JP3007380B2 - パンツタイプ紙おむつ、およびその製造方法と装置 - Google Patents

パンツタイプ紙おむつ、およびその製造方法と装置

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JP3007380B2 JP2133637A JP13363790A JP3007380B2 JP 3007380 B2 JP3007380 B2 JP 3007380B2 JP 2133637 A JP2133637 A JP 2133637A JP 13363790 A JP13363790 A JP 13363790A JP 3007380 B2 JP3007380 B2 JP 3007380B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パンツタイプの紙おむつ、具体的には透液
性トップシートと不透液性バックシートの間に少なくと
も脚回り部分にフラップ部分を残して半剛性吸収体が介
在され、前身頃と後身頃の両側が固定されて止着テープ
を有しないパンツタイプの紙おむつに関する。
〔従来の技術〕
透液性トップシートと不透液性バックシートの間に少
なくとも脚回り部分にフラップ部分を残して半剛性吸収
体が介在され、前身頃と後身頃の両側が固定されて止着
テープを有しないパンツタイプの紙おむつは汎用されて
いる。
ところが、おむつ離れを促進するなどの目的であるい
はその都度止着テープを用いての装着作業を大人から解
放させ装着を簡便化するなどの目的をもって、近年、い
わゆるパンツタイプの紙おむつが開発されつつある。
また、古くからこのパンツタイプの紙おむつあるいは
パンツに関する提案もいくつかなされている。たとえ
ば、米国特許第3,828,367号には、吸収体を有しないパ
ンツの構造およびその製造方法が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記公報のパンツは吸収体を有しないので、
幼児または大人用の紙おむつとしては機能しない。ま
た、このパンツ構造に対して吸収体を付加させることを
考えた場合、弾性伸縮部材が全長にわたって伸縮可能に
なっているので、吸収体も変形して製品として供給した
とき股下部分が収縮してしまい、商品の体裁がきわめて
悪くなり、しかも形状が定まらないので、複数個を包装
容器内に収容するとき、作業性が悪い。
他方、製造方法的には、脚回りに沿うように、ニップ
ロールに対して曲線溝を形成し、これに弾性伸縮部材を
案内させながら供給するようにしてあるが、実際の製造
設備を考えた場合には、きわめてコントロールが困難と
なるとともに、吸収体を内包させる態様においては適用
できない。
したがって、本発明の紙おむつ構造に関する課題は、
連続大量生産に適し、かつ脚回りからの漏れ防止効果が
高く、しかも特に形状保持性に優れたものとすることに
ある。また、製造装置に関する課題は、本発明の紙おむ
つの製造に適するばかりでなく、運転制御性に優れたも
のとすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の請求項1記載の発明は、透液性トップシート
とバックシートの間に少なくとも脚回り部分にフラップ
部分を残して半剛性吸収体が介在され、前身頃と後身頃
の両側が固定されて止着テープを有しないパンツタイプ
の紙おむつであって、 一方の脚回りの前身頃端から製品紙おむつの下部を巡
って他方の脚回りの前身頃端に連続した第1弾性伸縮部
材と、一方の脚回りの後身頃端から製品紙おむつの下部
を巡って他方の脚回りの後身頃端に連続した第2弾性伸
縮歩合とを有し、 前記第1弾性伸縮部材および第2弾性伸縮部材それぞ
れは、複数本の弾性伸縮性部材からなり、 前記半剛性吸収体が位置する部分においては、各弾性
伸縮部材が、吸収体が変形しない程度に実質的に非伸長
状態でバックシートに対して固定され、 各弾性伸縮部材の脚回り部分においては実質的に全体
が伸縮可能にフラップ部分において固定され、 この脚回り部分において、前身頃の前端側および後身
頃の後端側に向かうほど、相互の離間間隔が狭くなって
いることを特徴とするパンツタイプ紙おむつである。
請求項2記載の発明は、連続透液性トップシートおよ
び連続バックシートの一方をライン方向に供給する過程
でその一方のシート上に、ラインの幅方向に長手を有す
る吸収体を間欠的に供給する工程、 前記吸収体を供給する前に前記一方のシートの内面上
に、あるいは吸収体を供給した後に吸収体上に間欠的に
重なるように、ライン幅方向中間に第1弾性伸縮部材お
よび第2弾性伸縮部材を実質的に伸長させることなく連
続的に供給する工程、 供給された第1および第2弾性伸縮部材の実質的に前
記吸収体が位置する相当部分を対向するシートおよび吸
収体の少なくとも一方に固定する工程、 第1および第2弾性伸縮部材の実質的に前記吸収体が
位置しない相当部分を掴んでライン中間から相互に離間
する方向に引っ張る工程、 引張状態で第1および第2弾性伸縮部材の少なくとも
実質的に前記吸収体上に位置しない部分を前記対向する
シートに対して固定する工程、 第1弾性伸縮部材と第2弾性伸縮部材との間でありか
つ実質的に前記吸収体上に位置しない両シート部分をく
り抜く工程、 ライン中間を境にして連続要素の一側を他側に折り返
す工程、 腰の両側の吸収体が存在しない部分においてトップシ
ートとバックシートとを固定する工程、 この固定手段と同時または後において固定部分におい
て分断して製品とする工程、 を有することを特徴とするパンツタイプ紙おむつの製造
方法である。
請求項3記載の発明は、連続透液性トップシートと連
続第1バックシートとをライン方向に供給する過程でそ
れらの間に、ラインの幅方向に長手を有する吸収体を間
欠的に供給する手段、 第1バックシートの裏面のライン幅方向中間に第1弾
性伸縮部材および第2弾性伸縮部材を実質的に伸長させ
ることなく連続的に供給する手段、 供給された第1および第2弾性伸縮部材の実質的に前
記吸収体上に位置する部分を第1バックシートに固定す
る手段、 第1および第2弾性伸縮部材の実質的に前記吸収体上
に位置しない部分を掴んでライン中間から相互に離間す
る方向に引っ張る手段、 引張手段で第2バックシートを第1バックシートの裏
面に重ね合わせかつ第1および第2弾性伸縮部材の少な
くとも実質的に前記吸収体上に位置しない部分を第2バ
ックシートと固定する手段、 第1弾性伸縮部材と第2弾性伸縮部材との間でありか
つ前記各シートの実質的に前記吸収体上に位置しない部
分をくり抜く手段、 ライン中間を境にして連続要素の一側を他側に折り返
す手段、 腰の両側の吸収体が存在しない部分においてトップシ
ートとバックシートとを固定する手段、 この固定手段と同時または後において固定部分におい
て分断して製品とする手段、 を有することを特徴とするパンツタイプ紙おむつの製造
装置である。
〔作用〕
本発明に係る紙おむつにおいては、一方の脚回りの前
身頃端から製品紙おむつの下部を巡って他方の脚回りの
前身頃端に連続した第1弾性伸縮部材と、一方の脚回り
の後身頃端から製品紙おむつの下部を巡って他方の脚回
りの後身頃端に連続した第2弾性伸縮部材とを有し、前
記第1弾性伸縮部材および第2弾性伸縮部材それぞれ
は、複数本の弾性伸縮性部材からなり、前記半剛性吸収
体が位置する部分においては、各弾性伸縮部材が、吸収
体が変形しない程度に実質的に非伸長状態でバックシー
トに対して固定され、各弾性伸縮部材の脚回り部分にお
いては実質的に全体が伸縮可能にフラップ部分において
固定され、この脚回り部分において、前身頃の前端側お
よび後身頃の後端側に向かうほど、相互の離間間隔が狭
くなっているものである。
したがって、第1に、各弾性伸縮部材の脚回り部分の
実質的に全体が伸縮可能にフラップ部分において固定さ
れ、脚回りフラップ部分において各弾性伸縮部材により
連続化されているので、脚回りの排尿に対するシール性
に優れ、漏れを確実に防止できる。
他方、後記製造方法および装置の具体例からも判るよ
うに、第1弾性伸縮部材および第2弾性伸縮部材それぞ
れは、複数本の弾性伸縮性部材から構成し、これらを前
身頃の前端側および後身頃の後端側に向かって引っ張っ
た状態でバックシートに対して固定すると生産性が高ま
り、かつ、これによって得た紙おむつは十分に良好な脚
回りの排尿に対するシール性を示す。
なお、実質的に半剛性の吸収体が位置する部分におい
ては、各弾性伸縮部材が、吸収体が変形しない程度に実
質的に非伸長状態でバックシートに対して固定されてい
るので、半剛性の吸収体は変形せず、もって紙おむつ全
体の形状保持性に優れたものとなり、体裁の面から商品
価値を高め、かつ包装作業性を高める。
しかも各弾性伸縮部材が股下部において交差していな
いから、その製造設備が簡素となる。
さらに、第1弾性伸縮部材および第2弾性伸縮部材そ
れぞれは、半剛性吸収体が位置する部分においては、各
弾性伸縮部材が、吸収体が変形しない程度に実質的に非
伸長状態でバックシートに対して固定されている。その
結果、股間部においては、着用者の肌とのフィット性
(密着度)が低くなる。これを改善するためには、股間
部を腹側および背中側に、脚回り部分における弾性伸縮
性部材の収縮力により、前身頃の前端側および後身頃の
後端側に向かって引っ張り上げる、より具体的には前身
頃の脚周り両脇部、ならびに後身頃の脚周り両脇部にそ
れぞれ向かって引っ張り上げることが必要となる。
この引っ張り上げのために、弾性伸縮性部材にはある
程度大きい収縮応力が必要となるところ、その収縮力が
集中する傾向のある脇部においては、逆に、着用者の肌
を過度に締め付けてカブレの原因となるので、本発明に
おいては特に弾性伸縮性部材は、これが前身頃の前端側
および後身頃の後端側に向かうほど、相互の離間間隔を
狭くして、着用者の肌への締め付け力を極力小さくする
ことによりカブレを防止しながらも、前述に股間部の引
っ張り上げ機能を満足させるように構成したものであ
る。
他方、製造方法および装置に関する作用については、
次記の実施例とともに説明することとする。
〔実施例〕
以下本発明を図面を参照しながら実施例によりさらに
詳説する。
第1図および第3図に本発明に係る紙おむつ構造例が
明示されている。
すなわち、不織布などからなり着用者の肌に面する透
液性トップシート1とポリエチレンなどからなる不透液
性バックシート2の間に少なくとも脚回り部分に前記各
シート1、2により構成されるフラップ部分FLを残して
綿状パルプを主体とし必要により吸収紙などを設けた半
剛性の吸収体3が内包され、第1図のように、予め砂時
計状に形成されたものが前後方向に折り畳まれかつ折り
畳んだ両側が固定されて止着テープを有しないパンツタ
イプの紙おむつである。
本発明においては、一方の脚回り前身頃F端から製品
紙おむつの下部を巡って他方の脚回りの前身頃F端に連
続した意図ゴムなどからなる一本または複数本の第1弾
性伸縮部材4と、一方の脚回りの後身頃B端から製品紙
おむつの下部(股下部分)を巡って他方の脚回りの後身
頃B端に連続した糸ゴムなどからなる一本または複数本
の第2弾性伸縮部材5とを有し、各弾性伸縮部材1、2
の脚回り部分の実質的に全体が伸縮可能にフラップ部分
FLにおいて固定され、実質的に吸収体3が位置する部分
においては吸収体3が変形しない程度に実質的に非伸長
状態でバックシート2に対して固定され、しかも各弾性
伸縮部材1、2が前記下部において交差せず、前記脚回
りフラップ部分FLにおいて各弾性伸縮部材1、2により
連続化、すなわちあたかも連続したようなループが構成
されている。
第2図および第3図には、紙おむつの製造設備が示さ
れているので、より詳しい紙おむつ構造例とともにこれ
を説明する。
すなわち、予め巻取られた連続透液性トップシート1
とポリエチレンなどからなる連続不透液性第1バックシ
ート2とが繰り出され組立ラインに供給されるととも
に、その供給過程でそれらの間に、ラインの幅方向に長
手を有する吸収体3が間欠的にコンベア10に乗って供給
される。また、トップシート1の内面両側にはウエスト
ギャザー用弾性伸縮部材11、11がノズル12によりホット
メルト接着剤が塗布されながら供給され、ニップロール
13、14により第1バックシート2との間において重合固
定される。さらに、第1バックシート2内面(吸収体に
対する)にはニップロール13、14間に供給される前に、
塗布装置15によりホットメルト接着剤が塗布され、ニッ
プロール13、14間でトップシート1との重合および吸収
体3の固定が図られる。
その後、第1バックシート2の裏面のライン幅方向中
間に第1弾性伸縮部材4および第2弾性伸縮部材5がそ
れぞれ実質的に伸長させることなく連続的に供給手段16
により供給される。また、この供給前にノズル17により
間欠的にホットメルト接着剤が塗布される。
次いで、供給された第1および第2弾性伸縮部材4、
5の実質的に前記吸収体3上に位置する部分にはホット
メルト接着剤が予め間欠的塗布が行われているので、第
1弾性伸縮部材4および第2弾性伸縮部材5が第1バッ
クシート2裏面に固定される。
続いて、第1および第2弾性伸縮部材4、5の実質的
に前記吸収体3上に位置しない部分は、後記する掴み引
張手段により掴まれてライン中間から相互に離間され
る。
この引張状態で、重合ロール18により、不織布などか
らなる第2バックシート6が第1バックシート2に重ね
合わされるとともに、第1および第2弾性伸縮部材4、
5の少なくとも実質的に前記吸収体3上に位置しない部
分と第2バックシートとが固定される。
その後、ロールカッター装置19により、第1弾性伸縮
部材4と第2弾性伸縮部材5との間でありかつ実質的に
前記吸収体3上に位置しない部分がくり抜かれる。
続いて、セーラー手段20により、ライン中間を境にし
て上記の連続要素の一側が他側に折り返えされる。
次いで、吸収体3が存在しない部分においてトップシ
ート1とバックシート2とが、ヒートシールおよび切断
兼用装置21により固定されるとともに、同時に固定部分
において分断され、個別製品とされる。ヒートシールの
後、下流に設けられた切断装置により切断されることも
ある。
上記例においては、弾性伸縮部材4、5の固定に際し
ては、たとえば第4図〜第7図に示す掴み手段によって
行うことができる。
すなわち、掴み手段50、50は、ラインの両側に直交的
に設けられたシリンダー51、51のそれぞれの先端にフッ
ク52を有するものである。
かかる掴み手段50を配設した下で、第1および第2弾
性伸縮部材4、5が、第1バックシート2の裏面に重ね
合わされ、好ましくは配設される抑えロール22により押
圧されて第1バックシート2の裏面の吸収体3が位置す
る部分において固定される。その後、下流に至って、好
ましくは仮固定ロール23により、先の固定境界部分を仮
固定される。この仮固定ロールは、第1バックロール2
の裏面に対して進退自在とするのが望まれる。
かかる状態において、掴み手段50、50のフック52、52
が伸長してそれぞれ第1および第2弾性伸縮部材4、5
をチャックした後、伸長限においてチャッキングを放
す。このとき、第1および第2弾性伸縮部材4、5の離
間幅より若干短い長さを有する重合ロール18により第2
バックシート6を重ねると、第2バックシート6の内面
のほぼ前面に塗布装置24により塗布されたホットメルト
接着剤により、第1および第2弾性伸縮部材4、5が第
1バックシート2および第2バックシート6に固定され
る。
かかる固定の後、第2バックシート6の他の部分は全
幅の固定ロール25により、第2バックシート6の最終的
重合固定がなされる。
他方、上記例において、一枚のバックシートでなく、
第1および第2バックシート2、6の両者を用いたの
は、弾性伸縮部材の固定が容易かつ確実になる利点をも
たらすとともに、第2バックシート6として不織布を用
いることによる、成品の体裁の向上をもたらす。逆に、
バックシートが単一のポリエチレンなどのプラスチック
シートからなる場合には、体裁が悪く、商品価値が低い
ものとなる。しかし、本発明において、必ずしもこの態
様を排除するものではない。単一のバックシートを用い
る場合には、いわゆるポリラミ不織布を用い、不織布面
を外面とするのが望まれる。
かかる態様の場合、製造に際しては、たとえば第8図
のように、後退していた仮固定ロール23をトップシート
1側に押圧し、第1および第2弾性伸縮部材4、5を第
8図の吸収体3の右端のわずか右部分においてトップシ
ート1に固定するとともに、横方向のずれをより防止す
るために、仮固定ロール23により抑え、この状態で掴み
手段50、50によりライン中心から外方に引っ張り、その
下流においてポリラミ不織布からなる単一バックシート
2Aを重ね、その内面に予め塗布しておいたホットメルト
接着剤による第1および第2弾性伸縮部材4、5の固定
を図るとともに、吸収体3をトップシート1とバックシ
ート2Aとで包被することができる。
上記各設備において、上下が逆でもよい。またトップ
シート1側に弾性伸縮部材を固定するようにしてもよ
い。弾性伸縮部材の伸長量が少ない場合、これを吸収体
3に固定することで、引っ張りに抵抗させるようにする
ことも可能である。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明の紙おむつ構造によれば、連続大
量生産に適し、かつ脚回りからの漏れ防止効果が高く、
しかも特に形状保持性に優れたものとなる。また、本発
明の製造装置によれば、本発明の紙おむつの製造に適す
るばかりでなく、運転制御性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の紙おむつの要部展開図、(b)
はその要部斜視図、第2図は製造装置例の正面図、第3
図は平面図、第4図〜第6図は要部平面図、第7図は掴
み手段の側面図、第8図は他の製造装置例の正面図であ
る。 1……トップシート、2……第1バックシート、2A……
単一バックシート、3……吸収体、4……第1弾性伸縮
部材、5……第2弾性伸縮部材、6……第2バックシー
ト。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透液性トップシートとバックシートの間に
    少なくとも脚回り部分にフラップ部分を残して半剛性吸
    収体が介在され、前身頃と後身頃の両側が固定されて止
    着テープを有しないパンツタイプの紙おむつであって、 一方の脚回りの前身頃端から製品紙おむつの下部を巡っ
    て他方の脚回りの前身頃端に連続した第1弾性伸縮部材
    と、一方の脚回りの後身頃端から製品紙おむつの下部を
    巡って他方の脚回りの後身頃端に連続した第2弾性伸縮
    部材とを有し、 前記第1弾性伸縮部材および第2弾性伸縮部材それぞれ
    は、複数本の弾性伸縮性部材からなり、 前記半剛性吸収体が位置する部分においては、各弾性伸
    縮部材が、吸収体が変形しない程度に実質的に非伸長状
    態でバックシートに対して固定され、 各弾性伸縮部材の脚回り部分においては実質的に全体が
    伸縮可能にフラップ部分において固定され、 この脚回り部分において、前身頃の前端側および後身頃
    の後端側に向かうほど、相互の離間間隔が狭くなってい
    ることを特徴とするパンツタイプ紙おむつ。
  2. 【請求項2】連続透液性トップシートおよび連続バック
    シートの一方をライン方向に供給する過程でその一方の
    シート上に、ラインの幅方向に長手を有する吸収体を間
    欠的に供給する工程、 前記吸収体を供給する前に前記一方のシートの内面上
    に、あるいは吸収体を供給した後に吸収体上に間欠的に
    重なるように、ライン幅方向中間に第1弾性伸縮部材お
    よび第2弾性伸縮部材を実質的に伸長させることなく連
    続的に供給する工程、 供給された第1および第2弾性伸縮部材の実質的に前記
    吸収体が位置する相当部分を対向するシートおよび吸収
    体の少なくとも一方に固定する工程、 第1および第2弾性伸縮部材の実質的に前記吸収体が位
    置しない相当部分を掴んでライン中間から相互に離間す
    る方向に引っ張る工程、 引張状態で第1および第2弾性伸縮部材の少なくとも実
    質的に前記吸収体上に位置しない部分を前記対向するシ
    ートに対して固定する工程、 第1弾性伸縮部材と第2弾性伸縮部材との間でありかつ
    実質的に前記吸収体上に位置しない両シート部分をくり
    抜く工程、 ライン中間を境にして連続要素の一側を他側に折り返す
    工程、 腰の両側の吸収体が存在しない部分においてトップシー
    トとバックシートとを固定する工程、 この固定手段と同時または後において固定部分において
    分断して製品とする工程、 を有することを特徴とするパンツタイプ紙おむつの製造
    方法。
  3. 【請求項3】連続透液性トップシートと連続第1バック
    シートとをライン方向に供給する過程でそれらの間に、
    ラインの幅方向に長手を有する吸収体を間欠的に供給す
    る手段、 第1バックシートの裏面のライン幅方向中間に第1弾性
    伸縮部材および第2弾性伸縮部材を実質的に伸長させる
    ことなく連続的に供給する手段、 供給された第1および第2弾性伸縮部材の実質的に前記
    吸収体上に位置する部分を第1バックシートに固定する
    手段、 第1および第2弾性伸縮部材の実質的に前記吸収体上に
    位置しない部分を掴んでライン中間から相互に離間する
    方向に引っ張る手段、 引張手段で第2バックシートを第1バックシートの裏面
    に重ね合わせかつ第1および第2弾性伸縮部材の少なく
    とも実質的に前記吸収体上に位置しない部分を第2バッ
    クシートと固定する手段、 第1弾性伸縮部材と第2弾性伸縮部材との間でありかつ
    前記各シートの実質的に前記吸収体上に位置しない部分
    をくり抜く手段、 ライン中間を境にして連続要素の一側を他側に折り返す
    手段、 腰の両側の吸収体が存在しない部分においてトップシー
    トとバックシートとを固定する手段、 この固定手段と同時または後において固定部分において
    分断して製品とする手段、 を有することを特徴とするパンツタイプ紙おむつの製造
    装置。
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