JP3006545U - 振止機構を有するロードセル収納部を脚部中間に持つ計量器付 飼料等のタンク。 - Google Patents

振止機構を有するロードセル収納部を脚部中間に持つ計量器付 飼料等のタンク。

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JP3006545U
JP3006545U JP1994009928U JP992894U JP3006545U JP 3006545 U JP3006545 U JP 3006545U JP 1994009928 U JP1994009928 U JP 1994009928U JP 992894 U JP992894 U JP 992894U JP 3006545 U JP3006545 U JP 3006545U
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JP1994009928U
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育男 増沢
敏幸 尾上
幸次 対馬
Original Assignee
株式会社横山電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飼料タンクやサイロ等に取り付け、正確な計
量,給餌管理システムを提供するものである。 【構成】 飼料等のタンクの外部に抜止ボルトとロッド
エンドベアリングとを含む振止機構を用いたロードセル
収納部と指示計を取り付け、正確な計量による給餌管理
を行うことにより飼料効率,飼料要求率等を正確に把握
し畜産経営合理化推進を行うものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主として正確な計量による給餌管理を行うために食下量(食べた量) による飼料効率,飼料要求率等を正確に把握し畜産経営合理化推進の一端を提供 するための振止機構を有するロードセル収納部を飼料等のタンクの脚部中間に持 つ計量器付飼料等のタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から飼料タンク内の飼料を計る方法としては2通りあり、1つはロードセ ルをタンク脚の底部に取り付けるものであるが、取り付け位置が下部のため水等 によりロードセルやその他の部品の腐食が早くなる欠陥がある。他の1つは超音 波センサによるもので、この超音波により飼料上面迄の距離を重量換算する方法 であるが、これでは飼料上面が平坦でないため不正確である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案人はこれ等の欠陥を考慮して種々の実験や試作を試みた結果、タンク内 の飼料の重量を正確に取り出すにはロードセルを用いるのが一番であり、このロ ードセルを飼料タンクに対して如何に取り付けるかが重要な問題であることがわ かった。
【0004】 更に本考案人はこのロードセルを用いるにあたって、上からの荷重に対しては フリーな状態でなくてはならず、突風や地震のような横からの大きな力を考慮す る必要があった。通常飼料タンクに荷重が加わる場合柱脚の根元では圧縮力と引 き抜き力とそしてせん断力の3つの分割した力が加わるものと考えられる。圧縮 力はそのままロードセルに伝えられるが、引抜き力とせん断力をどうするかが問 題となる。このために本考案ではロードセル収容部を脚の中間に収納するととも に飼料タンクに対して保持せしめるために振止機構を備えるもので、この振止機 構としては引抜き力を分担する2個の抜止めボルトとせん断力を分担する3個の ロッドエンドベアリングを使って横からの力つまりせん断力に対して保持せしめ てズレを少なくし、垂直方向の大きな力つまり引抜き力に対しては抜止めボルト を使って支持せしめ、この力を取り去れば元に戻るようにしたもので、この機構 が所謂振止機構である。
【0005】
【作用】
このようにして、本考案では脚部の中間に振止機構を用いたロードセルを取り付 けることが可能とすることにより、新設タンクにも既設タンクにも取り付けられ 、タンク内の飼料の重量を正確にCPU内蔵の指示計で表示することができ、又 プリンター接続によりパソコンデータ送信が可能となり飼料の集中管理が可能と なる。
【0006】
【実施例】
図は本考案の1実施例で、図1は飼料タンク全体の概略図,図2は本考案に係 るロードセル収容部5の斜面図,図3は図2の一部切断側面図,図4は図3のA −A線に添う切断面図,図5はロッドエンドベアリングの斜面図である。 図で1はFRP製の飼料タンクの本体で、上方は筒状で下方は先細りつまり逆円 錐状の所謂ホッパー状となり上下バンド2a,2bを介して複数脚3の通常は4 脚で地上に支持されているが、これ等飼料タンクの構成はごく普通のものと考え てよい。4はインジケータボックスで、CPU内蔵の指示計と必要ならプリンタ 等を含んでいる。5は本考案に属するつまり振止機構内蔵のロードセル格納部で 、本体5aを保護カバー5bで包囲しており、又2個のアジャストネジつまり抜 止めボルト5cで,脚3の下端のフランジ3aと脚3’の上端のフランジ3’a 間の間隔の上下の調整と暴風や地震のような横荷重の大きな力が加わる場合にそ の支えとなり、少なくとも左右2個を持ち振止機構の一役を担う。3’cは下脚 3’と一体のベースプレートであり、5dは本考案振止機構の一役を担うロッド エンドベアリングで,上脚のフランジ3aから下方に突出せる柱状突起3bと下 脚3’のフランジ3’aの上方に突出せる柱状突起3’b間に一端を夫々ネジ3 eと3’eによって保持される接続ネジであり、図4に示すように軸芯つまり脚 の垂直方向に対して直角方向に3個をフランジ3a,3’a間で間隔を置いて設 ける。尚この接続ネジは図5で示すように中央でボルト,ナット接続される接続 子と考えてよく、上フランジ3aが下フランジ3’aに対して動くような横から の力に対してズレず、抜止めボルト5cが上フランジ3aの穴の内側に接触しな いようになっている。従ってロードセル本体5aは脚3の下端フランジ3aと脚 3’の上端フランジ3’aとの間に挟まれるが、飼料タンク内の荷重に対しては フリーな状態となっていて、圧縮力つまり直接飼料の重量はそのままロードセル 5aに加わり飼料の計量には何等差し支えるものではない。
【0007】 次に本考案に係わる飼料タンクについて説明すると、飼料タンク本体1に収納 されている飼料が必要に応じてタンク底部の排出口より取り出され、これに伴っ てタンク頭部の投入口より飼料が補給されることは従来通りで、特に本考案によ る飼料タンクでは脚3,3’の中間に振止機構を持ったロードセル収納部5を挟 みこんだ形で脚3にかかるタンク内の飼料の重量がそのままロードセル本体5a に束縛無く与えられ、正確な計量が行われ外部に設定したCPU内蔵のインジケ ーターボックス4を介してその数値が取りだされて、年月日,重量,投入量,排 出量等の各種データを積算印字可能とし、必要に応じてコネクター接続によりパ ソコンデータ通信が可能な飼料の集中管理ができるのである。
【0008】 かくてこのロードセルで受けた重量等の変化分は指示計で指示せしめられて現 在量をリアルタイム表示され、プリンター使用により現在量や年月日,時分を同 時にプリントアウトできる。尚図1でわかるようにロードセル収納部5は通常は 4個の脚3,3’の間一つ一つに取り付けられて、夫々の情報変化が取り出され て1個のインジケーターボックス4に含まれた指示計で現在量がリアルタイム表 示されるのである。
【0009】 かくて本考案に係わる餌の見張り番であるスケール付飼料タンクによって飼料 タンク内の飼料を人手なくして正確に計量して給餌管理を行うことにより飼料効 率,飼料要求率等を正確に把握し、畜産経営合理化を図ることができる。 尚以上は主として飼料タンクについて述べたが、その他肥料,セメント或は液体 等原材料を入れておく貯蔵タンク等にも適用できるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる計量,給餌管理付飼料タンクの
斜面図である。
【図2】本考案に係わる図1のロードセル収納部5の拡
大斜面図である。
【図3】図2のロードセルの一部切断側面図である。
【図4】図3のロードセルの一部A−A線に添う切断面
図である。
【図5】図2,3,4に含まれるロッドエンドベアリン
グの斜面図である。
【符号の説明】
1 飼料タンク本体 3,3’飼料タンクの支持脚 3a 上脚3の下端フランジ 3’a 下脚3’の上端フランジ 4 インジケーターボックス 5 ロードセル収納部 5a ロードセル本体 5b ロードセルの保護カバー 5c ロードセルの抜止めボルト兼アジャストネジ 5d ロードセルのロッドエンドベアリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】飼料等のタンク脚部中間に該タンク内の飼
    料等の重量を正確に外部の表示器に表示せしめるための
    ロードセル収納部を装着するもので、このロードセル収
    納部を取り付けるに当たって、脚部の垂直方向の引抜き
    力を分担する抜止ボルトと水平方向のせん断力を分担す
    るロッドエンドベアリングとを含む振止機構を用いるこ
    とを特徴とする振止機構を有するロードセル収納部を脚
    部中間に持つ計量器付飼料等のタンク。
JP1994009928U 1994-07-11 1994-07-11 振止機構を有するロードセル収納部を脚部中間に持つ計量器付 飼料等のタンク。 Expired - Lifetime JP3006545U (ja)

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