JP3008265B2 - 菓子焼成型 - Google Patents

菓子焼成型

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JP3008265B2
JP3008265B2 JP8282204A JP28220496A JP3008265B2 JP 3008265 B2 JP3008265 B2 JP 3008265B2 JP 8282204 A JP8282204 A JP 8282204A JP 28220496 A JP28220496 A JP 28220496A JP 3008265 B2 JP3008265 B2 JP 3008265B2
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mold
confectionery
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baking
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Inventor
幸一 島岡
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株式会社幸和工業
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、両面に多数の凹
部が形成されたワッフル菓子等の菓子焼成型に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の菓子焼成型には、図5、
6に示したように、重ね合わせ自在とし、周囲を側壁1
0、11で囲んでなる上下型12、13の内面にそれぞ
れ多数の凸体4を形成すると共に、上型12と下型13
の間に密閉された焼成空間3を形成して成るものが存在
する。なお、これら上型12と下型13には、必要に応
じて、前記焼成空間3を区画するための区画壁14を設
けたものとしている。
【0003】ワッフル等の菓子は、あらかじめ発酵させ
た生地(図示せず)を塊として、前記上下型12、13
の間に挟み込み、この生地を型のほぼ全面に広げると共
に、前記側壁10、11の頂部10a、11aを互いに
接することにより、前記焼成空間3を密閉して、焼成中
に発生する蒸気を保持し、適時にその型を回転させるこ
とにより両面をムラなく焼成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、この種の菓
子焼成型においては、ワッフル等の菓子を数多く焼成し
ている間に、焼成した製品を取り出す場合などの取り扱
いミスなどによって製品の破片が型の上に落ちたり、あ
るいはトッピングに使用する砂糖、ナッツなどが生地の
上から焼成型上にこぼれることがある。そして、これら
が残りかすとなって上下型12、13の四隅に溜まり、
これら残りかすが型移動の振動などで焼成型の中央付近
に移動し、後続して焼成する生地に付着して製品の品質
を損なうことが多々ある。
【0005】しかし、上記従来の菓子焼成型では、生地
より発生する蒸気を保持しつつ焼成するため、上下型1
2、13とも側壁10、11で多数の凸体4の周囲を囲
んだものとしているので、これらの型をブラシなどで掃
除しても、側壁10、11で行き止まりになって逃げ場
がなくってしまうので、前記残りかすを除去するのが非
常に困難であるという課題を有していた。
【0006】そこで、この発明は、上記従来の菓子焼成
型が有する課題を解決するものであり、型をブラシなど
で掃除しても、残りかすが行き止まりになるようなこと
がなく、残りかすの除去を非常に容易にした菓子焼成型
を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の菓
子焼成型は、重ね合わせ自在とした上型1と下型2の間
に焼成空間3を形成して成るものとし、これら上下型
1、2の内面にそれぞれ多数の凸体4、4を形成し、そ
れら内面の周囲の四方向のうち向かい合う二方向にのみ
上型側壁5、5および下型側壁6、6をそれぞれ形成
し、上下型1、2を重ね合わせたときに、前記上型側壁
5、5と下型側壁6、6の頂部5a、5a、6a、6a
を、上下型1、2の互いに向かい合う内面1a、2aに
接するようにすると共に、前記上型側壁5、5の上型両
側部5b、5bと下型側壁6、6の下型両側部6b、6
bを、互いに接するようにしている。
【0008】そして、この発明の菓子焼成型は、上型1
と下型2の間の焼成空間3を、上型側壁5、5または下
型側壁6、6の何れか一方の間にこれらと平行に設けた
区画壁7により、区画したものとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の菓子焼成型の実
施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】この発明の菓子焼成型は、図1〜3に見る
ように、重ね合わせ自在とした上型1と下型2の間に密
閉された焼成空間3を形成するようにしており、これら
両型は必要に応じて型台(図示せず)に装着したものと
している。
【0011】前記上下型1、2は、それぞれの内面に多
数の凸体4、4を形成しており、それら内面の周囲の四
方向のうち向かい合う二方向にのみ上型側壁5、5およ
び下型側壁6、6をそれぞれ形成したものとしている。
そして、これら上型側壁5、5と下型側壁6、6の頂部
5a、5a、6a、6aは、上下型1、2を重ね合わせ
たときに上下型1、2の互いに向かい合う内面1a、2
aに接するようにしている。さらに、前記上型側壁5、
5の上型両側部5b、5bと下型側壁6、6の下型両側
部6b、6bは、上下型1、2を重ね合わせたときに互
いに接するようにしている。
【0012】また、前記上型1と下型2の間の焼成空間
3は、必要に応じ、下型側壁6、6の間にこれらと平行
に設けた区画壁7により区画することができる。この場
合、この区画壁7の頂部7aの対応する上型1の内面に
は多数の凸体4が位置しないようにし、上下型1、2を
重ね合わせたときに、区画壁7の頂部7aが上型1の内
面1aに接するようにしている。また、前記区画壁7の
両側部7b、7bは、上型側壁5、5の内面に接するよ
うにしている。なお、実施形態では、前記区画壁7は、
下型側壁6、6の間に設けたものとしたが、上型側壁
5、5の間に設けたものとしてもよいことはいうまでも
ない。
【0013】前記凸体4の形状は、実施形態に示したも
のでは、台形台としたが、半球、円錐、円錐台、角錐、
角錐台などの各種の立体形状として実施することができ
る。
【0014】以上のように構成したこの発明の菓子焼成
型は、図示していないが、例えば従来から公知の自動菓
子焼成機に設置され、次のようにして使用される。
【0015】先ず、あらかじめ発酵させた生地(図示せ
ず)を塊として、前記上下型1、2の間に挟み込み、こ
の生地を型のほぼ全面に広げる。このとき、上型側壁5
の頂部5a、下型側壁6の頂部6aをそれぞれ向かい合
う上下型1、2の内面1a、2aに接触させ、上型側壁
5の上型両側部5b、下型側壁6の下型両側部6bをそ
れぞれ接触させることにより、焼成空間3を密閉して、
焼成中に発生する蒸気を保持するようにしておく。そし
て、適時にその型を回転させるなどして生地の両面をム
ラなく焼成すると、図4に示したような両面に多数の凹
部が形成されたワッフル等の菓子8を製造することがで
きる。
【0016】この場合、この発明の菓子焼成型において
は、ワッフル等の菓子を数多く焼成している間に、焼成
した製品を取り出す場合などの取り扱いミスなどによっ
て製品の破片が型の上に落ちたり、あるいはトッピング
に使用する砂糖、ナッツなどが生地の上から焼成型上に
こぼれるなどの理由で、これらが残りかすとなって上下
型1、2に溜まっても、自動菓子焼成機に装備されてい
る従来の焼成型掃除用の回転ブラシ等により、上型側壁
5、下型側壁6の方向に添って掃除すれば、これら上型
側壁5、下型側壁6の間の空間部から容易に、しかも完
全に掃き出すことができる。
【0017】
【発明の効果】この発明の菓子焼型は、以上に述べたよ
うに構成しているので、焼成した製品を取り出す場合な
どに発生する製品の断片、あるいは生地に添加するトッ
ピングの残り屑などの掃除を容易に、しかも完全に行う
ことができるため、製品の品質を損なうことのないもの
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の菓子焼型の上型と下型を示す斜視図
である。
【図2】図1に示すこの発明の菓子焼型の長手方向の断
面図である。
【図3】図1に示すこの発明の菓子焼型の幅方向の断面
図である。
【図4】この発明の菓子焼型より製造される菓子の斜視
図である。
【図5】従来の菓子焼型の上型と下型を示す斜視図であ
る。
【図6】図5に示す従来の菓子焼型の長手方向の断面図
である。
【符号の説明】
1 上型 1a 内面 2 下型 2a 内面 3 焼成空間 4 凸体 5 上型側壁 5a 頂部 5b 側部 6 下型側壁 6a 頂部 6b 側部 7 区画壁 7a 頂部 7b 側部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わせ自在とした上型(1)と下型
    (2)の間に焼成空間(3)を形成して成る菓子焼成型
    であって、これら上下型(1、2)の内面にそれぞれ多
    数の凸体(4、4)を形成し、それら内面の周囲の四方
    向のうち向かい合う二方向にのみ上型側壁(5、5)
    よび下型側壁(6、6)をそれぞれ形成し、上下型
    (1、2)を重ね合わせたときに、前記上型側壁(5、
    5)と下型側壁(6、6)の頂部(5a、5a、6a、
    6a)を、上下型(1、2)の互いに向かい合う内面
    (1a、2a)に接するようにすると共に、前記上型
    壁(5、5)の上型両側部(5b、5b)と下型側壁
    (6、6)の下型両側部(6b、6b)を、互いに接す
    るようにしたことを特徴とする菓子焼成型。
  2. 【請求項2】 前記上型(1)と下型(2)の間の焼成
    空間(3)を、上型側壁(5、5)または下型側壁
    (6、6)の何れか一方の間にこれらと平行に設けた区
    画壁(7)により、区画したものしたことを特徴とする
    請求項1記載の菓子焼成型。
JP8282204A 1996-10-24 1996-10-24 菓子焼成型 Expired - Lifetime JP3008265B2 (ja)

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JPH10117667A JPH10117667A (ja) 1998-05-12
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NL1024047C1 (nl) 2003-08-05 2005-02-08 Gerardus Leonardus Mat Teeuwen Eetbaar product, alsmede bakvorm voor het bereiden daarvan.
FR2870217B1 (fr) * 2004-05-13 2007-01-05 Carre Gourmet Diffusion Sarl Couvercle et conditionnement pour produits intermediaires culinaires congeles et leur utilisation

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