JP2522561Y2 - デジタル携帯吊秤 - Google Patents

デジタル携帯吊秤

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JP2522561Y2
JP2522561Y2 JP9194690U JP9194690U JP2522561Y2 JP 2522561 Y2 JP2522561 Y2 JP 2522561Y2 JP 9194690 U JP9194690 U JP 9194690U JP 9194690 U JP9194690 U JP 9194690U JP 2522561 Y2 JP2522561 Y2 JP 2522561Y2
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support frame
load
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digital portable
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JP9194690U
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JPH0449830U (ja
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敏宏 角田
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Yamato Scale Co Ltd
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Yamato Scale Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小型のデジタル携帯吊秤に関するものであ
り、詳しくは計量用のロードセルが外力の影響を受ける
ことなく支持フレームに取り付けられて、コンパクトに
まとめられたデジタル携帯吊秤に関する。
(考案の背景) 従来、携帯できる小型の吊秤としては、コイルスプリ
ングを利用した外観が円筒形をしたアナログ色の吊秤が
多く用いられている。このほかに、実公昭35-1179号公
報によって知られているような外観が偏平なものもあ
る。これらはいずれもスプリングを利用して、その直線
的移動量を読み取るもの、あるいはダイヤル式にして移
動量を読み取るものである。
近時、計量器もデジタル化され、このデジタル化によ
り予め設定した計量単位当りの価格から、例えば計量と
同時に被計量物の価格を即座に表示できるように、計量
部と演算部とを組み合わせることができるので、携帯吊
秤もデジタル化されることが望まれている。
(解決しようとする課題) 本考案にては、デジタル式の携帯吊秤を制作するに際
して、計量負荷を検出するのに用いるロードセルが、フ
レームの捻れ等の外力により影響を受けないように、そ
の取付部を構成し、そのようにすることで携帯用として
コンパクトにまとめられたところの携帯吊秤を目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、四辺を閉じ合せて剛性を所有する所要寸法
の支持フレームと、前記支持フレームの一辺部内側で両
端を締着固定されて中央位置に負荷検出部を設けられた
ビーム形起歪体にてなるロードセルと、前記支持フレー
ムの内側に形成される空間部に受け入れられる計測用電
気制御部及び電源と、前記各部を前後から囲うハウジン
グとを有し、支持フレームの他辺部に吊下げ具が取り付
けられ、前記ロードセルの負荷検出部には吊下げフック
と連結される計測負荷軸が取り付けられ、前記ハウジン
グの一方の面には少なくとも表示部が、他方の面には電
源電池の出入り部が、それぞれ設けられていることを特
徴とするデジタル携帯吊秤である。
また、本考案において、支持フレームは一辺部を鈎形
に形成されて対称に配したものとし、その両鈎形部分を
受支部として支持フレーム一辺部側の内法間に平面度の
高い台座片を跨らせ、ロードセルはその台座片上に載置
して、その両端部で台座片と共に支持フレームの受支部
にボルト締結することができる。また、支持フレームを
四辺一体のものにして、その一辺部の内側にロードセル
を取り付けるようにすることができる。
さらに、ロードセルの負荷検出部に取り付けられる計
測負荷軸は、端部がハウジングに設けられた凹所内から
突き出さない長さにして、その計測負荷軸端部に吊下げ
フックを取り外し可能に連結することが好ましい。ま
た、ロードセルの負荷検出部一端面とこれに対向する支
持フレーム側に配されているロードセル取付部(台座
片、または支持フレームの下辺部)表面との間に受け座
を配してロードセルの歪を規制する間隙が設定されるよ
うにすることが好ましい。
(作用) このように構成された本考案のデジタル携帯吊秤は、
ビーム形の起歪体にて構成されるロードセルが、外力を
受けて捻れなど歪を起こさない剛性を備えている枠形の
支持フレーム下部に取り付けられ、この支持フレームの
内側に広い空間部が形成されるようになっているので、
当該空間部に計測用電気制御部や電源、またハウジング
の内側に付設される表示体等の基板などを収めて、コン
パクトなものにできる。
使用に際しては、吊下げ具を持って吊秤を持ち上げる
とともに、計測負荷軸下端部に吊下げフックを取り付け
て、その吊下げフックに被計量物を吊り掛け、計測負荷
軸を介してロードセルを作動させ、計量できる。計量さ
れた値は表示部にデジタル表示される。
また、計測負荷軸の下端はハウジングに設けられてい
る凹所より突き出さない長さになっている場合には、吊
下げフックを連結部から取り外せば、携帯時に計測負荷
軸に外部から力が加えられてロードセルを傷めることも
ない。さらに、ロードセルの負荷検出部と取付面との間
で起歪体の歪を規制するようにしている場合には、吊荷
重が過剰になるのを防止して、ロードセルを損傷させる
ことがないようにされる。
さらに、支持フレームに対するロードセルの取付手段
として、支持フレームが下辺部で鈎状の受支部を対称に
配した構成(たとえば金属板を屈曲形成したもの)であ
る場合、その受支部の平面精度が低くなるので、比較的
厚肉で平面精度を高められる台座片を支持フレームの受
支部間に跨らせて配し、この台座片を介してロードセル
を取り付けるようにすることで、精度を高めてロードセ
ルを組み込むことができる。
(考案の効果) 本考案によれば、被計量物の負荷を検出するためのロ
ードセルを組み込むに当たって、小型化されたロードセ
ルを、枠形にされた支持フレームの下辺部に、該支持フ
レームに対する外力によって影響を受けない状態に定着
され、支持フレームで囲まれる空間部を利用して計測用
電気制御部や電源などを収容してコンパクトに纏められ
たデジタル携帯吊秤が得られることになる。また、ロー
ドセルに取り付く計測負荷軸は、吊下げフックを取り外
すとハウジング内に収まる長さにされているので、携帯
時に外力を受けることなく、ロードセルを保護すること
ができる。さらに、計測負荷軸の取付部において、ロー
ドセルの負荷検出部一端面とロードセル取付面との間隙
を規制するようにする場合には、過荷重に対するロード
セルの保護を図り、長期使用ができるデジタル携帯吊秤
となる。
(実施例) 以下本考案の携帯吊秤を実施例図に基づき説明すれば
次の通りである。
第1図に示すのは一実施例の正面図であり、第2図は
第1図の側面図である。これらの図面に示されているの
は、本考案のデジタル携帯吊秤の外形を表しており、後
述する内部構造を包んだハウジング10の正面に、計量時
の値が表示される表示部11と、予め単価を設定入力でき
るテンキー12が設けられている。この例ではデジタル表
示部11として上から順に、計測重量11a・設定した単価1
1b・計量に対する価格11cの各表示窓が設けられてい
る。これらデジタル表示部11とテンキー12とはハウジン
グ10の内側に付設された基板13上に取り付けられてい
る。40は計量用の吊下げフック、45は吊下げ具である。
第3図及び第4図は内部の構造を表す図面であって、
骨格となる支持フレーム20は所要幅の金属板を方形に屈
曲形成されて、その下辺部が中間部分を適宜寸法欠如し
た状態になっている。その支持フレーム20下端部で対称
に鈎形に形成された部分を台座片25の受支部21,21とし
て、この両受支部21,21間に、両面を加工されて平面精
度の高い厚肉の板材で作られた台座片25を跨らせ、この
台座片25の上面にロードセル30を、その両端部で台座片
25と共に受支部21にボルト28締結して装着されている。
前記ロードセル30は中央部に計測負荷軸35を装着する
ボス31部を備え、その両側が起歪部32に形成されたビー
ム形のもので、計測負荷軸35の装着ボス31部下面と台座
片25上面に突設された受け座26上面との間に間隙tが形
成されるようにして、負荷検出部すなわちボス31部に秤
量以上の負荷がかかった際に、このボス31部が受け座26
に当接することで起歪部32が過度に下がるのを阻止し、
過荷重の計量を行わないようにすると共に、ロードセル
30の損傷を防止するようにされている。なお、起歪部32
の上面にはストレインゲージ33が貼着されている。
ロードセル30のボス31に基端を取り付けられた計測負
荷軸35は、前記台座片25の中央部に設けられた受け座26
の中心孔26′を貫通して下端がハウジング10に設けられ
ている凹所15内に収まる長さになっている。この計測負
荷軸35の下端部には吊下げフック40の上端鈎部41を着脱
可能に吊掛けて連結する孔35′が設けられている。ま
た、基端部はナット37を螺着してピン37′を挿入するこ
とによってボス31部孔から抜け出さないように取り付け
られ、回動自在になっている。この計測負荷軸35に連結
される吊下げフック40は、取り外した後、例えばハウジ
ング10の電池交換用カバー16を取り外してハウジング10
の内部に収容できるようにしておけば、紛失することな
く携帯するのに便利である。
前記支持フレーム20の上辺部22は下向き溝形断面(第
4図参照)に形成して、吊下げ強度が得られるようにさ
れ、この上辺部22に取り付く吊下げ具45は、支持フレー
ム20の中心線上に位置するようにして頭付支持フック46
を解脱不能回動自在なように取り付けて、この頭付支持
フック46の上端部に設けられた取付孔46′にストラップ
47を備えた掛け金48を係合して構成されている。
前記の支持フレーム20によって形成されるその内側の
空間部14(第3図及び第4図において斜線で表す部分)
には、表示部11とテンキー12の基板13と接続される計測
電気制御部17、ならびに電源電池18等が収容されるよう
になっている。
このように構成された携帯吊秤は、使用に際して計測
負荷軸35の下端部の孔35′に吊下げフック40を、その上
端鈎部41を係合させて取り付けておき、テンキー12にて
単価設定を行った後、第5図に示すように吊下げ具45の
ストラップ47をもつて吊下げフック40に吊掛けた計量皿
50に被計量物55を載せると、その荷重は計測負荷軸35を
介してロードセル30に伝わり、ストレインゲージ33によ
る荷重に応じた電圧の発生でそれが計測電気制御部17で
演算処理されて重量値を計量表示窓11aに、価格値を価
格表示窓11cにそれぞれ表示される。なお、この例では
重さ、単価、価格表示、そして単価設定のためのテンキ
ーを具備した料金表示吊秤として説明したが、重さ表示
だけにすることもでき、その場合はテンキー部分がなく
なるので、全体をさらに小さくして、コンパクトにまと
めることができる。
上記の実施例においては、支持フレーム20について金
属板を曲げ加工したものであったが、この支持フレーム
については、第6図及び第7図で示すように、例えばア
ルミニウムなどで一体成形した枠形の支持フレーム20A
とすることができる。このようにしておけば、ロードセ
ル30の取付部21Aを肉厚にすることで、この取付部21Aの
平面精度も加工によって容易に得られる。その他は前記
実施例とほぼ同一であるので、同一の符号を付して表し
てある。符号28は補強リブである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるデジタル携帯吊秤の正面図、第2
図は側面図、第3図は内部構造を表す正面図、第4図は
第3図の中央縦断面図、第5図は使用の態様を示す図、
第6図及び第7図は支持フレームを一体枠構造にしたも
のの内部を示す図である。 10……ハウジング、11……表示部 12……テンキー、13……基板 15……凹所、20,20A……支持フレーム 21……受支部、22……上辺部 25……台座片、26……受け座 28……ロードセルの取り付けボルト 30……ロードセル、31……ボス部 32……起歪部、33……ストレインゲージ 35……計測負荷軸、35′……連結用の孔 40……吊下げフック 41……吊下げフックの吊掛け鈎部 45……吊下げ具、46……頭付支持フック 47……ストラップ

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四辺を閉じ合せて剛性を所有する所要寸法
    の支持フレームと、前記支持フレームの一辺部内側で両
    端を締着固定されて中央位置に負荷検出部を設けられた
    ビーム形起歪体にてなるロードセルと、前記支持フレー
    ムの内側に形成される空間部に受け入れられる計測用電
    気制御部及び電源と、前記各部を前後から囲うハウジン
    グとを有し、支持フレームの他辺部に吊下げ具が取り付
    けられ、前記ロードセルの負荷検出部には吊下げフック
    と連結される計測負荷軸が取り付けられ、前記ハウジン
    グの一方の面には少なくとも表示部が、他方の面には電
    源電池の出入り部が、それぞれ設けられていることを特
    徴とするデジタル携帯吊秤。
  2. 【請求項2】前記支持フレームは一辺部を鈎形に形成さ
    れて対称に配され、その両鈎形部分を受支部としてこの
    支持フレームの一辺部側の内法間に平面度の高い台座片
    を跨らせ、ロードセルはその台座片上に載置して、その
    両端部で台座片と共に支持フレームの受支部にボルト締
    結されている請求項1に記載のデジタル携帯吊秤。
  3. 【請求項3】前記支持フレームは四辺一体のものにし
    て、その一辺部の内側にロードセルが取り付けられてい
    る請求項1に記載のデジタル携帯吊秤。
  4. 【請求項4】ロードセルの負荷検出部に取り付けられる
    計測負荷軸は、端部がハウジングに設けられた凹所内か
    ら突き出さない長さにして、その計測負荷軸端部に吊下
    げフックを取り外し可能に連結されている請求項1〜3
    のいずれかに記載のデジタル携帯吊秤。
  5. 【請求項5】前記ロードセルの負荷検出部一端面とこれ
    に対向する支持フレーム側に配されているロードセル取
    付部材の表面との間に、受け座を配してロードセルの歪
    を規制する間隙が設定されるようにする請求項1〜4の
    いずれかに記載のデジタル携帯吊秤。
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CN110553704A (zh) * 2018-05-31 2019-12-10 梅特勒-托利多(常州)测量技术有限公司 吊秤及其称重结构、称重方法

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