JP3007289U - 簡易こうもり傘 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料と加工が少くなく低廉であり，雨よけを
得る。 【構成】 傘状にしたビニール紙（１）の裾を輪にした
鋼鉄線（２）に，また同頂点（５）をこうもりの柄
（３）の頂点にそれぞれ固定し，こうもりの柄（３）が
鋼鉄線（２）の輪の中心に位置するよう糸（４）で張
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，使用材料を簡素化し，しかも収納スペースをとらないが，雨から 身を防ぐ目的は十分に達することのできるこうもり傘に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のこうもり傘は，傘と柄の部分を金属製の骨で支えたもので，これらを省 略したものはなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は，従来のこうもり傘よりその材料と加工を少くなくし低廉で役に立つ ことを目的としたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

課題を解決するための手段として，ビニール紙，鋼鉄線，柄，糸が必要である。

【０００５】 鋼鉄線（２）は復元力に富んだもので，太さが２ｍｍ，長さが２５０ｃｍ位の ものを輪にし，そこに傘状にしたビニール紙（１）の裾をとりつける。

【０００６】 ビニール紙（１）の傘状の頂点（５）は，こうもりの柄（３）の頂点に固定し ，鋼鉄線の輪の中心に，こうもりの柄（３）が位置するように鋼鉄線（２）とこ うもりの柄（３）との間を糸で張る。糸は，ナイロン糸などが雨にぬれなくてよ い。

【０００７】 こうもりの柄（３）は，パイプ状で継ぎ形式で伸び縮みができるものである。

【０００８】

【作用】

以上の構成であるから，使用しない時はこうもりの柄（３）を縮め，鋼鉄線（ ２）の輪をひねって２重にし，平面的に収納する。使用する時は，こうもりの柄 を伸ばし，鋼鉄線の輪を１重にし，立体構造にして雨よけの役に供する。

【０００９】

【考案の効果】

考案の効果は，使用材料が少くなく，加工が簡単で，しかも収納スペースをと らない効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】簡易こうもり傘の斜視図である。

【図２】簡易こうもり傘を折りたたんだ時の斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ ビニール紙 ２ 鋼鉄線 ３ こうもりの柄 ４ 糸 ５ 頂点

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 傘状にしたビニール紙（１）の裾を，輪
   にした鋼鉄線（２）にとりつけ，同ビニール紙（１）の
   頂点（５）を，こうもりの柄（３）の先端に固定し，鋼
   鉄線（２）とこうもりの柄（３）との間に糸（４）を張
   り，使用前は鋼鉄線（２）の輪を２重にして平面的に収
   納し，使用時には鋼線線（２）の輪を１重にもどし立体
   構造にして使うことのできる簡易こうもり傘。