JP3007424U - 耐久融雪盤用の融雪水、雨水、地下浸透装置 - Google Patents

耐久融雪盤用の融雪水、雨水、地下浸透装置

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JP3007424U
JP3007424U JP1994010592U JP1059294U JP3007424U JP 3007424 U JP3007424 U JP 3007424U JP 1994010592 U JP1994010592 U JP 1994010592U JP 1059294 U JP1059294 U JP 1059294U JP 3007424 U JP3007424 U JP 3007424U
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清幸 中野
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清幸 中野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冬期間における降雪地域と、年間を通じ降雨
地帯(主に都市部)において、地面下に水が浸透しない
材料を用い仕上げた場所に設置して、下水処理場の負担
軽減と自然環境の改善に多大なる効果と向上を図る融雪
水、雨水、地下浸透装置。 【構成】 設置する地域と場所に適合した部材により構
成し、浸透槽1に排水穴のあるグレーチング2を嵌め込
み、その下方には有孔管を配設し、オーバーフロー排水
管を設けた融雪水、雨水、地下浸透装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冬期間に降雪した雪や集雪を電力、ガス、灯油等を熱源および燃料 とした融雪処理装置用の耐久融雪盤内に施された放熱管や熱効率を良くする伝熱 細平板等により融雪し、融雪水、雨水を地下に浸透する装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
冬期間における北海道、東北地方などの降雪量は多いので、そのため交通障害 が発生する原因となる。関係官庁や民間においては高額な費用を支出して除雪、 排雪、融雪などの作業を施行している現況である。この従来より施行されている 方法としては次に記述する如きもので、その概要を記載する。
【0003】 イ.除雪車を用い設置されている回転翼により路面の積雪を左右に飛ばす方法と ショベルブルドーザで同じく左右盛り上げる方法と、ダンプトラック車に積載 して排雪場所に捨てる方法。
【0004】 ロ.舗装路の地下に掘り下げた底面に噴射口を設けたパイプを埋め込み、該パイ プに温水、または、地下水を通し、これを噴射する。又は、熱源を有する本体 を箱状に成形し、上部から雪を投入したものを融かす方法。
【0005】 ハ・車道、歩道、駐車場、玄関、車庫前などの舗装路面を「ロードヒーテイング 」 と称して、路面下の地盤に電線や配管をして、これを舗装やタイル板で覆い 電 流やボイラーで温水を循環させ、その放熱によって融雪をする方法。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術的な方法としては上述したイ.〜ハ.などが用いられているが、い ずれも次の欠点が有る。 イ.の方法に関しては、積雪地の市町村の多くが利用している現況であるが、人 件費など諸経費が高額となる割合に比して時間的に能率が悪く、根本的な解決 にならない。
【0007】 ロ.の方法は夜間の温度が厳しく、低温下する地域の市町村では機能が活用しな いのと、水の捌け場が完全でないのと、凍結して通行に不便を生ずると共に地 下水の減少により地盤沈下の原因となる。また、集雪した雪を箱状の中に投入 し融かす方法なので除雪作業が必要となり、人力と体力の無い人は不可能で、 融雪後の融雪水処理は下水処理場の負担となる。
【0008】 ハ.の方法は一番人手が必要とせず、ここ数年前より一般に普及し使用されるよ うになっているが、耐久融雪盤用の融雪水、雨水の処理が解決されていない。
【0009】 以上の欠点に鑑み考案したものであり、また、先に出願した昭和62年実用新 案登録願第54068号に係る「廃油、及び灯油使用による融雪処理装置」であ る。本件は(平成4年実用新案公告第031305号)登録第1963652号 を以て登録査定に成ったものであります。以上の装置も用途によってその効果が 前述の課題ロ、ハの欄にて記載したような欠点が発生する。
【0010】 それは重量物を積載した大型トラックが搬入、搬出のため通る建造物の路面、車 道など絶えず車の運行路面には耐久力の良い耐久融雪盤を用いて効果を発揮して いるが、本考案は該耐久融雪盤体Aの上の融雪水と雨水全てを下水道に流すので なく、下水処理場の負担の軽減と地下に還元することにより、地方の環境改善を 行なう融雪水、雨水、地下浸透装置を提供せんとするものである。
【0011】
【実施例】
実施例につて図面を参照しながら詳細に説明する。図1は前述した実用新案登 録第196365号と同じ耐久融雪盤体Aの斜視図であるが、融雪盤5は伝熱装 置に内設されているボイラーにより温められた温水に不凍液が混入されているも のを不凍循環ポンプによって融雪盤体第二層に送られてくる。
【0012】 この層では図示の放熱管(入)2Aより入り蛇行状に敷設されている放熱管( 出))2A’を通り融雪盤5を温め、更に表層上盤1Aを温め、降雪や、集雪を 早く融かし、重量に対して耐久力のある融雪盤であると共に、融雪水、雨水を全 て下水処理場に流している点で前記の出願では不充分で満足出来ない点に鑑み本 考案を提供したものである。
【0013】 その一実施例を記述すれば融雪盤体を断面し、浸透槽の状態の構成は図2に示 す如く上層は約3cm位の厚さにセメント及びアスファルト仕上げした表層仕上盤 1Aにして、この中央に放熱管(入)2A、放熱管(出)2A’を蛇行状に敷設 されて、その直上に一定間隔で伝熱細平板5Aを布設し、融雪を早く効果的に可 能になるよう配設してある。
【0014】 図3は円筒状の浸透槽1とグレーチング2と排水穴2’が貫通される平面図で ある。図4は浸透槽1をA〜A矢の方向に断面した状態を示したものである。 図示の如く上面にグレーチング2を有し、その中央には数ヶ所の排水穴2’が設 けられ、この排水穴より有孔管3に入った融雪水、雨水が浸透槽に入るものであ る。また、槽が満杯となった場合はオーバーフロー排水管4より排水して地盤に 浸透する。この考案は前述した融雪盤のみに限定されることなく、他の構造のも のであっても、融雪水、雨水を地下に浸透せしめる効果を奏するものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は特に降雪の多い地域のみならず、下水処理場の負担の軽減となり、ま た、地下水の減少の解決と動、植物や自然環境の改善と経済効果の大きい考案を 提供せんとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の耐久融雪盤体の斜視図(一部断面図)
である。
【図2】浸透部材、浸透槽、有孔管、融雪盤体の断面図
である。
【図3】浸透槽の平面図である。
【図4】図3のA〜A’矢の断面図である。
【図5】有孔管の斜視図である。
【図6】オーバーフロー排水管の斜視図である。
【符号の説明】
A 耐久融雪盤体 1 浸透槽 1A 表層仕上盤 2 グレーチング 2’排水穴 2A 放熱管(入) 2A’ 放熱管(出) 3 有孔管 3A 断熱材 4 オーバーフロー排水管 4A 浸透部材 5 融雪盤 5A 伝熱細平板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 任意の形状と厚さを有し、四層状に形成されている耐久
    融雪盤体(A)の内部に付設された融雪に必要な放熱管
    を直状、または、蛇行状に敷設された該管の熱効率を向
    上する為の断熱材と伝熱細平板及び浸透部材から成る浸
    透槽(1)に有孔管(3)を接続し、グレーチング
    (2)、排水穴(2’)、オーバーフロー排水管(4)
    により成形されている事を特徴とする耐久融雪盤用の融
    雪水、雨水、地下浸透装置。
JP1994010592U 1994-08-02 1994-08-02 耐久融雪盤用の融雪水、雨水、地下浸透装置 Expired - Lifetime JP3007424U (ja)

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