JP3006200U

JP3006200U - 蒸れにくい下着

Info

Publication number: JP3006200U
Application number: JP1994009225U
Authority: JP
Inventors: 順佐藤
Original assignee: 株式会社アイシル佐藤
Priority date: 1994-07-06
Filing date: 1994-07-06
Publication date: 1995-01-17
Anticipated expiration: 2000-07-06

Abstract

(57)【要約】【目的】本考案は、ズボン等はいても股の部分が蒸れ
にくい下着を提供するものである。【構成】蒸れにくい下着であるブリーフ（１０）を構
成する前覆い部（１２）と側覆い部（１４），（１６）
と後覆い部（１８）とは共に木綿布で形成されている。
前記前覆い部（１２）と側覆い部（１４）とは縫い代
（２０）で、前記前覆い部（１２）と側覆い部（１６）
とは縫い代（２２）で、それぞれ縫着されている。前記
後覆い部（１８）と側覆い部（１４）とは縫い代（２
４）で、前記前覆い部（１２）と側覆い部（１６）とは
縫い代（２６）で、それぞれ縫着されている。また、前
記前覆い部（１２）と前記後覆い部（１８）とは縫い代
（２８）で縫着されている。ブリーフ（１０）の前覆い
部（１２）の表側にはカバー部（３０）が前覆い部（１
２）に重なった状態で縫着されている。このカバー部
（３０）はメッシュ地で形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ブリーフやステテコ等の下着に関し、布地が二重に重なり合う股部の一方の布地をメッシュ地にした蒸れにくい下着に関する。

【０００２】

【従来の技術】

ブリーフやステテコ等の下着には股の部分で布地が重なり合うタイプの下着がある。このため、このタイプの下着を着用してズボン等をはくと股の部分が蒸れ易くなるという不具合がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記不具合を解消すべく考案されたものであり、ズボン等はいても股の部分が蒸れにくい下着を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１記載の考案は、第１の布地と第２の布地が重なり合う股部において、前記第１の布地又は第２の布地の一方をメッシュ地にしたことを特徴としている。

【０００５】

【作用】

請求項１の考案は、第１の布地と第２の布地が重なり合う股部において、前記第１の布地又は第２の布地の一方をメッシュ地にしたので、従来の下着の股部に比べて風通しをよくすることができる。

【０００６】

【第１実施例】図１及び図２には本考案に係る蒸れにくい下着の第１実施例が示されている。図１及び図２に示すように、蒸れにくい下着であるブリーフ（１０）を構成する第１の布地である前覆い部（１２）と側覆い部（１４），（１６）と後覆い部（１８）とは共に木綿布で形成されている。図１に示すように、前記前覆い部（１２）と側覆い部（１４）とは縫い代（２０）で、前記前覆い部（１２）と側覆い部（１６）とは縫い代（２２）で、それぞれ縫着されている。図２に示すように、前記後覆い部（１８）と側覆い部（１４）とは縫い代（２４）で、前記前覆い部（１２）と側覆い部（１６）とは縫い代（２６）で、それぞれ縫着されている。また、前記前覆い部（１２）と前記後覆い部（１８）とは縫い代（２８）で縫着されている。図１に示すように、ブリーフ（１０）の前覆い部（１２）の表側には第２の布地であるカバー部（３０）が前覆い部（１２）に重なった状態で縫着されている。このカバー部（３０）はメッシュ地で形成されている。前記ブリーフ（１０）の上部に形成されたウエスト部（３２）には伸縮部（３４）が形成されている。また、ブリーフ（１０）の下部には太腿挿入口（３６）が形成されており、太腿挿入口（３６）の縁には縁取（３８）が縫着されている。

【０００７】次に、実施例の作用について説明する。図１に示すようにブリーフ（１０）の前覆い部（１２）の表側に縫着されるカバー布（３０）はメッシュ地で形成されているので、従来のように単に木綿布等の布地を二枚重ねたブリーフに比べて股部の風通しが良い。このため、前覆い部（１２）とカバー部（３０）とが重なり合うように形成されていてもカバー部（３０）はメッシュ地で風通しが良いので、ズボンをはいても股部が蒸れるのを防止できる。

【０００８】

【第２実施例】図３には本考案に係る蒸れにくい下着の第２実施例が示されている。なお、第１実施例と同一の構成は同一の符号を用いて説明する。図３に示すように、第２実施例ではブリーフ（４０）を構成する前覆い部（４２）はメッシュ地で形成されている。この前覆い部（４２）の表側には木綿布で形成されたカバー部（４４）が重なった状態で縫着されている。他の構成及び作用は第１実施例と同一であるので、その説明は省略する。

【０００９】なお、実施例には蒸れにくい下着としてブリーフ（１０）を開示したが、ブリーフに限定されるものではなく、ステテコや股引あるいは女性用下着でもよいことは勿論である。

【００１０】

【考案の効果】

以上説明したように本考案に係る蒸れにくい下着は、股部で重なり合う第１の布地と第２の布地の一方をメッシュ地で形成したので、ズボンをはいても蒸れにくいという優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る第１実施例の蒸れにくい下着の正
面図である。

【図２】本考案に係る第１実施例の蒸れにくい下着の背
面図である。

【図３】本考案に係る第２実施例の蒸れにくい下着の正
面図である。

【符号の説明】

（１０）・・・ブリーフ（１２）・・・前覆い部（３０）・・・カバー部（４０）・・・ブリーフ（４２）・・・前覆い部（４４）・・・カバー部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】第１の布地と第２の布地が重なり合う股
部において、前記第１の布地又は第２の布地の一方をメ
ッシュ地にしたことを特徴とする蒸れにくい下着。