JP3006602U - 魚釣用両軸受型リール - Google Patents

魚釣用両軸受型リール

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JP3006602U
JP3006602U JP1994009546U JP954694U JP3006602U JP 3006602 U JP3006602 U JP 3006602U JP 1994009546 U JP1994009546 U JP 1994009546U JP 954694 U JP954694 U JP 954694U JP 3006602 U JP3006602 U JP 3006602U
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fishing
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JP1994009546U
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Inventor
健夫 宮崎
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0183Drive mechanism details
    • A01K89/0186Drive mechanism details with disengageable positive drive components, e.g. a clutch
    • A01K89/0188Axially engaged
    • A01K89/0189Coaxial of spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool

Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚釣用両軸受型リールにおいて、スプール軸
を釣糸捲取り状態と釣糸放出状態とに係脱するクラッチ
機構において、捲取り回転時のガタを小さくして魚信感
知時のフッキング操作を容易にする。 【構成】魚釣用両軸受型リールのスプール1を固着した
スプール2と同軸線上に支持軸7を設け、該支持軸7に
設けたハンドルの回転に連動して回動されるピニオン1
0にはスプール軸2の端部に形成した凹部6に係合する
軸線と直交する杆状係合部11を突設し、杆状係合部1
1と凹部6との係合部を可及的に軸芯近くに位置せしめ
て、係合部分のクリアランスによる回転時のガタを少な
くする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は魚釣用両軸受型リールにおけるスプールを釣糸捲取り状態と釣糸放出 状態に切換えるクラッチ機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
魚釣用両軸受型リールにおいて、スプールを釣糸捲取り状態と釣糸放出状態に 切換えるクラッチ機構は、スプールを設けたスプール軸に面取り欠円状のクラッ チ結合部を設けると共にハンドルの回転で連動回動されかつスプール軸に移動可 能に嵌合したピニオンに前記クラッチ結合部に係合する切割係合部を形成してス プール軸とピニオンとを係脱自在に形成しているのが一般的であるが、釣糸の放 出時においてはスプールと共に回転するスプール軸にピニオンも嵌合しているた めに、スプール軸の回転抵抗が大きくなって釣糸の放出量、換言すれば釣糸の飛 距離が減少する欠陥がある。そこでこの問題点を解決するために、ピニオンをス プール軸と別個の支持軸に支持してスプール軸の釣糸放出時の回転抵抗を軽減す るようにすることが実公昭60ー10380号公報や実開昭57ー158372 号公報等で知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような方式は以下述べるような二つの大きな問題点がある。 その一つの問題点は、ピニオンの切割状係合部はスプール軸に形成された面取り 欠円状のクラッチ欠円部の外側に嵌合しているために、その両側の切割部間の間 隔はベィトキャスティングリール等の中、小型リールでも3〜4mm、胴付又は トローリングリールのような大型リールでは5〜7mm程度もあり、この係合部 の切割部とクラッチ結合部との間に生じるクリアランスが釣糸捲取り時における 回転作用のガタを大きくし、魚信感知時に正確かつ迅速なフッキング操作が円滑 にできなくなることである。
【0004】 またもう一つの問題点は、ピニオンの係合部の大きさは、スプール軸の径や限 られたギャボックス内のスペース等の制約から限度があると共にその材質は耐蝕 性、切削加工性、歯車の噛合機能等からステンレス等の硬質鋼材より強度的に劣 る黄銅、青銅等の銅合金やアルミニウム合金を使用しているのが実状であるので 、長期に亘りスプールを釣糸放出状態から釣糸捲取り状態への復帰クラッチ操作 を反覆したり、高負荷捲取り操作をしたりしているとピニオンの係合部が変形し たり、摩耗したりして円滑確実なクラッチ操作ができなくなることである。
【0005】 本考案はこのような現状に鑑み、スプールとピニオンとのクラッチ係合部にお ける大きなガタの発生を防止すると共に係合強度の向上を図るようにしたクラッ チ機構を有する魚釣用両軸受型リールを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、リール本体に回転自在に支持されかつス プールを設けたスプール軸と同軸線上に支持軸を設け、該支持軸にハンドルの回 転に連動して回動するピニオンを軸方向移動自在に設け、該ピニオンをスプール 軸端に係脱可能に形成した魚釣用両軸受型リールにおいて、前記スプール軸とピ ニオンとの対向部の何れか一方に軸線と直交する杆状係合部を突設すると共に他 方に前記杆状係合部の係合する凹部を形成したものである。
【0007】 前記支持軸はリール本体に軸方向に移動しても又は移動しないように支持して もよいが、移動しないように支持すると共に該支持軸にピニオンを軸方向に移動 可能に形成するとクラッチ機構は軸方向に長くならないので好適であり、また前 記杆状係合部とこれが係合する凹部とは、杆状係合部をピニオンに形成したとき はスプール軸に凹部を、杆状係合部をスプール軸に形成したときはピニオンに凹 部を夫々形成するものであるが、この場合棒状係合部はステンレス、焼入れ鋼等 の高強度の硬質鋼材で形成し、ピニオンは耐蝕性、切削加工性のよい黄銅、青銅 等の銅合金、アルミニウム合金等の非鉄材を使用する。
【0008】
【作用】
本考案はクラッチ操作によりピニオンの棒状係合部又は凹部をスプール軸の凹 部又は杆状係合部に係合するときは、ピニオンとスプール軸とは結合されスプー ル軸のスプールは釣糸捲取り状態に保持され、またクラッチ着脱操作でピニオン の棒状係合部又は凹部をスプール軸の凹部又は杆状係合部から離脱するときは、 ピニオンとスプール軸とは分軸されスプール軸のスプールは釣糸放出状態に回転 自在に保持されるものであり、特に杆状係合部と凹部との係合部分のクリアラン スはスプール軸及び支持軸の軸芯に可及的に近付き偏寄距離が少なくなるので回 転作用時のクリアランスによるガタ発生は軽減される。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明すると、両軸受型リールにおいて、スプー ル1を固着し、かつステンレス等の高強度材質で形成されたスプール軸2はリー ル本体3のリール側板4・4′間に軸受5を介して回転自在に支持されると共に そのリール側板4側の軸端には細溝状の凹部6が形成されている。
【0010】 またリール側板4側には前記スプール軸2と同軸線上に支持軸7が軸方向移動 可能に軸受8を介して支持されると共に該支持軸7にはハンドル軸の駆動歯車9 と噛合しかつ軸受8′で支承されたピニオン10が固着され、該ピニオン10の 内端部には前記凹部6に係合する杆状係合部11が支持軸7と直交して張設され 、更にピニオン10には該ピニオン10を内方に付勢するクラッチ板12が係合 し、該クラッチ板12を公知のクラッチ機構によって左右に移動することによっ て支持軸7を左右に摺動してピニオン10の杆状係合部11をスプール軸2の凹 部6に係合したり、離脱したりできるように構成されている。
【0011】 しかして前記ピニオン10は、黄銅、青銅等の銅合金又はアルミ合金等の耐蝕 性、切削加工性の良好な非鉄材で形成され、また杆状係合部11は径1〜2mm のステンレス、焼入れ鋼等の硬質鋼材で形成すると共に凹部6の幅は1.1〜2 .1mm程度の細幅状に形成する。従って支持軸7を内方に摺動してピニオン1 0の杆状係合部11がスプール軸2の凹部6に係合した図2の状態においてはス プール1は釣糸捲取り状態に保持され、支持軸7を外方に摺動してピニオン10 の杆状係合部11をスプール軸2の凹部6から離脱せしめた図3の状態において はスプール軸2は回転自在となりスプールは釣糸放出状態に保持される。
【0012】 図4に示す実施例は、杆状係合部11をスプール軸2の端部に直交して固着す る一方、ピニオン10に凹部6を形成したものであり、図5に示す実施例は、支 持軸7を軸方向に移動しないように規制して回転自在に支持すると共にピニオン 10を支持軸7に軸方向に移動可能で一体的に回動するように嵌合したものであ り、この方式にするときは、リール本体の軸方向の長さが長くなることがない。 更に図6に示す実施例は、支持軸7をリール側板4に回転しないように固定する と共にピニオン10を支持軸7に移動かつ回転自在に嵌着した実施例であり、前 記実施例と同様にリール本体の軸方向の長さを短くすることができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案はクラッチ係合部の杆状係合部とその係合する凹部との係合部がスプー ル軸及び支持軸の軸芯に可及的近く偏寄しているため係合部における係合クリア ランスによる回転時のガタが少なく、従って魚信感知時において正確かつ迅速な フッキング操作を行うことができる。
【0014】 また本考案においてはピニオンを耐蝕性、切削加工性及び噛合機能のよいアル ミ合金、銅合金等の非鉄材質で形成した場合でも杆状係合部をピニオンに設ける ときはクラッチ係合部は充分に強度を保持して変形したり、摩耗したりすること がなく、長期の高負荷捲取りや反覆するクラッチの係脱操作にも対応でき、長期 間円滑確実に使用することができる。更に本考案においては杆状係合部をスプー ル軸に形成するときはこれをピニオンに設ける場合に比しその製造加工手段及び 組立て取扱い操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部切欠平面図。
【図2】本考案要部の釣糸捲取り時の縦断正面図。
【図3】同釣糸放出時の縦断正面図。
【図4】本考案の第2実施例の縦断正面図。
【図5】本考案の第3実施例の縦断正面図。
【図6】本考案の第4実施例の縦断正面図。
【図7】図2のA−A線断面図。
【図8】図4のB−B線断面図。
【符号の説明】
1 スプール 2 スプール軸 3 リール本体 6 凹部 7 支持軸 10 ピニオン 11 杆状係合部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転自在に支持されかつス
    プールを設けたスプール軸と同軸線上に支持軸を設け、
    該支持軸にハンドルの回転に連動して回動するピニオン
    を軸方向移動自在に設け、該ピニオンをスプール軸端に
    係脱可能に形成した魚釣用両軸受型リールにおいて、前
    記スプール軸とピニオンとの対向部の何れか一方に軸線
    と直交する杆状係合部を突設すると共に他方に前記杆状
    係合部の係合する凹部を形成した魚釣用両軸受型リー
    ル。
  2. 【請求項2】 ステンレス等の硬質鋼材からなる杆状係
    合部をアルミ合金、銅合金等の非鉄材質からなるピニオ
    ンに設けると共に凹部をスプール軸に形成した請求項1
    記載の魚釣用両軸受型リール。
  3. 【請求項3】 ステンレス等の硬質鋼材からなる杆状係
    合部をスプール軸に設けると共にアルミ合金、銅合金等
    の非鉄材質からなるピニオンに凹部を形成した請求項1
    記載の魚釣用両軸受型リール。
JP1994009546U 1994-07-13 1994-07-13 魚釣用両軸受型リール Expired - Lifetime JP3006602U (ja)

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US08/501,468 US5613646A (en) 1994-07-13 1995-07-12 Fishing double-bearing type reel with play-reducting clutch mechanism

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US5613646A (en) 1997-03-25

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