JP3006814B2 - 簡易な売筋商品把握方法 - Google Patents
簡易な売筋商品把握方法Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 239000000047 product Substances 0.000 description 32
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は簡易な売筋商品把握方式
に関し、特に販売・流通情報処理システムにおいて、商
品の売筋上位を簡易に把握する簡易な売筋商品把握方式
に関する。
に関し、特に販売・流通情報処理システムにおいて、商
品の売筋上位を簡易に把握する簡易な売筋商品把握方式
に関する。
【０００２】
【従来の技術】販売・流通情報処理システムにおいて、
商品の売筋上位を把握する場合、従来は、図３、図４に
示すような以下の２つの売筋商品把握方式が一般的であ
る。
商品の売筋上位を把握する場合、従来は、図３、図４に
示すような以下の２つの売筋商品把握方式が一般的であ
る。
【０００３】１．図３に示す在庫データファイルを有す
る売筋商品把握方式は、売上データが報告される都度、
全商品を保有する在庫データファイルＦ０に当該売上デ
ータの商品に該当する在庫値を計算（ステップＳ１）し
ておき、売筋商品上位ｎ位までの表示が必要とされた
時、前記在庫データファイルＦ０を売上数（初期在庫値
−現在値）の多い順に並べ変えてから表示する方式であ
る。
る売筋商品把握方式は、売上データが報告される都度、
全商品を保有する在庫データファイルＦ０に当該売上デ
ータの商品に該当する在庫値を計算（ステップＳ１）し
ておき、売筋商品上位ｎ位までの表示が必要とされた
時、前記在庫データファイルＦ０を売上数（初期在庫値
−現在値）の多い順に並べ変えてから表示する方式であ
る。
【０００４】２．図４に示す売上データファイルを有す
る売筋商品把握方式は、売上データそのものを蓄積し、
売筋上位ｎ位までの表示が必要とされたときに蓄積した
全ての売上データを商品別にソートし、集計した後売上
数順にソートし、売上数の多い順に表示する方式であ
る。
る売筋商品把握方式は、売上データそのものを蓄積し、
売筋上位ｎ位までの表示が必要とされたときに蓄積した
全ての売上データを商品別にソートし、集計した後売上
数順にソートし、売上数の多い順に表示する方式であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の売筋商
品把握方式には、以下の課題がある。
品把握方式には、以下の課題がある。
【０００６】１．全商品の在庫マスタファイルを必要と
するため、商品の数が多いシステムでは、売筋商品を把
握するには、ファイルの規模が膨大となる。また、売筋
商品を把握する時に、全商品を売上数順に並べ変えるた
めの処理時間が商品数の増加とともに増大する。これら
のことから、多品種を取り扱う販売・流通情報処理シス
テムでは、規模が大型の処理装置が必要とされる。
するため、商品の数が多いシステムでは、売筋商品を把
握するには、ファイルの規模が膨大となる。また、売筋
商品を把握する時に、全商品を売上数順に並べ変えるた
めの処理時間が商品数の増加とともに増大する。これら
のことから、多品種を取り扱う販売・流通情報処理シス
テムでは、規模が大型の処理装置が必要とされる。
【０００７】２．売上データファイルのみでのシステム
でも、全ての売上データを商品別に分類・集計する必要
があるため、規模・処理時間が多くかかる。従って、上
記１の場合と同様に規模が大型の処理装置が必要とされ
る。
でも、全ての売上データを商品別に分類・集計する必要
があるため、規模・処理時間が多くかかる。従って、上
記１の場合と同様に規模が大型の処理装置が必要とされ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の簡易な売筋商品
把握方法は、売上上位として把握したい商品の数を超え
る一定数の商品についての売上情報を記憶可能な売筋上
位商品口座ファイルを設け、商品の売上時に、該商品の
売上情報がすでに前記売筋上位商品口座ファイルに記憶
されている場合、該売上情報中の売上数量に今回の売上
での数量を加算した後、該売上情報を売上数量の順に並
べ換え、該ファイルに該商品の売上情報が記憶されてい
ない場合、該ファイルに記憶された商品の数が前記一定
数に達していれば該商品の売上に関するデータは廃棄
し、該ファイルに記憶された商品の数が前記一定数に達
していなければ今回の該商品の売上に関するデータを該
商品の売上情報として記憶した後、該売上情報を売上数
量の順に並べ換えることを特徴とする。
把握方法は、売上上位として把握したい商品の数を超え
る一定数の商品についての売上情報を記憶可能な売筋上
位商品口座ファイルを設け、商品の売上時に、該商品の
売上情報がすでに前記売筋上位商品口座ファイルに記憶
されている場合、該売上情報中の売上数量に今回の売上
での数量を加算した後、該売上情報を売上数量の順に並
べ換え、該ファイルに該商品の売上情報が記憶されてい
ない場合、該ファイルに記憶された商品の数が前記一定
数に達していれば該商品の売上に関するデータは廃棄
し、該ファイルに記憶された商品の数が前記一定数に達
していなければ今回の該商品の売上に関するデータを該
商品の売上情報として記憶した後、該売上情報を売上数
量の順に並べ換えることを特徴とする。
【０００９】図１は本発明の簡易な売筋商品把握方式の
一実施例における動作の一例を示す流れ図である。
一実施例における動作の一例を示す流れ図である。
【００１０】図２は本実施例の簡易な売筋商品把握方式
における売筋上位商品口座ファイルの内容を示す図であ
る。
における売筋上位商品口座ファイルの内容を示す図であ
る。
【００１１】なお、本実施例は、売筋上位１００位まで
の商品名を得るために、その３倍の３００商品分の売筋
上位商品口座ファイル容量（この倍数の値は市場環境に
より任意に設定しうる）を保有する。３００商品と設定
する理由は、全商品種類数が１０００の場合、売筋上位
１００位に入るべきものが３００商品分の売筋上位商品
口座ファイルにもれない率（Ｐ）は、下記の通り９５％
であり、十分実用に耐えうる。
の商品名を得るために、その３倍の３００商品分の売筋
上位商品口座ファイル容量（この倍数の値は市場環境に
より任意に設定しうる）を保有する。３００商品と設定
する理由は、全商品種類数が１０００の場合、売筋上位
１００位に入るべきものが３００商品分の売筋上位商品
口座ファイルにもれない率（Ｐ）は、下記の通り９５％
であり、十分実用に耐えうる。
【００１２】売筋商品の分布を、指数関数
【００１３】
【００１４】とすると、その確率Ｐは、
【００１５】
【００１６】となる。
【００１７】図１を使用して本発明の簡易な売筋商品把
握方式の一実施例を説明する。
握方式の一実施例を説明する。
【００１８】商品販売時点に売上げた商品の売上データ
（商品名・数量）が入力される（ステップ１）と、その
商品名が既に売筋上位商品口座ファイルに登録されてい
るかを調べる（ステップ２）。当該ファイルに登録され
ていれば現売上数に数量を加算（ステップ３）し、その
後当該ファイルを売上数順に並べ変える（ステップ
４）。ステップ２においてその商品名が当該ファイルに
未登録で、さらに当該ファイルに登録されている商品名
の数が３００を超えているかどうか調べ（ステップ
５）、超えていれば、その商品は売上数が少ないとみな
し売上データを廃棄する（ステップ７）。
（商品名・数量）が入力される（ステップ１）と、その
商品名が既に売筋上位商品口座ファイルに登録されてい
るかを調べる（ステップ２）。当該ファイルに登録され
ていれば現売上数に数量を加算（ステップ３）し、その
後当該ファイルを売上数順に並べ変える（ステップ
４）。ステップ２においてその商品名が当該ファイルに
未登録で、さらに当該ファイルに登録されている商品名
の数が３００を超えているかどうか調べ（ステップ
５）、超えていれば、その商品は売上数が少ないとみな
し売上データを廃棄する（ステップ７）。
【００１９】商品名の登録数が３００を超えていなけれ
ば、商品名・数量を当該ファイルに新規登録（ステップ
６）し、さらに売上数順に並べ変え（ステップ４）、処
理を終了する。
ば、商品名・数量を当該ファイルに新規登録（ステップ
６）し、さらに売上数順に並べ変え（ステップ４）、処
理を終了する。
【００２０】このような手順で売筋上位商品口座ファイ
ルを作成することにより、頻繁に売れる商品が登録され
る。
ルを作成することにより、頻繁に売れる商品が登録され
る。
【００２１】この売筋上位商品を人が認識する必要があ
る時は、この売筋上位商品口座ファイルを通常の情報処
理の方式で表示装置に出力することで実現される。
る時は、この売筋上位商品口座ファイルを通常の情報処
理の方式で表示装置に出力することで実現される。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の簡易な売
筋商品把握方式は、売筋上位商品を把握する時、売筋上
位商品口座ファイルを設けることにより、全商品の口座
ファイルを設けるよりはるかに少ないファイル容量にて
実現することが可能となる。
筋商品把握方式は、売筋上位商品を把握する時、売筋上
位商品口座ファイルを設けることにより、全商品の口座
ファイルを設けるよりはるかに少ないファイル容量にて
実現することが可能となる。
【図１】本発明の簡易な売筋商品把握方式の一実施例に
おける動作の一例を示す流れ図である。
おける動作の一例を示す流れ図である。
【図２】本実施例の簡易な売筋商品把握方式における売
筋上位商品口座ファイルの内容を示す図である。
筋上位商品口座ファイルの内容を示す図である。
【図３】従来の在庫データファイルを有する売筋商品把
握方式を示す図である。
握方式を示す図である。
【図４】従来の売上データファイルを有する売筋商品把
握方式を示す図である。
握方式を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 15/21 310
Claims (1)
- 【請求項１】 売上上位として把握したい商品の数を超
える一定数の商品についての売上情報を記憶可能な売筋
上位商品口座ファイルを設け、商品の売上時に、該商品
の売上情報がすでに前記売筋上位商品口座ファイルに記
憶されている場合、該売上情報中の売上数量に今回の売
上での数量を加算した後、該売上情報を売上数量の順に
並べ換え、該ファイルに該商品の売上情報が記憶されて
いない場合、該ファイルに記憶された商品の数が前記一
定数に達していれば該商品の売上に関するデータは廃棄
し、該ファイルに記憶された商品の数が前記一定数に達
していなければ今回の該商品の売上に関するデータを該
商品の売上情報として記憶した後、該売上情報を売上数
量の順に並べ換えることを特徴とする簡易な売筋商品把
握方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29791293A JP3006814B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 簡易な売筋商品把握方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29791293A JP3006814B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 簡易な売筋商品把握方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07152826A JPH07152826A (ja) | 1995-06-16 |
| JP3006814B2 true JP3006814B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=17852705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29791293A Expired - Fee Related JP3006814B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 簡易な売筋商品把握方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3006814B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63220392A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-13 | オムロン株式会社 | 取引処理装置 |
| JP2748489B2 (ja) * | 1989-01-19 | 1998-05-06 | オムロン株式会社 | 取引処理端末群管理装置 |
| JPH04199497A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-20 | Sharp Corp | 電子式金銭登録機 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP29791293A patent/JP3006814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07152826A (ja) | 1995-06-16 |
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