JP3005999U - 使い捨て式食器保温マット - Google Patents

使い捨て式食器保温マット

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JP3005999U
JP3005999U JP1994007704U JP770494U JP3005999U JP 3005999 U JP3005999 U JP 3005999U JP 1994007704 U JP1994007704 U JP 1994007704U JP 770494 U JP770494 U JP 770494U JP 3005999 U JP3005999 U JP 3005999U
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breathable
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tableware
heat
mat
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JP1994007704U
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Inventor
一 永井
Original Assignee
愛知 柾子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーヒーカップや料理皿等の食器類9を、比
較的低コストで簡単かつ速やかに卓上等において、適当
に保温目的に利用し得る使い捨て式の食器保温マット1
を提供する。 【構成】 このため、この種の使い捨て式食器保温マッ
ト1を、それぞれ非通気性及び通気性の両面を有する薄
い各フレキシブルシート材料製の薄い袋状の容器内に、
例えば公知の使い捨て式かいろと類似の鉄粉を主成分と
する空気中の酸素と接触することにより発熱化学反応を
生ずる粉体組成物3を充填するよう構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、使い捨て式食器保温マットに、また特に、例えばコーヒー、紅茶 または緑茶等の容器を卓上等で即席で加熱または保温するための使い捨て式食器 保温マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般家庭等において、例えばコーヒーや紅茶あるいは緑茶等を飲用に供 しようとするとき、適温で楽しめるように、カップまたは茶碗等に注ぐ前にそれ らにお湯を入れて、それらを予め温めることが行われていた。また、温かい中味 の入っているコーヒー/ティーポット等も、次のお替わり時までに冷めないよう に、保温用のカバーをかけたりする工夫が行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような、サービス事前におけるお湯等による保温は極め て煩わしく、また手数と時間とを要するため、これを簡単かつ、速やかに卓上等 でスマートに行うことができれば大変便利であり、多くの主婦などからその実現 を要望されていた。
【0004】 また上記コーヒー等の温かい飲料等ばかりでなく、食事中、またはそれに供す る前の準備中の料理皿上の温かく食品等についても、冷めないように一時的に保 温したい要望も極めて一般的であるが、適当の簡易な保温手段がないため、必要 時には特別に電子レンジ等による再加熱手段に頼るより方法がなかった。
【0005】 本考案は、以上のような局面にかんがみてなされたもので、例えば上記のよう なコーヒーカップや料理皿等の食器類を比較的低コストで簡易かつ速やかに卓上 等において、適当に一時的な保温目的に使用し得る使い捨て式の食器保温マット の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案においては、この種の使い捨て式食器マットを、鉄粉を主成 分とし、空気中の酸素に接触させることにより化学的に発熱反応を生ずる粉体組 成物を、両面をそれぞれ非通気性及び通気性の各フレキシブルシート材料より成 る薄い袋状に形成した封止容器中に充填すると共に、前記通気性シート外面に、 非通気性のシートを剥離可能に接触するよう構成することによりあるいはまた、 鉄粉を主成分とし、空気中の酸素に接触させることにより化学的に発熱反応を生 ずる粉体組成物を、手で揉むことにより通気性を生ずるよう構成した非通気性の フレキシブルシート材料より成る薄い袋状に形成した封止容器中に充填するよう 構成することにより前記目的を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】
以上のような本考案に係る使い捨て式保温マットにより、卓上等において必要 な時期に対象とする空の食器もしくは、温かい飲料もしくは食品を含む食器類を 、例えば前記接着シートを剥離した保温マット上に載置するだけで比較的低コス トで容易にその目的を達成することができる。
【0008】
【実施例】
以下に本考案を実施例に基づいて説明する; 図1に、本考案に係る使い捨て式食器保温マット1の特徴を表わす代表的な一 実施例の平面図及びそのA−A断面矢視図を示す。2は、この保温マット1の本 体を形成するため、紙もしくはプラスチック等の非通気性の薄いフレキシブルシ ート材料製の袋状容器の一面を示す。また、3は、非通気性シート2と対面する 側の通気性の薄いフレキシブルシート材料製の通気性シートであり、両シート2 ,3は、その周囲を相互に接着することにより薄い袋状の封止容器を形成してい る。
【0009】 この袋状容器の内部には、鉄粉を主成分として、化学的に発熱反応を生起し得 る、例えば公知の通称“使い捨て懐炉(かいろ)”等に類似の粉体組成物3が充 填されている。
【0010】 これらの粉体組成物3は、鉄粉を主成分として例えば一例として、水、バーミ ュキニライト(蛭石)、活性炭、塩類等を含有するもので、この種の組成物3の 構成成分は元来の使い捨て式の目的から極めて低コストであることを特徴として いる。
【0011】 なお、前記袋状容器を形成する通気性シート3側の外面には、実使用時まで、 内容物の外気空気との接触を遮断するため、弱い粘着性を有する接着剤が塗布さ れていて、非通気性の剥離用シート5が全面的に容易に剥離可能に接着されてい る。実際の使用に際して、このシート5を剥離すると、内容組成物3は空気中の 酸素と接触して酸化鉄となり水蒸気との化学反応により発熱作用を生じ、周囲常 温より高い温度(例えば60〜70℃)を所定時間(例えば5〜6分)持続させ ることができる。
【0012】 この場合、この保温マット1の使用に際し、通気性シート3の外面を例えば平 滑なテーブル面上に直接接着させると、空気の流通性が不十分となる怖れがある 場合には、その面上には、例えば通気性を有するナプキンや布巾(ふきん)等を 載置して通気性を確保することが必要である。
【0013】 (他の実施例) なお、上記実施例においては、実使用時までの保管時に発熱反応を生じないよ うにするため、剥離可能式の非通気性シート5を用いる事例を示したが、これの みに限定されるものでなく、必要に応じて非通気性シート5に代えて、従来の使 い捨てかいろ等において公知の“揉みほぐし”により通気性を付与する方法、も しくはプルタブを引張る方法(共に図示は省略する)を採用しても差支えないこ とはもちろんである。
【0014】 また、本考案に係る保温マット1の形状は図1に例示したような図形のみに限 定されるものでなく、例えば図2(a),(b)に他の平面図例を示すように、 正方形、もしくは複数個の食器9に同時に適用し得るよう長方形状を採用するな ど、任意であり、またその外観意匠も、例えば来客の前の机上に置いても優美で あるような色彩/模様等を自由に採用することができる。
【0015】 また、これら各形状の保温マット1のサイズは、目的とする食器、例えばコー ヒーカップや料理皿もしくはコーヒーポット等により所望の寸法のものを用意す ればよい。
【0016】 (応用利用例) さらにまた、この種の保温マット1の利用方法としては、意匠的に優美な各種 保温マット1を、前記のように直接机上のナプキン等の上において、じかに対象 とする食器類を載置するよう使用するのが最も一般的であるが、必要もしくは希 望に応じて、例えば図3(a),(b)に2例の斜視図を示すように、使い捨て 保温マット1をそれぞれ利用の度に入れ替えて使用するために、例えば厚手の布 地6等を上面に貼り付けた任意の意匠の敷き物7,8等を用意しておいて利用す ることもできる。
【0017】 さらにまた、図4にその一例の外観斜視図を示すように、所定の食器保温マッ ト1上に、例えば複数の空のコーヒーカップ9等の食器を積重ね、その保温時間 /効果を向上させるために、例えば厚めのビニールシート製の折りたたみ式保温 カバー5を用いる等の応用も考えられる。この種の保温カバーは、温かい中身の 入っているコーヒーポット等にも利用し得ることはもちろんである。
【0018】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案に係る食器保温マットによれば、例えばコーヒ ーカップや料理皿等の食器類を、比較的低コストで簡単かつ速やかに卓上等にお いて使い捨て式に保温用に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の平面図及びそのA−A断面矢視図
【図2】 他の実施例の平面図
【図3】 敷物の2例
【図4】 保温カバーの一例
【符号の説明】
1 食器保温マット 2 非通気性シート 3 接着剤付通気性シート 4 粉体組成物 5 剥離用シート 6 布地 7,8 食器 10 保温カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の平面図及びそのA−A断面矢視図
【図2】 他の実施例の平面図
【図3】 敷物の2例
【図4】 保温カバーの一例
【符号の説明】 1 食器保温マット 2 非通気性シート 3 接着剤付通気性シート 4 粉体組成物 5 剥離用シート 6 布地 7,8 敷物 食器 10 保温カバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄粉を主成分とし、空気中の酸素に接触
    させることにより化学的に発熱反応を生ずる粉体組成物
    を、両面をそれぞれ非通気性及び通気性の各フレキシブ
    ルシート材料より成る薄い袋状に形成した封止容器中に
    充填すると共に、前記通気性シート外面に、非通気性の
    シートを剥離可能に接着したことを特徴とする使い捨て
    式食器保温マット。
  2. 【請求項2】 鉄粉を主成分とし、空気中の酸素に接触
    させることにより化学的に発熱反応を生ずる粉体組成物
    を、手で揉むことにより通気性を生ずるよう構成した非
    通気性のフレキシブルシート材料より成る薄い袋状に形
    成した封止容器中に充填したことを特徴とする使い捨て
    式食器保温マット。
JP1994007704U 1994-06-29 1994-06-29 使い捨て式食器保温マット Expired - Lifetime JP3005999U (ja)

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