JP3005784U - ブラウン管用保護カバー - Google Patents

ブラウン管用保護カバー

Info

Publication number
JP3005784U
JP3005784U JP1994007720U JP772094U JP3005784U JP 3005784 U JP3005784 U JP 3005784U JP 1994007720 U JP1994007720 U JP 1994007720U JP 772094 U JP772094 U JP 772094U JP 3005784 U JP3005784 U JP 3005784U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray tube
cathode ray
protective cover
protective sheet
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994007720U
Other languages
English (en)
Inventor
ヤン−オーケイ・ソ
Original Assignee
ヤン−オーケイ・ソ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤン−オーケイ・ソ filed Critical ヤン−オーケイ・ソ
Application granted granted Critical
Publication of JP3005784U publication Critical patent/JP3005784U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 シート状に形成された保護シート21と、前
記保護シート21の両側縁に形成されブラウン管10の
縁部に接着される接着部22a、22bとからなること
を特徴とする。 【効果】 温度差による結露現象を防止し、まだらや、
内部装置の損傷などを未然に防止でき、とりわけ保護シ
ート21で異物の侵入を遮断することにより、異物によ
る傷などの損傷が生じるのを防止できるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブラウン管用保護カバーに関し、とくにガラス材からなるブラウン 管の全面にシート状の保護カバーを付着させ、搬送や保管のさいスクリーン面を 保護するようにされたブラウン管用保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、テレビジョン、コンピュータモニターなどに適用される黒白またはカ ラーブラウン管は、図1に示すごとく、ガラス材のパネル部1と、ファンネル部 2が相互に熱溶着されなり、前記ファンネル部2に形成されたネック部3の内側 には、電圧の印加により電子ビームを走査させ、ファンネル部2の全面に画像が 表わされるようにする電子銃4が内装されており、パネル部1とファンネル部2 とが当着された溶着部には補強バンド5が巻回される構成となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のごとくなされるブラウン管は、その内部に多数の電気および 電子的な装置が内装されるとともに、材質がガラス材で構成されることにより、 搬送や保管のさい細かい注意を要し、とりわけ、画像の表示されるパネル部全面 には傷などの損傷なり、まだらが生じないように、格別に細かい注意を要する。
【0004】 従来、このようなブラウン管を搬送、保管するときには、ブラウン管をスチロ ポール材からなる緩衝材内に位置させた後、別途の包装箱内に収容して搬送、保 管しているが、これは外部の衝撃からはある程度保護可能であるが、異物などに よりパネル部全面に傷などの損傷を被ることによって、でき上ったテレビジョン なり、コンピュータモニターなどの品質を顕著に低下させるなどの問題があった 。
【0005】 また、上記問題点に照らして従来にもパネル部全面にかけてシート状のフィル ムを付着した構成も提案されているが、これまた空気流通の全く不可能なフィル ムをパネル部全面にかけて接着させることにより、とりわけ夏季にはパネル部の 表面温度とその周辺温度との差によりパネル部全面に結露現象が生じ、これによ りパネル部全面には結露現象による湿気、微細な水滴などにより、まだらが生じ るばかりか、長時間の搬送、保管などのさいには、ブラウン管の電気、電子的な 装置にも影響をおよぼすことによって、ブラウン管の品質を顕著に低下させるな どの問題点が内在されていた。
【0006】
【考案の目的】
本考案は、上記のごとき従来技術の問題点の解決のためなされたものであって 、本考案の目的は、ブラウン管の表面を、異物なり、外部より加えられる衝撃な どによる損傷から保護するとともに、搬送、保管中などの温度差による結露現象 の発生を防止し、品質の向上をはかりブラウン管用保護カバーを提供することに ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を実現するためになされた本考案によるブラウン管用保護カバーは、 シート状に形成された保護シートと、前記保護シートの両側縁に形成され、ブラ ウン管の縁部に接着される接着部とからなり、温度差による結露現象の発生を防 止し、まだらや内部装置の損傷などの発生を未然に防止しているばかりでなく、 異物などの侵入を遮断し、異物による傷などの損傷を防止できるのを、その特徴 とする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付された図2〜5に沿って詳述する。 図2は、本考案の一実施例によるブラウン管用保護カバーを示す分離斜視図で あって、符号10はガラス材より形成されたパネル部1およびファンネル部2が 溶着されており、その溶着部には補強バンド5が巻回されている公知の黒白また はカラー用ブラウン管を示している。
【0009】 さらに、前記パネル部1の全面には外部からの異物侵入を遮断するとともに、 空気流通が可能となる保護カバー20が付着されている。
【0010】 前記保護カバー20は、合成樹脂からなる保護シート21と、この保護シート 21の両側縁に塗布形成され、ブラウン管10の縁部に接着される接着部22a 、22bとからなる。
【0011】 前記保護シート21は、合成樹脂製、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレ ンなどの材質からなるシート状のフィルムなり、空気流通の可能な不織布により 形成されるが好ましく、紙や繊維等でも形成されうる。
【0012】 さらに、接着部22a、22bは、保護シート21の縁部先端に塗布形成され るのに限定されるものではなく、たとえば、図3のごとく、保護シート21の縁 部で所定の間隔をおいて把持部21aを形成させ、接着部22a、22bを塗布 形成すると、作業者が保護カパー20を容易に把持できるため、容易に接着作業 が行えるのはもとより、接着された保護カバー20の分離作業も極めて容易とな る。
【0013】 また、前記接着部22a、22bは一直線上につづけて塗布形成するのに限定 されるものではなく、たとえば、図4に示すごとく、所定の間隔をおいて間歇に 塗布形成させると、接着剤の塗布量を低減しうる。
【0014】 また、前記保護カバー20はロール状態で巻回され、ブラウン管10の大きさ により所定の長さに切断されて使用されるようになる。
【0015】 上記構成の一実施例では、ロール状態の保護カバー20をブラウン管10の大 きさに合うよう所定の長さに切断後、接着部22a、22bをブラウン管10の 縁部に接着させると、図5に示すごとく、保護カバー20の接着作業が終了され る。
【0016】 このさい、前記保護シート21の縁部に把持部21aが形成されることにより 、把持部21aを作業者が把持できるため、保護カバー20の接着作業がきわめ て容易、迅速に行われるようになる。
【0017】 一方、ブラウン管10の搬送、保管中には、保護シート21が通気性の良好な 不織布や、紙、または繊維などで形成されることにより、前記保護シート21を 通して空気流通が活発に行われることにより、ブラウン管10の表面と、その周 辺部の温度が略同一に保持され、これによりブラウン管10の表面には結露現象 が生じないようになり、結露現象によるまだらとか、内部装置の損傷等を未然に 防止可能となる。
【0018】 また、前記保護カバー20は、外部からの異物侵入を遮断することにより、パ ネル部1の表面が異物等からの損傷が防止されるのである。
【0019】 一方、図6、7は本考案の他の実施例を示す図であって、合成樹脂製、紙、ま たは繊維等からなる保護シート21の両側縁の背面に接着テープ23a、23b を接着し、保護カバー20を形成している。
【0020】 この実施例においても、ブラウン管10のパネル部1に前記保護シート21を 保持させ、接着テープ23a、23bは縁部に接着させると、保護カバー20の 接着作業が終了され、したがって、ブラウン管10に設置された保護カバー20 は一実施例と同一の作用、効果が得られうる。
【0021】
【考案の効果】
上述のように、本考案によるブラウン管用保護カバーによれば、保護シートの 一側面に接着部と接着テープを形成される簡単な構造からなり、製造が容易、か つ保護シートが通気性の良好な合成樹脂製の不織布なり、シート状のフィルム、 または紙、繊維などから形成されることにより、空気流通が自在となることによ り、ブラウン管表面と、その周辺部との温度差による結露現象を防止し、搬送、 保管時のブラウン管のパネル部に現れる結露現象による、まだらや、内部装置の 損傷などを未然に防止でき、とりわけ保護シートで異物の侵入を遮断することに より、異物によるパネル部表面に傷などの損傷が生じるのを防止できるなど、卓 越な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のブラウン管を示す背面斜視図である。
【図2】本考案によるブラウン管用保護カバーの一実施
例を示す分離斜視図である。
【図3】本考案の一実施例における接着部の各々の他の
塗布状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施例における接着部の各々の他の
塗布状態を示す斜視図である。
【図5】本考案の一実施例による保護カバーの使用状態
を示す一部断面図である。
【図6】本考案によるブラウン管用保護カバーの他の実
施例を示す斜視図である。
【図7】本考案の他の実施例による保護カバーの使用状
態を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ブラウン管 21 保護シート 21a 把持部 22a,22b 接着部 23a,23b 接着テープ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状に形成された保護シート21
    と、前記保護シート21の両側縁に形成されブラウン管
    10の縁部に接着される接着部22a、22bとからな
    ることを特徴とするブラウン管用保護カバー。
  2. 【請求項2】 前記接着部22a、22bは、保護シー
    ト21の縁部で所定の間隔をおいて把持部21aを形成
    するとともに、間欠的に塗布形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載のブラウン管用保護カバー。
  3. 【請求項3】 前記接着部22a、22bは、接着テー
    プ23a、23bで形成されたことを特徴とする請求項
    1記載のブラウン管用保護カバー。
  4. 【請求項4】 前記保護シート21は、空気流通の可能
    な不織布であることを特徴とする請求項1記載のブラウ
    ン管用保護カバー。
JP1994007720U 1993-06-29 1994-06-29 ブラウン管用保護カバー Expired - Lifetime JP3005784U (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR9311645 1993-06-29
KR9408633 1994-04-22
KR1994U8633 1994-04-22
KR1993U11645 1994-04-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3005784U true JP3005784U (ja) 1995-01-10

Family

ID=43141671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994007720U Expired - Lifetime JP3005784U (ja) 1993-06-29 1994-06-29 ブラウン管用保護カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3005784U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304760A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Mitsubishi Plastics Inc フラットパネル・ディスプレイの表示部表面保護カバー材
KR20190040309A (ko) 2016-08-23 2019-04-17 가부시키가이샤 신가와 와이어 클램프 장치의 캘리브레이션 방법 및 와이어 본딩 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304760A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Mitsubishi Plastics Inc フラットパネル・ディスプレイの表示部表面保護カバー材
KR20190040309A (ko) 2016-08-23 2019-04-17 가부시키가이샤 신가와 와이어 클램프 장치의 캘리브레이션 방법 및 와이어 본딩 장치
US11004822B2 (en) 2016-08-23 2021-05-11 Shinkawa Ltd. Wire clamp apparatus calibration method and wire bonding apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160288406A1 (en) Screen protecting film including colored adhesive surface protecting layer and perforated line and method for attaching the screen protecting film using the adhesive surface protecting layer and the perforated line
JP3005784U (ja) ブラウン管用保護カバー
KR970002419Y1 (ko) 브라운관용 보호커버
US5203035A (en) Vision clearing device
TWI831872B (zh) 被捆包體及捆包體
JPS6110940B2 (ja)
KR19990038510U (ko) 브라운관용 보호커버
US20130292295A1 (en) Zipper Type Liquid Crystal Module Packaging Bag and Method for Packaging Liquid Crystal Module with Same
KR200211043Y1 (ko) 브라운관의 스크린면 보호용 점착테이프
KR200187472Y1 (ko) 브라운관의 스크린면 보호용 점착테이프
US6506547B1 (en) Roll Package
JP2002216674A (ja) 陰極線管の表面保護シート
JPH04179146A (ja) 半導体ウェハ収納ケース
JP6498297B2 (ja) コア用蓋材及びフィルムロール
JP3047726U (ja) 蘭花包装体
JP2003237877A (ja) 空気調和機の梱包装置
US6457584B1 (en) Protective storage covering for cathode ray tube components and method of making
JPH0523502Y2 (ja)
JPH10329884A (ja) フィルム包装体
JPH1013768A (ja) Pdp表示装置のパネルカバー
JP2000142616A (ja) フィルム梱包用キャップ
JPS584248A (ja) 防爆形陰極線管
JP2976477B2 (ja) 背面投射型プロジェクター
JPH02146538A (ja) カード収納マガジン
JPH09265924A (ja) 防爆形ブラウン管およびその製造方法