JP3006004B2 - 光伝送装置 - Google Patents

光伝送装置

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JP3006004B2
JP3006004B2 JP1296071A JP29607189A JP3006004B2 JP 3006004 B2 JP3006004 B2 JP 3006004B2 JP 1296071 A JP1296071 A JP 1296071A JP 29607189 A JP29607189 A JP 29607189A JP 3006004 B2 JP3006004 B2 JP 3006004B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光伝送装置に関し、例えば音声信号または
映像信号またはデジタル信号をパルス信号化して光ファ
イバまたは空間からなる光伝送路を通じて伝送するよう
にした双方向光通信システムに用いて好適な光伝送装置
に関する。
〔発明の概要〕
本発明の光伝送装置は、結合分岐器を介して光信号を
光伝送路に対して送/受信するものにおいて、送信光信
号から受信光信号に漏洩するクロストーク量を判別し、
識別器のしきい値を前記クロストーク量より大に設定す
るか、または受信パルス信号にクロストーク量に応じた
バイアス電圧を印加し、クロストークの影響を軽減す
る。
〔従来の技術〕
従来、例えば特開昭57−15544号公報に記載されてい
る如く、外来雑音光レベルと信号光レベルを比較し、識
別器のしきい値を制御してS/Nを改善するようにした光
通信受信系の自動しきい値制御方式が知られている。
また、光ファイバで双方向のデジタル光伝送を行う光
送受信システムにおいて、方向性結合器内部のクロスト
ークの影響を軽減するようにした光送受信方式が特開昭
58−171138号公報に記載されている。
すなわち、第4図の従来の光送受信器のクロストーク
除去回路の一例を示すブロック図において、1は送信デ
ジタル信号が供給される入力端子、2は発光素子3を駆
動する駆動回路である。4は結合分岐器であり、発光素
子3からの送信光信号Ltを光伝送路5に結合すると共
に、図示しない受信側から光伝送路5を介して送信され
た受信光信号Lrを受光素子6に分岐するために設けら
れ、受光素子6は送信光信号Ltのクロストーク信号Lcを
同時に受信する。受光素子6から出力されるパルス信号
は、増幅回路7により増幅された後、加算回路8を通じ
て識別器9に供給され、出力端子10に出力信号を発生す
る。11及び12はそれぞれ位相調整回路及び振幅調整回路
であり、入力端子1の送信デジタル信号からクロストー
ク消去信号Scを発生し、加算回路8に供給する。
以上の構成において、位相調整回路11及び振幅調整回
路12によりクロストーク消去信号Scの位相及び振幅をそ
れぞれ手動で調整し、加算回路8の出力のクロストーク
信号が最小になるように初期設定することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者の光通信受信系の自動しきい値制
御方式は、送信光信号から受信光信号へのクロストーク
の影響を軽減することができない欠点があった。
また、後者の光送受信方式によれば、クロストーク消
去信号Scとパルス信号に含まれるクロストーク信号の位
相誤差は通信速度が速くなる程増大し、位相調整が困難
になると同時に打消効果が低下する欠点があった。
従って、本発明の目的は前記欠点を改良した光伝送装
置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光伝送装置は、送信側の送信光信号を結合分
岐器を介して光伝送路に送信する発光素子と、受信側か
ら前記光伝送路を介して送信された受信光信号を前記結
合分岐器を介して受信する受光素子と、前記受光素子か
ら出力されたパルス信号のレベルをしきい値と比較して
出力信号を発生する識別器とを有し、前記発光素子から
送信された送信光信号が前記受信光信号に漏洩するクロ
ストーク量を判別し、前記識別器のしきい値電圧を前記
クロストーク量に応じた電圧より大きく設定するか、ま
たは前記受光素子から出力されたパルス信号に前記クロ
ストーク量に応じたバイアス電圧を印加する。
〔作用〕
本発明の光伝送装置によれば、前記識別器のしきい値
電圧を前記パルス信号に含まれるクロストーク電圧より
実質的に大きく設定することによりクロストークの影響
を軽減すると共に、パルス信号のレベルとしきい値電圧
とのレベル差を可及的に大きくしてS/N比を改善するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の光伝送装置の基本構成を示すブロッ
ク図であり、13は送信用のパルス信号が供給される入力
端子、14は発光素子15を駆動する駆動回路である。16は
結合分岐器であり、発光素子15からの送信光信号Ltをオ
プティカル・ファイバまたは空間からなる光伝送路17に
結合すると共に、図示しない受信側から光伝送路17を介
して送信された受信光信号Lrを受光素子18に分岐するた
めに設けられる。受光素子18は受信光信号Lr及びクロス
トーク信号Lcを同時に受信する。受光素子18から出力さ
れるパルス信号は増幅回路19、結合コンデンサ20を通じ
て識別器21の同相入力端子(+)に供給される。
前記識別器21の逆相入力端子(−)は、電圧源22に接
続され、しきい値電圧Vthが供給される。識別器21は受
光素子18のパルス信号と電圧源22のしきい値電圧Vthと
を比較して出力端子23に出力信号Eoを発生する。24はク
ロストーク量判別手段であり、送信光信号Ltから受光素
子18に漏洩するクロストーク信号Lcを判別する。
一例として結合分岐器16として偏光ビームスプリッタ
を用い、送信光信号Ltが+10dBm(1mW=0dB)の場合、
クロストーク信号Lcは−17dBmとして測定される。ま
た、クロストーク判別手段24は、破線で示す如く駆動回
路14の出力に対する増幅回路の出力の比(Lr=0の時)
を測定するように構成してもよい。なお、25はバイアス
電圧源であり、パルス信号Epにクロストーク量に応じた
バイアス電圧Ebを印加するために設けられている。
以上の構成における動作について第2図A乃至第2図
Dの本発明の動作説明に用いる波形図を参照しながら説
明する。
入力端子13に送信用パルス信号が供給され、発光素子
15が駆動回路14により駆動されると、例えば+10dBmの
送信光信号Ltとして供給分岐器16を介して光伝送路に送
信される。一方、図示しない受信側から例えば−24dBm
以上の受信光信号Lrが光伝送路17を介して送信される。
この受信光信号Lrは結合分岐器16を介して受光素子18に
より受信され、増幅回路19により増幅された後、第2図
Aに示すパルス信号Ep1として識別器21の同相入力端子
(+)に印加される。一方、識別器21の逆相入力端子
(−)にはクロストーク信号Lcに対応したクロストーク
電圧Ec1より高いしきい値電圧Vth1が供給されているの
で、出力端子23には第2図Bに示す出力信号Eo1を発生
する。第2図Aは、パルス信号Ep1のレベルが低く、増
幅回路19のAGCが働いている時等、クロストーク電圧Ec1
とパルス信号Ep1のレベルの差が小さい状態を示してい
る。
次に、第2図Cに示す如く、パルス信号レベルEp2
示すように高く(増幅回路19のAGCの効果小の場合)、
クロストーク電圧レベルがEc2で示すように低い場合に
は、しきい値電圧はVt2(<Vt1)となり、パルス信号Ep
2としきい値Vt2の差が大きく取れ、いわゆるパワーマー
ジンが大きくなり、出力端子23の出力信号は第2図Dの
Eo2で示す如くS/N比が良好になる。
なお、電圧源22のしきい値Vthを一定にし、クロスト
ーク電圧Ecに応じたバイアス電圧Ebをパルス信号Epに重
畳した場合にも同様の効果が期待できる。
次に、第3図の本発明の光伝送装置の一実施例を示す
ブロック図について説明する。第3図は、本発明を音声
信号、映像信号及びデジタル信号をパルス信号化して送
受信する光伝送装置を示し、第1図に対応する部分には
同一符号を付して説明する。
入力端子25乃至27に供給された映像信号(V)、音声
信号(A)デジタル信号(D)は、増幅器28乃至30によ
りそれぞれ増幅された後、映像信号(V)は直接合成器
31に供給される。音声信号(A)はFM変調器32によりFM
変調され、デジタル信号(D)はPSK変調器33によりパ
ルス位相変調された後、合成器31に供給され、合成器31
の出力に合成信号Ssが得られる、この合成信号SsはPFM
変調器34によりパルスFM変調された後、第1図のものと
同様に光伝送路17に送信光信号として送信される。図示
しない受信側から光伝送路17を介して送信された受信光
信号は結合分岐器16により分岐され、受光素子18により
パルス信号Epに変換される。そして、このパルス信号Ep
は、増幅回路18を通じて識別器21に供給され、出力端子
23に出力信号Eoを発生する。この出力信号Eoを図示しな
いPFM復調器に印加して受信側から送信された合成信号
を復調し、図示しないフィルタ、FM復調器及びPSK復調
器により映像信号、音声信号及びデジタル信号を得るこ
とができる。
この場合、第3図に示す如く、駆動回路14の出力と増
幅回路19の出力をクロストーク判別手段24により判別
し、識別器21のしきい値電圧Vthをクロストーク量に応
じた電圧Ecより大きく設定することにより第1図と同様
の作用効果が期待できる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな通り、本発明によれば、識別
器のしきい値電圧をパルス信号に含まれるクロストーク
電圧より実質的に大きく設定するか、またはパルス信号
にクロストーク電圧に応じたバイアス電圧を印加するこ
とによりクロストークの影響を軽減すると共に、パルス
信号のレベルとしきい値電圧とのレベル差を可及的に大
きくしてS/N比を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光伝送装置の基本構成を示すブロック
図、第2図A乃至第2図Dは本発明の動作説明に用いる
波形図、第3図は本発明の光伝送装置の一実施例を示す
ブロック図、第4図は従来の光送受信器のクロストーク
除去回路の一例を示すブロック図である。 14……駆動回路 15……発光素子 16……結合分岐器 Lt……送信光信号 Lr……受信光信号 Lc……クロストーク信号 17……光伝送路 18……受光素子 21……識別器 Vth……しきい値電圧 Eb……バイアス電圧 31……合成器 32……FM変調器 33……PSK変調器 34……PFM変調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側の送信光信号を結合分岐器を介して
    光伝送路に送信する発光素子と、受信側から前記光伝送
    路を介して送信された受信光信号を前記結合分岐器を介
    して受信する受光素子と、前記受光素子から出力された
    パルス信号のレベルをしきい値と比較して出力信号を発
    生する識別器と、前記発光素子から送信された送信光信
    号が前記受信光信号に漏洩するクロストーク量を判別す
    るクロストーク量判別手段とを有し、前記識別器のしき
    い値電圧を前記クロストーク量判別手段によるクロスト
    ーク量に応じた電圧より大きく設定するようにしたこと
    を特徴とする光伝送装置。
  2. 【請求項2】送信側の送信光信号を結合分岐器を介して
    光伝送路に送信する発光素子と、受信側から前記光伝送
    路を介して送信された受信光信号を前記結合分岐器を介
    して受信する受光素子と、前記受光素子から出力された
    パルス信号のレベルをしきい値と比較して出力信号を発
    生する識別器と、前記発光素子から送信された送信光信
    号が前記受信光信号に漏洩するクロストーク量を判別す
    るクロストーク量判別手段とを有し、前記受光素子から
    出力されたパルス信号に前記クロストーク量判別手段に
    よるクロストーク量に応じたバイアス電圧を印加するよ
    うにしたことを特徴とする光伝送装置。
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