取後は袋３の折り返し部５を枠２の爪４からはずし、袋３ごと廃棄出来るように形成したことを特徴とするものである。

【０００５】

【作用】

本考案は、前述の手段を講じたので、使用に際しては柄１の付いた枠２に袋３を取り付け、犬が糞をする時に犬の尻の下へ袋３を持っていけば直接糞を採取出来、全く取りこぼしがなく、地面に糞を残すことがない。

【０００６】次に糞をし終わった時点で、柄１を持ち上げ枠２を１８０度反転させると袋３は糞の重みで垂れ下がり、自然にフタをした状態になり、悪臭を遮断する。

【０００７】採取後、袋３に入った糞は持ち帰り、ゴミ箱の上で枠２の爪４にひっかけた袋３の折り返し部５をはずすと糞は袋３ごとゴミ箱の中へ落下する。

【０００８】糞を廃棄する時、袋３ごと廃棄するので、器具を洗う必要がなく、悪臭もしない。

【実施例】

次に本考案の実施例を図面に従って説明する。

【０００９】図１ないし図４に於いて、柄１の付いた枠２と袋３があり、袋３を枠２の内側に入れ、袋３の開口部を枠２の外側へ折り返し、枠２に付いている２箇所の突き状の爪４に袋３の折り返し部５をひっかけ、袋３を枠２に固定する。

【００１０】柄１は木材、竹、プラスチックス、金属等で形成出来る。

【００１１】枠２は、木材、竹、プラスチックス、金属等で形成出来る。

【００１２】袋３はプラスチックス、紙等で形成できる。

【００１３】使用に際しては、柄１の付いた枠２の内側に袋３を入れ袋３の開口部を枠２の外側へ折り返して枠２の突き状の爪４に固定する。

【００１４】糞を採取する時は袋３を犬の尻の下へ持っていき、直接糞を袋３の中へ入れる。

【００１５】糞の採取後は柄１を持ち上げ、枠２を１８０度反転させると袋３は糞の重みで垂れ下がり、袋３は自然にフタをされた状態になる。

【００１６】これを持ち帰り、ゴミ箱の上で枠２の爪４にひっかけた袋３の折り返し部５をはずすと糞は袋ごとゴミ箱の中へ落下する。

【考案の効果】

【００１７】以上のように本考案は、袋３に直接糞を採取することにより糞の取りこぼしがなく、地面を汚すことがなく、糞を完全に取ることが出来る。

【００１８】本考案は、糞の採取時、片手で操作出来るので他方の手は犬の鎖を持ちながら糞を取ることが出来、便利である。

【００１９】糞を取った後は、枠２を１８０度反転すると袋３の開口部をふさげるので悪臭を感ずることが少ない。

【００２０】本考案は、地面に落ちている糞もスコップのようにして袋３へすくうことも出来るので便利である。

【００２１】採取した糞を袋３ごと廃棄出来るため、器具に付着した糞を洗う必要がなく、この為の手間や悪臭がなくなり、今まで極めて厄介であった犬の糞を取るという行動が易やすく行うことが出来るようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の袋３を枠２の中へ入れた時の斜視図で
ある。

【図３】本考案の枠２の斜視図である。

【図４】本考案に於いて糞を採取した後、枠２を１８０
度反転させた時の視斜図である。

【符号の説明】

１・・柄２・・枠３・・袋４・・枠の爪５・・袋の折り返し部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】柄（１）の付いた枠（２）の内側に袋
（３）を通し、袋（３）の開口部を枠（２）の外側へ折
り返し、枠（２）に付けてある２箇所の突き状の爪
（４）に袋（３）の折り返し部（５）をひっかけて袋
（３）を枠（２）に固定することを特徴とする使い捨て
犬の糞取り器具