JP3007434U - ドライスーツ - Google Patents

ドライスーツ

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JP3007434U
JP3007434U JP1994011471U JP1147194U JP3007434U JP 3007434 U JP3007434 U JP 3007434U JP 1994011471 U JP1994011471 U JP 1994011471U JP 1147194 U JP1147194 U JP 1147194U JP 3007434 U JP3007434 U JP 3007434U
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JP
Japan
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dry suit
bag
fastener
shaped portion
waterproof
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Application number
JP1994011471U
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Inventor
周博 佐藤
Original Assignee
有限会社東北ダイビングセンター
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に着脱が可能であり、しかもファッショ
ン性を損なわないような構成のドライスーツ2を提供す
ること 【構成】 身体の挿脱用の防水又は気密ファスナー1を
設けている防水性又は気密性を有するドライスーツ2に
おいて、その上部を袋状部分21とし、該袋状部分21
の下部後方に頭部を挿脱しかつ首部を巻着する穴22を
設け、該袋状の部分の平面形状は略三角形であって、そ
の一辺がドライスーツ2の上下方向と略並行を成し、他
の一辺が該上下方向と斜交しており、かつ該袋状部分2
1の後方において、該斜傾する他の一辺の端部又はその
近傍に、防水又は気密ファスナー1を設け、これによっ
て容易に着脱が可能であり、しかもファッション性を損
なっていないドライスーツ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、サーフィン、ウィンドサーフイン等のマリンスポーツにおいて用い られる防水性又は気密性を有する被服たるドライスーツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドライスーツにおいては、防水性(水密性)又は気密性を具備する為、身体を 挿脱する為の隙間部分を、防水又は気密ファスナーによって開閉している。
【0003】 然して、当該防水又は気密ファスナーをドライスーツの如何なる部分に配置す るかの点が、ドライスーツの設計上極めて重要であり、かつ従来この点に関する 様々な工夫が行なわれてきた。
【0004】 図1は、該ファスナー1が一方の胸部から肩部を通り後身頃の上部から下部の 方向に斜めに延伸し、左右の腰部の他方側から前部分まで延伸させている従来技 術の構成を示す。
【0005】 しかしながら図1に示す構成は、極めて長いファスナー1の配置が必要であり 、かつファスナー1のスライダー11を、使用者が手によって肩部から背中部、 前側腰部の順に主として自らの身体の後側において移動させることが必要である 為、ドライスーツ2のコストが高くなり易く、しかも身体争奪即ち、ドライスー ツ2の着脱におけるファスナー1のスライダー11の操作が極めて困難である。
【0006】 図2は、身体に装着した際、ファスナー1が後側腕部の一方側→背中の頂部→ 後ろ側腕部の他方側にわたって配置されている従来技術の構成を示す。
【0007】 しかしながら、図2による構成においても、使用者は自らの身体の後部におい てファスナー1のスライダー11を移動させることが必要である為、ドライスー ツ2の着脱が極めて困難である。
【0008】 図3は、ファスナー1を左右一方側の肩部→腹部→左右他方側の腰部にわたっ て配置した従来技術の構成を示す。
【0009】 しかしながら図3に示す構成では、身体の上部を前側に屈曲した場合ファスナ ー1を縮めた状態にしながら曲げることになり、身体との触覚において違和感が 生じ、かつファスナー1に損傷を来すことが多い。
【0010】 しかも図3に示す構成では、頭部を穴22から出す前に、左右の腕部をドライ スーツ2の各腕部装着部分に挿貫させることが必要であるが、頭部を出す前にこ のような作業を行なう場合には、必然的に身体の頂部及び頭部をドライスーツ2 の上部に入れたまま左右の腕部を腕部装着部分に挿貫させる為のサーチをしなけ ればならず、このような作業は極めて煩雑である。
【0011】 他方、図3に示す構成において、一度頭部を穴22から脱出させたうえで、左 右の腕部を各腕部装着部分に挿貫させるためには、左右の腕部をドライスーツ2 内部において、各腕部装着部位をサーチして移動させることが不可欠であるが、 既に身体の腹部及び背中部がそれぞれドライスーツ2の前部及び後部と密着した 状態となっている為、前記のようにサーチして移動させること自体が困難である 。
【0012】 何れにせよ、図3の構成では、ドライスーツ2の着脱の際、使用者は窮屈な思 いをしなければならない。
【0013】 図4(イ)、(ロ)は、ファスナー1の配列構成は基本的に図3に示すそれと 同様であるが、ドライスーツ2の上半部の上下幅について、実際に身体に装着が 完了した段階において必要な幅よりも、相当の余裕幅部分24を設け、装着時に は図4(イ)に示すように、ドライスーツ2の上半部を伸長した状態として、頭 部及び腕部がドライスーツ2の内部にありながら両側腕部をそれぞれの装着部分 に挿貫する為のサーチを、余裕を持った状態で行なうことを可能とする従来技術 の構成を示す。
【0014】 しかしながらこの場合には、図4(ロ)図に示すように、装着時には、身体の 腰部において余裕幅部分24を二重折りの短縮した状態とするために、ドライス ーツ2の下半部を足に密着した状態とする必要上、股掛け3が必要となり、コス ト高になり易く、かつこのような股掛けの存在はファッション性に劣るという欠 点を免れない。
【0015】 図5(イ)、(ロ)は、ドライスーツ2の上部を袋状とし、該袋状部分の後側 上端付近に、左右方向にファスナー1を配列し、かつ袋状の下部後方に頭部を挿 脱する穴22を設けた従来技術の構成を示す。
【0016】 この構成では、図5(イ)に示すように、ドライスーツ2を装着する場合には 、該袋状部分21に頭部を入れて、余裕を持った状態で両側の腕を各装着部分に 挿貫し、その後頭部を該穴22から脱出させることができ、ドライスーツ2の着 脱は極めて便利である。
【0017】 しかしながら、図5(ロ)に示すように、ドライスーツ2を身体に装着した場 合、袋状部分21が身体の前側によだれ掛けのような状態で懸垂した状態となり 、ドライスーツ2のファッション性は極めて悪いものとならざるをえない。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記各従来技術の欠点を克服し、身体の挿脱にさしたる困難性が存 在せず、しかもファッション性をも損なわないような構成のドライスーツを提供 することを考案の課題とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】 このような課題を解決する為、本考案の構成は、図6(イ)、(ロ)に示すよ うに、身体の挿脱用の防水又は気密ファスナー1を設けている防水性又は気密性 を有するドライスーツ2において、その上部を袋状部分21とし、該袋状部分2 1の下部後方に頭部を挿脱しかつ首部を巻着する穴22を設け、該袋状の部分の 平面形状は略三角形であって、その一辺がドライスーツ2の上下方向と略並行を 成し、他の一辺が該上下方向と斜交しており、かつ該袋状部分21の後方におい て、該斜傾する他の一辺の端部又はその近傍に、防水又は気密ファスナー1を設 けたことを特徴とするドライスーツ2からなる。
【0020】
【考案の作用】
図6(イ)に示すように、本考案のドライスーツ2の場合には、図5(イ)の 場合と同様、装着の際頭部を袋状部分21に入れて、両腕を各対応する装着部分 に挿貫し、そのうえで穴22から頭部を出せばよく、その意味ではドライスーツ 2の挿脱は極めて容易である。
【0021】 しかも、袋状部分21の平面形状は、図5に示すような形状と異なり、略三角 形状の状態で身体の前側に懸垂されることになる。
【0022】
【考案の効果】
図6(イ)、(ロ)からも明らかなように、本考案のドライスーツでは略三角 形状をなす袋状部分が身体の前側に懸垂する為、図5に示す構成に比し、袋状部 分の占める割合は少なく、ファッション性を損なうことはない。
【0023】 しかも、図5に示す場合と同様、頭部を袋状部分に挿入して余裕を持って、ド ライスーツの着脱を行なうことができる。
【0024】 このように、本考案のドライスーツは、着脱の容易性とファッション性とを兼 ねており、その価値は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ):従来技術のドライスーツを装着した状
態の正面図 (ロ):従来技術のドライスーツを装着した状態の背面
【図2】:従来技術のドライスーツを装着した状態の背
面図
【図3】:従来技術のドライスーツを装着した状態の正
面図
【図4】(イ):従来技術のドライスーツが着脱途上の
状態にある場合を示す正面図 (ロ):従来技術のドライスーツを装着完了した段階の
正面図
【図5】(イ):従来技術のドライスーツの着脱を完了
した状態を示す正面図(ロ):従来技術のドライスーツ
の着脱の途上にある状態を示す正面図
【図6】(イ):本考案のドライスーツの装着を完了し
た状態を示す正面図 (ロ):本考案のドライスーツの着脱途上の状態を示す
正面図
【符合の説明】
1:ファスナー 11:スライダー 2:ドライスーツ 21:袋状部分 22:穴 23:両腕装着部分 24:ドライスーツの余裕幅部分 3:股掛け

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の挿脱用の防水又は気密ファスナー
    を設けている防水性又は気密性を有するドライスーツに
    おいて、その上部を袋状部分とし、該袋状部分の下部後
    側に頭部を挿脱しかつ首部を巻着する穴を設け、該袋状
    の部分の平面形状は略三角形であって、その一辺がドラ
    イスーツの上下方向と略並行を成し、他の一辺が該上下
    方向と斜交しており、かつ該袋状部分の後方において、
    該斜傾する他の一辺の端部又はその近傍に、防水又は気
    密ファスナーを設けたことを特徴とするドライスーツ。
JP1994011471U 1994-08-02 1994-08-02 ドライスーツ Expired - Lifetime JP3007434U (ja)

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JP1994011471U JP3007434U (ja) 1994-08-02 1994-08-02 ドライスーツ

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JP3007434U true JP3007434U (ja) 1995-02-14

Family

ID=43143280

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JP (1) JP3007434U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140278A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Zero Co Ltd 水中用ドライスーツ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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