JP3008095U - ブラインドにおけるブレードの傾斜度を部分変化させるための紐の縮め用具 - Google Patents
ブラインドにおけるブレードの傾斜度を部分変化させるための紐の縮め用具Info
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- JP3008095U JP3008095U JP1994007276U JP727694U JP3008095U JP 3008095 U JP3008095 U JP 3008095U JP 1994007276 U JP1994007276 U JP 1994007276U JP 727694 U JP727694 U JP 727694U JP 3008095 U JP3008095 U JP 3008095U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のブレードが並吊された既設のブライン
ドにおいて、ブレードの傾斜度を任意の範囲にて変化さ
せ、1つのブラインドの中に採光と遮光部分を任意に設
けることができるものを提供すること。 【構成】 ブレードの傾斜度を変化するための紐の縮め
用具として、紐の任意の個所に止定可能なクリップとク
リップ相方をつなぐ連結材よりなるか、紐に止定するフ
ック両端にもつ棒状体あるいは少なくとも3つのピンを
有する板状体からなり、これらの用具によって既設ブラ
インドの紐の片側の吊り下げ長さを任意の部分で短縮さ
せるようにするものである。
ドにおいて、ブレードの傾斜度を任意の範囲にて変化さ
せ、1つのブラインドの中に採光と遮光部分を任意に設
けることができるものを提供すること。 【構成】 ブレードの傾斜度を変化するための紐の縮め
用具として、紐の任意の個所に止定可能なクリップとク
リップ相方をつなぐ連結材よりなるか、紐に止定するフ
ック両端にもつ棒状体あるいは少なくとも3つのピンを
有する板状体からなり、これらの用具によって既設ブラ
インドの紐の片側の吊り下げ長さを任意の部分で短縮さ
せるようにするものである。
Description
【0001】
本発明は、複数のブレードを並吊してなるブラインドにおいてブレードの傾斜 度を任意の部分にて変化させるための紐の縮め用具に関する。
【0002】
巾方向の断面がゆるやかな円弧を有するブレードが水平に所定ピッチにて複数 枚並吊され、それぞれがラダーコードに組みこまれてなるブラインドは、機能的 な美しさと、遮光量を連続的に変化させることが可能であることから、広く使用 されている。
【0003】 ラダーコードは、鉛直方向に吊り下げられる2本の紐と所定の間隔にてブレー ドを挿通するためのスペースを形成する水平方向の糸からなり、2本の紐を互い に異なる方向へ別途機構により上下させることでブレードの傾斜度を全体的に変 化させるようになっている。
【0004】 通常、窓にブラインドを装着する場合、窓の占有スペースのをほぼ全面を覆う ように取り付けられ、採光量や遮光量を変化させるには、前記紐を操作して、全 ブレードの傾斜度を変化させて行うが、各ブレードの傾斜度は同じである。床面 から開口上側迄の高さ1800mmや2000mmの窓などにブラインドを使用 する場合、下方部分は遮光し上方部分を採光したい場合がある。
【0005】 上記の問題を解決したものに、特開昭58−65891や実開昭59−281 96がある。これらのものは、ラダーコードと呼ばれるスラット(ブレードとも いう)保持用吊下紐に添わせて別の紐をブラインド本体に組み込んでいる。
【0006】 この構成ではスラットを傾斜させる位置が紐の長さで限定されるので任意部分 のスラットの調整は不可能であり、既設のブラインドでは実施し得ない。
【0007】
解決しようとする課題は既設のブラインドにおいて、ブレードの傾斜度を変化 させる際に、任意の位置で所望の範囲に手軽に変化させることのできる、紐の縮 め用具を提供することである。
【0008】
紐の任意個所にクリップを設け、該クリップ相方をフック、マグネット、紐な どで連結するか、あるいはフックを両端に有する棒状体か少なくとも3つのピン を有する板状体あって、前記片側の紐の吊り下げ長さを短縮することができる用 具とするものである。
【0009】
【実施例1】 図1は、本考案の一実施例を示す斜視図である。1はブレードであり、2はラ ダーコードであり、紐3−1、3−2及びブレード1を支える糸4から成り、ブ レード1を所定のピッチにて並吊しブラインド5を構成している。図1の状態は ブラインドが採光状態にあって、ブレード1は全体が水平位置になっている。こ のときクリップ6−1、6−2を片側の紐3−1の任意の個所に設け、該クリッ プの相方を吊り紐7とフック8を用いて連結する。クリップ6−1と6−2を取 りつける間隔は、ブレード1の並吊される間隔より大きい方が好ましく図1では ほぼ2ピッチの寸法で取付けられている。又、ブレード1−4が遮光位置をとれ るように吊り紐7の長さを定めるか、クリップ6−1と6−2の取付間隔を定め る。このようにして、ブレード1−2より上方のブレードは採光状態にあり、ブ レード1−4より下方のブレードは遮光状態にすることができる。
【0010】 図2は、クリップ6の斜視図であり、曲げ加工された針金9と締め具10から なり、針金9には紐3を挿通しうる開口部11を設けており、締め具10は針金 9上を摺動する。このときの摩擦抵抗は大きい方が好ましい。
【0011】 本実施例では、クリップ6−1と6−2を吊り紐7及びフック8を用いて連結 しているが、クリップ6−2の取付位置を調節してフック8のみで連結するよう にしても良く、又フックの替りにマグネットを用いて連結してもよい。いずれに せよ、着脱が容易なことが望ましい。
【0012】 図1に示す状態にて、フック8をクリップ6−2からはずすとブレード1−3 、1−4等は採光位置に戻り、これらフック及びクリップを取付けたままで、ブ ラインド5全体を繰り上げても何ら支障は生じない。
【0013】
【実施例2】 図3は、他の実施例を示す斜視図である。ブラインド5は実施例1と同じもの である。コの字型に曲げた棒状体12の両端には紐3−1を挾持しうるフック1 3−1、13−2があって、紐3−1を挿通するための開口部14−1、14− 2を設けている。明確に示すために拡大して図4に示した。図3においては、ブ レード1−3より下方のブレードが遮光可能な位置になることを示している。遮 光を解除する場合はフック13−2を紐3−1からはずせばよいが、ブラインド 5全体を繰り上げる場合はフック13−1も紐3−1からはずす方が好ましい。
【0014】 本考案では、片側の紐の一部の吊り下げ長さを短縮することでブレードの傾斜 度を変化させることができるから、図5、図6に示す方法でも目的を達成させる ことができる。図5では、紐3−1をひっかけるための少なくとも3つのピン1 5を板16上に突設させた板状体とし紐3−1を蛇行させ吊り下げ長さを短くし ている。又図6においては紐3−1を挾持するフック17−1と17−2を直交 して設け、17−2側を長くして紐3−1をひねるようにして吊り下げ長さを短 くしている。
【0015】 実施例1及び2においては、片側の紐3−1について吊り下げ長さを短縮させ ることを述べたが、紐3−2についても同様な手法を用いることもできる。従っ て、例えば高さ1800mmの床面から開口する窓全体にブラインドを装着し、 上方部、中間部、下方部に3分割した場合、中間部のみ遮光位置にブレードを傾 斜させることができる。即ちブレード全体を採光位置に置き、ブラインドの上方 部と中間部の境界線で紐3−1を短縮し、更に中間部と下方部の境界線で紐3− 2を紐3−1と同じ長さだけ短縮すれば、中間部のみが遮光状態とすることがで きる。
【0016】 縮め用具に昆虫や草花等の模様を取り付けると室内の装飾効果を更に高めるこ とができる。一例を図7に示した。実施例1に述べた吊り紐7上に昆虫の模型1 8を装飾したものである。
【0017】
以上説明したように、本説明によれば必要に応じ既設のブラインドの任意の部 分を手軽に遮光あるいは採光状態にすることができる。
【図1】本考案の紐の縮め用具の一実施例を用いた例を
示すブラインドの斜視図。
示すブラインドの斜視図。
【図2】紐の縮め用具に使用するクリップの一例を示す
斜視図。
斜視図。
【図3】本考案の紐の縮め用具の別実施例を用いた例を
示すブラインドの斜視図。
示すブラインドの斜視図。
【図4】棒状体の一例を示す斜視図。
【図5】紐をピンで屈曲させることで傾斜させるための
縮め用具の一例を示す斜視図。
縮め用具の一例を示す斜視図。
【図6】紐を直交するフックをもつ縮め用具で直角に曲
げて傾斜させたブラインドを示す斜視図。
げて傾斜させたブラインドを示す斜視図。
【図7】昆虫の模型を装飾した吊り紐を示す斜視図。
1 ブレード 2 ラダーコード 3−1、3−2 紐 5 ブラインド 6−1、6−2 クリップ 7 吊り紐 8 フック 12 棒状体 13−1、13−2 フック 15 ピン 16 板 17−1、17−2 フック 18 昆虫の模型
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 ラダーコードを構成する紐の片側の任意
個所に止定可能なクリップと、該クリップ相方を連結す
るためのフック、マグネット、紐などの連結材とからな
り、前記紐の吊り下げ長さを短縮させてブレードの傾斜
度を変化させるための紐の縮め用具。 - 【請求項2】 ラダーコードを構成する紐の片側に挾持
させる棒状体であって、両端にフック部を有し、前記フ
ック部間に前記紐を迂回させ吊り下げ長さを短縮させる
ための紐の縮め用具。 - 【請求項3】 ラダーコードを構成する紐の片側に介在
させる用具であって、板面より突設した少なくとも3つ
のピンからなり、これらのピンによって前記紐を迂回さ
せ吊り下げ長さを短縮させるための紐の縮め用具。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3に記載の縮め用具
の一部に昆虫や草花、動物、風景等の模様を装飾した縮
め用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007276U JP3008095U (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ブラインドにおけるブレードの傾斜度を部分変化させるための紐の縮め用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007276U JP3008095U (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ブラインドにおけるブレードの傾斜度を部分変化させるための紐の縮め用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3008095U true JP3008095U (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=43143933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994007276U Expired - Lifetime JP3008095U (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ブラインドにおけるブレードの傾斜度を部分変化させるための紐の縮め用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008095U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004197311A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Akasaka Kogei Kk | ブラインド開閉制御装置 |
KR101620607B1 (ko) | 2009-07-22 | 2016-05-12 | 주식회사 자이트게버 | 우드 블라인드 |
KR102075604B1 (ko) * | 2019-04-12 | 2020-02-10 | 주식회사 리소스랩 | 집광채광 루버 시스템 |
WO2020121891A1 (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | シャープ株式会社 | スラット角固定具、その取り付け方法、ラダーコード通し器、採光装置及び採光システム |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP1994007276U patent/JP3008095U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004197311A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Akasaka Kogei Kk | ブラインド開閉制御装置 |
KR101620607B1 (ko) | 2009-07-22 | 2016-05-12 | 주식회사 자이트게버 | 우드 블라인드 |
WO2020121891A1 (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | シャープ株式会社 | スラット角固定具、その取り付け方法、ラダーコード通し器、採光装置及び採光システム |
KR102075604B1 (ko) * | 2019-04-12 | 2020-02-10 | 주식회사 리소스랩 | 집광채광 루버 시스템 |
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