JP3007243U

JP3007243U - 携帯電話収納ポケット付クラッチバッグ

Info

Publication number: JP3007243U
Application number: JP1994009174U
Authority: JP
Inventors: 薫澤井
Original assignee: 薫澤井
Priority date: 1994-07-28
Filing date: 1994-07-28
Publication date: 1995-02-14
Anticipated expiration: 2000-07-28

Abstract

(57)【要約】【構成】バッグ本体１の側部の中心より下側の位置
に、横長形状とした携帯電話収納ポケット２を設けた。【効果】バッグ本体１の中心より下側の位置に、横長
形状とした携帯電話収納ポケット２を設けているので、
携帯したときの重量のバランスが良く、持ち運びしやす
い。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、携帯電話の収納ポケットを設けたクラッチバッグの改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、携帯電話はクラッチバッグの中に入れて持ち歩く場合が多かった。そのため、携帯電話を使用するときには、ファスナーを開けて中に入れた他の小物類を避けて取り出さなければならず、不便であるといった問題や、他の小物類と一緒に入れているため、携帯電話に傷がつくという問題があった。

【０００３】そこで、図３に示すような、クラッチバッグ１’の側部に縦長形状とした携帯電話収納ポケット２’を設けたものが考案されたが、重量のバランスが悪く持ちにくいという問題があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、この考案は、上記従来の問題点を解決し、持ち運びしやすいようにした携帯電話収納ポケット付クラッチバッグを提供することを課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

そのため、この考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグでは、バッグ本体１の側部の中心より下側の位置に、横長形状とした携帯電話収納ポケット２を設けたものとしている。

【０００６】携帯電話収納ポケット２を設けた側の側部全体を覆う被せ３をバッグ本体１の下側より延設することが好ましい。

【０００７】また、被せ３の内側面に、透明なシートからなるポケット４を設けることが好ましい。

【０００８】

【作用】

この考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグは、バッグ本体１の中心より下側の位置に、横長形状とした携帯電話収納ポケット２を設けているので、重心が低く、抱えて持ち運びするときの重量のバランスが良い。

【０００９】バッグ本体１に、携帯電話収納ポケット２を設けた側の側部全体を覆う被せ３をバッグ本体１の下側より延設すれば、携帯電話収納ポケット２が隠れてしまうようになる。

【００１０】前記被せ３の内側面に、透明なシートからなるポケット４を設ければ、電話番号を記載したカードを入れたり、電卓を入れておけるようになる。

【００１１】

【実施例】

以下、この考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグの構成を、実施例として示した図面に基づいて説明する。

【００１２】図１は、この考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグを示す斜視図であり、バッグ本体１の側部の中心より下側の位置に、横長形状とした携帯電話収納ポケット２を設けている。この収納ポケット２は、携帯電話Ｔを横向けに収納可能とした大きさであり、上方は携帯電話Ｔを取り出し易いように開放されている。

【００１３】３は、携帯電話収納ポケット２を設けた側の側部全体を覆う被せであり、バッグ本体１の下側より延設されている。この被せ３の内側面には、透明なシートからなるポケット４が設けられており、電話番号を記載したカードＡや電卓Ｃを入れておけるようになっている。さらに、この被せ３の中には、弾性板材からなる芯材（図示せず）が入れられている。

【００１４】５は、被せ３の先端をバッグ本体１に係止する止めのバンドであり、先端に係止具６が取りつけられている。

【００１５】７は、バッグ本体１の側周に沿って取り付けられたファスナーであり、スライダー８を二個有する所謂ダブルファスナーである。

【００１６】以上のように構成されたこの考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグの被せ３を閉じて止めバンド５を止めると、図２の状態になる。

【００１７】携帯電話Ｔを使用するときには、被せ３を開けると、携帯電話Ｔの出し入れが簡単に行える。被せ３のポケット４に電話番号を記載したカードＡを入れておけば、透明なシートを通して電話番号を記載したカードＡが見えるので、電話をかけ易くなる。また、被せ３のポケット４に電卓Ｃを入れておけば、電話をかけながら計算ができるので、便利になる。

【００１８】バッグ本体１を使用するときには、被せ３を側部に被せたままの状態でファスナー７を開けることができるので、バッグ本体１のみを独立して使用できる。

【００１９】

【考案の効果】

この考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグは、以上に述べたように構成されており、次の効果を奏する。

【００２０】この考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグは、バッグ本体１の中心より下側の位置に、横長形状とした携帯電話収納ポケット２を設けているので、携帯したときの重量のバランスが良く、持ち運びしやすい。

【００２１】バッグ本体１に、携帯電話収納ポケット２を設けた側の面全体を覆う被せ３をバッグ本体１の下側より延設すれば、携帯電話収納ポケット２が隠れてしまうので、デザイン上の一体感がするだけでなく、携帯電話の保護にもなる。

【００２２】前記被せ３の内側面に、透明なシートからなるポケット４を設ければ、電話番号を記載したカードを入れたり、電卓を入れておけるようになり、便利で使いやすいものとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバ
ッグの被せを開いた状態を示す斜視図である。

【図２】この考案の携帯電話収納ポケット付クラッチバ
ッグの被せを閉じた状態を示す斜視図である。

【図３】従来の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグ
を示す斜視図である。

【符号の説明】

１バッグ本体２携帯電話収納ポケット３被せ４ポケット

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】バッグ本体（１）の側部の中心より下側
の位置に、横長形状とした携帯電話収納ポケット（２）
を設けたことを特徴とする携帯電話収納ポケット付クラ
ッチバッグ。
【請求項２】携帯電話収納ポケット（２）を設けた側
の側部全体を覆う被せ（３）をバッグ本体（１）の下側
より延設したことを特徴とする請求項１記載の携帯電話
収納ポケット付クラッチバッグ。
【請求項３】被せ（３）の内側面に透明なシートから
なるポケット（４）を設けたことを特徴とする請求項２
記載の携帯電話収納ポケット付クラッチバッグ。