JP3006109U - まな板ユニット及びまな板固定用吸着具 - Google Patents

まな板ユニット及びまな板固定用吸着具

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3つ以上の吸着具を介してまな板を調理台の
上面等の支持面に着脱自在に固定できるようにするこ
と。 【構成】 まな板ユニットMAは、まな板本体1Aと、
その4隅部に形成した貫通穴からなる取付け部2と、こ
れら取付け部2に夫々着脱自在に装着された4つの吸着
具3とで構成され、これら吸着具3を支持面に吸着させ
ることで、まな板本体1Aを着脱可能に固定することが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、まな板ユニット及びまな板固定用吸着具に関し、吸着具を介してま な板本体を外部の支持面に着脱可能に固定できるように構成したまな板ユニット 、及びまな板を外部の支持面に着脱可能に固定する為のまな板固定用吸着具に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
調理用のまな板は、一般に木製の矩形板又は合成樹脂製の矩形板で構成されて いるが、種々の形状のまな板も実用に供されている。通常、木製のまな板の面は 平滑な面に形成されているが、合成樹脂製のまな板の面は、小刻みのギザギザ状 の面に形成されている。 ところで、従来、まな板は、片面のみを使用せずに、適宜反転して両方の面を 使用する関係上、また、まな板を使用後に頻繁に水洗いする関係上、まな板に付 加的な物品を付加することは殆どタブー視されて来た。そのため、まな板には、 それを外部の支持面に固定する為の固定機構が全く設けられていないし、その固 定機構又はまな板固定具としては何ら提案されていないのが実情である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記まな板を載置する調理場のまな板支持面が、平面的に形成されている場合 には、まな板が安定しやすいが、水やその他の液体で低摩擦状態になると、まな 板が滑りやすくなり、調理能率が低下するという問題がある。 更に、前記まな板支持面が、ステンレス製で、コルゲート状に凹凸に形成され ている場合には、まな板の下側面の全面を均等に支持できないため、まな板の安 定性が著しく低下し、まな板を固定するのが難しく、前記同様に調理能率が低下 する。その対策として、まな板の下にタオルを敷く等の対策が採られるが、まな 板の下面の水はけが悪くなり、木製のまな板では、その耐久性が低下する。 本考案の目的は、3つ以上の吸着具を介して、まな板本体を支持面に着脱自在 に固定できるようにしたまな板ユニット、及びまな板を外部の支持面に着脱可能 に固定する為のまな板固定用吸着具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1のまな板ユニットは、板状体からなるまな板本体と、前記まな板本体 の少なくとも下面側の相離れた少なくとも3個所に夫々設けられた取付け部と、 これらの取付け部に、吸盤をまな板本体と平行にし且つ下向きにして、着脱可能 に夫々取付けられる少なくとも3つの吸着具とを備え、前記まな板本体を、これ らの吸着具を介して、まな板本体を載置する為の外部の支持面に着脱可能に固定 できるように構成したものである。
【0005】 ここで、前記平面視矩形状のまな板本体の4つの隅部分に、前記取付け部を夫 々設け、各取付け部は、まな板本体を面直交状に貫通した貫通孔で構成され、前 記吸着具は、その取付け軸部を貫通孔に嵌合させて取付けられた構成にしてもよ い(請求項1に従属の請求項2)。 また、前記吸着具は、前記外部の支持面に吸着させる為の第1吸盤と、まな板 本体に吸着させる為の第2吸盤と、これら第1吸盤と第2吸盤とを連結する連結 軸部とを一体成形してなる構成(請求項1に従属の請求項3)。 また、各取付け部は、前記第2吸盤が吸着する平滑面を有するとともにまな板 本体に貼着された吸着補助板で構成してもよい(請求項3に従属の請求項4)。
【0006】 請求項5のまな板ユニットは、板状体からなるまな板本体と、前記まな板本体 の下面側に位置する面の相離れた少なくとも3個所に夫々着脱自在に取付けられ る少なくとも3つの吸着具とを備え、各吸着具は、まな板本体を載置する為の外 部の支持面に吸着させる為の第1吸盤と、まな板本体に吸着させる為の第2吸盤 と、これら第1吸盤と第2吸盤とを連結する連結軸部とを一体成形してなり、前 記まな板本体を、少なくとも3つの吸着具を介して、前記外部の支持面に着脱可 能に固定できるように構成したものである。
【0007】 請求項6のまな板固定用吸着具は、まな板をそれを載置する為の外部の支持面 に着脱可能に固定する為の合成樹脂製の吸着具であって、外部の支持面に吸着さ せる為の第1吸盤と、まな板本体に吸着させる為の第2吸盤と、これら第1吸盤 と第2吸盤とを連結する連結軸部とを一体成形したものである。
【0008】
【考案の作用及び効果】
請求項1のまな板ユニットにおいては、板状体からなるまな板本体の少なくと も下面側の相離れた少なくとも3個所に夫々取付け部が設けられ、これらの取付 け部に、少なくとも3つの吸着具が、吸盤をまな板本体と平行にし且つ下向きに して着脱可能に夫々取付けられ、まな板本体を、これらの吸着具を介して、まな 板本体を載置する為の外部の支持面に着脱可能に固定できるようになっている。
【0009】 このように、まな板本体を、吸着具を介して外部の支持面に着脱可能に固定で きるため、調理の能率を向上させることができ、まな板本体の下面側の通気性を 良くしてまな板本体の耐久性を向上でき、更に、まな板ユニットの不使用時には 取り外しておくことができる。しかも、まな板本体以外に、少なくとも3つの取 付け部と、少なくとも3つの吸着具を設けるだけの簡単な構成であるので、容易 かつ安価に実施することができ、極めて実用性に優れるものである。
【0010】 請求項2のまな板ユニットにおいては、平面視矩形状のまな板本体の4つの隅 部分に、取付け部を夫々設け、各取付け部は、まな板本体を面直交状に貫通した 貫通孔で構成され、吸着具は、その取付け軸部を貫通孔に嵌合させて取付けられ ているため、取付け部の構造が簡単であり、しかも、まな板本体を反転させて使 用する際にも、共通の取付け部を活用して吸着具を取付けることができる。
【0011】 請求項3のまな板ユニットにおいては、前記吸着具は、外部の支持面に吸着さ せる為の第1吸盤と、まな板本体に吸着させる為の第2吸盤と、これら第1吸盤 と第2吸盤とを連結する連結軸部とを一体成形してなる構成であるため、木製の まな板本体のように、平滑な面を有するまな板の場合には、その平滑な面の一部 で取付け部を構成し、その取付け部に第2吸盤を吸着させることができる。 つまり、取付け部の構成を簡単化することができる。
【0012】 請求項4のまな板ユニットにおいては、各取付け部は、前記第2吸盤が吸着す る平滑面を有するとともにまな板本体に貼着された吸着補助板で構成する。例え ば、合成樹脂製のまな板本体のように、平滑でない面を有するまな板本体の場合 には、この吸着補助板を、まな板本体に貼着するだけで、取付け部を設けること ができる。
【0013】 請求項5のまな板ユニットにおいては、板状体からなるまな板本体の下面側に 位置する面の相離れた少なくとも3個所に、少なくとも3つの吸着具が、夫々着 脱自在に取付けられ、各吸着具は、まな板本体を載置する為の外部の支持面に吸 着させる為の第1吸盤と、まな板本体に吸着させる為の第2吸盤と、これら第1 吸盤と第2吸盤とを連結する連結軸部とを一体成形してなり、まな板本体を、少 なくとも3つの吸着具を介して、外部の支持面に着脱可能に固定できるようにな っている。
【0014】 このように、まな板本体を、吸着具を介して外部の支持面に着脱可能に固定で きるため、調理の能率を向上することができ、まな板本体の下面側の通気性を良 くしてまな板本体の耐久性を向上でき、更に、まな板ユニットの不使用時には取 り外しておくことができる。 しかも、まな板本体以外に、少なくとも3つの吸着具を設けるだけの簡単な構 成であるので、容易かつ安価に実施することができ、まな板本体に何らの工作を 施す必要もなく、極めて実用性に優れるものである。
【0015】 請求項6のまな板固定用吸着具においては、3つ以上のまな板固定用吸着具を 用いてまな板を外部の支持面に着脱可能に固定することができる。 即ち、3つ以上のまな板固定用吸着具を、まな板の下面の相離れた3つ以上の 部位に、夫々の第2吸盤を介して、着脱可能に吸着させておき、それらまな板固 定用吸着具を取りつけたまな板を外部の支持面(調理台の上面等)に押圧させる
【0016】 ことで、それらまな板固定用吸着具の第1吸盤を支持面に着脱可能に吸着させる と、各まな板固定用吸着具の第1吸盤と第2吸盤とは連結軸部により一体的に連 結されているため、まな板は3つ以上のまな板固定用吸着具を介して、支持面に 着脱可能に固定される。 但し、最初に3つ以上のまな板固定用吸着具を、第1吸盤を介して支持面に吸 着させておいてから、それらの第2吸盤の上面にまな板を押圧して第2吸盤をま な板に吸着させてもよい。
【0017】 このように、本考案のまな板固定用吸着具によれば、小型で、簡単な構成の3 つ以上のまな板固定用吸着具により、まな板を外部の支持面に着脱可能に簡単に 固定することができるから、調理の能率を高めることができ、まな板の下面の通 気性を高めてまな板の耐久性を高めることができ、まな板を反転した状態でも同 様に適用でき、不使用時にはまな板固定用吸着具を簡単に取外しおくことができ 、既存のまな板に同様に適用でき、実用性に優れる。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。 図1〜図5に示すように、まな板ユニットMAは、平面視矩形状の板状体から なるまな板本体1Aと、このまな板本体1Aの4つの隅部分に形成された4つの 取付け部2と、これら4つの取付け部2に夫々着脱可能に取付けられた4つの吸 着具3とで構成されている。
【0019】 まな板本体1Aについて説明する。 まな板本体1Aは、木製の平面視矩形状の矩形板からなり、その上下両面は、 平滑な面に形成されている。但し、まな板本体1Aを、合成樹脂製の矩形板で構 成し、その上下両面を、小刻みのギザギザを刻んだ面に構成してもよい。
【0020】 取付け部2について説明する。 4つの取付け部2は、まな板本体1Aの4つの隅部分に夫々設けられ、図2〜 図4に示すように、各取付け部2は、まな板本体1Aの隅部分において、まな板 本体1Aを面直交状に貫通した貫通孔2aで構成されている。この貫通孔2aの 内径は、後述の吸着具3の軸部5を内嵌して着脱自在に固定できる内径、つまり 、軸部5よりも僅かに小径に形成されている。
【0021】 吸着具3について説明する。 図3〜図5に示すように、4つの吸着具3の各々は、軟質の合成樹脂材料で構 成され、各吸着具3は、貫通孔2aに嵌合する為の軸部5と、なま板本体1Aを 載置する為の外部の支持面6(調理台の上面等)に吸着させる為の吸盤4とを一 体形成してなる、一般的な構造の吸着具である。 軸部5は、まな板本体1Aの厚さより多少短く形成され、吸盤4はほぼ部分球 面状に形成されている。この吸盤4には、解除片4aが設けられ、図4に示すよ うに吸盤4が支持面6に吸着している状態において、解除片4aを指でつまみ、 引張ると、吸盤4の吸着力がなくなり、吸盤4を支持面6から吸着解除できるよ うになっている。
【0022】 次に、まな板ユニットMAの作用について説明する。 図3、図4に示すように、各吸着具3の軸部5を、僅かに弾性変形させつつ、 板本体1Aの下面側から、貫通孔2aに内嵌嵌合させることで、4つの吸着具3 が、まな板本体1Aの4つの取付け部2に、夫々、着脱可能に取付けられ、各吸 着具3の吸盤4は、まな板本体1Aの上下の面と平行に且つ下向きに位置する。 前記まな板ユニットMAを支持面6上に載置し、まな板本体1Aを下方へ押圧 させて、4つの吸着具3の吸盤4を押し潰すと、図4に示すように、各吸盤4が 支持面6に吸着するので、まな板本体1Aを4つの吸着具3を介して、支持面6 に容易に着脱可能に固定することができる。
【0023】 このように、4つの吸着具3を介してまな板本体1Aを支持面6に対して固定 できるため、まな板本体1Aが安定して、調理能率を向上することができる。 また、まな板本体1Aの下面と支持面6との間に隙間ができるため、まな板本 体1Aの下面側の通気性を良くして、水等による腐食を防ぎ、まな板本体1Aの 耐久性を向上できる。 更に、4つの吸着具3は、取付け部2に、夫々着脱可能に取付けられているた め、まな板ユニットMAの不用時には、取外しておくことができ、まな板本体1 Aの洗浄等の際に便利である。
【0024】 各取付け部2が、まな板本体1Aに形成された貫通孔2aで構成されているた め、取付け部2の構造が簡単であり、しかも、まな板本体1Aの両面に共通に取 付け部2が形成されるため、まな板本体1Aを反転して使用する際にも、共通の 取付け部2を活用して、吸着具3を取付けることができる。 尚、まな板本体1Aが平面視矩形状でないような場合には、まな板本体1Aの 少なくとも下面側に、相離れて位置する少なくとも3つの取付け部2を形成し、 各取付け部2に吸着具3を取付けてもよいし、また、まな板本体1Aが平面視矩 形状であっても、まな板本体1Aの少なくとも下面側に、相離れて位置する少な くとも3つの取付け部2を形成し、各取付け部2に吸着具3を取付けてもよい。
【0025】 第1別実施例・・・図6〜図9参照 次に、第1別実施例に係るまな板ユニットMBについて説明する。 図6に示すように、まな板ユニットMBは、合成樹脂製の平面視矩形状の板状 体からなるまな板本体1Bと、まな板本体1Bの4つの隅部分に設けられた4つ の取付け部11と、4つの取付け部11に夫々着脱可能に取付けられた4つの吸 着具13とで構成されている。
【0026】 まな板本体1Bについて説明する。 このまな板本体1Bは、合成樹脂製の矩形板からなり、その上下両面は、小刻 みのギザギザを刻んだ面に構成されている。 取付け部11について説明する。 図7、図8に示すように、4つの取付け部11は、まな板本体1Bの4つの隅 部分に夫々設けられ、各取付け部11は、まな板本体1Bの隅部分の下面に貼り 付けられた吸着補助板12で構成されている。 この吸着補助板12は、合成樹脂製の円形板であって、上面に粘着剤を塗布し 、下面を平滑面12aとした合成樹脂製の円形板で構成され、この吸着補助板1 2は、後述の吸着具13の第2吸盤15よりも幾分大径に形成されている。
【0027】 次に、吸着具13について説明する。 吸着具13は、軟質の合成樹脂材料で構成され、この吸着具13は、外部の支 持面に吸着させる為の第1吸盤14と、吸着補助板12の平滑面12aに吸着さ せる為の第2吸盤15と、これら第1吸盤14と第2吸盤15とを連結する連結 軸部16とで、一体成形されている。 第1吸盤14と第2吸盤15は、ほぼ部分球面状に形成され、第1吸盤14に は、解除片14aが形成され、第2吸盤15には、解除片15aが形成され、夫 々の吸盤14,15の吸着を解除する際、この解除片14a,15aを指でつま んで引張ることで吸着を解除できる。
【0028】 次に、このまな板ユニットMBの作用について説明する。 このまな板ユニットMBにおいては、取付け部11を構成する吸着補助板12 の上面には粘着剤が塗布され、下面は平滑面12aに形成されているため、合成 樹脂性のまな板本体1Bであって、その上下両面が平滑面でないまな板本体1B であっても、吸着補助板12を、まな板本体1Bの下面に粘着するだけで、取付 け部11を簡単に設けることができ、取付け部11の構造を簡単化できる。
【0029】 また、吸着補助板12の径を、吸着具13の径の約2倍程度に大きく形成する 場合には、吸着補助板12の平滑面12aにおいて、第2吸盤15の吸着できる 範囲が広がるため、まな板本体1Bに対して吸着具13の取付け部分の位置を調 節することができ、支持面が平面状でなく凹凸のあるコルゲート状の面の場合に 、第1吸盤14を吸着させる際に有利である。但し、吸着補助板12は、第2吸 盤15よりも僅かに大径に形成してもよい。 前記まな板本体1Bは、必ずしも合成樹脂製のものである必要はなく、通常の まな板と同様の木製の上下両面が平面に形成されたものでもよい。この場合でも 、取付け部11を吸着補助板12で構成することで、第2吸盤15の吸着性を高 めることができる。
【0030】 次に、第2別実施例・・・図10参照 次に、第2別実施例に係るまな板ユニット1Cについて説明するが、本実施例 は、まな板固定用吸着具の実施例を含むものである。 この第2別実施例におけるまな板ユニットMCは、図10に示すように、上下両 面が平面状に形成された平面視矩形状の木製板からなるまな板本体1Cであって 、通常の木製のまな板と同様のまな板本体1Cと、まな板本体1Cの下面の4隅 部に夫々吸着される4つの吸着具13であって、前記第1別実施例の吸着具13 と同じ構成の4つの吸着具13とで構成されている。ここで、吸着具13は、ま な板固定用吸着具に相当するものである。
【0031】 このまな板ユニットMCによれば、まな板本体1Cを、4つの吸着具13を介 して外部の支持面に着脱可能に固定できるため、前記実施例のまな板ユニットM Aと同様、調理能率を向上することができ、まな板ユニットMCの下面側の通気 性を良くしてまな板本体1Cの耐久性を向上することができ、4つの吸着具13 を簡単に取り外すことができるため、まな板本体1Cの洗浄の際や、不使用時の 保管等に便利である。
【0032】 しかも、まな板本体1Cに、4つの吸着具13を設けるだけの簡単な構成であ るので、容易かつ安価に実施することができ、また、まな板本体1Cに何らの工 作を施す必要もなく、極めて実用性に優れるものである。 また、まな板本体1Cを、凹凸の有る外部の支持面に固定する際、先ず、吸着 具13を支持面に吸着させてから、次に、まな板本体1Cを、それらの吸着具1 3の上に押圧することにより、これら吸着具13を介して、まな板本体1Cを支 持面に固定することもできる。尚、まな板本体1Cは、まな板本体1Cの下面の 相離れた3個所に配置した少なくとも3つの吸着具13を介して、支持面に固定 するように構成してもよい。
【0033】 前記まな板固定吸着具である吸着具13によれば、小型で簡単な構成の3つ以 上の吸着具13を介して、まな板本体1Cを支持面に着脱可能に固定でき、実用 性に優れ、安価に実施でき、不使用時には、取外しておくことができるため取扱 に有利であり、既存のまな板にも適用できるため汎用性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るまな板ユニットの斜視図
である。
【図2】前記まな板ユニットの要部の底面図である。
【図3】非使用状態における図2のIII −III 線断面図
である。
【図4】使用状態における図2のIII −III 線断面図で
ある。
【図5】前記まな板ユニットの吸着具の斜視図である。
【図6】第1別実施例に係るまな板ユニットの斜視図で
ある。
【図7】図6のまな板ユニットの要部の底面図である。
【図8】非使用状態における図7のVIII−VIII線断面図
である。
【図9】図6のまな板ユニットの吸着具の斜視図であ
る。
【図10】第2別実施例に係るまな板ユニットの要部の
縦断面図である。
【符号の説明】
MA,MB,MC まな板ユニット 1A,1B,1C まな板本体 2,11 取付け部 2a 貫通孔 3 吸着具 4 吸盤 12 吸着補助板 13 吸着具(まな板固定用吸着具) 14 第1吸盤 15 第2吸盤 16 連結軸部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体からなるまな板本体と、 前記まな板本体の少なくとも下面側の相離れた少なくと
    も3個所に夫々設けられた取付け部と、 これらの取付け部に、吸盤をまな板本体と平行にし且つ
    下向きにして、着脱可能に夫々取付けられる少なくとも
    3つの吸着具と、 を備え、 前記まな板本体を、これらの吸着具を介して、まな板本
    体を載置する為の外部の支持面に着脱可能に固定できる
    ように構成したことを特徴とするまな板ユニット。
  2. 【請求項2】 前記平面視矩形状のまな板本体の4つの
    隅部分に、前記取付け部を夫々設け、 各取付け部は、まな板本体を面直交状に貫通した貫通孔
    で構成され、 前記吸着具は、その取付け軸部を貫通孔に嵌合させて取
    付けられたことを特徴とする請求項1に記載のまな板ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 前記吸着具は、前記外部の支持面に吸着
    させる為の第1吸盤と、取付け部に吸着させる為の第2
    吸盤と、これら第1吸盤と第2吸盤とを連結する連結軸
    部とを一体成形してなることを特徴とする請求項1に記
    載のまな板ユニット。
  4. 【請求項4】 各取付け部は、前記第2吸盤が吸着する
    平滑面を有するとともにまな板本体に貼着された吸着補
    助板で構成されたことを特徴とする請求項3に記載のま
    な板ユニット。
  5. 【請求項5】 板状体からなるまな板本体と、 前記まな板本体の下面側に位置する面の相離れた少なく
    とも3個所に夫々着脱自在に取付けられる少なくとも3
    つの吸着具とを備え、 各吸着具は、まな板本体を載置する為の外部の支持面に
    吸着させる為の第1吸盤と、まな板本体に吸着させる為
    の第2吸盤と、これら第1吸盤と第2吸盤とを連結する
    連結軸部とを一体成形してなり、 前記まな板本体を、少なくとも3つの吸着具を介して、
    前記外部の支持面に着脱可能に固定できるように構成し
    たことを特徴とするまな板ユニット。
  6. 【請求項6】 まな板をそれを載置する為の外部の支持
    面に着脱可能に固定する為の合成樹脂製の吸着具であっ
    て、外部の支持面に吸着させる為の第1吸盤と、まな板
    本体に吸着させる為の第2吸盤と、これら第1吸盤と第
    2吸盤とを連結する連結軸部とを一体成形したことを特
    徴とするまな板固定用吸着具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107049083A (zh) * 2017-04-01 2017-08-18 平罗县龙江液化气有限责任公司 一种家用切菜案板便捷式固定结构
KR102009797B1 (ko) * 2018-11-21 2019-08-12 한예준 쟁반

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