JP3007387U - 測定記録用標尺の検測位置固定金具 - Google Patents
測定記録用標尺の検測位置固定金具Info
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- JP3007387U JP3007387U JP1994010526U JP1052694U JP3007387U JP 3007387 U JP3007387 U JP 3007387U JP 1994010526 U JP1994010526 U JP 1994010526U JP 1052694 U JP1052694 U JP 1052694U JP 3007387 U JP3007387 U JP 3007387U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来、建築や土木工事において、工事の施工
状況や竣工時の現況を測定して写真に撮る作業が有る。
此の作業は写真を写す者のと測定標尺を支持したり、測
定位置を示す者のなど複数名の作業員を要する作業であ
るが、現場作業として非生産的な作業である。考案者は
本来の仕事から貴重な労働力を割く事無く、此の作業を
遂行出来ないかと考え本考案の開発に到った。本考案で
ある検測位置固定金具は測定標尺の支持を必要とせず、
測定位置も示す事が出来る事から、写真を写す者のみで
作業を遂行できるため、本来の仕事から貴重な労働力を
割く必要を生じ無く、工事現場の生産性向上に役立つも
のである。 【構成】 検測位置固定金具Aは測定L形ベースBとC
形スライド金物C1を組合せ、一体成型したもの2個で
成り立ち、1個を測定標尺Lの一方の端か測定開始位置
に設定すると、他の1個は同じ測定標尺Lの測定位置に
合わせる様に設定し、検測体Tを挾み付ける様に固定、
測定値Qを判定する。
状況や竣工時の現況を測定して写真に撮る作業が有る。
此の作業は写真を写す者のと測定標尺を支持したり、測
定位置を示す者のなど複数名の作業員を要する作業であ
るが、現場作業として非生産的な作業である。考案者は
本来の仕事から貴重な労働力を割く事無く、此の作業を
遂行出来ないかと考え本考案の開発に到った。本考案で
ある検測位置固定金具は測定標尺の支持を必要とせず、
測定位置も示す事が出来る事から、写真を写す者のみで
作業を遂行できるため、本来の仕事から貴重な労働力を
割く必要を生じ無く、工事現場の生産性向上に役立つも
のである。 【構成】 検測位置固定金具Aは測定L形ベースBとC
形スライド金物C1を組合せ、一体成型したもの2個で
成り立ち、1個を測定標尺Lの一方の端か測定開始位置
に設定すると、他の1個は同じ測定標尺Lの測定位置に
合わせる様に設定し、検測体Tを挾み付ける様に固定、
測定値Qを判定する。
Description
【0001】
建築や土木工事現場において、工事過程や竣工時の現況を測定して写真を撮り 、現場施工状況が設計図と一致している証拠として管理監督機関や施主に提出す るが、此の写真を撮るためには写真を写す者と測定標尺を支持する者、各々が必 要となり、複数名を要する作業である。本考案は此の作業を写真を写す者のみで 行う事が出来る様にと考え、考案したものである。
【0002】
従来より建築や土木工事現場においては、工事過程や竣工時の状況を測定し写 真に撮り、現場施工状況が設計図と一致している証拠として竣工図に添付して、 管理監督機関や施主に提出する事が多い。
【0003】 管理監督機関や施主は写真が設計図と一致している事を確認、施工ミスや不正 工事を未然に防ぐ事が出来るが、此の写真を撮るためには写真を写す者と測定標 尺を支持し、測定位置を示す者が必要である事から、複数名の作業員を要する作 業である。従って、非生産的である仕事に貴重な労働力を割く事になる。
【0004】
本考案では従来、複数名の作業員を要する作業であって、非生産的と云われて いる工事現場状況の測定作業を簡略化する事により、本来の仕事に貴重な労働力 を投入する事が出来る事から、工事現場の生産性向上を目指せるものである。
【0004】
本考案の検測位置固定金具は測定L形ベースとC形スライド金物を組合せ、一 体成型したもの2個を用い、1個を測定標尺の一方の端か測定開始位置に設定し 、他の1個は同じ測定標尺の測定位置に合わせて検測体を挾み付ける様に固定す るため、測定標尺を支持する者を必要としない。
【0005】 また、C形スライド金物の側面には固定型ピンポール設定金物と稼働型ピンポ ール設定金物を形成し、その各々にピンポール挿入穴を成型、ピンポールを挿入 して測定開始位置と測定位置を示すため、測定位置を示す者も必要としない。
【0006】
従って、従来は複数名を要する作業であり、非生産的と云われている工事現場 状況の測定作業を簡略化し、本来の仕事から貴重な労働力を割く事無く、工事現 場の生産性向上を目指せるものとなった。
【0007】
本考案の実施例を図面に基づき説明する。図1は本考案である検測位置固定金 具Aの平面図。図2は本考案である検測位置固定金具Aの裏面図。図3は図1の W〜W側面図。図4は図1のX〜X側面図。図5は図1のY〜T側面、一部稼働 図。図6は図1のZ〜Z側面図。
【0008】 図7は本考案である検測位置固定金具Aの検測体Tの測定実施状態を示す断面 図。図8は本考案である検測位置固定金具Aの検測体Tの測定実施状態を示す平 面図。図9は本考案である検測位置固定金具Aの検測体Tの測定実施状態を示す 側面図。図10は本考案である検測位置固定金具Aの検測体Tの測定実施状態を 示す平面図である。
【0009】 本考案である検測位置固定金具Aは測定L形ベースBとC形スライド金物C1 を組合せ、一体成型したもの2個で成り立っており、C形スライド金物C1側面 には固定型ピンポール設定金物F1と稼働型ピンポール設定金物F2形成されて おり、各々にピンポール挿入穴F5が成型されている。
【0010】 C形スライド金物C1の内側には測定標尺設定パッキングC2が取り付けられ ており、スライド出来る測定標尺Lの装着と測定位置への設定を容易にすると共 に、設定した測定標尺Lの横ぶれなどを防止する。
【0011】 本考案である検測位置固定金具Aを用いて行う一般的な測定方法は図7と図8 に示す様に測定L形ベースBの内1個を測定標尺Lの一方の端か測定開始位置に 設定し、他の1個は同じ測定標尺Lの測定位置に合わせるように設定する。
【0012】 測定L形ベースBを設定する事によって、検測体Tを挾み付ける様に固定する と各々のピンポール挿入穴F5にピンポールPを挿入、ピンポールPの内面か芯 を測定開始位置、測定位置として示して、測定値Qを判定する。
【0013】 また、測定標尺Lの長さが足りなくて測定出来ない場合は図9、図10の様に 測定標尺Lの任意の位置に検測位置固定金具Aを設定し、測定値Q範囲の一部固 定ベース台として検測体Tに据付け、測定テープ標尺フックL3を検測体Tの測 定開始位置に引っ掻けると測定テープ標尺L2を測定標尺Lにセットする。
【0014】 測定標尺Lにセットした測定テープ標尺L2が、C形スライド金物C1に取り 付けられているパッキングC2と測定標尺Lの間を通過すると、検測位置固定金 具Aを測定位置に合わせるように設定、測定テープ標尺L2を引っ張り、張って 、検測体Tに固定、各々のピンポール挿入穴F5にピンポールPを挿入、測定開 始位置と測定位置を示して、測定値Qを判定する。
【0015】 測定テープ標尺L2の幅が測定標尺Lの幅より広く、測定標尺Lにセット出来 ない場合は稼働型ピンポール設定金物F2を固定位置から反転させ、稼働型ピン ポール設定金物F2をフリーの位置に転回する事により、測定テープ標尺L2の 幅を確保する事が出来る。
【0016】 しかし、測定位置を示すピンポールPの挿入は、一方のピンポール挿入穴F5 にのみ挿入される事から不安定さは否めないものであるが、性能的に大きな変化 は無いものである。
【0017】
本考案の検測位置固定金具は検測体を挾み付ける様に固定するため、測定標尺 を支持する者を必要としない。また、ピンポールを挿入して測定開始位置と測定 位置を示すため、測定位置を示す者も必要としない。
【0018】 従って、従来より複数名を要する作業であった、工事現場状況の測定作業を簡 略化出来るため、本来の仕事から貴重な労働力を割く事無く、工事現場の生産性 向上を目指せるものである。
【図1】本考案である検測位置固定金具の平面図。
【図2】本考案である検測位置固定金具の裏面図。
【図3】図1のW〜W側面図。
【図4】図1のX〜X側面図。
【図5】図1のY〜Y側面、一部稼働図。
【図6】図1のZ〜Z側面図。
【図7】本考案である検測位置固定金具の検測体、測定
実施状態の一例を示す断面図。
実施状態の一例を示す断面図。
【図8】本考案である検測位置固定金具の検測体、測定
実施状態の一例を示す平面図。
実施状態の一例を示す平面図。
【図9】本考案である検測位置固定金具の検測体、測定
実施状態の一例を示す側面図。
実施状態の一例を示す側面図。
【図10】本考案である検測位置固定金具の検測体、測
定実施状態の一例を示す平面図。
定実施状態の一例を示す平面図。
A 検測位置固定金具 B 測定L形ベース C1 C形スライド金物 C2 測定標尺設定パッキング F1 固定型ピンポール設定金物 F2 稼働型ピンポール設定金物 F3 稼働型ピンポール設定金物ストッパー F4 稼働型ピンポール設定金物回転軸 F5 ピンポール挿入穴 L 測定標尺 L2 測定テープ標尺 L3 測定テープ標尺フック P ピンポール Q 測定値 T 検測体 W 図視方向を示す矢印 X 図視方向を示す矢印 Y 図視方向を示す矢印 Z 図視方向を示す矢印
Claims (2)
- 【請求項1】 検測位置固定金具Aは測定L形ベースB
とC形スライド金物C1を組合せ、一体成型したもの2
個で成り立っており、1個を測定標尺Lの一方の端か測
定開始位置に設定すると、他の1個は同じ測定標尺Lの
測定位置に合わせるように設定、検測体Tを挾み付ける
様に固定し、測定値Qを判定する事を特徴とする検測位
置固定金具A。 - 【請求項2】 C形スライド金物C1側面には固定型ピ
ンポール設定金物F1と稼働型ピンポール設定金物F2
が形成されており、各々にピンポール挿入穴F5が成型
され、ピンポールPを挿入して測定開始位置と測定位置
を示す事を特徴とする検測位置固定金具A。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010526U JP3007387U (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 測定記録用標尺の検測位置固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010526U JP3007387U (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 測定記録用標尺の検測位置固定金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3007387U true JP3007387U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=43143235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010526U Expired - Lifetime JP3007387U (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 測定記録用標尺の検測位置固定金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007387U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011027520A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 検尺用ピン及びその固定具 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP1994010526U patent/JP3007387U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011027520A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 検尺用ピン及びその固定具 |
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