JP3008686U

JP3008686U - ゴルフ・バッグの支持用フレーム

Info

Publication number: JP3008686U
Application number: JP1994011146U
Authority: JP
Inventors: ワン，ミン−ツァン
Original assignee: ワン，ミン−ツァン
Priority date: 1994-09-07
Filing date: 1994-09-07
Publication date: 1995-03-20
Anticipated expiration: 2000-09-07

Abstract

(57)【要約】【目的】ゴルフ・バッグを地面に安定に直立させる。【構成】ゴルフ・バッグの支持用フレームは主にシー
トとキャップ部材と２本の脚より組み立ててなり、その
内、シートをバッグ上端の一の側に設け、２本の脚はシ
ートの他の側より挿入すると共に、各々一のボルトによ
ってシートの底側より脚を貫通してから上端の引っ込み
部内に延伸して、キャップ部材を更にシートの外側面に
挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はゴルフ・バッグを地面に安定に立たせておくゴルフ・バッグの支持用フレームに係る。

【０００２】

【従来の技術】

よく用いるゴルフ・バッグは中空の円筒体よりなり、その一の側にリア・バンドを設けて、行進する場合に背負うのである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

それはゴルフ・バッグの底板が小さいために、地形が平らでない場合は、ゴルフ・バッグを安定に立たせておくことができないので、もし意外なものに突きあたったり或いは偶然に風力に出あうと傾倒して、はなはだしきに至っては根本的に立たせておくことができないのである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はゴルフ・バッグの支持用フレームを提供するものであり、それはゴルフ・バッグの一の側の上端にシートを固定して設け、該シートの他の側に２本の脚を収容すると共に、底側よりボルトによってねじり入れて定位させ、更に外側をキャップ部材によって閉鎖し、そのキャップ部材を外部に引くと、キャップ部材によってボルトを押しつけるように、無理に２本の脚を外側に開くと共にゴルフ・バッグと三角状を呈して、安定に立たせておく目的を達することを本考案の主要な目的とする。

【０００５】

【実施例】

ここに図面を参照して本考案に関する上記の目的を達成するのに運用した特殊構造とその技術手段と特徴を次の如く詳細に説明する。本考案はシート１，２本の脚２，３，結合用部材４とキャップ部材５より組み立ててなる。その内、図２のシート１中央に拡張部１１を設け、該拡張部の中央の下方に引っ込み部１２を有すると共に、その両側より別々に引っ込み部１２の穴１３，１４まで貫通し、引っ込み部１２内に傾斜を呈して互いに隔離する二ブロック１５，１６を設けてある。且つブロック１５，１６内に溝穴１５１，１６１を設け、又二つのブロック１５，１６の後側に二つの垂直に彎曲するレール板より形成するレールを設けてあり、その外、シート１の他の側のプレートに固定用穴１８を設ける。

【０００６】２本の脚２，３の上端には内部に彎曲する水平部２１，３１を形成すると共に、水平部２１，３１先端の適当な地点にねじ穴２２，３２を設ける。その２本の脚２，３の下端にゴムキャップ２３，３３を挿入し、又、２本の脚２，３のパイプの太さは丁度良く別々にシート１の二つの穴１３，１４を貫通するように、且つ２本の脚２，３のねじ穴２２，３２はまた二つのブロック１５，１６の下方と真向かいにある。それを別々にボルト２４，３４によってねじ穴２２，３２に貫通させてからブロック１５，１６の溝穴１５１，１６１内に延伸して２本の脚２，３とシート１を互いに結合させる。

【０００７】又、結合用部材４にはプレート４１前側の上端を互いに隔離する２つの爪部４２，４３を設け、爪部４２，４３間にスペース４４を形成させる。同時に、スペース４４の上側端にばね４５を置き、別に２つの爪部４２，４３の上方にピン・ホール４２１，４３１を設けて、結合用部材４をシート１のレール１７内に挿入して定位させる。

【０００８】図３に示す如く、キャップ部材５の外側底端には外部に浮きあがる握り部５１を有し、その上側の中央を延伸して延出部５２を設け、該延出部５２の内側面に突出部５３を有し、且つ内側の中央に仕切り板５４を設け、仕切り板５４の上方にはピン・ホール５４１を設けてある。また仕切り板５４の他の側を囲繞して上端開口室５５，５６となし、そのキャップ部材５を仕切り板５４によって結合用部材４のスペース４４内に挿入し、二者のピン・ホール４２１，４３１，５４１を互いに真向かいに合わせ、更にピン５７を挿入してキャップ部材５はシート１にある引っ込み部１２の外側端を覆う。

【０００９】同時に、２つのボルト２４，３４の下側端を仕切り板５４の他の側の上端開口室５５，５６内に延伸し、且つキャップ部材５の突出部５３はばね４５の先端に挿入されて一体に組み立てられるのである。図４と図６に示す如く、本考案はシート１の二側辺にある固定用穴１８を利用してゴルフ・バッグ６の一側辺上端にある適当な地点に固定させる。その二つの側の２本の脚２，３の動作が同じなので、僅か一側辺について説明する。図面に示す如く、脚２をゴルフ・バッグ６に寄りつけると、ボルト２４は直立状態となり、その上端がブロック１５の溝穴１５１外側端に延伸し、その底端はキャップ部材５の上端開口室５６内に延伸すると共に、上端開口室５６の後ろ側５６１地点に寄りかかる。又、ばね４５は伸張した状態となってばね４５の弾力と脚２自体の重量を利用して、脚２を随意に外部へ伸張させないでゴルフ・バッグ６に寄り合わせる形態を保持するのである。

【００１０】図５に示す如く、もし脚２を開いてゴルフ・バッグ６を直立に呈する場合は、僅かキャップ部材５の握り部５１を握ってから、外部に力を引くと、キャップ部材５の上側端はシート１のブロック１５外側端に寄りかかる。そして、キャップ部材５は外部の移動に従ってから、上端開口室５６の後ろ側５６１はボルト２４の下側端を押しつけて外部に移動し、ボルト２４の上側端は溝穴１５１地点において内側に位置を移動させ、ボルト２４が脚２の水平部２１を貫通してからはじめて溝穴１５１内に延伸する。このために、ボルト２４の移動によって脚２下側を外部に転覆して、開いた状態となる。もし閉じた状態に回復するならば、ゴルフ・バッグ６を少し高く持ち上げると、ばね４５の弾力とそれ自体の重量によって、脚２は自動的にゴルフ・バッグ６に寄りつける。

【００１１】

【考案の効果】

本考案の構造はゴルフ・バッグを直立させる場合は、脚を開いてから三角状によって直立に安定させて、又ゴルフ・バッグを持ち上げると自動的に閉じるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解図である。

【図２】本考案のシートを倒置する立体図である。

【図３】本考案のキャップ部材を逆方向に示す立体図で
ある。

【図４】本考案を閉じる解剖図である。

【図５】本考案を開く解剖図である。

【図６】本考案をゴルフ・バッグに取付けて閉じる説明
図である。

【図７】本考案をゴルフ・バッグに取付けて開く説明図
である。

【符号の説明】

１シート２，３脚４結合用部材５キャップ部材１１拡張部１１１フランジ１２引っ込み部１３，１４穴１５，１６ブロック１５１，１６１溝穴１７レール１８固定用穴２１，３１水平部２２，３２ねじ穴２３，３３ゴムキャップ２４，３４ボルト４１プレート４２，４３爪部４４スペース４５ばね４２１，４３１ピン・ホール５１握り部５２延出部５３突出部５４仕切り板５４１ピン・ホール５５，５６上端開口室５６１後ろ側５７ピン６ゴルフ・バッグ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ゴルフ・バッグの支持用フレームを、ゴ
ルフ・バッグの一側辺の上端地点に設け、それを主にシ
ートと２本の脚と結合用部材より組み立ててなり、シー
トの中間に拡張部の中央を下方に引っ込み部を有し、該
引っ込み部内に傾斜を呈する二つのブロックを設け、ま
たブロック内に溝穴を設けてあり、且つブロックの後側
に二つの彎曲状のレール板より形成するレールを設ける
と共に、拡張部の他の側より引っ込み部内の穴まで貫通
し、その２本の脚の上端を彎曲する水平部として該水平
部はシートの拡張部の他の側の穴より通りぬけ、その先
端にまた貫通するねじ穴を設けてあり、ボルトによって
脚のねじ穴を貫通してからシートのブロックの溝穴に延
伸し、又結合用部材をシートのレール地点に挿入するよ
うに、その表面に穴を有する延出部を設け、キャップ部
材の内側面中央に穴を有する仕切り板を設けてあり、ピ
ンによってキャップ部材と結合用部材を合わせて一体に
組み合わせ、且つキャップ部材にある仕切り板の他の側
を引っ込み部になるように囲繞し、ボルトの下部を該他
の引っ込み部内に延伸させて、その外、一端の先を結合
用部材のスペース上側のばねに接触させ、他の一端の先
をキャップ部材上側の中央地点にある延出部の突出部に
寄りつけて定位させることを特徴とするゴルフ・バッグ
の支持用フレーム。