JP3007109U - 防鳥装置 - Google Patents

防鳥装置

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JP3007109U
JP3007109U JP1994008922U JP892294U JP3007109U JP 3007109 U JP3007109 U JP 3007109U JP 1994008922 U JP1994008922 U JP 1994008922U JP 892294 U JP892294 U JP 892294U JP 3007109 U JP3007109 U JP 3007109U
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JP1994008922U
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Inventor
武夫 仲澤
Original Assignee
株式会社大日電建
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の集積場所に集積された塵芥物から野鳥
や動物等を回避して、これらによる食い荒しによる路上
への散乱を防止し、集積場所の美観や環境をよくする。 【構成】 糸を織成又は編組した網体1の外周縁部端部
に連続し、又は不連続状態で金属又はプラスチックより
形成された鎖状重錘4を取り着けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ごみ集積場や路上に集積している塵芥物を野鳥や動物によって散乱 されることのないように防護する防鳥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、構造物や工作物等における野鳥の営巣や糞害を防止する装置としては、 実開平5−9285号公報に開示されたように、建物の手摺等に両端を固定され るように紐体を張設し同紐体の途中に一端にバネを介挿し野鳥が飛来して止まろ うとしても紐体が振動して鳥が安定して止まることができないようにしたものや 、特開昭63−22131号公報に開示されたようにリング状の鎖素体を縦横に 連結して網状にした防除ネットが提案されている。その他農作物を保護するため 空中に網で覆う方法がみうけられ、さらに、地上の塵芥物を犬猫により荒らされ ないようにするため、比較的同塵芥物を掩覆する網目の小さい金属性の防護網が ある程度で、野鳥、特に烏による地上の塵芥物等の散乱を防護する防鳥装置は見 受けられなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
各家庭や事業所から排出される塵芥物は大別して、可燃ごみ(生ごみ、紙類) 分別ごみ(金属、ガラス、プラスチック、ゴム類)等に分別され、収集されて処 分されるが、収集方法や処分方法については、各自治体によって異っていて、一 部に専用の収集容器(コンテナ)に収集されているが、大方の場合、炭酸カルシ ュウム入の透明ごみ袋やレジ袋等に入れて、予め決められた収集日の朝に、囲い のあるところ、路上の片隅等の如き集積場所に各自が持ち出し適当に積み重ねて 排出し、その後、ゴミ収集車によって回収されて処理されるようになっている。
【0004】 ところが近年の生活環境の変化に伴ない塵芥物は所定の搬出時間の他に、深夜 から早朝にかけて出されることが多く、また一部の不心得者によって所定の出し 方をされない場合や、また、特に飲食店からの生ごみの多い市街地においては野 鳥、特に烏や犬猫が塵芥物集積場所に群がり塵芥をあさり、袋内の内容物を食い 荒し、周辺に飛散させて街の美観を損ねるばかりか、不衛生極まりなく、その後 始末に苦慮しているのが実情である。これらを防ぐためには従来の妨鳥方法にお いては地上においての塵芥物を野鳥や動物の害から回避するには不具合があった 。
【0005】 本考案は、前記した問題点を解決するために提案されるもので、その目的とす るところは、所定の集積場所に集積された塵芥物の、野鳥や動物等による食い荒 しによる路上への散乱を防止するため、簡便で確実に野鳥や動物を回避してごみ 集積場所の美観や環境をよくするための防鳥装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本考案に係る防鳥装置は、糸を織成または編組し た網体の外周縁部に重錘を取着して構成されている。 請求項2の考案によれば、前記網体外周縁端部の重錘は同網体に鎖状に連続、 又は、不連続状態で取着されている。
【0007】 請求項3の考案によれば、前記鎖状の重錘は金属またはプラスチックより形成 されている。
【0008】
【作用】
本考案に係る防鳥装置は前記したように構成されているので、集積所に集積さ れた塵芥物を掩覆して使用されるものであり、元来、鳥類は、特に透明で、かつ 細い糸は障害物として識別されないので網体に飛来してくるが、防鳥装置を構成 する網体は、鳥の足に絡んで自由性を損ない、危険を感じ退散する習性があり、 一旦体験すると近寄らないとされている。従って集積所に集積され、網体で掩覆 された塵芥物は鳥類等に食い荒らされることがない。
【0009】 また、網体外周縁端部に重錘が取付けてあるので、網体が塵芥等の全体を覆い 、外周縁端部の重錘は塵芥物等の外周を地面に対して塞ぎ、周辺からの鳥類等の 侵入を防ぐ。 請求項2によれば、網体外周縁端部の重錘は前記網体に鎖状に連続、又は、不 連続に取着されていることによって、網体は塵芥物の積まれた外形に馴染んで覆 い、網体外周縁端部の重錘は、集積所周囲の障害物や地面対しても同面の凹凸に 馴染んで網体外周縁と集積場の路面等の間を塞ぎ、周辺からの鳥類等の侵入を防 ぎ、重錘の鎖を持ち上げることにより方向性がなく網体内への塵芥物等の投入も どこからでも出来る。
【0010】 請求項3の考案によれば、前記重錘の鎖として金属性、プラスチック製のもの を使用することによって耐久性があり、また腐食することがないので美観上も良 好である。
【0011】
【実施例】
以下、実施例を図示によって説明する。 Aは本考案の防鳥装置で、防鳥装置Aは、透明で細い糸1aを目が荒い網体に 織成または編組して網体1を形成し、糸と糸の交叉部2はそれぞれ結ばれて織成 または編組され、網体1の周端縁3aにはロープ3が巻装され一体となっている 。なお前記網体としてはナイロン、テトロン製釣糸の如き単糸を「さし網」のよ うにしたもの、或いはゴルフ練習場、建築現場の防護ネットのように、撚糸され た糸による網体をも含むものである。
【0012】 なお前記、網体1は、一旦危険を体験すると近寄らないので着色されて網と識 別できる網であれば同様の効果があることが経験的にわかっているので、網体1 を構成する糸は必ずしも透明の糸に限定されるものではない。 前記網体1の周端縁3aのロープ3には、同ロープ3に沿って重錘4が取着さ れている。この重錘は鉄、アルミニウム、ステンレス鋼の如き金属製、もしくは プラスチック製の鎖状のもので、前記ロープ3に馴染んで結ばれて取着されてい る。図中4aは重錘4のロープ3取着部である。(図2参照) なお前記網体1の周端縁とロープ3の取着については、前記の他、鎖の開口部 にロープ3を挿通してもよい。ロープ3に沿って重錘4を着装する他の実施例と して図3の様に、鎖5を不連続にロープ3に取着してもよい。
【0013】 前記糸1aはナイロン製、或はテトロン製として実質的に透明のもので、糸の 太さは0.52mm〜0.910mm径が最適で、また網体の網目の大きさは2 0mm平方から3mm平方前後の範囲であればよく、網体全体の大きさは任意で あり、標準的には幅3mで長さ4mで、要は集積場所の規模や周囲の障害物等を 考慮して任意に製作される。
【0014】 図4は本考案の防鳥装置Aを使用した実施例で、地面Dが不陸で、かつ、障害 物Cがあるようなごみ集積場所において、塵芥物Bが山積み状に集積されている 場所において、防鳥装置Aによって塵芥物Bを覆っている。 このように防鳥装置Aは山積みにされた塵芥物の外形に馴染み、また地形や障 害物にも馴染み、これらをも覆って、ロープ3に沿って配設された重錘4は地面 に馴染みよく接地している。
【0015】 図5は本考案の防鳥装置Aを使用した他の実施例で、集積された「塵芥物B」 にさらに、別の塵芥物5を投入する場合を示し、ロープ3に沿った鎖4を持ち上 げて「別の塵芥物B′」を投入したのち、防鳥網で覆い直しする。 このようにして、集積場所に「塵芥物」を集積していく最中に、防鳥装置Aを 用いて覆うことにより烏が飛来しても、細い網体に足が絡んで自由が利かず、危 険を感じて退散し、一度体験すると二度と近寄らない。
【0016】 使用時は最初の人が平面的に展設し後の人は鎖を持ち上げて順次網体に投入す ることによって、常に「塵芥物」は網体で覆われて、回収されるまで荒らされる ことがなく、集積場所は常に清潔を保ち、周囲の美観、環境が保持される。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る防鳥装置は糸を織成または編組した網体の外周縁に重錘を取着し て構成されているので、同防鳥装置を塵芥物に掩覆することによって、鳥類は危 険を感じて近寄ることがなく、あえて近寄ると足が網に絡んで身動きができなく なる。
【0018】 また、網体外周縁端部に重錘が取付けてあるので、網体が塵芥等の全体を覆い 、外周縁端部に重錘は塵芥等の外周を地面に対して塞ぎ周辺からの鳥類の侵入を 防ぐ。 請求項2の考案によれば前記網体の外周縁部に鎖状に連続、又は不連続状態で 取着されているので変形した地面や障害物に対して、馴染みよく覆い、また網体 内へ塵芥物等の投棄物の投入もどこからでもできる。
【0019】 請求項3の考案によれば前記鎖状の重錘の金属、プラスチックの鎖はより構成 されているので耐久性が良く衛生的である。 (注)考案の詳細な説明中テトロンは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る防鳥装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本考案の他の実施例の要部拡大図である。
【図4】本考案の装置の使用例を示す断面図である。
【図5】本考案の装置の他の使用例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
A 防鳥装置 B 塵芥 C 地面 1 網体 1a 糸 2 糸の交叉部 3 ロープ 3a 網体の周端縁 4 重錘 4a 重錘のロープ取着部 5 鎖

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸を織成又は編組した網体の外周縁端部
    に重錘を取着してなることを特徴とする防鳥装置。
  2. 【請求項2】 前記網体外周縁端部の重錘は同網体に鎖
    状に連続、又は、不連続状態で取着された請求項1記載
    の防鳥装置。
  3. 【請求項3】 前記鎖状の重錘は金属又は、プラスチッ
    クより形成された請求項1または2記載の防鳥装置。
JP1994008922U 1994-07-22 1994-07-22 防鳥装置 Expired - Lifetime JP3007109U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06305506A (ja) * 1993-04-28 1994-11-01 Hitachi Zosen Corp 鋼板の格納および入出庫設備

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