JP3005516U - 畳固定火葬用柩 - Google Patents

畳固定火葬用柩

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JP3005516U
JP3005516U JP1994009011U JP901194U JP3005516U JP 3005516 U JP3005516 U JP 3005516U JP 1994009011 U JP1994009011 U JP 1994009011U JP 901194 U JP901194 U JP 901194U JP 3005516 U JP3005516 U JP 3005516U
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tatami
coffin
cooling agent
tatami mat
fixed
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JP1994009011U
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真代 山田
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真代 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は火葬用柩の床部に畳を敷くことで、
古来より畳を使用して来た者としての安らぎを死者に与
え得ることに、死者を労る親族の心理的気合が満悦さ
れ、且つ遺体を丁重に扱える。又、冷却剤置き場を設け
ることで、確実に遺体の腐敗進行を妨げる。 【構成】 本考案は火葬用柩3の床部に固定する畳2
の、柩3と畳2の中間又は畳2自体に冷却剤置き場4を
設け個々又は一塊のドライ・アイス等の冷却剤を置き入
れることにより、確実に遺体の腐敗進行が妨げられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、火葬用柩の床部に固定する畳にドライ・アイス等の冷却剤置き場を 設けた畳固定火葬用柩に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の火葬用柩では、柩に遺体を直に寝かして安置していた。又、数日間の遺 体の保存のために、ドライ・アイス等の冷却剤を特定せずに遺体の脇又は陰等に 隠晦し置いていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
柩の床部にクッション等の柔軟性効果のあるものを敷いても良いが、火葬の際 に有毒ガスが発生するなど、遣体を汚損する恐れがある。又、遺体保存のための ドライ・アイス等の冷却剤を特定せずに置く場合、置く場所によりドライ・アイ ス等の冷却剤が見えることがあり、遺族の痛傷を増す恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本考案の火葬用柩は、畳を柩の床部に固定するこ とにより、柩に遺体を直に寝かすこともなく安置することができ、又、固定する 畳の、柩と畳の中間又は畳自体に冷却剤置き場を設けることにより、遺体を動か さない限り通常の使用状態ではドライ・アイス等の冷却剤が見えることもなく遺 体の保存を可能とする。
【0005】
【作用】
各々の火葬用柩の床部に合致するよう作成された畳の、柩と畳の中間又は畳自 体に冷却剤置き場を設け、柩の床部に固定する。冷却剤置き場に、ドライ・アイ ス等の冷却剤を個々又は一塊置き入れる。置き入れ終えた畳の上部に遺体を安置 する。従って、冷却剤からの冷気が遺体に集中し、腐敗から遺体を確実に保護す ることが可能となる。
【0006】
【実施例】
以下、添付図面に従って本考案の実施例を詳細に説明する。
【0007】 図1に示す実施例は、畳表部5を残し切り取った畳2の中央部に冷却剤置き場 4を設け、畳2は柩3に固定する。冷却剤置き場4に個々又は一塊のドライ・ア イス等の冷却剤(図示せず)を置き入れ、置き入れ終えた冷却剤置き場4に畳表 部5を覆い被せ、遺体を畳2の上に安置する。
【0008】 図3に示す実施例は、木材等にて一体化形成された畳台7に冷却剤置き場4を 設け、畳台7は畳2と共に柩3の床部に固定し、冷却剤置き場4に個々又は一塊 のドライ・アイス等の冷却剤を置き入れる。又、畳2に冷気穴を一つ以上開ける ことにより、冷却剤置き場4に置き入れた冷却剤からの冷気が冷気穴6より上昇 し、畳2の上に安置された遺体に集中する。
【0009】 図5に示す実施例は、木材等にて一体化形成された枠8に冷却剤置き場4を設 け、畳表部5を残し切り抜いた畳2の中央部に枠8を填め込み、柩3の床部に固 定すると共に個々又は一塊のドライ・アイス等の冷却剤を置き入れる。又、畳表 部5に一つ以上の冷気穴を開けることにより、冷気が畳2の上に安置した遺体に 集中する。
【0010】 図7に示す実施例は、冷却剤置き場4を、切り抜いた畳2の中央部に設け、畳 2は柩3に固定する。冷却剤置き場4に個々又は一塊のドライ・アイス等の冷却 剤を置き入れ、遺体を畳2の上に安置する
【0011】 本考案の実施例は上述の如き構成からなるものであるから、いずれの実施例の 場合にも、柩3と畳2の中間又は畳2自体に冷却剤置き場4を設け、ドライ・ア イス等の冷却剤を置き入れることにより、畳2の上に安置された遺体を冷却する ことが可能となる。
【考案の効果】
上述の様に、本考案の畳固定火葬用柩は、害性の乏しい畳を柩の床部に固定す ることで、柩に遺体を直に寝かすことなく安置ができ且つ火葬の際に遺体を汚損 する恐れもない。又、固定する畳の、柩と畳の中間又は畳自体に、ドライ・アイ ス等の冷却剤を置く場所を設けることで、畳を用いて遺体を冷却すると共に冷却 剤を隠晦することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す分解図である。
【図2】本考案の第一実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の第二実施例を示す分解図である。
【図4】本考案の第二実施例を示す斜視図である。
【図5】本考案の第三実施例を示す分解図である。
【図6】本考案の第三実施例を示す斜視図である。
【図7】本考案の第四実施例を示す分解図である。
【図8】本考案の第四実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 火葬用柩の蓋 2 畳 3 火葬用柩 4 冷却剤置き場 5 茣蓙部 6 冷気穴 7 畳台 8 枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火葬用柩の床部に固定する畳の、柩と畳
    の中間又は畳自体にドライ・アイス等の冷却剤置き場を
    設けたところを特徴とする畳固定火葬用柩。
JP1994009011U 1994-06-22 1994-06-22 畳固定火葬用柩 Expired - Lifetime JP3005516U (ja)

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