JP3007163U - クリップ式懐中時計 - Google Patents

クリップ式懐中時計

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JP3007163U
JP3007163U JP1994010178U JP1017894U JP3007163U JP 3007163 U JP3007163 U JP 3007163U JP 1994010178 U JP1994010178 U JP 1994010178U JP 1017894 U JP1017894 U JP 1017894U JP 3007163 U JP3007163 U JP 3007163U
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Japan
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pocket
clip
watch
pocket watch
long plate
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Application number
JP1994010178U
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Inventor
英夫 森井
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英夫 森井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 懐中時計をクリップ式にポケットに安定に装
着でき、装着と取出しが簡便であり、他物品の障害には
ならず、しかも卓上時計としても利用でき、メンテナン
スにも便利であるというクリップ式懐中時計を開発する
こと。 【構成】 長尺板と反り上り端部を有する短尺板とが湾
曲折返して連続した状態で形成されてなるクリップを作
成し、このクリップの長尺板の端部に懐中時計を搖動自
在に取付けた構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シャツ、上衣、ズボンなどのポケット、特にワイシャツの胸ポケッ トに装着させて非常に便利に使用することができるというクリップ式懐中時計に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の懐中時計は、鎖で外部に連繋されているものの、時計自体はポケットの 奥まで入っており、ポケットの入口に係止した状態でポケット内に納まっている ものではなかった。 したがって時間を見るためには、鎖を引張って取出すのであるが、ポケット内 の他物品が時計と共に脱出したり他物品にひっかかって時計が出しにくかったり するという不都合があった。
【0003】 また、時計がポケット内に入っているだけであるため、脱衣時や姿勢によって はポケットの入口が下向きになることも多く、時計の滑り出しや落下を防止でき ず、さらにズボンの場合にはハンガー吊下げ時にも脱出しやすいなどの問題点が あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の様な欠点を解決することを目的としてなされたものであり、 クリップ式にポケットの入口に係止させた状態で時計をポケット内に納めること ができると共に、取出しやすくて見やすく、脱出・落下の危険性がなく、しかも 机の上に置いて使用する場合にも便利であり、電池の交換等のメンテナスが容易 であるなど種々なる効果を奏するクリップ式懐中時計を提供しようとするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために鋭意検討したところ、板状のクリップに懐中時計 をヒンジ構造や蝶番構造を利用して回動できる状態、つまり搖動自在に取付けて やれば、非常に好適な結果が得られることを見い出したのである。
【0006】 すなわち本考案は、長尺板と反り上り端部を有する短尺板とが湾曲折返して連 続した状態で形成されてなるクリップの前記長尺板の下端近傍に、懐中時計を搖 動自在に取付けたことを特徴とするクリップ式懐中時計、を要旨とするものであ る。
【0007】 本考案を図面の実施例によって詳細に説明する。 図1は本考案懐中時計の1実施例の正面図である。 図2は図1の実施例の背面図である。 これらの図の様に、本考案は懐中時計(t)がクリップ(k)の下端近傍に取 付けられたものであり、クリップ(k)の上端には鎖(c)とこれに続くボタン 掛け環(r)が設けられている。
【0008】 図3は図1の実施例の側面図であって、鎖とボタン掛け環を省略して示してい る。 図1及び図3の様に、クリップ(k)は長尺板(1)と短尺板(2)とが湾曲 折返して連続した状態で形成されており、短尺板(2)の端は反り上り端部(3 )となっている。 なお、懐中時計(t)の取付け方向は、図1のように時計の表側(s)が短尺 板(2)のある方を向き、12時の位置が上に来るようにすれば良い。
【0009】 また、図2および図3に示した様に、長尺板(1)の下端近傍には取付け部材 (4)が突設されており、懐中時計(t)にはこの取付け部材(4)に取付けら れるために、左右2個の突起(5)とこの左右の突起(5)間に回転自在に架橋 される軸体(6)とが設けられているのである。
【0010】 例えば、取付け部材(4)は軸体(6)を貫通させる円筒体を有し、軸体(6 )はこの円筒体の中へ遊挿され両側の突起(5)に取付けられたものとなってい る。 つまり、謂ゆるヒンジ構造によって懐中時計(t)はクリップ(k)の下端近 くに、図3の矢印(イ)の如く、軸体(6)を回動中心として搖動自在に取付け られているのである。 なお、懐中時計(t)の取付けは搖動自在であれば良く、このヒンジ構造に限 定されるものではなく、他の蝶番構造等であっても良いことは勿論である。
【0011】 また、懐中時計(t)の突起(5)間に取付けられる軸体(6)が、通常の腕 時計のバンド取付け用の如く、スプリング式伸縮軸になっていると、懐中時計( t)とクリップ(k)との着脱が簡便になり、相互に交換しやすくなるし、メン テナンスにも便利である。
【0012】
【作用】
本考案懐中時計は以上のような構成を有し、以下にその作用や使用方法につい て説明する。 図3における破線で示した部分はポケット(p)の断面略図であり、本考案に おけるクリップ(k)はポケット(p)の入口に装着され、懐中時計(t)はポ ケット(p)の内部に吊下がった状態で納まっているのである。 なお、ワイシャツ等のボタンにボタン掛け環(r)を掛けて鎖(c)によって 本考案懐中時計の安全性を確保しておくことが望ましいことは言うまでもない。
【0013】 この場合、クリップ(k)の短尺板(2)がポケット(p)の外側に臨んでお り、懐中時計(t)の表側(s)は外方を向いてポケット(p)内に納まってい る。 また、短尺板(2)の端が反り上り端部(3)になっているためポケット(p )に装着させやすく便利であり、この反り上り端部(3)に近接した位置に長尺 板(1)と短尺板(2)の最も狭い部分があって、これによってポケット(p) の外側材料を強く挾着して、本考案懐中時計を安定に保持させるのである。
【0014】 このポケット(p)に装着された懐中時計を取出して時間を見るには、2本の 指(主として親指と人差し指)でクリップ(k)を持って引抜き、懐中時計(t )を図3の状態から180度回動させて長尺板(1)の上へ懐中時計(t)を載 せると共に、図2とは上下逆向けの状態(懐中時計の取付け位置を上にする)に して見ると、丁度時計の表側(s)が12時を上にした状態で見え、手首を返す だけのワンタッチ動作で時間を知ることができるのである。
【0015】 図4は、本考案懐中時計を机の上に置いて使用するときの状態を示した側面図 である。(鎖とボタン掛け環は省略) この図の様に、懐中時計(t)を図1〜図3の状態から180度回動させ長尺 板(1)の上に載せて机(d)の上へ置き、図の矢印(ロ)の方向から見ると、 丁度時計の表側(s)が12時を上にして見え、会議などする場合に非常に便利 である。
【0016】 この場合、短尺板(2)の反り上り端部(3)の先端が机(d)の表面に当接 して置かれるのであるが、この反り上り程度が長尺板(1)を水平にできるよう に設計しておくと、卓上時計として好適なものになる。 また懐中時計(t)とクリップ(k)の搖動自在な取付けにおいて、図3のよ うにクリップ(k)を垂直に立てた場合に、懐中時計(t)も長尺板(1)に平 行して垂下するよう設計することが取扱い性や見やすさにおいて望ましいもので ある。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上のようなものであり、その効果を箇条書にして列挙すれば下記の 通りである。 クリップによってポケットの入口に係止させた状態でポケット内に納まり、 非常に便利である。 ポケット内に他物品が入っていても障害にならないし、取出し時にも他物品 を脱出させない。
【0018】 どんな姿勢になっても安定に保持され、滑り出しや落下を防止できる。 時計をワンタッチで取出して見ることができるので、取扱い性に極めてすぐ れている。 机の上に置いて使用するにも便利であり、会議などには好適なものとなる。 電池交換等のメンテナンスも簡便である。
【0019】 以上のように本考案は種々なるすぐれた効果を奏し、ポケット、とりわけワイ シャツの胸ポケットに装着させて使用すれば極めて高度な有用性を発揮するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案懐中時計の1実施例の正面図である。
【図2】図1の実施例の背面図である。
【図3】図1の実施例の側面図であり、鎖とボタン掛け
環を省略して示している。
【図4】図1の実施例を机の上に置いて使用するときの
状態を示した側面図である。
【符号の説明】 k クリップ t 懐中時計 c 鎖 r ボタン掛け環 1 長尺板 2 短尺板 3 反り上り端部 4 取付け部材 5 突起 6 軸体 p ポケット d 机 s tの表側

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺板と反り上り端部を有する短尺板と
    が湾曲折返して連続した状態で形成されてなるクリップ
    の前記長尺板の下端近傍に、懐中時計を搖動自在に取付
    けたことを特徴とするクリップ式懐中時計。
JP1994010178U 1994-07-25 1994-07-25 クリップ式懐中時計 Expired - Lifetime JP3007163U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994010178U JP3007163U (ja) 1994-07-25 1994-07-25 クリップ式懐中時計

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JP1994010178U JP3007163U (ja) 1994-07-25 1994-07-25 クリップ式懐中時計

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JP3007163U true JP3007163U (ja) 1995-02-07

Family

ID=43143015

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JP1994010178U Expired - Lifetime JP3007163U (ja) 1994-07-25 1994-07-25 クリップ式懐中時計

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