JP3006640U - 電光標示板装置 - Google Patents

電光標示板装置

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JP3006640U
JP3006640U JP1994009590U JP959094U JP3006640U JP 3006640 U JP3006640 U JP 3006640U JP 1994009590 U JP1994009590 U JP 1994009590U JP 959094 U JP959094 U JP 959094U JP 3006640 U JP3006640 U JP 3006640U
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JP1994009590U
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Inventor
木 素 裕 鈴
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長岡技研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運搬性及び保管性に優れた電光標示板装置を
提供する。 【構成】 電光標示板本体4の左右両側部分を上下に摺
動自在に案内する左右一対の案内支柱3と、各案内支柱
3に対して電光標示板本体4の左右両側部分を任意の摺
動位置でクランプ固定可能な本体クランパ7と、電光標
示板本体4の前後に配置される前後一対のベースフレー
ム2と、各案内支柱3の下端部にそれぞれ固定されて前
記一対のベースフレーム2を電光標示板本体4に沿って
起立自在に枢着する左右一対の支持ブラケット9と、該
一対の支持ブラケット9に対して前記の各ベースフレー
ム2をその倒伏位置及び起立位置に固定可能なフレーム
クランパ11とを具備した電光標示板装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として道路工事現場で使用される電光標示板装置に関し、詳しく は、運搬性及び保管性に優れた電光標示板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
道路工事現場等においては、通行する車両等に工事中のため徐行すべきこと、 片側通行すべきこと等の必要な情報を知らせる手段として、夜間にも使用可能な 電光標示板装置が専ら使用されている。
【0003】 電光標示板装置として従来一般的なものは、例えばキャスタを具備した平面矩 形状のベースフレーム上に、左右一対の支柱を立設し、該支柱に電光標示板本体 を固定支持したものである。
【0004】 このような電光標示板装置は、道路工事が終了すれば他の道路工事現場に運搬 して再び設置され、使用しないときには倉庫などに保管されるのであるが、前述 した従来一般的な電光標示板装置は、ベースフレームと電光標示板本体とが直交 する状態で一体的に固定された構造であるため、それらの複数個を上下に重ねた り、前後に並べたりできないか、広大なスペ−スを占有するため、運搬性や保管 性の点で難点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記のような従来技術に鑑み、運搬性及び保管性に優れた電光標示 板装置を提供することを、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案電光標示板装置の構成は 、電光標示板本体の左右両側部分を上下に摺動自在に案内する左右一対の案内支 柱と、各案内支柱に対して電光標示板本体の左右両側部分を任意の摺動位置でク ランプ固定可能な本体クランパと、電光標示板本体の前後に配置される前後一対 のベースフレームと、各案内支柱の下端部にそれぞれ固定されて前記一対のベー スフレームを電光標示板本体に沿って起立自在に枢着する左右一対の支持ブラケ ットと、該一対の支持ブラケットに対して前記の各ベースフレームをその倒伏位 置及び起立位置に固定可能なフレームクランパとを具備したことを特徴とするも のである。
【0007】 また、本考案電光標示板装置は、前後一対のベースフレームが、その伏倒位置 で接地するキャスタと、その起立位置で接地するキャスタとを具備していること も特徴としている。
【0008】
【作用】
本考案電光標示板装置では、前後一対のベースフレームを伏倒位置として各フ レームクランパを締め、電光標示板本体を左右一対の案内支柱に沿い上方へ移動 させて各本体クランパを締めることにより、前後一対のベースフレームは左右一 対の案内支柱に対し支持ブラケットを介して伏倒位置に固定され、電光標示板本 体が前後一対のベースフレーム上に起立する左右一対の案内支柱間に支持される 。
【0009】 また、各本体クランパを緩めた上で電光標示板本体を左右一対の案内支柱に沿 い下方へ移動させて各本体クランパを締付け、各フレームクランパを緩めた上で 前後一対のベースフレームを起立させ、その位置で各フレームクランパを締付け ることによって、前後一対のベースフレームが起立姿勢の電光標示板本体に沿っ て折畳まれ重合される。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施の一例を添付図面に基づいて具体的に説明する。 電光標示板装置1の実施例を示す図1ないし図4において、2,2は前後一対 のベースフレーム、3,3は左右一対の案内支柱、符号4は電光標示板本体をそ れぞれ示している。
【0011】 前後で対をなすベースフレーム2,2は、例えばチャンネル材を四角に枠組み して相互に溶接等により連結した平面からみて横長の長方形をなし、電光標示板 本体4の下方において、その前後に配置される。そして各ベースフレーム2には 、それぞれ前後方向に延びる左右両側の短辺部材2aの下面にそれぞれ左右一対 のキャスタ5,5が固定され、また左右方向に延びた長辺部材2b,2bのうち 電光標示板本体4寄りの長辺部材2bの外側面には、左右一対の補助キャスタ6 ,6が固定されている。
【0012】 左右一対の案内支柱3,3は、対向する内側が開口したチャンネル材により形 成され、両者の下端部は同様のチャンネル材から形成された連結部材7を介して 相互に連結されている(図1,図3参照)。
【0013】 電光標示板本体4は、正面からみて横長の長方形をなす板金製のフレームの前 後両面に半透明の標示板4aが装着されたもので、この標示板4aに描かれた道 路工事中,片側通行,徐行などを示す標示は、内蔵する光源の点灯により電光標 示されるようになっている。そしてこのような電光標示板本体4の左右両側外面 には、断面コ字形をなして上下方向に延び、前記左右一対の案内支柱3,3の開 口部内に摺動自在に嵌合して上下方向に案内されるスライダ突部4b,4bが突 出形成され、その頂面には上下方向に延びる長孔4c,4cが形成されている( 図2参照)。
【0014】 ここで前記左右一対の案内支柱3,3の上端部には、電光標示板本体4を任意 の上下摺動位置でクランプ固定するための本体クランパ8が装備されている。こ の本体クランパ8は、図2に示すように、案内支柱3の上端部に形成した装着孔 3aに装着されて電光標示板本体4におけるスライダ突部4b,4bの長孔4c を貫通するクランプボルト8aと、このクランプボルト8aの先端部に螺合して 上記スライダ突部4bの内面に摺動自在に嵌合するクランプナット8bとを有す るもので、上記クランプボルト8aの頭部にはクランプレバー8cが付設されて いる。
【0015】 また各案内支柱3,3の下端部外側面には、前記各ベースフレーム2を起伏自 在に枢着するための左右一対の支持ブラケット9,9が溶接固定されている。こ の支持ブラケット9は、図4にも示すように、側面からみて略半円形をなすもの で、各ベースフレーム2における短辺部材2aがその内端部側において枢支ピン 10,10を介して枢着支持されている。これにより各ベースフレーム2,2は 、図1に示すように電光標示板本体4の前後に伏倒してキャスタ5,5が接地す る倒伏位置と、図4に示すように電光標示板本体4に沿って起立して重合し、補 助キャスタ6,6が接地する起立位置との間で起伏自在である。
【0016】 ここで、前記左右一対のベースフレーム2,2を少なくともその伏倒位置及び 起立位置でクランプ固定するためのフレームクランパ11が装備される。このフ レームクランパ11は、図2,図3に示すように、枢支ピン10を中心として支 持ブラケット9に形成された円弧状長孔9a,9aを貫通してベースフレーム2 の短辺部材2aに形成された挿通孔2cに挿通されるクランプボルト11aと、 このクランプボルト11aの先端部を螺合するように記短辺部材2aの内面側に 溶接固定されるクランプナット11bとを有するもので、上記クランプボルト1 1aの頭部にはクランプレバー11cが付設されている。
【0017】 次に、このように構成された一実施例の電光標示板装置1につき、その作用を 説明する。図4の折畳状態の本考案電光標示板装置1を道路工事現場に設置する 場合、まず、前後一対のベースフレーム2,2を図1に示すような伏倒位置とす ることにより展開させて各フレームクランパ11のクランプレバー11cを締め 付ける。こうすることによってクランプボルト11aとクランプナット11bと の間に支持ブラケット9とベースフレーム2の短辺部材2aとが挟持され、前後 一対のベースフレーム2,2と左右一対の案内支柱3,3とが支持ブラケット9 ,9を介して一体化される。
【0018】 続いて、前後一対のベースフレーム2,2と一体化されて起立した左右一対の 案内支柱3,3に沿って電光標示板本体4を上方へ移動させ、各本体クランパ8 のクランプレバー8cを締付け操作をする。こうすることによってクランプボル ト8aとクランプナット8bとの間に案内支柱3と電光標示板本体4のスライダ 突部4bとが挟持され、電光標示板本体4が左右一対の案内支柱3,3間に直立 状態で支持されることとなる。
【0019】 このようにして組立てられた本考案電光標示板装置は、道路工事現場において 展開した前後一対のベースフレーム2,2上に起立する左右一対の案内支柱3, 3間に直立状態で支持された電光標示板本体4は、内蔵する電球等の点灯により 標示板4aの標示が電光標示されるのであり、道路工事中であって徐行すべきこ と、片側通行すべきことなどの必要な標示を夜間においても視認性よく車両や歩 行者に標示する。
【0020】 道路工事が完了して電光標示板装置1を道路工事現場から撤去する場合には、 まず、左右の各本体クランパ8,8を緩めた上で電光標示板本体4を左右一対の 案内支柱3,3に沿い下方へ移動させて当該本体クランパ8,8を再び締付け、 続いて各フレームクランパ11を緩めた上で前後一対のベースフレーム2,2を 前記標示板本体4に沿って起立させ、各フレームクランパ11を再び締付ける。 こうすることによって、前後一対のベースフレーム2,2が電光標示板本体4に 沿って重合した折畳み状態となり、キャスタ6,6が接地するので電光標示板装 置1は、その複数個を前後に、並べることによりスペース効率のよい状態で運搬 したり、保管することが可能になるのである。
【0021】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、前後一対のベースフレームを伏倒位置として各 フレームクランパを締付けると共に、電光標示板本体を左右一対の案内支柱に沿 い上方移動して各本体クランパを締付けることによって、前後一対のベースフレ ームは左右一対の案内支柱に対し支持ブラケットを介して伏倒位置に固定され、 また、電光標示板本体が前後一対のベースフレーム上に起立する左右一対の案内 支柱間に支持されることとなり、また、各本体クランパを緩めた上で電光標示板 本体を左右一対の案内支柱に沿い下方へ移動させて各本体クランパを再び締付け 、各フレームクランパを緩めた上で前後一対のベースフレームを起立位置として 各フレームクランパを再び締付けることによって、前後一対のベースフレームが 電光標示板本体に沿って重合するように折畳まれるから、組立て,折畳み操作が 至って簡便である。
【0022】 特に、本考案によれば、運搬時や保管時に電光標示板本体に沿って前後一対の ベースフレームを重合させて折畳むことがき、しかも、この姿勢でベ−スフレ− ムのキャスタが施地するので複数個を前後に並べたり移動させたりすることが容 易にできるので、運搬性及び保管性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案電光標示板装置の実施の一例の全体構成
を示す斜視図。
【図2】図1の本考案装置における本体クランパ付近の
構造を示す部分拡大断面図。
【図3】図1の本考案装置におけるフレームクランパ付
近の構造を示す部分拡大断面図。
【図4】図1の本考案装置の折り畳み状態を示す側面
図。
【符号の説明】 1 電光標示板装置 2 ベースフレーム 2a 短辺部分 2b 長辺部分 2c 挿通孔 3 案内支柱 3a 装着孔 4 電光標示板本体 4a 標示板 4b スライダ突部 4c 長孔 5 キャスタ 6 補助キャスタ 7 連結部材 8 本体クランパ 8a クランプボルト 8b クランプナット 8c クランプレバー 9 支持ブラケット 10 枢支ピン 11 フレームクランパ 11a クランプボルト 11b クランプナット 11c クランプレバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電光標示板本体の左右両側部分を上下に
    摺動自在に案内する左右一対の案内支柱と、各案内支柱
    に対して電光標示板本体の左右両側部分を任意の摺動位
    置でクランプ固定可能な本体クランパと、電光標示板本
    体の前後に配置される前後一対のベースフレームと、各
    案内支柱の下端部にそれぞれ固定されて前記一対のベー
    スフレームを電光標示板本体に沿って起立自在に枢着す
    る左右一対の支持ブラケットと、該一対の支持ブラケッ
    トに対して前記の各ベースフレームをその倒伏位置及び
    起立位置に固定可能なフレームクランパとを具備したこ
    とを特徴とする電光標示板装置。
  2. 【請求項2】 前後一対のベースフレームは、その伏倒
    位置で接地するキャスタと、その起立位置で接地するキ
    ャスタとを具備した請求項1記載の電光標示板装置。
JP1994009590U 1994-07-14 1994-07-14 電光標示板装置 Expired - Lifetime JP3006640U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194716A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Sekisui Jushi Co Ltd 反射装置
JP2013052714A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Taiyokenki Rental Co Ltd キャスター構造
JP2021071028A (ja) * 2019-11-01 2021-05-06 トーアン株式会社 矢印板

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