JP3008247U

JP3008247U - フットレスト

Info

Publication number: JP3008247U
Application number: JP1994011644U
Authority: JP
Inventors: 安克島田
Original assignee: 有限会社シマダインターナショナルアソシエイツ
Priority date: 1994-08-25
Filing date: 1994-08-25
Publication date: 1995-03-07
Anticipated expiration: 2000-08-25

Abstract

(57)【要約】［目的］各種の経穴が集中存在している足の裏をマッ
サージし、より一層のリラックス効果を得、疲労をより
よく取り除くことができることとするフットレストとす
る。［構成］相対向する支持部を形成したベースに、板状
体を装備し、その板状体に一以上の凹部もしくは窓部を
形成し、その凹部もしくは窓部に複数のローラ群を軸支
してあることとする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はフットレスト、特に家庭内や事務所をはじめ、自動車内等に用意しておく、マッサージ機能を兼ね備え、よりリラックスすることができるものとしたフットレストに関する。

【０００２】

【考案の背景】

一般的に、フットレストはデスク等にあっては長板材が架設されており、また、単品としてはやや角度を付けた板体がベースに固定されているにすぎないものであった。

【０００３】

【考案の目的】

そこで、本考案は上記した従来の実情に着目してなされたもので、各種の経穴が集中存在している足の裏をマッサージし、より一層のリラックス効果を得、疲労をよりよく取り除くことができることとするフットレストを提供することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この目的を達成するために、本考案に係るフットレストは相対向する支持部を形成したベースに、板状体を装備し、その板状体に一以上の凹部もしくは窓部を形成し、その凹部もしくは窓部に複数のローラ群を軸支してあることを特徴としている。

【０００５】

【作用】

かかる構成としたことによって足を板状体上に載せることでの休息に加え、ローラ群によるマッサージを随時足の裏に対して得ることができる。そのため、経穴の集中している足の裏が刺激されることで疲労回復の促進とより一層のリラックス効果を得ることができることとなるのである。

【０００６】

【実施例】

次に、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図１は本考案を実施したフットレストの斜視図、図２は同じくローラの正面図、図３は同じく第二の実施例を示す斜視図、図４は同じくローラの他の構造を示す正面図である。

【０００７】これらの図にあって１はスチールパイプ製のベースを示しており、このベース１は枠状のものの対向する部分を山形部２、２として形成させてある。

【０００８】一方、図中３は板状体を示しており、この板状体３は細かい気泡を含んでソフトなクッション性を有するパッドを好みの色彩や模様を施したファブリックでカバーされたものとなっている。

【０００９】また、この板状体３は側面に適宜な間隔を隔てて各々一対の滑車４、４…がネジ５、５…によって取り付けられ、その滑車４、４の溝がベース１の山形部２、２上へ載置されることでセットされているもので、その滑車４、４の位置を変えることで、板状体３の取り付け角度も自在に調整することができる。

【００１０】さらに、板状体３には凹部または窓部６、６が一乃至二箇所形成されており、その凹部または窓部６、６には横方向に複数の軸が平行に架設され、その軸には算盤玉状をしたローラ７、７…が各々回転可能として密に取り付けられている。なお、このローラ７は図４に示すように楕円形状等のローラ７ａとすることも可能である。

【００１１】本実施例に係るフットレストは上記のように構成されている。そのため、板状体３に履物を脱いで足を載せるとパッドによるソフトなクッション感と共にローラ７、７…上に足の裏を当て前後に動かすことでマッサージ効果も得ることができる。この際に、ローラ７が算盤玉状となっていることで当接部分の荷重が強まり、刺激度合いも大きくなる。

【００１２】なお、ベース１は本実施例に示したもののほか、揺り椅子状とすることで、全体をスイング自在とすることもできる。

【００１３】

【考案の効果】

本考案に係るフットレストは上述のように構成されている。そのため、単なる足載せ台に加え、ローラによるマッサージ効果も得られ、足の裏の経穴を刺激することでより一層の疲労回復とリラックス効果が得られる。また、板状体の角度が自在に変えられるので各自に合った、また、状況に応じた形態とすることができ、リラックス効果が増大される。さらに、外観も美感に富むため、室内や車内にあって違和感もなく、組立も簡単で、しかも電気その他の駆動力も不要で設置場所も選ばず、安価なものとして需要者に供給することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を実施したフットレストの斜視図であ
る。

【図２】ローラの正面図である。

【図３】他の実施例を示す斜視図である。

【図４】他のローラの形状を示す正面図である。

【符号の説明】

１ベース２山形部３板状体４滑車５ネジ６凹部または窓部７ローラ７ａローラ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】相対向する支持部を形成したベースに、
板状体を装備し、その板状体に一以上の凹部もしくは窓
部を形成し、その凹部もしくは窓部に複数のローラ群を
軸支してあることを特徴とするフットレスト。
【請求項２】前記ローラ群は算盤玉状とし、板状体は
クッション性を保持したものとし、その板状体はベース
に対し角度調整可能としてあることを特徴とする請求項
１に記載のフットレスト。